手塚治虫のレビュー一覧
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浦沢直樹さんのPLUTOを読んだので、原作である手塚治虫さんの「地上最大のロボット」を読みました。
アトムのお話で一番人気の作品みたいですね。確かに、悪役の強いロボットが出てきて、次々に世界の強いロボットが破壊されて、アトムも負ける。アトムは改造されて、再び決戦。
展開はバトル漫画の王道。
原作を読んで、これをリメイクした、浦沢直樹さんの構成力にビックリです。
原作の要素を汲みつつ、かなりの肉付けをして、物語にサスペンス、ミステリーを加えている事に、原作を読み知りました。
ラストでアトムが
「僕•••いまに、きっとロボット同士仲よくしてけんかなんかしないような時代になると思いますよきっと•••」
と空を見ながら呟く言葉が心に残りました。 -
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「焼け焦げた人形」「ピノコ生きてる」「2人のジャン」「からだが石に」などこの巻も名作ぞろいです。
「からだが石に」はいろいろ考えさせられます。 -
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泣ける
「万引き犬」のエピソードは何度読んでも泣けます。
古い作品ですが今読んでも充分面白いです。
「ときには真珠のように」も良かったです。 -
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不朽の名作
不朽の名作ではありますが、今読むとトンデモ回もありますねw
「人間鳥」なんかその最たるものかなw
「ミユキとベン」が良かったです。 -
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無料で全巻よんだが…改めて
無料で全巻よめたが改めて買い直したいと思った作品。
ブラックジャック…子供の頃、いろんな場所で飛び飛びで読んでいた作品
最初から最後までをきちんと読んだ事はなかったが、子供の頃もとても興味深く読んでいた作品だ。
そのブラックジャックの医師になる前の作品。
まず、絵が今風でイケメンすぎるのはさておき、学生のブラックジャックの人間味の豊かさに圧倒される。
欲にまみれた大人が多い中、翻弄されるブラックジャックが高い志をもちつづけて戦い続ける勇気に頭が下がる。
そして、多くの手塚作品のオマージュは涙無くして読めない(あぁ、火の鳥でそういうエピソードあったな、とか)
秋田書店さんは、主流の漫画から遠いかもしれないがいい作品をたくさん世に出してくれてる。
こういう作品が少しでも広まってほしいと思う -
Posted by ブクログ
▼「リボンの騎士」手塚治虫。初出1953年「少女クラブ」版。講談社文庫。今、講談社の手塚治虫文庫全集で読めるもの、を読みました。「リボンの騎士」は1953年から「少女クラブ」で。1963年からほぼ同内容がセルフリメイクで「なかよし」に連載。今回読んだのは(また一般に今「リボンの騎士」とだけ呼ばれている漫画は)「なかよし」版の方だと思います。
▼再読です。他の手塚漫画と同じく、高校生くらいの頃に読みました。30年以上ぶりに、今度は小学生の娘との付き合いで。
▼架空欧州風ディズニー風世界のとある王国シルバーランド。そこの王女のサファイヤは、とにかく事情があって女子なのに男子だとして育てられた名剣士。色々あって一瞬だけ女子に扮装したサファイヤに一目惚れをした、隣国ゴールドランドの王子・フランツ。要はこの二人が最終的に結ばれるまでの物語。
・男女の心を適切に入れて赤ちゃんにする、天使たち。そこから使わされたお調子者の天使・チンク。サファイアに男女両方の心を飲ませちゃった責任をとって下界に降りて、サファイヤを見守ったり実際に守ったりする。
・シルバーランドの王位簒奪を狙う悪者たち。
・フランツを我がものにしようとする悪魔(女性)。我が物というのは、「お婿さんにする」という意味。
などなどの要素が入り混じって、もう、とにかくエンタメ要素がこれでもかコレでもかと、恐ろしいまでの密度で押し込まれた作品でした。すれ違い、誤解、嫉妬、自暴自棄、暗殺毒殺、追放と放浪、偏見と悪意、魅力的な悪役・脇役(悪魔の娘)・・・もちろん、男装の令嬢、フィジカルに戦える女の子、ファンタジーとハッピーエンド。ちょっと、詰め込みすぎですね笑。
