あらすじ
本棚のルールを知るだけで、効率良く知識が手に入ります。重要なのは「本棚の新陳代謝」と「余白があること」。本棚の中身が入れ替われば、それだけ多くの知識が身に付くし、余白があれば、空いているスペースに将来知っておきたい「知」が入る予定があるということです。
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Posted by ブクログ
●「本棚」の作り方を書いた、珍しい本。本好きの方に共通する悩みが「本棚」づくりなので、この本はおすすめ♪
●自分なりの「本棚のルール」を作る参考になった。
●早速、この本を「面陳」する!
Posted by ブクログ
2018/09/23 「書評」「面白い」ところを説明する
個性・書き手の情報は不要
署名は『』「」話し言葉と区別
総括??エピソード??感想著者装丁読者まとめ
本棚の本は限定 マンネリにせず 定期的に入れ替え
管理できない本棚は無意味というより、大問題
確かに最近の私の本棚は機能していない
知的生活の上では、むしろ頭を混乱させている
「テーマ」一月ごとに 毎週調整
ToDoと同じ日曜日の夕方・夜の仕事
本棚の原則
見やすいこと タイトル
2割の余白
勝負本のみで構成
多様性を持たせる 違和感は排除
いつも変化している 新陳代謝
デジカメで1月ごとに撮影 進化しているか
Posted by ブクログ
新しい本棚を作るに当たって参考にしようと思い購入。
本棚のルールよりも、どうやって本と向き合うかという内容の方が勉強になった。
特に、ネット検索と本の情報との違い、他の人と差がつく本の選び方、本屋の歩き方など、これからの読書にかなり影響を与える考え方を取り込むことができた。何度でも読み返したい本の上位に入るだろう。これからも脳の外付けディスクである本棚を増やしていきたい。
Posted by ブクログ
【概要】
本好きの人がさらに本を読みたくなるための本。
本棚にルールを設けることで、過去の読んだ本の整理と、未来の読みたい本を意味のあるものにできる。
3分の1は本の買い方、書評の書き方が書いている。
【評価】
82点(本の読み方について一通り自分流を作った人がさらに本を読みたくなるようなときには非常にいい。書評を書く前にはぜひ読みたい)
【共有したい内容】
・「読む本が新しくならず、本棚の中身がたとえば1年前とかわり映えしないようであれば、自分自身が過去1年間まるで成長していないことを意味する」
・「書評に個人的な思い入れは不要だ。・・・ただ、面白いという事実だけを伝えることに全力を尽くすべきだ」
【悪いところ】
本を相当数読んだ人でないと、今必要な本以外のサイエンス等の話はまだ早いと思ってしまうかもしれない。
成毛さんの本棚のことだけで、他の本棚の事例がなく可能性が広がらない。
【どういう時に役に立つか】
本をもっと読みたいと思うとき
書評を書き始めるとき
【ターゲット】
書評を書くメンバー
入社2年目くらいになってから
【自由記述】
本棚で過去の自分を把握し、未来のなりたい自分になる。ということは共感できる。
その通りだと思う。
本棚を眺めるだけでも知の整理になる。
本の読み方についても、付箋を貼るという方法の提案をしているので、書き込みが苦手な人向けになっており、読み方の可能性は深まる。
ビジネス本以外を読む必要があるとき気にはさせてくれる。具体的な書評をみて、一つは読んでみたい。
HONZのサイトも改めてちゃんと見ようかなと思える。
書評については『』の役割など、具体的な記述があり非常に参考になる。
【合わせて読みたい】
本は10冊同時に読め
多読術
読書の技法
Posted by ブクログ
今すぐ本棚を整理したくなること、間違いなし!
