酒井順子のレビュー一覧

  • 本が多すぎる

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    可もなく不可もなくな読書エッセイでした…今までの酒井さんの著作を好んで読んできたゆえ、当エッセイも読んでみましたけれども、なんというかアレですね、酒井さんってあんまし小説とか読まれないんですね!

    ↑ってまあ、どうでもいいんですけれどもね…僕も個人的に最近小説が苦手になってきており、まあ、興味のある分野の新書だったりエッセイだったりを読んでいるので酒井さんの読書傾向と似ているかも…? と思ったりしました。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    んーーーーーーーーーーーーー、まあ、これといった感想はないですね…文章を堪能した感じです。おしまい。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2014年09月20日
  • 地下旅(チカタビ)!

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    都心に住んでいる身としては、東京都内への小旅行も楽しそうだなと思わせる本だった。
    その小旅行を地下鉄で行くというのが面白い。
    面白そうな地域が、地下鉄の駅からすぐにあるというのも新しい発見だった。
    また、地下鉄が走っているのは、全国的にみても、札幌、仙台、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡などの限られた都市にしか、独立した公営の地下鉄がないというのもなるほどと思った。
    地方都市の地下鉄を乗ってみたいと思うのとともに、東京の地下鉄は便利である反面、路線が多すぎて逆に使いにくいのかなとも思った。
    選択肢や情報が多すぎると迷ったりしてしまい、逆の意味で情報弱者になってしまうのと同じで、路線が多すぎ

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    2014年08月31日
  • たのしい・わるくち

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    よく書く文句だけど、この作家は「真面目」なのだろう。「わるくち」という切り口でエッセイを書くことによってどうしても気になるのが、具体的な個人を出しにくいというところ。実際に内容の大部分が一般論であり、後半乗ってきたと思ったら、引き合いに出すのが芸能人、最終的に攻撃するのは自分自身という展開となる。
    女性のエッセイで姫野カオルコにしろ、檀ふみにしろ、阿川佐和子にしろ、具体的な人物であったり内輪の人間であったり同級生であったり父親であったりを、名前を上げるかどうかは別として、ネタにして攻撃してフォローする、という周囲5mの話が多いところ、酒井順子は「AさんがBさんに言った」と記号で一般化して語ろう

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    2014年08月25日
  • 携帯の無い青春

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    単行本の方も読んでいたんですけれども、今回ブッ○オフで本作を見かけて読み返したいと思い、購入することに…。

    やっぱし携帯電話とか無かった頃のが人々もゆったりしていると言いますか、世の中全体が牧歌的…というような感じがしますね。

    今はいつでもどこでも連絡が取れるものですから、人々は「待つ」ということをしなくなったのかもしれません…みたいなことを書かれていたように思うんですけれども、僕もそうだと思いました! ←は?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、便利な面もある携帯・インターネッツですけれども、それによって失われたものも確かにある…と本作を読んで携帯の無かった頃にはもう戻れな

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    2014年08月23日
  • 本が多すぎる

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    05年4月から13年9月まで、著者の読んだ300冊弱の本についての紹介、感想であり、その本の多彩さ、興味の広さには、敬服の一言しかない。
    評論あり、エッセイあり、ノンフィクションあり。
    しかし小説の少なかったのには、ちょっと残念。

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    2014年08月19日
  • 制服概論

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    僕も制服ファンの一人として(!)本書を興味深く読ましていただきましたけれども、やっぱし酒井さんの考察は鋭い…! と今回も思いました…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    詳しい内容は忘れましたけれども(!)、自分も酒井さん同様、自分の意志ではなく、誰かに強制されて着せられている感じに身もだえしますね…特にJKちゃん…

    ヽ(・ω・)/ズコー

    けれども、昨今のJKは制服を好んできているようなところがあり、なんというかアレですね…あんまし拘束衣っぽくないところが酒井さん同様、物足りないですね…まあ、彼女らの制服姿は確かに可愛いんですけれども…

