酒井順子のレビュー一覧

  • ひとくちの甘能

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    素朴な甘いもの、昔からあるお菓子に惹かれてる自分がいて、ハッとしてた今日この頃だけど、奇をてらわなさがわざとではなく、ほんとに、そういうものはいらんのだと(たまにはいいが)この人も思っているらしい。

    バウムクーヘンにシュークリームなんて食べちゃったからなぁ、今回の帰国では。
    あとはカヌレとみたらし団子があれば私はいいかも。

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    2015年06月18日
  • オリーブの罠

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    ネタバレ

    80〜90年代の少女たちから熱狂的に愛された雑誌『オリーブ』とその時代、女性に与えた影響について、同誌の愛読者でもあり執筆者でもあった著者が分析する。「元オリーブ少女&少年の面会時間」も収録。

    サクサク読めましたが,実際に自分はオリーブ読者ではなかったので,ピンと来ませんでした。

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    2015年05月10日
  • 黒いマナー

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    「マナーは時として自らの黒い心を覆い隠してくれる」
    というひと言がこの1冊を集約している。
    確かに心はなくともマナーさえ守っていれば
    後ろ指さされることはないもんね。
    人間関係にヒビが入らないように、
    形だけでも最低限守ろうよってのがマナーなのかもしれない。

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    2015年04月08日
  • オリーブの罠

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    私は全然オリーブ世代じゃないが、オリーブ世代のモテないメンタルが分かる気がする。

    私も当時高校生だったら、絶対オリーブを読んでいると思う、

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    2015年02月17日
  • 食のほそみち

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    酒井さんのエッセイはものすごーく心が揺さぶられることはそう無い代わりに、毎回ある程度のクオリティが保たれていると思う。今回も「あるあるー」「あ、それ私も!」の連続でした。気になったのが、焼き鳥屋さんと一緒に焼肉を食べに行って、焼いてもらったお肉がすごく美味しかったという話。焼き方でそんなに変わるのかー!というか焼肉食べたい!すぐに食べに行けないのが歯がゆい…!

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    2015年02月02日
  • ユーミンの罪

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    1973年の『ひこうき雲』から1991年の『DAWN PURPLE』まで、新井由実(松任谷由実)の20作のアルバムと、ユーミンに導かれた著者自身の来歴を振り返りつつ、ユーミンの時代とその時代を生きた女性について論じた本です。

    1966年生まれの著者は、男女雇用機会均等法によって女子総合職に就いた最初の世代です。本書は、そうした著者自身がユーミンの歌に見た「夢」とその後の帰趨が描かれており、いわば当事者による80年代論になっています。

    当事者に限らず、女性にとっての80年代とは何だったかを回顧する論考は、多くの人びとが語っています。その意味ではあまり目新しさは感じなかったのですが、平明な「で

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    2015年02月03日
  • ホメるが勝ち!

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    疲れたというか、感心させられたというか、そんな気分です。

    読み終えて、みんな、こんなにたいへんなことやってるんだなあ、とひとしきり感慨に耽りました。もちろん自分もすこしくらいはやってるわけですが。

    世間でおこなわれている「ホメ」を、ひたすら書き連ねたエッセイです。OLどうしのホメ合いから始まって、相手のファッションをホメる、嫁が姑をホメる、友人の彼氏や夫をホメる、料理をホメる、得意先や上司へのおべっか、メディアに氾濫するさまざまな賞賛の声、といった例について、事細かに語られています。

    ゲームかなにかだと思って、積極的にホメてみようと思いました。

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    2015年02月02日
  • 自意識過剰!

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    小説以外も読んでみよう。
    で、エッセイ。

    視点が細かく、切り口が面白かった。
    けれど、いまいち印象として残るものがなかった。

    「うんうん、あるある」
    までは感じるのだけれど、
    元気が出るとか、もっと頑張ろうとか、
    そこまで思うものはなかった。

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    2015年01月25日
  • オリーブの罠

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    この本で言うところの第3期オリーブ少女(オザケンを始めとする渋谷系カルチャーに系統しはじめた時期)としては、耳が痛すぎる分析・・・・。
    モテという女の戦場から敵前逃亡していました、はい。。。

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    2015年01月11日
  • ユーミンの罪

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    ユーミンとかいう歌手には全くと言っていいほど思い入れのない僕ではありますけれども、著者が酒井さんということで読んでみました…が。

    やはり時代を感じざるを得ませんでした…それと僕が男なのが原因かと思われるんですけれども、ユーミンさんの書く歌詞に全く共感ができないといいますか、何を言っているのかすら? 理解できないほどでした…

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、当時の女性には絶大なる人気を誇っていたらしいですからね…理解できないのは僕側に原因があると見ていいでしょう…

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、最近のユーミンさんの曲だと、というか、これも昔の曲なんですけれども…「風立ちぬ」の主題歌は良か

