夢枕獏のレビュー一覧

  • 陰陽師 龍笛ノ巻

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    ずっと気になっていたので、読めてよかった。
    めっちゃ面白い!って感じではなかったのだけど、このシリーズは読破しておきたいかな。
    軽く読めるのもいい。

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    2010年03月07日
  • 陰陽師 1巻

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    この人の絵はまったくもってビミョーだが、台詞が死ぬほどイイのである。大貴族藤原兄弟に痺れる。清明さまなんて名セリフ集をつくりたいくらい。

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    2010年02月06日
  • 陰陽師 夜光杯ノ巻

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    ネタバレ

    「陰陽師」三年ぶりの短編集。
    晴明と博雅のあいだに流れる空気がやけに艶っぽくなっていることと、これまでの作品にくらべて表現に深みが感じられないことに多少の違和感も覚えたけれど、安心して浸れるお決まりの展開は健在。

    「この世に、おまえがいてよかったと、おれはしみじみと今、そう思っているのだよ、晴明-」<食客下郎>

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    2014年12月09日
  • 黒塚 KUROZUKA

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    義経と吸血鬼、そして近未来という題材に惹かれました。
    アクション小説を探して行き着いた一冊。
    終わり方に「永遠」のようなものを感じました。
    聖書とか、偉人や聖人?とか出てきたときにはなんかもう、オイシイ気分でした。

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    2010年04月12日
  • 奇譚草子

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    古くは『日本霊異記』や『今昔物語集』、はたまた『百物語』『耳襄』に匹敵する不思議で怖い出来事を集めたのが本書『奇譚草子』である。一本多い手の話、手に映ったサムライの顔の話、何度も雪に埋めた死体の話、逆さ悟空…等々、現代に伝わる怪異な話の数々を収録。夢枕ファン、待望の一冊が遂に復刊。

    カテゴリがイマイチよくわからないけど。
    とりあえず小説って感じではないので。
    そんなに怖いって感じでもない。
    これだけまとめたってだけでも大変だったとは思う。

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    2010年01月11日
  • 平成講釈 安倍晴明伝

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    いろいろな晴明説があって、中には思わず笑ってしまうものも。
    『陰陽師』シリーズを読む合間に時々読みたくなる一冊。

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    2009年10月24日
  • 絢爛たる鷺

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    獏さんと玉さまの出会いやエピソードがつまった一冊。

    舞台の台本も有。
    獏さんの言葉や文章に対する拘りや信念を感じる。
    そしてやっぱり獏さんの文章は美しい。
    声に出して読まれる事を前提にした、台本の台詞はそれはもう素晴しい。思わず読み上げたくなる美しさ。

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    2009年10月13日
  • 陰陽師 1巻

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    昔、晴明がすきですきですきで、京都の修学旅行で一人抜け出して、
    古いときの清明神社にいきました。
    なぜあんなにはまったのか今となってはわかりませんが
    晴明にのめりこんでいて、そんなときにこんなコミックもではじめ、そしてブームになった。
    夢枕さんは好きだけど、岡野さんの漫画も嫌いじゃないのだけど
    なんとなく、陰陽師は、苦手だった。
    今読めばすごくおもしろいとおもうのだけど。

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    2009年10月04日
  • シナン(上)

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    この作者の神仏宇宙論は相変わらず。最近はこの繰り返しばかりなので飽きてきたよ。
    キャラもほぼ今までの作品の中からの焼き直しだし。

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    2009年10月04日
  • 魔性菩薩(上)

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    ネタバレ

    美男子にして女たらし、明朗なるも狂暴な精神ダイバー毒島獣太に美味しい仕事が舞い込んだ。超アイドル歌手叶雪に潜ってくれという依頼である。可憐な天使が、夜ごと卑猥な淫魔と化すという。雪を呪詛う者がいる。その正体は、そしてその狙いとは。

     1997年8月15日初読

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    2011年12月12日
  • 黒塚 KUROZUKA

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    2003.6.7 4刷 857
    十二世紀末。鎌倉に追われる九郎坊と大和坊は、奥州の山中で妖麗な女が独居する藁屋に一夜の宿を請う。黒蜜と名乗る女は奥の間を覗かぬことを条件に逗留を許す。十九世紀、奥州山中の荒屋に宿を請うた男は、生首となって生きる九郎坊を奥の間に見る。さらに時代は流れ……九郎坊は高層ビルから廃墟と化した都市を見下ろしていた。永遠の命を生きる異形の者の、時空を超えて展開する愛憎と闘い。

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    2009年10月04日
  • 怪男児

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    変わった話だと思った。
    非人間的な、一人の少年が、純粋さと智恵子への想いであらゆる力を発揮するという話。

    露骨な性的描写は無く、そっち方面は全然主旨では無いようで、誰でも厭な思いをせずに読めるはず・・。
    表紙がよくわからないのだが、最初の方はあたたかい、春色の話で、最後は黒い、月夜のイメージだ。

    読んでて楽しいのだが、また読みたい、という気は起きない私だ。

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    2009年10月04日
  • 陰陽師 龍笛ノ巻

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     賀茂保憲、本格参戦です。飄々とした感じが晴明とも道満とも違っていて、この話の術者の中では今のところ一番お気に入りかも知れません。「むしめづる姫」の露子姫は、メインキャラになれそうな雰囲気なのですが・・・・・・今後また登場するのか楽しみです。「飛仙」に登場する、天足丸とは違う万病薬が凄く欲しいです。飛べなくても良いからその薬が作れるようになりたいです、ご老人。

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    2009年10月07日
  • 黒塚 KUROZUKA

