酒井順子のレビュー一覧
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作者の食癖エッセイ。ついにやけてしまう、食のこだわりが続々登場。
宴会の引き際の難しさ、大皿の海老をついつい数えてしまうセコさ、カヌレって美味しかったっけ・・・等、「そうそう!もしかしてうちの会話聞いてた??」という感じで、さくさく読めます。Posted by ブクログ -
結構古い本だったりしましたけれども、面白かったですねぇ…皆、しかめっ面をしながら働いていもやっぱしトイレの話題には敏感! というか、まあ、働いてヘトヘトな毎日では気詰まりになってしまいますから、たまにはこういったエッセイも必要でせう! ということなんでしょう、きっと…。
ヽ(・ω・)/ズコー
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いつもどおりの安定感のある内容。この人の裏の裏を読んだり、すみのさらに片隅をよんだりする力にいつも、感嘆する。。。ただし今回は彼女の本達のなかではやや平凡か?
新聞歌壇のコミュニケーション
ラフォーレと109の違いとは?
二十年目の”同期の桜”
よかった。Posted by ブクログ -
著者は私服の高校に通ってたため制服に憧れがあったとのことですが、自分はとにかく制服が嫌で嫌で堪らなかったことを思い出した。
ただ見る側に回るのは楽しくて好き。
あと、寿司屋の「ネクタイ板さん」反対に一票。Posted by ブクログ -
なんとなく都会派の代表のような酒井順子さんと、ベタな(あっごめんなさい、賛辞です)鉄道、という取り合わせが不思議な気もする、このコラボ。
バリバリ鉄道マニアの編集者の立てたプランに基づき、酒井さんと女性編集者がただひたすらその行程をこなすという、楽園的なお仕事をまとめた本です。
なあんて、言ってし...続きを読むPosted by ブクログ -
好きなことを肩肘張らず、淡々と。
でも、酒井さんの目には、ちゃんと大事なところは見えている。
酒井さんが高校生の頃のエッセイも読んでいるけど、昔から冷静な視線が変わらない。そういうところがいい。Posted by ブクログ -
どれも過酷な企画でもちろん面白く読みました。
しかし、地下鉄でものを食べる女子と著者は結びつきません。見かけていたら引いてしまうかも。
でもどこか冷静な視線が有るのは著者の特徴?Posted by ブクログ -
内容としては、題から想起される百閒よりも、宮脇俊三さんへのオマージュである。趣味とは、興味のない人からは無意味に見える行為であることをまさに実践しているところが心地よい。しかも、女性ゆえの几帳面さがまたいいと思う。最後の原武史との対談が面白かった。Posted by ブクログ