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    2015年01月10日
  • 紫式部の欲望

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    ネタバレ

    現代に生きる私たちからすれば、不可解に見える『源氏物語』でのあれそれも、その当時を生きた紫式部の視線から見れば理解できるのではと思った。
    『いじめたい』の章に出てくる、田舎者の代名詞「近江の君」も、現代の感覚でいえば 素直で元気があって可愛い 近江弁も可愛い とうつってしまうんだよね……。
    平安貴族って、実はかなり意地悪だったんじゃなかろうか。

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    2015年01月02日
  • オリーブの罠

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    酒井順子…おおお!しかも、オリーブ!!と思い手にとったわたしは、本書でいうところの第3期オリーブ少女。つまり著者が既に卒業してのちに、全国に雨後の筍の如く現れたオリーブ少女の1人でした。それでも、このオリーブ少女に関する分析はかなり興味深く、オリーブの他に、第3期の同時期にプチセブンや知ってる人はかなりの雑誌マニアとしか言えない角川書店刊行、幻のsassyを愛読していたので、第2期のオリーブの附属礼賛精神があるのかなぁと思います。本当に青春でした^ ^

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    2014年12月21日
  • オリーブの罠

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    なんの疑問もなくヤンキー文化に身を起いていたのに、高校受験を目の前にしたときオリーブ&mcシスターと運命の出会い。志望校ふくめいっきに方向転換したという点でも、私にとっても忘れられない雑誌。なんてことない、中3のとき、小さな海街に唯一の中型書店ができて、そこで初めてオリーブに出会ったというだけですが。でも、日本全国にそんなエピソードはゴロゴロあるでしょ。酒井さんの東京私学の感覚がまぶしい。

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    2014年12月04日
  • オリーブの罠

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    オリーブ世代ではなかったけれど、誰もが知っていた雑誌という感じ。ご当人たちは、こんな感じに分析するんだ。

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    2014年12月04日
  • 容姿の時代

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    酒井順子さんの著書は、10年ほど前に流行った「負け犬の遠吠え」を読んだが、「あるある」と妙に納得したのを覚えている。当時いわゆる負け犬だった。
    彼女の洞察というか、表現しづらいものを言葉にする能力は並外れていると思う。特に女性には普遍的な考え方が見事に、ときには恥ずかしくなるほど赤裸々に書き表されている。
    ただ、本全体の面白さという意味ではあまり後に印象が残らなかった。

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    2014年11月21日
  • ユーミンの罪

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    帯とカバーだけ見たときは、ユーミンを盛大に扱き下ろしてる本だと思っていたけれど、そんなことはなかった。
    男性にはわかりづらそう、女性からは反発がありそう…という感想

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    2014年11月07日
  • 会社員で行こう!

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    かなり古いエッセイなんですけれども、面白かったですね! もちろんこのエッセイが刊行された頃のOLと今のOLとじゃ、微妙に違うところもあるかと存じますが…

    今でこそエッセイストとして食っていけてる(!)酒井氏もかつてはOLだったんだそうな…けれども、あんまし向いているとは思わなかったみたいなんですね、自分でも。

    まあ、そんな彼女だからこそ、OLを少し外側から観察する? みたいな立場でこのような傑作エッセイが書けたのかもしれません…

    ヽ(・ω・)/ズコー

    僕も男ですけれども今後会社員になる予定ですので(!)、今作はそんな会社員ライフを覗き見しているようで楽しめましたね。おしまい…。

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    2014年11月01日
  • おばさん未満

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    【本の内容】
    若いのか、若くないのか。

    シミなのか、クスミなのか。

    あちらとこちらの間で揺れる、微妙なお年頃が40代。

    恋にファッションに、いつまで現役であり続ければいいのかと、悩んだことはありませんか。

    まだおばさんではないけれど、もう若者ともいえない…と悶々とする女性たちに、「痛くない」歳のとり方を明るく提案。

    中年になりきれないあなたへ、うなずきと驚きが詰まった一冊です。

    [ 目次 ]
    痛い




    性欲

    女性誌
    言葉

    恐さ
    健康
    IT
    たるみ
    冠婚葬祭
    余暇


    友達
    懐かしさ

    [ POP ]
    若者以上おばさん未満の40代女子が抱える身体や人間関係など

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    2014年10月25日
  • ユーミンの罪

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    私もユーミンのアルバムに踊らされていた?一人です。

    著者と年代も同じで,読んでいて
    「あるある」がいっぱいでした。

    今思うとイタイなぁ・・・。

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    2014年10月13日
  • 本が多すぎる

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    201407/読書エッセイ。紹介されてる未読の作品はどれも読んでみたいと思わせられるので、書き方の加減がうまいなあと思った。

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    2014年09月26日