成毛眞のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実務的なお金の稼ぎ方というよりも、稼げる人材であるためのスタンス・向き合い方について記された本です。
『稼ぐ人』に必要な素養やものの考え方から、成毛さんオススメのガジェットや飲食店等、ジャンル不問で多岐にわたる要素を放り込んできてくれる書籍。
趣味趣向の領域のお話も沢山あるので、書いてあること一つ一つについて全て理解納得できる人は、成毛さんご本人以外にはいないと思いますが、全体を通して示唆に富み、タメになる一冊。
個人的には『子供への教育』の項が最も参考になりました。
本書含め成毛さんの書籍は、どれも記述が論理的で、かつ結論を濁さないので読みやすいのです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ物、コト、人間関係等、身近にあるあらゆるモノを捨て(整理し)、将来に向けて得意分野にソースを集中させることの重要性を説いた本。
あらゆる角度から具体的に何を捨てるべきかを書いてくれている。
捨てるだけではなく「こんな取り組みをすると良い」という前向きな指南もあり、ハッとさせられる。
以下、個人的に刺さったこと。
・時代の流れに取り残されないためには、とにかく、新しいものを積極的に使ってみる。
・現実的には新しいものを取り入れるのに消極的な人が多い。
・消極的になる理由は「捨てない」から。
・「今持っているもので間に合っているから、捨てる必要が無い」という物理的な意味合いもあるが、精神的 -
Posted by ブクログ
ネタバレ成毛氏の著作だけあって、色々勉強になる事が多い
・子供の小さい頃は、面白いナンセンスな写真を撮るべき
成長してから共有してやろう
・水木を週末で遊び、金曜日から1週間を始めると快適になる
・早寝(22時)早起き(5:30)の習慣をつけると照明代の削減になり 早朝割引の各種サービスを受けられる。ハッピーアワーの活用もお勧め 大河ドラマも18時版を見る
・60歳を超えると、20代の3.2倍の照度が必要になる
・靴はいいスニーカーを履く。気分が盛り上がる
・安い服が古くなったら悲惨 安くても新しい服を
・パジャマにもお金を掛ける
・雨の日は積極的に街に出て写真を撮ろう おもいがけないナイスショット -
Posted by ブクログ
・ウォークマンは録音を捨て軽量化した
・フリクションボールペン は消えないことを捨てた
・捨てるニーズに答える
→こんまり、メルカリ、断捨離、捨てる技術
・ときめかなければ、捨ててOK
・昔話ではなく、将来の話をする
◆選びたい話題は?
・何を変えたか?
・何を始めたか?チャレンジしたこと
・克服したこと、突破したこと、クリアした困難
◆20.30代から吸収すること
◆子供が何かに打ち込んでいても、親はその他のこともいろいろと体験させてあげた方がいい。子供は気を遣って顔色を伺って合わせることがある。
結果たくさん捨てることになっても、何かの役に立っている。
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相変わらずの成毛節でテンポ良く話題が展開していくのが小気味良い。
コロナについて、「2019年末から流行っていたのではないか」という京都大学大学院医学研究科の上久保靖彦特定教授らの説が紹介されていた。巷で騒がれている液性免疫より細胞性免疫の方をもっと調べるべき、ウイルスは血管のなかで増殖している可能性があるのに血管の専門家より呼吸器系の意見ばかりが通って話が複雑になっているのでは、といった見解も述べられていて興味深かった。
世の中の情報に騙されないためにはこうした仮説を立てることが大事であり、そのため専門家の情報を直接仕入れるべく、成毛氏は、けっこうな工数を割いて情報をとりに行っているとい -
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ネタバレ日本マイクロソフトの元代表、個人的には書評サイトHONZの代表という肩書のほうが馴染みがある成毛氏の本。
いろんなジャンルの本を同時並行に読み、その中身やアイデアを自由に組み合わせることでビジネスパーソンに必要な理解力、語彙力、発想力、コミュニケーション力が鍛えられますよ、というのが主旨。
舌鋒鋭い成毛氏らしく、「本を読まない人はサル」「ベストセラー小説だけ読む人は救いようのない低俗な人」「投資本やビジネスノウハウ本ばかり読む人は庶民のまま終わる」などなど、ちょいちょい辛辣な表現も出てくる。成毛氏の社会人としての生い立ちも合わせて書かれているので、それもふまえてこうした主張を見ていくと、「 -
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私が、この本から受け取った筆者のメッセージ。
『異なるジャンルの本を10冊並行して読むことが、豊富な知識と語彙力、理解力とコミュニーケーション力、そして集中力を高めることになる』
ということ。
著者の成毛さんは、ジャンルの異なる書籍を10冊ほど並行して読み進めている。
成毛さん流の読書エピソードを知れば知るほど、いかに自分が今まで本に触れていなかったが分かる。ここ一年で本を読むようになったものの、そのジャンルは自己啓発本にかなり偏っていたことを知る。
そもそも、どんなジャンルがあるのか…
成毛さんの書評サイトHONZのサイトで見ると、
「サイエンス、医学、心理、自然、生物、教養、雑学、ア -
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日本人ほど食事にこだわる民族は確かにいないだろうと思う。
フレンチのテーブルに味調整用の調味料が無いが、日本の和食のお店のほとんどには七味や醤油などの調味料が置かれている。
言われてみれば、確かにそうだった。15カ国ほど旅したが、提供された料理を自分で調整するのは中国ぐらいだと記憶してる。しかし、日本程充実した量でも無いかな。
それにしても、成毛さんの風貌から福の神というのは非常に納得しまう部分もあった笑
大会社での社長をするには、それ相応の運も持ち合わせているのかもしれませんね。
全体を通して、高い料理だから良いというわけでもなく家庭で食べる料理を大切にしているところに食に対する愛を感じる本