あらすじ
「全力で働かない」「ムダに悩まない」「遊びに夢中になれ」「家族を大切にせよ」――成毛眞流「脱・社畜のすすめ」。過労死、長時間労働、うつ、ブラック企業……、日々途切れることなく報道される仕事関連の事件・事故。日本の成長を支えてきた「会社人間」「モーレツ社員」的な働き方・生き方が見直されつつある今、私たちはこれからどう働き、どう生きるべきか。巻末に「成毛眞のこれからやりたいことリスト」収録。【内容例】これ以上、会社に尽くさなくてもいい人生を軌道修正できる最後のチャンス/会社にしがみつけ!/むやみに組織に抗って、息をムダ遣いするな/ゲーテの人生は不幸せ!?/同世代とばかり付き合うな/「記憶力」よりも「忘れる力」/尊敬されたいと思ってはいけない/資産運用はギャンブル/健康法も三日坊主の要領で/ミドルエイジの「七つの武器」とはetc. 『40歳を過ぎたら、三日坊主でいい。』待望の新書版。
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Posted by ブクログ
要は、上手に手を抜けという話である。
嫌なことは3秒で忘れてしまえばいい。
趣味の教室で嫌な人がいるなら、別の教室に通えばいいだろうし、
近所に苦手な人がいるなら、接触を避ければいい。面倒な問題に真っ向から取り組むぐらいなら、趣味の稽古に打ち込む方が、よほど生産的である。
残りの人生の時間は、悩むために使うのではなく、楽しむために使うべきだ。
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仕事で社内外からの圧力を受けすぎたせいか、夜も眠れなくなるは、酒は増えるは、頭の中で同じ考えがぐるぐる際限もなく回っている状態となってしまった。体調にも影響が現れ、いよいよヤバイ状態。救いを求めて本屋をうろつくとこの本が目に留まる。
元マイクロソフト社長が40代、50代に向けた生き方参考書。いいのか?元社長がこんなこと書いて!もう「はじめに」を読んだ瞬間からから救われる感のある言葉が・・・そんなに頑張らなくていいよというやさしい言葉として読み取ってはいけない。いまこういう状態に陥っているっってことは、これ以上付加価値を生み出せない状態だということ。身の程を知りサラリーマン的に成仏して行動を変えなさい!ということだな。
正しく自分を把握すれば気分は軽くなる。
Posted by ブクログ
20170129
44歳の自分は完全なるミドルエイジであり、確かに何処まで出世出来るのか、だいたい見えてきたように思える。
本書で言われているように、これからは社畜のように働くのをやめて、定時には退社し、自分の人生をいかに充実させることが出来るか?
この事に注力して、あらゆる事にチャレンジしてみようと思えた。
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気楽に読むことができた。40代になっちまったんだ、後戻りはできないから成るように成るしかないよ、でもまだ取り返せるよ、取り返すなら今だよという最後のアドバイスに聞こえた。
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30代までは仕事を頑張りつつ、
ただ人生は道楽という本質を忘れずに
自分商店のプロデュースという視点で、
自分の時間を楽しむ。趣味、サイドビジネス等々
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本屋さんで目について適当に購入したが意外に良かった。実は著者のことを偏っている、鼻につく大人気ない大人と思っていたので。
内容は、40歳を過ぎたら上手くやろう、社畜になるな、自分の人生を奪われるな、というもの。
著者は経営者なのにここまで書いても良いのか?と思ったほど、40歳過ぎの会社員たちへ誠意からのエールを送ってくれていた。
インパクトがあったのは、【そもそも、サラリーマンはすべて“負け組”だ】という文章で目を覚まさせてくれた。
だからこそ、会社に魂を売り渡してはいけない、と続く。
サラリーマンをバカにするのではなく、逆説的に気を軽くしてくれた。
社畜のまま会社を過ごし、定年でつまらない人間となりそうな人にはお勧めできる本。
ご参考に、大前研一氏は以前から同じ内容のことを何冊も書いている。
Posted by ブクログ
いま、時代は「働き方改革」!ということで、時代の流れに乗っていて面白そうと思い、タイトルを見て即買いしました。
内容はというと、期待に反して、会社の仕事はほどほどにして、自分のやりたいことをやりなさいというものだった。いかに仕事を効率的にこなして定時でかえれるようにしようという内容を期待していただけに少し裏切られた感じ。
ただ、今や大企業といえどもどうなるか分からない時代だから、読んでいて作者の考えにも一理あるかもと思えてきた。
「会社の仕事をがんばるな、いやならやめてしまえ」、ではなく、「会社の仕事をがんばるな、でも会社には徹底的にしがみつけ」というのが、斬新だと思う。
Posted by ブクログ
40歳を過ぎたら“会社にしがみつけ!”と、ここまではっきり言ってくれると助かる。
しかも、社会的に成功した人が言うからこそ助かる。
