酒井順子のレビュー一覧
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私は結婚はしているものの、子どもはいません。
子どもを欲しいと思ったことがありません。
ただ、そろそろ真剣に考えなければならない年齢になりつつあり、子どもがいない人生をこのまま歩んでいいのか、迷っていました。
自分が子どものころから、子どもは欲しくないと漠然と思っていました。
周りの兄弟や、友達が親になるのを見て、自分の気持ちに変化があるかもしれないと期待しましたが、今も変わっていません。
子どもを欲しいと思えない自分は、どこかおかしいのではないか、と思ったことさえあります。
子どもを産むことによって、大きく変わってしま人生に、一生責任を背負わないといけない人生に、向き合えないのだと思いま -
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負け犬=未婚、子ナシ、三十代以上の女性のことを指す
2004年の流行語大賞トップテン入りし、ドラマ化もされたらしい。
著者酒井順子さんの「家族終了」が面白かったので、タイトルでチョイスした本書でしたが、まあよくぞ「負け犬」というワンテーマでここまで書ききったなと感心するばかりです。もう20年前の本なので、当時の時代感と現在では少し違うのかも知れませんが、より未婚化が進んでいる現在の方が先鋭化されている状況と言えるかも知れません。
40代既婚オジサンからすると、真ん中辺にあったコラム・オスの負け犬で、30代半ば以降の未婚男性にはこういう問題がある5類型が面白かったです。自分も結婚してなかったらこ -
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ananの1970年創刊号からの50年余りの変遷をつづったエッセイ。
私はananまったく読んだことなかったので、へーそういうコンセプトの雑誌だったのかと、楽しく読めました。
今はどうかわからないけど、昔は皆雑誌から情報を得ていたわけで、そういう意味で、世相を敏感に映していた。
ananも時代によってかなり志向が異なっていたのだな。
創刊当初は、バリバリにとがっていて、男からのモテなど気にしない非モテ、ウーマンリブ志向。
結婚のケの字も出てここない、かっこいい雑誌だった。
山頭火を目指せ、だなんて、いまの女性誌では考えられないフレーズ。ある意味相当高尚なフレーズ。
初期は、ニュートラに -
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自分が生まれ育った家族のことを「生育家族」、結婚などによってつくった家族を「創設家族」というそうである。
著者は、両親と兄を亡くし、同居人はいるが婚姻関係は結んでいないので「家族終了」となるらしい。
確かに遠くにいても家族はあって、今はいても当たり前だと感じるが、そうでない人も多くなっているのだろう。
今の時代も家の存続を意識している人はどのくらいいるのだろうか?とふと感じてしまった。
長男が家を継ぐのが当たり前だと言っていた時代。
早く身を固めろと言われた息子。
娘は、まだ片付かなくて困っている。などと普通に言ってた時代に育った私。
これが現代では考えられない死語となっているのでは…。 -
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ネタバレ酒井さん赤裸々です。隠し通したい諸々をここまで大っぴらに出来る勇気は無いので天晴でした。
わたしなら隠し通したいが…となる煩悩が書かれててうわぁと。解説の鷺沢さんみたいに「見てたんですか士官!」ってなります。
「ここまでないけど」と思ってる方々はきっと、他のかたのレビューにもある「アタシだけは違うと思いたい煩悩」なので年末に鐘を108回撞くと良いと思います。今年はまだ1月なので気が長い話です。
関東出身の元同僚はたぶん酒井さんと同世代なのですが、気を抜くと語尾が「〜わ」「〜よ」となる人だったのでやっぱり珍しいんだなと思いました。(吉本ばなな作品の登場人物たちと同じ喋り方だ!と高まっていました