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、そんなわけで学生を終え

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    2014年07月22日
  • ユーミンの罪

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    ユーミンの歌をアルバム毎に時系列に分析。

    歌詞をここまで掘り下げて考えたことがなかったので
    こういうことだった!?と驚くことも。
    人それぞれの解釈もあると思うけど・・・

    私がユーミンのアルバムをよく聴いていたのは
    バブル期で、当時は
    ユーミンの曲を聴きながら都会の大人のおしゃれな女性に憧れていた気がする。
    ユーミンの曲をききながら読みたい本。

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    2014年07月06日
  • 本が多すぎる

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    どの話題もさらりと触れているだけなので『負け犬の遠吠え』ファンにはちょっと物足りないけれど、読んでみたい本はたくさん見つかった。

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    2014年07月04日
  • 本が多すぎる

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    酒井順子...何度も書名に騙されて買って読んでは、読んだ後や読み中に腹立って著書を壁に投げつけたり、ゴミ箱にたたきつけるように捨てたわ。でもこの本は書評をまとめたもの(本の本)ということなので、購入。途中まではいい調子!と思ったんだけど...ダメ出ししていいかな?途中までは見出しが三題話みたいに3つの言葉を組み合わせたもの(酔漢 財布 芝浜 みたいな感じ)だったのに、あるときから2つの言葉だけになっている。……ねぇ、どうして?!Why Junko Sakai? そこは全部3語の組み合わせにすべき。2語の見出しが出るたびにもう気持ち悪くて。こんなくだらない理由で星3つにした。あ、あと読みたいなと

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    2018年10月20日
  • ユーミンの罪

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    銀座Hanako物語の読後に近く文化史をさらったような印象を持ちました。曲調がPOP、乾湿でありながら良く歌詞を読むと怖いストーリーだったりするので、カラオケの選曲時には注意した方がよさそうです。

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    2014年06月14日
  • ユーミンの罪

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    中学生からキャンティに通っていたユーミン。
    都心から近くて遠い八王子。
    この距離感が多くの地方出身女性の共感できる歌詞を生み出したのかな…。

    これからも唯一無二の存在として第一線をかけ続けてほしい。

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    2014年05月27日
  • ユーミンの罪

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    ユーミンの歌を時代とともに整理することで、女性の気持ちのあり方の変化を手際良く示してみせる、酒井さんの見事な手腕に感服。

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    2014年05月04日
  • 自意識過剰!

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    著者の鋭い洞察力とユーモアある文章に何度か声を出して笑ってしまった。
    「ちかくの視線」は面白くノリノリで読んでいたが、「異性の視線」は逆にイライラした。
    この本は、共感できないと面白くないと思う。
    共感できないとイライラするだけ。
    逆に共感や同じような経験があると、言語化されたその思いに驚嘆や可笑しさを覚える。
    読後には読み手自身の過剰な自意識が、若干消化されるかもしれない。

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    2014年04月29日
  • 入れたり出したり

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    タイトルが・・・妙に卑猥なので電車で読むには他人no
    視線が気になります。
    けれども、その視線を気にするのも 酒井先生が分析する自意識過剰なんでしょうね。
    誰も見てねーっつの。
    自意識過剰な人は、やたらと他人のことを観察してしまう。だから他人も同じように自分のことを見てるんじゃないかと思う。まさにそうなんですよね。
    電車なんか乗るともう、目のやり場に困るぐらい見てしまうんです。人の目線なんかなんも気にしてない感じで音楽を聞き入ってる人なんか見ると、羨ましいんですけど 私にはそんなマネ絶対できない。
    文庫本読んでても 。(マル)のたびにキョロキョロしてしまうんですよね。