自分の本棚を眺めて、なんとまとまりのないことかと愕然とした。かつ、サイエンス関連の本が皆無であることに気づいた…。情けない。
あの成毛眞氏の本棚の様子が写真で紹介されていて面白い。なるほど、こういう人はこんな本を読んでいるのか…。自分だったら絶対に手に取らないであろう本ばかり。たとえば『遺伝子図鑑』。…間違いなく、買わない。
本書では成毛氏オススメの本もたくさん紹介されていて、ありがたい。読んでみたい本がめちゃくちゃ増えた。挑戦してみたい訳者も見つかった、感謝。
さて、本棚を整理するか。
Posted by ブクログ
なんのルールも秩序もない自分の本棚をすぐにでも整理したくなった……が、成毛氏ルールでは小説とコミックしかない己の本棚は全て処分ということになる。それは悲しいので、この本を参考に自分に適した本棚作りをしたい。そしてもっともっと本が読みたい。
Posted by ブクログ
・一度は自分の脳を通り過ぎた情報を、目に見えるものとして置いておく場所が本棚だ。本棚はあなたの脳の記憶野の代わりに、情報をストックしておける場所である。細かい情報のバックアップは本棚に任せていいのだ。
・本棚に並ぶ本は、今の自分の血肉であり、これからの自分をつくる栄養素だ。本棚に置いてあるもののまだ読んでない本は、「自分は将来こんな知識を持っている人間になりたい」という意思表示である
Posted by ブクログ
ビジネス系の人の本なので、共感できないところもあるが勉強になった。
辞書などのように、参照するための本を別置きすることや、知らないジャンルに足を踏み入れるには児童書から入ることなど。
面白いと思ったのは、自分の本棚を人に見せる事前提で作ること。
そこまで緊張感を持って本棚を作るのは自分には無理そうだが(そんなに考えて読む本を決めてるわけでもない)、
一角を「特別展示」コーナーにして、月一回並べてみることで、自分のそのテーマについての知識を再確認することができるというのはやってみたい。
それと、最低でも月一回の本棚の整理。ここで本棚に残す一軍と処分するものに分ける、と著者は言うが、私なら2階の書庫に移す、ということになるのだろう。これもやってみたい。こまめなメンテナンスをすれば、本棚は自分の脳の外部メモリになるらしい。
Posted by ブクログ
本棚と本のこだわりについて語った本。本棚について一冊の本を執筆してしまえる本への情熱は尋常ではない。
著者の思う理想の本棚の条件には
・見やすいこと
・2割の余白があること
の二つを挙げている。これは本棚を可視化された「外部脳」として捉えているからである。どのような本を面白いと感じるのか、また、入れ替わる本棚を観察することでどれくらい自分は成長したのか。それらを反映する機能を持つのが「本棚」なのだと言う。
だから、本棚に入れる本は意図をもって選ぶべきである。ただの本の収納場所にしてはいけないのだ。
また、本棚以外には本の買い方について紹介されているページがあり、「著者のメガストアの歩き方」は新しい発見となった。大型書店を回る際には重い荷物に耐えられるリュックやカバンを背負い、口の閉じる手提げ袋を持っていき(万引きだと勘違いされないため)そして、長時間店内を歩いても足が疲れないように、底がほどよく柔らかい靴を履いて書店に行くのだそうだ。本を入れるモノに注意を払うのはすぐに思いつくが、靴にまで意識を飛ばせる人はなかなかいないと思う。本に対しての本気度がよく表れているエピソードであると感じた。
Posted by ブクログ
著者流の本棚づくりのルールを開陳した一冊。「本棚に並べるべき本とは、面接で答える愛読書だ。自分がどう見られたいかを物語る本」とは、コンサルの本棚がまさにそんな印象だった。
代官山の蔦屋書店「Anjin」(アンジン)の本棚もあまり関心しないので(インテリアとしてはOKだ)、おそらく著者と私とでは本棚に求めるものが少し違うのだろう。
ただ、「①『サイエンス』②『歴史』③『経済』のセルのない本棚は、社会人として作ってはならない」とか、「会社の本棚には、必ず簿記の基本書を入れておく」あたりは納得感が高い。
