成毛眞のレビュー一覧
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「インプットの総量がアウトプットの総量を決める」という言葉を上司から教わり、なるほどと思っておりました。
が、インプットばかり増やすことに意識がいってアウトプットに繋がっていないなぁと感じていたところ、本作品に出会えたことはラッキーだと思いました。
成毛さんのおっしゃられる通り、うまくアウトプットする為には、たくさんのアウトプットして、第三者からどのように受け止められるのかというフィードバックを受けないとダメですね。
変に伝わったら、おかしいと思われたらとか、思ったとおりにいかなかったらとか失敗を恐れるあまり、完璧を目指していつまでもインプットが足りないと嘆いている声を耳にしますし、自分自身も -
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学校の本棚に眠っていた本。
タイトルからどれほど日経を否定するのかと思ったら、そういうアンチ本では決してなかった。
おそらく「大人や他者の言うことは自分の情報の答え合わせ程度に使え」というぐらいの意味合いでこのタイトルをつけたのだと思う。
川上産業の話や子育ての話がおもしろかった。
親が子どもに対して最後にできることは就活の手伝いらしい。うーん、確かに。
そして、やはり多角的な読書は必要であると感じた。
以前、他の本にも書いていたが「就社」ではなく「就職」を意識した方が良い。考えてみれば、そりゃそうだという話だがついつい忘れてしまいそうなこと。
就活に限ったことではないが、決して呑まれずに自分 -
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成毛眞氏の仕事本といった方がよいだろうか。
来たるべくAI時代に備えて、ビジネスマンが心得ておくべき教養について書かれている。
この中で、文部科学省大臣補佐官の鈴木寛氏との対談があるが、この内容に疑問が多く残ることが残念であった。
大学入試改革の方向性について書かれており、所謂2020年問題についても触れている。現在の入試は悪で、マースシートが悪い、文理に分けることが悪いと言い古された批判ばかりである。その解決策として、入試に論述形式を導入するということであるが、予備校が必要なくなるとは言わず授業が変わるだろうとしている。ビジネス指南であればわからなくもないが、立場を考えるとおかしなことを言っ -
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WBS(早稲田大学ビジネススクール)の著者の講義の中におけるゲストスピーカ6人の講義内容を書籍化している。
その内容は、タイトルの文字通り”情熱”がキーワードになっていた。
個人的には、ライフネット生命保険の出口さんの講義内容が、他の方々の内容を超越していた様に感じた。非常に、ハイレベルで且つ腹落ちする内容でした。
世の中を理解する方法としての2軸(時間軸−空間軸)の考え方と、算数(数字・ファクト・ロジック)でみる考え方があるということ。
人が学ぶ手段として、人・本・現場の3つの視点。
世の中には、凄みのある方々で満ち溢れているなと、日本のポテンシャルの高さを感じた次第です。 -
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本屋さんで目について適当に購入したが意外に良かった。実は著者のことを偏っている、鼻につく大人気ない大人と思っていたので。
内容は、40歳を過ぎたら上手くやろう、社畜になるな、自分の人生を奪われるな、というもの。
著者は経営者なのにここまで書いても良いのか?と思ったほど、40歳過ぎの会社員たちへ誠意からのエールを送ってくれていた。
インパクトがあったのは、【そもそも、サラリーマンはすべて“負け組”だ】という文章で目を覚まさせてくれた。
だからこそ、会社に魂を売り渡してはいけない、と続く。
サラリーマンをバカにするのではなく、逆説的に気を軽くしてくれた。
社畜のまま会社を過ごし、定年でつまら -
Posted by ブクログ
いま、時代は「働き方改革」!ということで、時代の流れに乗っていて面白そうと思い、タイトルを見て即買いしました。
内容はというと、期待に反して、会社の仕事はほどほどにして、自分のやりたいことをやりなさいというものだった。いかに仕事を効率的にこなして定時でかえれるようにしようという内容を期待していただけに少し裏切られた感じ。
ただ、今や大企業といえどもどうなるか分からない時代だから、読んでいて作者の考えにも一理あるかもと思えてきた。
「会社の仕事をがんばるな、いやならやめてしまえ」、ではなく、「会社の仕事をがんばるな、でも会社には徹底的にしがみつけ」というのが、斬新だと思う。 -
Posted by ブクログ
最近図鑑に興味が湧いて来たので購入。
紹介しているものにはいくつか買ってみたいものもあり参考になった。
作者が考える辞書、図鑑のメリットとは
・そこに一冊あるだけで、その分野に挑戦するという気持ちを奮い立たせてくれる。
・グーグルはキーワードを持たない人には何も教えてくれない。辞典は、適当にページを開けば、何かが記載されていて、そこからまた関連づけて何かを探せる。また、調べている以外のページも目に入るので自分の意識外の知識が深まる。
・つまり、「ついでに」を生み出す。
・読書に疲れた時にペラペラめくるのに最適。
・校閲とかしてるのでネットの情報よりも間違いが少ない。