▼改めて、手塚治虫さんって天才としか言いようが無いなあ。そして、8歳の娘が2023年に読んで、大興奮の止められない止まらないでした。
▼この手のファンタジー世界って、ディズニー作品ももちろんそうなんですが、いつ頃のどこがドンピシャイメージなんでしょうかね。風俗その他から考えるに、鉄砲がまだ出てこないし、蒸気機関車や蒸気船もない。やっぱり中世でしょうね。1500年以前のヨーロッパ。金髪もいるけれど、黒髪のラテン系も混じるから、地域としてはフランスや北イタリア、南ドイツあたりとかなんでしょうかね。
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謎だらけでも話は進行して
やはり手塚治虫作品を彷彿とさせる諸登場人物が出てくると嬉しくなりますね。出てくる美女も、おそらく敢えて、ちょっと手塚タッチにされていますしね。
最初の方に出てくる、謎の島のエピソードも、本編に出てきそうな話でした。
怒涛の展開で、猿田博士の娘まで出てきて、やたら武装していますんで、ちょっと裏もありそうな。
メカとかはアナログタッチなので、そこはカサハラテツロー氏の趣味だろうと思います。
お茶の水博士たちが作ろうとしているのって、故・小松左京氏の最後の、未完の小説「虚無回廊」に出てくる、人工実存っぽいですよね。
作者が巻末で参考文献も挙げていましたが、この辺の取り組み、果たしてどこまで出来るのやら、とは思います。
こちらは続きが読みたくなる作品ですね。 -
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カサハラテツロー氏の解説も良く
前半は1巻からのロボレス大会の続き、A106も負けそうになりますが、対戦相手のマルス、最後は何故か機能停止し、A106が優勝します。
マルス、ジェッターマルスかな?と思ったらやはり巻末の設定画の解説にそう書かれていましたね。
伴俊作氏、やはり若かりし頃から探偵っぽい調査能力、高かったようですね^ ^;
謎の美女、ロロ博士の正体も気になるところですが、彼女もいずれまた出てくるでしょう。
後半にもまた別のロボットを操る博士が出てきて、こちらも鉄腕アトムの人気エピソード絡みのマシンでした。
浦沢氏の「プルートゥ」元ネタ部分は、私も好きですよ。 -
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未完
百鬼丸も、親には恨みきれないほどのことをされているはずなのにあっさりしているし、
体もまだまだだし、いかにも打ち切りに見えてしまう。先生はあとがきで、この作品への
意欲が半減して、と書いておられるが、人気の影響もあったのかもしれない。
どろろが成長した姿なども初期の構想にはあったのかもしれない、と妄想しつつ。 -
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手塚先生の妖怪もの
魔物達に取られた自分の体を取り返すために戦う百鬼丸と、それについてくる
こそ泥の子供どろろの旅を描く手塚先生の妖怪もの。
百鬼丸のアイデアが秀逸だしどろろのキャラもいい。全体に重い雰囲気になるので、
内容としては大人向けだったのかも。 -
Posted by ブクログ
『地底国の怪人』
社会性生物が人類になるといふ展開、当時の良い子向けとしては異様なのではなからうか。「チランノザウルス」が「今から八百万年前」の生き物だと言って問題なかったころに。
そんで地下へのトンネルを建設するためのロケット列車が「前世紀の怪物」と言はれる。かっこいい。
耳男さんは蔑視され、親友からもアレですごいことになり、でも人類のために奉仕する。そんで最後が。この泣かせは将来愉しみ系。
『魔法屋敷』多分このヒドラさんは当時としては「けしからん」格好なんだらうなぁ。
科学文明と魔法文明がせめぎあってゐて、そんでそのなかの複雑な環境にヒドラさんがゐて、と言ふのはなかなか良い。トリケラトプスは「今から七千万年前」だった。なほおまけのアレは、「大自然を凝視した結果」怪物が出たと、手塚神が産れた頃に亡くなった南方熊楠といふ植物学の先生が言ってゐる。
『森の四剣士』スターシステムが、微妙なので、こっちでハム・エッグさんがヘタレをやってるのはよいのだが、「父親」が全く同じ造形なので面食らふ。
展開が、なんかのフォーマットに則ってるっぽくてなんかアレ。てふか昭和二十年代に「ライオン=歯磨き粉」があったのね。