    タイトル

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    2014年03月01日
  • 食のほそみち

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    使い終わったサランラップを使用済みコンドームに例えてるところが つぼりました。
    卑猥なたとえにもかかわらず 決して下品でないのが酒井先生の素晴らしいところ。
    水・豆腐・米は私も 味の良さわかりません。
    なので それを語る人たちは 苦手だったりします(笑)湯豆腐のコースを何千円も出して食うとか 自分の金では絶対嫌だ。
    そして水道水でカルピス飲めない方とはお付き合いできませんもん。

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    2014年03月01日
  • 女流阿房列車(新潮文庫)

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    たとえ車窓からの景色がいかに絶景であろうとも、睡魔にはついつい身をまかせてしまうという、ゆる~い鉄子を自認する酒井順子さんにハードな鉄旅を強いる「小説新潮」の企画シリーズ。全11旅+おまけ1。タイトルはいうまでもなく、内田百閒に全面的に敬意を表したもの。また、随所に今は亡き先達、宮脇俊三氏へのオマージュがほの見える。男もすなる鉄旅を女もしてみんとて旅に出た酒井順子さんと新潮社の編集者K嬢の弥次・喜多旅。恋はないけれど、うまいものには目がない。鉄旅のゆるさは筆力でカヴァーしつつ、読んで楽しい本に仕上がった。

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    2014年01月10日
  • 地下旅(チカタビ)!

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    最近の酒井氏の著作は鉄道関連のものが多いですね…といっても別に鉄オタといった感じではなくてまあ、にわかオタみたいな立ち位置らしいのですが…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    僕も色々な路線を利用したいナー、などと漠然と思ってはいるんですけれども、行動に移さない人間でして、そういった人間からしてみれば本書は非常に役に立つ書、でした!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ただ酒井氏と違って自分は全然地下鉄に思い出みたいなものはないのですが…それはこれから作ればイイじゃん! ってなわけで僕も近々地下鉄デビューしたいですね…なんでも酒井氏曰く、地下鉄に乗っている時は読書が捗るみたいなので…行くっきゃないっす!

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    2013年12月14日
  • おばさん未満

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    ネタバレ

    丁寧な(この本でいうと年相応の)文章で、くすっと笑えるところも、軽い毒やスパイスもあり、さらっと読めて面白かった。

    自分よりも少し上のバブル世代の話だけれど、あと何年かしたら確実に自分にも起こる老化現象。

    読んでいるときに「行く河の流れは絶えずして…」という好きな言葉が浮かび、みな平等に年を取るのだから、まあ「痛く」ならない程度に生きていこうかなと思った。

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    2013年11月25日
  • 地下旅(チカタビ)!

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    部類の鉄道マニアでもある酒井順子さんによる東京地下鉄紀行+α。私も地下鉄は大好き。木のエスカレーターで延々と地下に潜って行ったロンドンの地下鉄や、ルーブル駅は別格としても、いずれもシャレた装飾のパリの地下鉄。ローマやミラノはあまりパッとしないが、その代わりにトラムがいい。さて、東京の地下鉄だが、私も全線を完乗し、全駅に降り立ってみたい。いずれは、と思うのだが。今回、この本を読んでみて、私には新宿線が一番馴染みがない。そして、まだ降りたことがなく、是非にと思ったのが南千住。目当てはもちろん「尾花」の鰻だ。

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    2013年10月22日
  • 結婚疲労宴

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    結婚式に関わるアレコレが綴られている本書でしたけれども、個人的には中途で飽きてしまいましたかね…まあ、僕は氏の著書が好きでこうして機会を見て読んでいるんですけれども、今回はなんちゅーか、全体的に女性寄りの内容かな…と。まあ、結婚式には新郎も重要な存在なんでしょけれども、個人的にはやっぱし花嫁のが印象強いかな…と思いました。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ブーケだの引出物だの結婚式には数多くの取り決めがあるようで、僕も著者同様、本文を読んでいるだけでウンザリしてしまいました…好きよ♪好きよ♪ だけでは決して結婚できないことが分かりました…っちゅーか、別に本書を読んでいなくても分かっていましたけれど

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    2013年10月19日