成毛眞のレビュー一覧
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2014年3月1日。翌日の第一回静岡マラソンに参加するために静岡入りした時、静岡駅近くの戸田書店に立ち寄った。
2階の特設コーナーで何だかおもしろそうな本がいっぱい並んでいた。一つ一つ手に取りながら、購入予定の脳内メモに記録していったのだが、読みたくなる本の比率が異常に高い。
戸田書店の企画力に感心していたところ、どうやら本書の企画コーナーであるらしい事に気がついた。
HONZの存在も知らなかった身としては、まずは本書を手に入れてその選書具合をじっくり吟味することにした。
この本はヤバイ。積読本が幾何級数的に増える予感がする。この本を手に入れて真っ先に購入することを決めた本は、残念ながら -
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≪目次≫
はじめに
第1章 まずは人間から
第2章 世界を俯瞰する
第3章 歴史という迷宮
第4章 アートな読書
第5章 サイエンスとは謎解きだ
第6章 揃えておきたい本
余禄
あとがき
≪内容≫
著者の筆にかかるとみんな読みたくなるから不思議だ。たぶん、難しい本だと想像できても、「読んでみよう!」という気になる。
”ビブリオバトル”をやってみたいと考えているが、この本のような紹介の仕方が、一つの目安になるのかな?導入部分で惹きつけて、本の一部を(ネタばれにならない程度…これが一番難しいが)紹介し、うまくまとめる。
それと、「余禄」のところに書いてある、読んだ本を紹介するのではな -
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君主は愛されるより恐れられろ
大義名分があるのなら、ためらいなく悪徳も行う英断も必要
マキアヴェッリの上司は無能だったからこそ
リーダーは人の差配が仕事、徹底して人に仕事を任せるべき
全部の気質がなくても、兼ね備えているように振る舞う
人格を褒める
何を考えているのか分からない存在が、一番恐れられる
ちょっと愛され、たくさん恐れられる人物がリーダーにふさわしい
見た目の印象と結果だけで判断される
個人のキャリアの8割は、予期しない偶然の出来事によって形成
部下はゆるめに締め付ける
決断力のない君主は中立の道を選び、滅んでいく
運鈍根
新たな組織に入ったら、以前のやり方を踏襲するよりも、新たな体 -
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『英語ができても、バカはバカ。』
『英語業界のカモになるな!』
帯や見返しの強烈なコピーに惹かれて読んでみました。
結論。
英語はただのコミュニケーションツールであって、
まず日本語でいっぱしの思考ができなければ、
どれだけネイティブっぽい発音を身に着けたところで
まともなコミュニケーションは取れない、と。
ホントにねー、小学校低学年から英語教育必須にしようとしたり、
受験や入社試験にTOEICを絡めるのが流行にりつつあるようですが、
実際どこまで意味があるのかしら。
【内容】
はじめに
第1章 本当に英語は必要なのか
第2章 英語を社内公用語にしてはいけない
第3章 本当の「学問」を -
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ミドルエイジの無駄な力みを捨てさせ、軽やかに生まれ変わることを薦める本。
いつの間にか、会社での成功、出世に囚われ、不自由な生き方をしていないだろうか。
そこにはなにもないと分かっていても、そして、そこにはもはやたどり着けないと分かっていても、こだわり続け不幸せな気分になっていないだろうか。
会社生活の時間が日常生活に占める割合が多いことからか、なかなかこだわりから自由になれないが、意識して自由になりたいと思う。
これまで会社で過ごしてきて、得られる、得て当然だと考えていたものが得られず、ただ年ばかりとってしまうこと、なんの対価も得られず年老いてしまうように感じることが、こだわりを強めて -
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出ました、成毛節!
本書も隅から隅まで成毛節が響きわたる!
40歳を超えたら、会社にしがみつきながら趣味・サイドビジネスを磨きなさいというのが主張。
肩の力がふっと抜け、ニヤニヤ笑いながらちょっとだけ力がわいてくる、そんな本。
仕事の手の抜き方、趣味の見つけ方、サイドビジネスのヒントまで満載。
しかも、それを成毛さんの角度から(斜め45度ぐらい)読み取ったものを書いてくれるので、実に刺激的。
本書に100%同意する人はそんなに多くないだろう。
突っ込みどころも満載だ。
でも、「資本主義社会において、そもそもサラリーマンは負け犬」と一刀両断されると逆に気持ちよくなってくる。
是非一 -
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書評サイト『HONZ』代表 成毛真さんの
面白い本の紹介
照会されている本は、ほぼノンフィクション
ノンフィクションで描かれるのは
おおむね極端な生き方や考え方
こちらが知りたかろうが知りたくなかろうが
ありとあらゆる事柄が事細かに書いてあり
それをひたすら読んでいくダイナミックさ
それがノンフィクションの面白さの一つらしい
バチカン・エクソシスト
エクソシスト、つまり悪魔祓い師が
現代のイタリアになんと350人も
実在するという話
鼻行類~新しく発見された哺乳類の構造と生活~
日本の収容所から脱走した一人の
スウェーデン人捕虜が、ハイアイアイ群島に
流れるつき奇妙な生物に