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    夢枕さんをしっかり読んだのは初なのですが、良かったです。
    和風ヴァンパイアって感じですね。
    それなりに怖いですよ。
    けれどもこれくらいないと印象薄いかな?
    きれいな話でした。

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    2010年09月18日
  • 餓狼伝 the Bound Volume.3 【合本版】

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    3冊合本。まとめて読むのが正解かも。悩みが渦巻く沈鬱なイメージ。豪放磊落な象山のみに惹かれる。バーリ・トゥードへ執拗に言及。当時は画期的な格闘情報だったんだろうな。最期までページをめくりたくなるけれど、なかなか話は進まない。カタルシスが欲しくなる、格闘小説。

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    2009年10月04日
  • 陰陽師 太極ノ巻

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    平安時代に活躍した陰陽師安倍晴明とその友の源博雅を
    描いたシリーズ第七作目。

    このシリーズには一つの「おきまりのパターン」がある。

    いつも物語は、晴明の屋敷で二人が庭を眺め、
    変わり行く景色を感じながら酒を飲むシーンから始まる。

    素直でロマンティストな博雅は、その庭から感じ取った
    あるがままの自然の姿について自分の感想をを率直に述べ、
    それを晴明は不思議な微笑を浮かべながら聞いている。
    時に博雅は、そこから生じた疑問を晴明に投げかけると、
    晴明は「呪」の言葉を用いて説明しようとする。
    しかし、単純な男である博雅は、
    晴明の「小難しくてややこしい」説明を嫌がる。
    本当は博雅はその「ややこしい」と言って嫌がる「呪」の理を、
    根本では分かっていてそれをちゃんと口にしているのに。
    そんな博雅を、晴明は「よい漢(おとこ)だ」と褒める。

    そんな一通りのやりとりが行われた後、
    博雅が晴明に相談を持ちかけたり、
    客人が来たりして話が展開していくのだが、
    今まで何度となく繰り返されてきたこの冒頭のやりとり。

    なのに、毎回シリーズの最新刊を購入して
    初めのページをめくった瞬間、このおなじみのシーンの描写が
    自分の目に飛び込んで来る「お約束」を、
    「またか」とうんざりした気持ちを覚えた事は
    一度たりともない。

    むしろこの二人がいつもの場所で簀子の上に座り、
    ほろほろと酒を飲んでいると、
    自分もまたいつもの場所に来られたような気がして、
    なんだかほっとするのである。

    夢枕獏の陰陽師シリーズは、いつまでもこの「お約束」から
    物語が始まってもらいたいと思う。

    今回収録されている六話の短編の中では、
    本巻を最初に飾っている「二百六十二匹の黄金虫」が一番好き。

    私の好きな登場人物の一人である露子姫が再登場。
    相変わらず、平安時代のお姫様らしからぬ風変わりぶりだけど、
    その「私は私よ」的な性格が彼女の最大の魅力。
    今後もちょくちょく父実之の目を盗んでお屋敷を抜け出し、
    晴明、博雅と色々冒険してほしい。

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    2012年02月04日
  • 陰陽師 鳳凰ノ巻

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    シリーズ第四作目。

    悪くはないと思う。
    悪くはないと思うのだが、
    しかし、自分の気持ちの問題で相済まないが、
    前作に圧倒的に感動させられてしまったため、
    その後に続くこの巻の印象がどうしても薄い。
    「付喪神ノ巻」の存在がなければ、
    もっと高い評価をしていたと思う。

    晴明がライバル蘆屋道満と術の競い合いをする
    この巻ラストに収録されている作品は、
    ある意味このシリーズのファンが
    「いつの日か・・・。」と
    待ちに待ったシチュエーションだと思う。

    この作品を読むと、蘆屋道満という人間が、
    この「陰陽師シリーズ」の作品中において、
    ただ悪役的役割をこなしている訳ではない事がわかる。
    彼は、晴明と相容れない所も多くあるものの、
    その晴明と劣らぬ魅力を持った人物である。

    優秀な陰陽師が二人、お互いにその能力を認め合い、
    相手の考えを尊重している。
    この陰陽師二人の懐の深さを前にしたら、
    彼らを見世物にして、技を競い合わせた貴族達は
    なんて薄っぺらな人間なのだろう。

    いつの日かこの二人の陰陽師が、
    命がけの対決をする日がやってくるのだろうか。
    それを考えると、ちょっとドキドキする。

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    2012年02月04日
  • 聖楽堂酔夢譚

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    虚実ないまぜの書評風エッセイの予定が、いつしか半自伝風に盛り上がっていく。本の雑誌で連載当時は、自伝めいた展開に馴染めず途中で読まなくなっていた。初めて通読。今読むと、面白い。特に"螺旋経典"のくだり。当初のコンセプトどおり、架空本の書評エッセイで盛り上がって欲しくもあったが。

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    2009年10月04日
  • 餓狼伝 the Bound Volume.2 【合本版】

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    4〜7巻の合本。一気に読ませるのは変わらず。ただし文七の存在感が薄まり、豪放な象山に魅力が集まった感あり。戦いが戦いを呼ぶ割に、なんだか記号論の世界へ向かった。人を壊す技術を身につけることの充実と空しさを描こうとしたのだろうか。

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    2009年10月04日
  • 餓狼伝 the Bound Volume.1 【合本版】

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    「覚えた技で実戦したい。俺は、強いのか」欲望は己の武道。打算や駆け引きは最小限に、ひたすら空手とプロレスを軸に、戦いのみへ特化した物語。舞台を成立させるためにページは膨らみ、新たな男が現れる。もはや20年前の小説。面白かった。シリーズの1〜3巻、外伝1巻を一冊にまとめた06年刊行の合本。800ページ強を、ぐいぐい読んだ。

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    2009年10月04日