「独立して成功した起業家など、そういう人を成功者と呼ぶのであって、課長や部長は、別に成功者ではない」
「そもそも、サラリーマンはすべて“負け組”」
ーー確かにそういう考え方もあるよなぁと思った。
会社組織の中で働いていると、役職者が成功者のように感じられてくるけど、“雇われている”という意味では、平社員と変わりはないのである。
独立するよりも、サイドビジネスのほうがいいのは、納得。リスクが大きすぎる。
「趣味をみつけよう」「新しいことやっていこう」とは言うが、これがなかなか難しい。いや、本当にこれが難しいんだよなぁ。とりあえず、メジャーな観光地ではなく、人が行かなさそうな体験価値のある場所に出向いていこうと思った。
そして、40代、40歳以降は、やりたいことをもっとやっていこうと。新しいことにも積極的に関わっていこうと。人生100年時代とか、そんなの関係なく、ただ毎日の生活を明るく、充実したものにしていきたい。
Posted by ブクログ
40代からは、会社や仕事に時間をかけず、趣味をたくさん持つようにせよ、という自己啓発本。上に書いたことが本書の全てで、あとは特に印象に残ったことはなかった。
Posted by ブクログ
・第一章「逃げ切れない40代・50代」の最初の項に「人生を軌道修正できる最後のチャンス」というタイトルが掲げられています。もう完全に手遅れかもしれませんけど……。
もう直ぐ60歳を過ぎようとしている私にとって、今読む本ではなない(遅すぎる)のかもしれませんけど「自分の時間を取り戻す生き方・働き方」という副題に惹かれて購入しました。60歳になったら、いわれたことをやるのではなく(いわれたことをやってたの?_?)、自ら、やりたいこと、できることをやっていかないと、なんて遅ればせながら……。
《40代以上のビジネスマンが考えるべきは、いかに会社で息を潜め、”外の世界を切り拓くか”である。ストレスがかからない仕事を選び、健康な身体を保ちながら、趣味やサイドビジネスに全力を注ぐ。》と導く内容ですが、そんな本の中にも《何かの分野で成功し続けている人は、やはり生活意欲が高く、好奇心が強い。》という文章を発見しては、蛍光ペンで印をつける自分がいて笑えます。組織が大きいと、必然的に一人ひとりの影響力が小さくなって、誰かが精一杯力を発揮したとしても、帳消しになってしまうこともありますので、工夫が必要ですね。
一つ前に読んだ“「あなた」という商品を高く売る方法”もそうでしたが、好きなことじゃないと、のめり込めないし、継続できないから、好きなことで差別化を図りなさい、というような言葉もありました。私たちは、好きなことなら時がたつことも忘れて集中できる。取り急ぎ、もうやりたくない。と思えるまで熱中すれば、何かが見えてくる可能性が…?
仕事をしていると、ついつい、やらなければならないことを優先してしまい、やりたいことに着手することが先延ばしになってしまうんですよね。私たちにとって希少資源である時間を、より有効に活用するために、ワークライフバランスに気をつけたいですね。
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最初の方で、日本人の9割(だっけか?)くらいはネガティブシンキング、的なことが書かれている。なるほど。ってことは裏を返すと、9割の人にとって、本書の内容は賛同出来かねるものってことじゃん。途端に、誰に供するものか分からんくなってきた。まあ内容は、本著者の類書と同様で、特に目新しいことはなし。1日万歩じゃなく、1週間で7万歩ってのはなるほどって思いました。
Posted by ブクログ
「いま、四十代以上のビジネスマンが考えるべきは、いかに会社で息を潜め、“外の世界を切り拓くか”である」という、私は四十代では考えもせず、五十代後半になってようやく悟ったことに基づき、サイドビジネスや道楽に打ち込むといいと書かれてました。
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ライフシフト(byリンダ・グラットン)的な考え方ですかね。
これからは100歳まで生きるだろうし、
考え方とかかえていかないと
いきては行かれない...的な
特に目新しいものではなかったかな
Posted by ブクログ
労働者のための本にはある程度の強度を持った運動をすすめることが多いような気がします。運動するならマラソン支持者としては、お尻がたれるのでウォーキングが良いとなるといまさらの転向は難しいです。
Posted by ブクログ
残業時間の多さを自慢している自分は社畜だなぁ。
管理職とはいえ、役員ではないのだから残業代がいらない使い捨ての駒ということ。そんなことは分かっていても、仕事以外に楽しみを見つけられないのだから、完全な社畜。
プライベートを充実させるようには勤めているが、本の題名にあるように、まずは早めに帰宅し、プライベートなことに割く時間を増やすことが重要だと改めて感じた。
仕事が忙しいと、本を読む時間が少なくなり、体を動かす時間が十分に取れなくなる。そうなると思考が偏りがちになり、仕事が上手くいかない時のストレス発散が不十分になる。
まさに、悪循環。
まだ間に合う。今年は少しずつ取り戻そう。