酒井順子のレビュー一覧
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ネタバレ酒井さん赤裸々です。隠し通したい諸々をここまで大っぴらに出来る勇気は無いので天晴でした。
わたしなら隠し通したいが…となる煩悩が書かれててうわぁと。解説の鷺沢さんみたいに「見てたんですか士官!」ってなります。
「ここまでないけど」と思ってる方々はきっと、他のかたのレビューにもある「アタシだけは違うと思いたい煩悩」なので年末に鐘を108回撞くと良いと思います。今年はまだ1月なので気が長い話です。
関東出身の元同僚はたぶん酒井さんと同世代なのですが、気を抜くと語尾が「〜わ」「〜よ」となる人だったのでやっぱり珍しいんだなと思いました。(吉本ばなな作品の登場人物たちと同じ喋り方だ!と高まっていました -
Posted by ブクログ
『負け犬の遠吠え』で一躍ブレイクした著者の家族エッセイ。
ご両親、なかなかのツワモノでした……。
お母様は確かに世間一般の「母親像」からは、逸脱する部分もあるけど、著者との相性は良かったんだろう。
行動だけ見れば毒親とも取れるが、それでも毒にならないのは偏に親子の相性が良かったからではないか。
親子といえども別人なので、必ずしも全ての子供が良い相性の親のもとに生まれるわけではない。
最後の方で、必ずしも生活のパートナーと性愛のパートナーは同じでなくとも良い、というのは私も同意見。
中年夫婦のセックスレスは市民権を得ているのに、若者の友情婚は何故認められないのか。
(男女であれば制度上は可 -
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歴史に名を残した著名な女性たちの、人生の転機となった年齢とそのエピソードを綴った一冊。
酒井さん独自のツッコミやコメントも光る。
レディガガ、オードリー・ヘップバーン、与謝野晶子、松田聖子、金子みすゞ、清少納言、ダイアナ元イギリス皇太子妃、キュリー夫人、アガサクリスティー、持統天皇、ベアトリクスポター・・・
など、時代、国、ジャンルを超えて、実に様々な女性たちが登場。
オードリー・ヘップバーンが実は緊張しいの自信のない性格だった、与謝野晶子のパワフル過ぎる行動力、金子みすゞの薄幸な人生、2度もノーベル賞を獲ったキュリー夫人の娘もノーベル賞を獲っていた、ベアトリクスポターは絵本作家だけでなく -
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平安時代を生きた5人の女性を和歌や随筆と生い立ちをヒントにその人柄を紐解いていくという1冊。
古文はもともと苦手で自分ではまともに訳して読むこともできませんが、現代の人々に置き換えて解説してくれるので非常にわかりやすいです。
まず、歴史の教科書に載っている人物たちに会ってみたいという感覚を自分が持っていないので、ここまで感情移入する筆者の感性がとても新鮮に見えました。
そもそも1000年以上語り継がれる文章を残している時点でとても凄いことなのでその人自体に何がしかの魅力があるのはある意味当然なのかもしれません。古文や漢文をもっと勉強したくなる本でした。 -
Posted by ブクログ
2002年に連載されたエッセイを編集したもの。現在にも続く「勝ち組、負け組」のさらに前に出現し、話題となった「負け犬」についてのエッセイ集。
筆者曰く、「どんなに美人で仕事ができても三十代以上、未婚、子ナシ」は負け犬と定義している。筆者自身がまさにその定義に当てはまっていた頃で、自虐・自戒も含め「負け犬」の生態をさらけ出す。「時間もお金も自由!」という思想は「遠吠え」に。定義の内容から当然のように男性側の対応とも深く関わってくる。
女と男のホンネをこれでもかとさらして、三十代の頃「オスの負け犬」だった私も苦々しく、しかし何度も笑わされながら読んだ。笑いの中にも「少子化対策は女性への対策だけ -
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男女平等が叫ばれるようになって久しい現代でも、男尊女卑的な思想は世間のそこここに転がっている。そのルーツを辿ったとき、男尊女卑的な思想を持っているのは、必ずしも昔ながらの価値観を引きずる男性だけとは限らない。中には、男が上で女が下、という価値観を自ら選び、実践している女性もいる。彼女たちは煙草や酒を嗜むかのように、いわば嗜好品の一つとして男尊女卑的な思想を生活に取り入れている、ように見える。そういう女性のことを、筆者は「男尊女子」と呼ぶ。
前から気になるタイトルの本だなあと思ってはいたものの、この「男尊女子」なる存在を完全否定したり糾弾したりするような内容であるなら、それはそれで多様性を