酒井順子のレビュー一覧
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鉄道に関する著作をもつ三人が、鼎談をしながらの鉄道旅紀行。スケジュールの都合なのかもしれないけれど、もっとこの連載、続けてほしい。原さんの「駅そば」に関する考察、八高線の分岐など、実に楽しく読みました。Posted by ブクログ
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「負け犬の遠吠え」の著者の本。
アラフォーの世代にとってはドキっとするタイトル。
若いとは決して言えないけれど、おばさんというほどにも老けてはいない、そんな狭間の年齢の女性の気持ちを代弁する、軽快な文体のエッセイです。Posted by ブクログ -
面白い。
おじさん二人と酒井さんが列車でテーマに沿って旅をする企画が
本になりました。
この通りに旅行してみたいと思ってしまいました。
酒井さんがいつも旅行で使っているリュックも欲しい・・・。Posted by ブクログ -
ヒヒヒと心の中で笑いながら読みました。
本編とは関係ありませんが、巻末の著者と長嶋一茂の対談を読むと、「一茂って、意外と器大きい人なんだなぁ。」とウッカリ感心してしまいます。Posted by ブクログ -
一章は、「公」と「素」が交ざり合うトイレで、日夜繰り広げられる女子の葛藤を描く。女子トイレっていう非日常が面白かったし、読んでるとトイレが小さな日本のような気さえしてくる。
二章は、若者言葉の根元にある心理や成立ちの考察。
「バリバリ」のキャリアウーマンも「バリバリ」のヤンキーも、「バリバリ」とは...続きを読むPosted by ブクログ -
家に本を置き忘れた日に時間潰しに買ったものですが、大変面白く読めました。この人の行った道はいずれ私も行く道であることよ。
でも、「この年齢になると人生山も谷も経験済み」は万人に当てはまることではないと思うな。Posted by ブクログ -
かの名作『枕草子』を酒井順子さんが解説&意訳と聞いてぜったいおもしろうだろう…と思い手にとった。
清少納言とは千年も時代がちがえど、感覚は同じところもあった、自覚のないブスはきらいだったなど、今まで見えてこなかった清少納言を見せてくれます。酒井さん節がおもしろいし、『枕草子』の品格は下げたかもしれ...続きを読むPosted by ブクログ -
2010.07.05 (53) それを言っちゃおしまいだよ、というような内容が知性的にかかれており、面白い。しかしR15指定ぐらいはして欲しい。あまり中学生の娘に読ませたくない。変にませるというかひねくれた性格になりそうで怖い。Posted by ブクログ
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オジサンが読む「週刊現代」に連載されていた記事をまとめたもの。
ということで、下ネタっぽいテーマもありますが、酒井さんの筆にかかると、興味深い文化考になってしまうから不思議。
さらっと読めるので、隙間時間の読書におススメ。Posted by ブクログ -
現代風に清少納言の言っていることを面白おかしく訳し、「ブス」「男」など興味を持ちやすいような題から枕草子を読み解いていく。ただ面白いだけではなく、各章を読むことで清少納言がどんな女性であったかが徐々にわかっていき、共感や感心を得られる。
和歌や薫物、十二単など平安の文化は貴族の世だけあって情緒的。現...続きを読むPosted by ブクログ