手塚治虫のレビュー一覧

  • 火の鳥 手塚治虫文庫全集(5)

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    10年前にこれを読んでいたとしたら単に未来の夢のようなロボットの話として捉えていたかもしれない。しかし今の自分は「AI」という現実的な対象に重ね合わせて、近い将来同じような状況が起こり得る可能性を強く感じた。"Detroit;Become Human"で扱われるような人工知能(=ロボット)が感情を持ち、人間に服従する存在からの脱皮を図る、というテーマは最近盛んに取り上げられる。本書は50年前の作品であるにも関わらず、現代と同じ切り口で人工知能における人類の課題を指摘していることに驚く。

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    2018年07月01日
  • #こんなブラック・ジャックはイヤだ 2

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    真似して描ける人は多分いっぱいいると思う、絵の上手い人なら。絵を写すと言うだけなら一発芸的に。つのがいさんは「手塚先生の漫画が好き、絵が好き、タッチが好き」だけでまるで手塚先生が描いているかの如く描けるまで、好きと言う気持ちや手塚先生に対する尊敬の念が真っ直ぐで素敵だ…。模写で、似てる様に見せる描き方は出来る、が、作者と全く同じタッチを真似るのって本当に難しい。模写してると解るが、似てる様に見せかければいい訳だから、この線は入れなくても似てる様に見せる事は出来る、と言う計算が働く。そうではなく作者そのものの描き方をやりたい、と言う情熱は凄い。

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    2018年05月11日
  • アトム ザ・ビギニング(5)

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    この巻だけ読んでも、勉強になるところが多い。
    ロボットがヒトのような感情を備えるようになったとき、ロボットはヒトと同じような人権をもって接されなければならない。
    これは、映画ウォーリーでも問われていたテーマで、本作でも難しいテーマとして描かれている。

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    2018年04月25日
  • #こんなブラック・ジャックはイヤだ

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    手塚先生ごめんなさい!禁断のB.Jギャグ

    原作崩壊!?ゆとりのB.J、良い子なキリコ、パリピなロック達にピノコのツッコミが炸裂する!彗星の如く現れた新人イタコ漫画家、つのがいが天才的画力で描いた神をも恐れぬブラック・ジャックパロディ、ついに単行本化!しかも手塚プロダクション公認!!著者のSNSに公開された作品だけでなく、この本でしか読むことができない合計40ページを超える描き下ろし漫画(B.Jレシピや学園モノや手塚治虫タッチに目覚めるまでのエッセイコミックなどなど)も収録。そして巻末には、マジメに描いた美麗カラーイラストギャラリーのオマケもあります。

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    2018年01月04日
  • Dr.キリコ~白い死神~ 1

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    ブラックジャックの登場人物である死神の化身ドクターキリコを主役にした医療漫画。何でも安楽死でなくルールがあるのがとても良いです。医療の終末期について勉強になります。話のテンポも良いです。

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    2018年01月04日
  • バンパイヤ 手塚治虫文庫全集(2)

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    これは、なかなかの傑作では。
    特に、第2部の導入の仕方が、凄いなぁと。

    でも、「どろろ」と同じで途中で終わってしまいます。

    続き、読みたい。

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    2017年12月27日
  • ヤング ブラック・ジャック 3

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    相変わらず、うっすらと違和感を覚えながらも読み進め、引き込まれてしまった。

    まさか、あの『ミッドナイトと『七色インコ』が物語でつなげられるとは。

    ん? このマンガは、本編では描かれなかった、キャラ同士の交流とか、他の作品の裏設定までも遠き明かしていくスタイルなのか?

    とまで思ったり。

    最初の頃よりはおもしろく感じてきた。
    続きを早めに読むことにする。

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    2017年08月03日
  • ヤング ブラック・ジャック 2

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    一巻のレビューを見て思ったのだけど、

    このマンガは、本編と絡んでいる部分はあるのだけれども、イメージ的には二次創作もの、と考えてもイイかも、と言う感じ。

    映画やドラマのリメイク版を見て「主人公はこうじゃないよな」って感じたりする、あの感じ。

    BJって、こんなに感情をあらわにする人だったっけ?
    と、どうしても思ってしまう。

    手術費用に対する感覚とか、命に向き合う姿勢とかは変わらないのだろうけれども。

    ドクターキリコもでて来た。確か、本編では過去に軍医をしていたと言っていたから、そうなのだろう。
    この後、彼をどんな運命が待ち受け、そして本編のようなキャラになっていくのか。
    まぁ、本編でも

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    2017年07月20日
  • アトム ザ・ビギニング(1)

    購入済み

    先が気になる~

    細かい描写が段々増えていくところがうまい。
    アトムはいつできるのかな。

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    2017年04月30日
  • 奇子 3

    購入済み

    風景の描写が秀逸

    昭和初期の農村部の風景描写が素晴らしかった。
    ストーリーは時代も考慮に入れるとよくできているが想像の範囲内ではある。

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    2017年04月28日
  • ビブリア古書堂セレクトブック ブラック・ジャック編

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    今の漫画と違い、時代背景というか、思想というかを取り込んだストーリー構成は、初めて刊行されてから時間が経った今だからこそ、逆に考えさせられるものがある。

    ブラック・ジャックの漫画を読むのはこれが初めてなのだが、随分とグロテスクなものを実にリアルに描写しており、当時「ホラー」というジャンルに区分されたのも頷ける。
    それに加え、人間の汚い部分(社会的地位云々の話とか、お金云々の話とか)を混ぜ込むことで、実に人間味溢れた漫画となっていて、到底子供向けの漫画ではないような気がする。

