あらすじ
本当に私、大人なのか?
『負け犬の遠吠え』の著者が綴る、令和の50代!
Webマガジン「ミモレ」の大反響コラム、文庫化!
上の世代からも下の世代からも、
頼りにはされても心配はされないこの年頃の懊悩を、
これから探ってまいります。――本文より
夏目漱石は四十九歳で亡くなった。
かたや、今は人生百年時代。
令和の五十代が抱える悩みの原因は、寿命が長くなったせい。
美容、体調、親、子供、仕事、趣味、セックス、老後の準備……。
もう若くない。でも、老いてもいない。
心身ともにガラスのように繊細な季節を、どう生きる?
共感必至の人気エッセイ!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
まさしく今のわたしの状況と重なり共感する内容が多々あった
子育てからの卒業は自分の存在価値の喪失につながり寂しく思っていたが私だけじゃないんだ…と
これからの私に必要な『3つの金…お金・筋肉・近所の友達』を心掛けたいと思う
老後を楽しむ土台として心身ともに健康でいることを目指したい
Posted by ブクログ
過去に読んだ「負犬の遠吠え」は、あまり共感できなかったが、時を経て自分も年を重ねた今、この本では、共感できる事ばかり。
年を重ねる事に、前向きになれる本です!
Posted by ブクログ
『負け犬の遠吠え』以来の酒井順子さん。
やっぱり女性の心理を深く細かく突いてる。
私もアラフィフ。
妻・母・娘はひと休み を出来るまでもう少し。
頼りにされても心配はされないってフレーズが忘れられない(笑)
そういう年代をユーモアにでも切実な女性心理を見事に描きあげてるので一気読み。