京極夏彦のレビュー一覧

  • 姑獲鳥の夏(3)

    Posted by ブクログ

    なぜ京極堂は関口の過ちというか過去やってしまったことを知っているのだろうか
    知らないけれど、関口の反応から察したのかな?
    悲劇的な考えのすれ違い・・
    話し合いをしていれば防げた悲劇なのかな?とは思ったけど多分無理なんだろうな・・・

    体外受精がホムンクルス作りだなんて体外受精の知識を持っている現代人とっては笑い話だけど
    そうでない時代の人達にとっては錬金術のようなものだったんだなあ・・としみじみ思った

    0
    2021年12月30日
  • 続巷説百物語

    Posted by ブクログ

    巷説シリーズ第二弾。
    連作短中編集の体裁を取っているこの、必殺仕事人シリーズ。
    中でも【続】は核となっており、各話に散りばめられた悲しみ憎しみが、最終話に収斂されていく様は本当に秀逸。

    百物語、というからにはまだまだ続いていくんだろうか。
    是非とも100話、描き切って欲しいです。

    0
    2017年04月24日
  • 後巷説百物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大好きになったシリーズ。切なすぎる最後だったけど、きっと山岡百介さんは幸せな生涯だったと思う。小夜ちゃんの口調がおぎんさんに似ていたからきっと、、って思って読み進めたらやっぱり。「道を通せば角が立つ。倫を外せば深みに嵌る」又市さんの存在が百介さんにどれだけ大きな存在となってるのか苦しくなるくらいの想いがつまっていた百物語の最後でした。

    0
    2017年03月02日
  • 続巷説百物語

    Posted by ブクログ

    巷説百物語の続編。 巷説百物語と時系列が絡み合っているので、又市、百介一行の動きを整理しながら読むと前後関係が面白い。 今回も仕掛けとして化け物をこの世に生み出し、人の無念を丸く収める鮮やかさに圧倒される。 最後の仕掛けである老人火は、残念なことに全然わからなかった。誰の立場にも立てないまま読み終えてしまい、残念である。けれども悲しい幕引きだったという印象は残っている。 いつか分かる日が来ると信じたい。しかし分かってしまうことが怖い気持ちもある。

    0
    2017年01月30日
  • 後巷説百物語

    Posted by ブクログ

    江戸で妖怪が受け入れられていた時代から、近代化を押し進め妖怪は古いと言われるようになった明治での巷説百物語。 八十を超えた百介が又市たちと関わった不思議な出来事を懐かしく思いながら語っていく話。 百介からの視点なので、百介が又市一行をどのように捉え、感じていたかが分かる。越えられない一線の向こう側で生きる又市たちに憧れを持っているのが切に分かった。 最後の「風の神」は長い仕掛けの幕閉じであり、涙がほろりと零れそうになる。

    0
    2017年01月30日
  • 狂骨の夢(1)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    神道における神は良くも悪くも並外れた者。必ずしも優れた資質があるわけではない。(例:祟り神)

    京極堂の神に関する説明に納得。横並び意識の強さから“祀る”という行為が生まれたように思える。

    0
    2016年12月02日
  • 百鬼夜行 陰(全)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    京極夏彦は「京極堂」シリーズ一本、という方は
    それなりにいらっしゃるのでは、と思います。
    私も割と最近までそうだったのですが。

    これ、「京極堂」シリーズのスピンオフみたいな位置づけでかつ、一応シリーズもののようです。短編集です。「百器徒然袋−雨」「今昔続百鬼−雲」「百器徒然袋−風」と続くようです。

    この文体が落ち着くし、榎さんは好き勝手にやりたい放題だしで楽し〜い〜 ^^/

    最後の一遍が関口モノだったので、関口ファンとしては、ラッキー。「姑獲鳥の夏」前夜って感じの時制で、ちょっと懐かしかった。

    0
    2016年11月04日
  • 絡新婦の理(3)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いろいろと事件の真相は明らかになるも、その動機(なぜ絞殺魔になったのか、なぜ目潰し魔になったのか、蜘蛛の正体とは、など)については謎のまま。
    かなりスピードアップしてるけど、気にならないくらい楽しめる。(可能ならもっとじっくり連載してほしいけど…)
    次巻で完結ということで、ついに京極堂による憑物落とし開始。原作のあのラストはとても印象的なので、漫画でどのように描かれるかがとても楽しみ。
    3月が待ち遠しい…!