    しかし、一話読み終わった後味は決して悪くないのは、物語の最後でちょっと和やかになったり、考えされられる場面で終了した

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    2017年03月20日
  • 火の鳥 手塚治虫文庫全集(2)

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    未来編
    いつも歴史は繰り返される。分かっているから苦しくなる。
    スケールの大きな無限ループの様な話。
    火の鳥はいつもそう。

    ムーピー
    戦争
    核戦争
    コンピュータによる支配

    小4の娘が手塚治虫は他の漫画家と全然違う。
    凄すぎると言っていた。
    私もそう思う。

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    2017年04月02日
  • ビブリア古書堂セレクトブック ブラック・ジャック編

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    ビブリア~著者による、BJのセレクトブック。BJを読んだのは小~中学生くらいだったし、そもそも全巻を読んだかも曖昧だったのだが、掲載回はすべて見覚えがあった。

    それだけ、BJという作品が強烈な印象を残している証左であり、選んだ三上氏の選作眼の確かさなのだろう。1話完結の短い中にこれだけの物語を詰めていたのかと、ため息が漏れる。

    余談だけど、それにしても表紙の栞子さん、セクシー過ぎませんか……(いつもの地味服だけど!故に!)。

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    2017年02月27日
  • #こんなブラック・ジャックはイヤだ

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    アトガキマンガすごくよかった。
    「まるで恋をするように その線を追いかけた」
    という言葉がとても美しい。
    もちろん絵もすごいし、話も平成のブラック・ジャックって感じで楽しい。
    これからもたくさん描いてほしいな。

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    2017年02月25日
  • 奇子 手塚治虫文庫全集(1)

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    手塚治虫の問題作として知られる、村社会を中心に戦後日本の暗部を描いた作品。

    青森の地方旧家である天外家は、かつて大地主であったが戦後の農地改革によりその繁栄は衰退の一途にあった。天外家の次男である仁郎は戦場から復員し、四女として「奇子」が生まれたことを聞かされるが、奇子が不義の子であることに気付き、一族に近親相姦や封建的な慣習が蔓延ることに強い嫌悪感を覚える。
    そんな仁郎もまた、GHQのスパイとして殺人事件に関わることになるが、証拠を隠滅する現場を奇子に見られてしまう。家名が汚されることを恐れた天外家は、奇子を生きたまま土蔵の地下室に幽閉することを決め、奇子は閉ざされた空間で1人生きることを

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    2017年01月17日
  • ブッダ 手塚治虫文庫全集(1)

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    人間がトコトンどん底まで苦しんで、あー、おいらはケダモノとおんなじだと思いこまなきゃだめだと思うな、と言えるような心の平穏を、幼くして手に入れているはずのタッタ。
    戦火にも、飢えにあっても、逞しさと優しさの中で死ぬことなくあって、それでも生きてゆく限り、儘ならなさは斯くも残酷にひとつの生を絡め取る。
    同じく、ブッダとなれたはずであろう彼が、シッダルタと何を違えて生まれてきたというのか、親兄弟も、親兄弟程の関わりを持つ者も、全て同じ全体主義に生きる人々に殺され、そのコーサラ国への復讐を誓わざるを得ないまでに追い込まれながら、タッタ生来の闊達さが覆われてゆく過程は、吐き気を催すような居た堪れなさを

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    2017年01月03日
  • ルードウィヒ・B 手塚治虫文庫全集

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    手塚治虫「ルードウィヒ・B」。
    文庫で全1巻。または全2巻のものもあります。

    中世から近代へ。王政の土台が揺れ始めたヨーロッパ。

    ウィーン。
    貴族の息子であるフランツは、「ルードウィヒ」と名をつけていたアヒルのために母を亡くす。屈折して育ったフランツは、「ルードウィヒ」という名の全ての生き物に報復することを生きがいとしていた。

    ボン。
    貧しい宮廷音楽家の父に、ベートーベンが生まれる。ルードウィヒ・ヴァン・ベートーベン。
    母を亡くし、酒浸りの父と弟たちを養いながら、少年の頃から天才的な音楽の才能を煌めかせる。

    貴族が全てを握る時代。
    しかし、フランス革命を皮切りに、共和制の理想の声が若者

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    2016年12月28日
  • きりひと讃歌 手塚治虫文庫全集(1)

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    外見が犬でありながら人として生き続ける小山内。
    女たちは必ず彼を愛した。
    人でありながらゆがんだ願望を押し通す竜ヶ崎。
    すべての権力と権威も地に落ちて孤独に死んでいく。

    歪んでいない欲望はあるのか。
    人たるものはみな己の欲のために生きる。
    それは清廉潔白でありたいでも
    権力をほしいままにしたいでも
    すべてては「ただ愛されたかった」のではないか。

    愛されたい
    愛されたい
    と言って生き
    死んでいくのだ。

    ほしいものをまっすぐにほしいと言えない男の哀しさ
    そんなものにもう同情はしない
    21世紀も16年目
    ほしいものは自分で自分に与える時代なのだ

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    2016年04月24日
  • バンパイヤ 手塚治虫文庫全集(2)

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    半端なところで未完になっていて本当に残念。
    未完部分の構想ノートとかシノプシスとか残ってないのかな。それでいいから読みたい。

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    2015年11月07日
  • ヤング ブラック・ジャック 1

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    BJ関連漫画は多いが、その中でもかなり良い出来。リスペクトも愛もあり、考証もしっかり。巻末のキャラクター紹介はお見事。

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    2015年08月19日