加えて、本書に登場するオススメ本は、どれも読んでみたいものばかり(いくつか買ってしまった)。ブックガイドとして秀逸なのだが、本棚がもう一杯だ。「2割の余白」「勝負本のみ」……といった本書のノウハウに従って、少し本をリストラしないと。。。
Posted by ブクログ
「本棚の意義を再認識」
場所を取らずに本を所有することのできる電子書籍の便利さによって、紙の本を購入し本棚で管理するということをしなくなっていたが、
この本を読む事で「本棚は単なる本置きではない」と本棚の意義を再認識することができた。
本書によると本棚の意義とは、自分の興味を可視化できることで、本棚を眺めるだけで今現在自分が何に興味を持っているのか、知識はどれくらいかが一目でわかるということにある。
ただし、読んだ本全てを本棚にコレクションすれば良いというわけではなく、
何を並べて何を並べないか、限りある本棚のスペースの中で自分が特に残したいと思う本をセレクトする過程により本を選ぶ感性が育つとのこと。
自分はこれまで、購入した本は全て手元に残しておきたいと思うあまり、家の本棚が全て埋まってしまった後も、もう読まないような本まで収納箱に入れて手元に残しておくということをしていた。
物を置くスペースがなくなるにつれ、これからは全て電子書籍で購入すれば手元に全て残せるじゃないかという考えから紙の本は買わなくなってしまっていた。
しかし本によっては電子書籍よりも紙の本の方が読みやすかったりパラパラと紙をめくる動作が好きだったり、本による製本の違いを楽しんだりと紙の本ならではのメリットも感じていたので、これをきっかけに「自分好みの本棚を作る」という目的で再び紙の本を購入することにした。
著者が紹介するルールとは多少違いはあるが、「100冊程度が収納できる本棚に自分なりのルールを決め本をセレクトする」という決まりを作ったおかげで、自分の好みを集めた厳選された本棚が出来上がっていく様子や、後から本棚を眺めることが楽しくなった。
本が溢れて仕方がないからどうにかしたい、でも電子書籍よりも紙の本が好きという方には特に読んでもらいたい本。
Posted by ブクログ
積読が多くなってきたので、それを消化するのもあって本書を購入。「経済」「歴史」「サイエンス」などのジャンルを分けて本を並べる必要性や、メガストアの歩き方などたいへん参考になった。
読んでいて、恩師の本棚を拝見させて貰った時のことを思い出した。そこには100数冊の本が秩序だてて並んでいて、圧のようなものを感じたのをよく覚えている。
そういう意味では本棚も生き物であり、そこには読み手の思想・考え方が浮かび上がるというもの。かつて見た恩師の本棚に負けずとも劣らないものを用意できるよう、日々、本棚のアップデートに努めたい。
Posted by ブクログ
さらっと読めるが、面白い。成毛さんの永久保存本やお勧めテレビもわかって参考になった。
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本棚はあなたの知を増やす最高の道具
第1章 本棚は外付けできるあなたの脳である
本棚に「ゆとり」のない人間は、成長できない
いい本棚は、頭の中身もアップデートしてくれる
本は読んだそばから忘れていい
第2章 「理想の本棚」になる仕組みをつくる
あらゆる本を拒まず、大量に受け入れるのが「新鮮な本棚」
特別展示をすると、1年で12の専門知識がつく
「メインの本棚」に入れる基準は「面白い」「新しい」「情報量が多い」
ひらめきを生むのが「タワーの本棚」
第3章 教養の深まる本の買い方、読み方
書店の歩き方で読書が変わる
文系人間でもサイエンス本をスラスラ読む方法
特別付録 HONZ特製 Webで読まれる書評の書き方
Posted by ブクログ
読書家にとって本の整理、管理は重要なことだ。
整然と管理されなければ、雑多になっていく本棚や家の中同様、頭の中もごちゃごちゃになっていく。
そこでこの本では読む本、読んだ本を効率よく知識として吸収するための、書棚に関する主要な三つのルールが書かれている。
①新鮮な本棚
②メインの本棚
③タワーの本棚
(これだけ見るとなんのこっちゃだけど、詳細は本を見てね!!!)