    0
    2016年10月23日
  • 魍魎の匣 1巻

    Posted by ブクログ

    角川祭りで半額だったのでこの機会にと購入。
    こちらはアニメも観たし百鬼夜行シリーズとしては有名なお話なので比較的記憶に残っていた。
    すべてのシリーズに言えることだけど、京極さんの作品は無駄がない。すべてが伏線で、すべてが必要な情報。だというのにすごい情報量。
    小説だと読み応えがありすぎるが、漫画だと比較的読みやすくで好き。

    0
    2016年10月05日
  • 姑獲鳥の夏(1)

    Posted by ブクログ

    角川祭りで半額だったのでこの機会にと購入。
    いつかは、いつかはと気になっていた作品だけにまとめ買い、かつ一気読み。
    原作はすでに読破済みだが情報量の多い作品なので大まかなストーリー以外全然記憶になかった。
    やっぱり百鬼夜行シリーズは面白い。個性的なキャラで誤魔化すのではなく、ストーリー自体も非常に濃厚で、小説の方も読み直したくなる。

    0
    2016年10月05日
  • 続巷説百物語

    Posted by ブクログ

    言葉だけで、人間を操れることの恐ろしさと解っているのに引き込まれるもどかしさ。長いお話なのに飽きさせない。

    0
    2016年09月25日
  • 西巷説百物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大坂を舞台に展開する「恨み晴らします」稼業をいとなむ ”一文字屋” の西の一派を描いた作品。

    お武家でもなく百姓でもなく、増してや里の者でもないと自らを半端者と呼ぶ者たち。彼・彼女たちの活躍が多少荒っぽい古めかしい大坂弁で語られる。まるで浄瑠璃芝居のように。

    今回は靄船の林蔵(もやぶねのりんぞう)が影に日向に活躍する。この林蔵という男、一見して優男。つるりとした顔にきれいな目鼻立ち。しかも言葉が巧みで人を操るのが上手い。
    もはや詐欺師と言っても良いくらい。
    とうてい鼻持ちならず厭な奴かと思って読んでいると(悪党一味だと思って読んでいると)意外な林蔵の正体が見えてくる。

    登場人物全員が悪党

    0
    2016年09月18日
  • 嗤う伊右衛門

    Posted by ブクログ

    久しぶりの京極夏彦。
    又市一味の活躍する巷説百物語シリーズかとおもいきや、こちらでは又市は一介の脇役に過ぎない。
    主人公伊右衛門を中心に読み進める毎に、語り手はかわり、あくまでも登場人物達の目線で物語は語られる。
    古典に引かれる物語の骨子と、緻密な心情描写、そしてページ替えにさえも気を配る筆者の拘りにより、最高度の読書体験をすることが出来た。

    0
    2016年07月12日
  • 魍魎の匣(2)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    どんな相手の心にもズカズカ入っていける榎木津さんに乾杯。

    「人によって見える世界が違う」ということを、読み進めていくことで強く感じた。
    日々の生活では浅い会話を交わすことがほとんどだから気付けないんだろうな。
    むしろ、気付いてしまったらその後の関わり方がわからなくなりそう。

    0
    2016年05月14日
  • 絡新婦の理(2)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。
    ついに織作家が勢揃い。大体は原作読んだ時の想像通りかな。
    原作を読んだことがあるとは言え、先が気になる終わり方だった!
    10月が待ち遠しい!

    0
    2016年04月26日
  • 絡新婦の理(2)

    Posted by ブクログ

    事件が複雑に絡み合いながら、いろんな人が捜査に乗り出してきたあたり。

    短髪のまだ真面目っぽさがある益田がかわいくてしょうがない。

    0
    2016年04月17日
  • 後巷説百物語

    Posted by ブクログ

    又市の物語の締めの一冊……かな。
    「西の……」は未読だが、どうやらあちらはスピンオフ的な内容らしいので。

    出てくる話、出てくる話、皆どこかで聞き覚えのあるような説話……シリーズの小編ひとつひとつに繋がっているのだから、当然か。

    一冊目から再読したくなってくる(笑)。

    又市の仕掛けを話のメインに据えておきながら、その実、又市は一度も登場しないという作りが、何ともにくいね。

    続編は書かれていないとのことなので、既存の御行話は読み尽くしてしまったということ……が、寂しい限り。

    ★5つ、10ポケット。
    2016.03.24.図。


    ※「五位の光」は……、遥かに時を越えての、『狂骨の夢』の前

    0
    2016年03月28日
  • 後巷説百物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「巷説百物語」から時を隔て、そのころ若者であった山岡百介も80歳。遠縁の娘である小夜と静かに一白翁と名のって隠居暮らしをしている。

    その一白翁の庵に、彼の持つ巷説の博識を頼りにふしぎ話を読み解くべくやってくる4人がいる。

    見習い同心から一等巡査になった剣之進、藩士から貿易会社奉職になった与次郎、剣術の達人だが経営する道場が閑古鳥の惣兵衛、徳川の重鎮を父にもつ洋行帰りにして無職の正馬といった面々。
    明治維新後のいづれも新しい人々である。

    そのような4人が持ち込むものは世に伝わる怪談の真偽だ。
    一白翁が自身の若き頃、諸国を渡り歩いて集めた奇談を開示しながら怪談のもつ意味を諭し、時に巡査剣之進

    0
    2016年04月23日
  • 絡新婦の理(3)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    いやー、雲の巣怖い。世の中にあんな巣を張られたら私はきっと気がつかない。いいように遣われる。というか、今もそんな状況にいるのに気がついていないだけだったらどうしよう・・・。

    0
    2016年02月29日
  • 絡新婦の理(1)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    再読。
    なのに、やっぱり引き込まれて止まらない。
    少々記憶が怪しかったディテールも2度目ともなると、鮮やかにイメージが浮かびます。

    0
    2016年02月18日