酒井順子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者のほかの本とかぶってるの内容も多々ありましたが、楽しめました。
ためになります(笑)
実践可だと思いますが、あまり調子にのってやりすぎると確実に嫌味になってしまうので 要注意です。
人の彼氏・人の子供・・ ホメるとこがないときの対処法が がっつり書かれてて、かなーーーーーり当てはまります。
リアルで誉められても こうゆう場合はこうなんだよな~~~とか裏をかいてしまうと、こいつ嫌味行ってんじゃねーかー!と 素直に喜べなくなるので、、、、
今 現在自称素直だと思ってる方は読まないほうがいいです。
自称根性悪ですな方は 根性悪に磨きかかると思われます。 -
Posted by ブクログ
京都人にとっては、このタイトルはいくら洒落といっても文化財というものを愚弄しているかのごとく響くことに間違いない。出版業界が東京人で占められるようになると大変なことになると予感させるに十分だ。
とはいえ順調に対象領域を広げてきた酒井の成長が、ついにここまで来たかと驚いた。僕自身が、三島の金閣寺と水上勉の対比は、テーマにして考えてみたいと思っていたことでもあるからだ。『五番町夕霧楼』と『金閣寺』のトーンは、日本の文芸スタイルを二分するものとも思うし、三島と水上の人生そのものが対比的だというのは本書のとおり。
正統な文芸批評でもなんでもないが、酒井の提示する視点は、どの分野でもとても深い二分法 -
Posted by ブクログ
筆者は否定しておりますが、この本は完全なる『コスプレ』企画です。定番のセーラー服からスチュワーデスに始まって茶摘娘やゴスロリ、中には青森のねぶた祭りや十二単などの『マニアック』なものまであります。
セーラー服/タカラジェンヌ/茶摘娘/ スチュワーデス/カウガール/ディスコファッション/ 陸上自衛隊/青森ねぶた祭り/ビーチバレー/ キャッツ/バスガイド/キャバクラ嬢/ 養蜂家/ゴスロリ/合唱団/巫女/ 永ちゃんファン/十二単…。
これらの衣装を着て、さらに可能な限り その職業ないしスポーツに挑戦する、という なんともチャレンジャーな企画を単行本化したのが 本書です。
ご本人は『コ