本棚よりも本にお金をかけたいところだが、本棚そのものと管理も大切、ということなので出し惜しみせず自分の理想の本棚を作りたい。
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人に見せられるような本棚。自分にとってのその本の使い方によってみっつの本棚にわける。
人生の一部として読書をしているようにみえる。
C0030
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ここまで多ジャンルを読まないが、「本の内容は暗記できるものではない」とか「本の見切りも大事」というあたり、すごく共感できます(同じような考えで嬉しい)。
本棚を作る中での「アップデートしない分野は電子書籍で」という点は、なるほどなと思いました。
Posted by ブクログ
本棚には2割の空きスペースがあるといいこと。
(絶えず自分をアップデートしていくなかで必要だ)
ベストセラーばかり読む人間はつまらないやつとも書いてあった。
確かにその通り。そういう人に出会ったことがあるので。
ベストセラーもいいけど、たまには違うのも読むべきかもね。
小説を読むことが多いので、たまには違うのも読まなきゃなあと思うのだった。
教訓を得られます。
Posted by ブクログ
本の並べ方1つで知的刺激の受け方が変わってくる。他ジャンルを同時進行で読み、定期的に並び変えることで、最新の刺激が頭に残るようになる。社会人として無くてはならない本のジャンルは経済、歴史、サイエンス、の3つ。この3つが無い本棚はありえないとのこと。自分の本棚で実践してみることにする。
Posted by ブクログ
理想の本棚は知識や情報を短時間で効率よく引き出せる本棚、という意見に共感する。本を保管する場所ではなく、利用する価値のあるものであるべき。
これから読む本、読み終えた本、参照する本の3つに分け、つまらない本を処分する点は私も実践している。著者は定期的に本の入れ替え作業をすることを勧めているが、読み終えた本の内容を思い出したり、自分の読んだテーマを確認するにも役立つだろう。知の神棚を設けるアイデアも紹介している。日々の生活に刺激を与えるだろうし、インテリアとしてもいいと思うが、場所をとるとか、ほこりをかぶるとかのデメリットも感じる。明確な目的を見出すことができるならやってみようと思う。
「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ」ロベルト・バッジオ
Posted by ブクログ
著者の本に対する愛情が感じられる内容です。本を通り越して本棚の本の並べ方、メインの本棚や新鮮な本棚と名付けられたコーナーの紹介、理想の本棚や書店の紹介等が書かれています。
Posted by ブクログ
本を選ぶときは、背表紙と表紙のデザインをみる
また、カバーを外した時に無地であればその本は愛されてないため選ばない
しおりがついてない本も選ばない
年間8万冊が出版されているため、一度気になった本は手に入れないと、もう二度と出会わないかもしれない
小説や漫画は、世に出た時点で完成しているため、更新はない。
すらすらっと読めて面白かった
2020/08/30 23:50
Posted by ブクログ
本書を読むと、急激に本棚を整理したくなります。
これまで本棚はクローゼットの中に閉まっていましたが、本棚から刺激をもらうためにも、部屋の中に置くことを決心。また、本棚を整理するために保管していた本を読み返すきっかけに。
その他、「おもしろそうなところから読む」、「1冊を一気に読み通そうとしない」など読書家である著者の読み方やおすすめ書籍の紹介もあり、本好きには満足の1冊です。
Posted by ブクログ
本を読んだり、勉強したりするうえで、こういうふうにしたらいいよという話を読みながら、なんか自分もできる人になったように感じる。こういうの、教養エンタメだよなぁと感じる。本棚とか俺もけっこうたいへんなことになっているし、やってみたいと思うところはけっこうあった。つっこんだままになっている本とか、ながめて整理して、並べ替えるって、楽しいよね。
Posted by ブクログ
読後、本棚を整理せずにはいられない本。「漫画や小説を入れない」「ベストセラーは置かない」など人によっては反感を買いそうなことも多々あったけれど、それ以上に参考になる部分があった。「本棚は余白を残して新陳代謝を上げることが大切」という点を特に意識していきたい。
Posted by ブクログ
メインの本棚は区画を決めてジャンル分けし、「サイエンス」「歴史」「経済」の棚は必ず作り、「面白い」「新しい」「情報量が多い」本を入れて、定期的に入れ替える、などのルールが書かれてました。
また、今私は本の大きさでまとめてできるだけ多く突っ込んでますが、大きさをそろえない方が動きがあっていい、新陳代謝のために必ず隙間を作るなど、今とはまったく違うことが書かれていて、これをやったらずいぶん変わるだろうと思いました、