成毛眞のレビュー一覧
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仕事で社内外からの圧力を受けすぎたせいか、夜も眠れなくなるは、酒は増えるは、頭の中で同じ考えがぐるぐる際限もなく回っている状態となってしまった。体調にも影響が現れ、いよいよヤバイ状態。救いを求めて本屋をうろつくとこの本が目に留まる。
元マイクロソフト社長が40代、50代に向けた生き方参考書。いいのか?元社長がこんなこと書いて!もう「はじめに」を読んだ瞬間からから救われる感のある言葉が・・・そんなに頑張らなくていいよというやさしい言葉として読み取ってはいけない。いまこういう状態に陥っているっってことは、これ以上付加価値を生み出せない状態だということ。身の程を知りサラリーマン的に成仏して行動を変 -
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中国・韓国の英語力が高いのは、皆、自国を抜け出したいからであって、自国のレベルが高い日本には英語は必要がない。この意見に全く同意です。
この本を読んだ人は、ぜひ「英語は愚民化 日本の国力が地に落ちる」も読んでほしい。これによると、日本人が英語が下手なのは、日本語で不自由なく学問・政治・経済・法律を語ることが出来るからであり、国語がしっかりと発達しているので英語を使う必然性がないからであるそうだ。逆に、国語が発達していない国は、学問・政治・経済・法律を自国の言葉で勉強することが出来ないので、英語による教育が行われている。そして、英語を国語よりも優位的な言語として扱うことによって、自国のアイ -
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ネタバレ【概要】
本好きの人がさらに本を読みたくなるための本。
本棚にルールを設けることで、過去の読んだ本の整理と、未来の読みたい本を意味のあるものにできる。
3分の1は本の買い方、書評の書き方が書いている。
【評価】
82点(本の読み方について一通り自分流を作った人がさらに本を読みたくなるようなときには非常にいい。書評を書く前にはぜひ読みたい)
【共有したい内容】
・「読む本が新しくならず、本棚の中身がたとえば1年前とかわり映えしないようであれば、自分自身が過去1年間まるで成長していないことを意味する」
・「書評に個人的な思い入れは不要だ。・・・ただ、面白いという事実だけを伝えることに全力を尽くすべ -
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[ザ・一級メニュー表]ズバリ、著者が考える純粋に面白いノンフィクション100冊を紹介した作品。幼い頃に『水滸伝』に触れたときから、寝ても覚めても読書漬けという著者によって厳選された一級の品々が勢揃いしています。著者は、書評サイト「HONZ」代表の成毛眞。
そりゃ面白い本を紹介しててそのタイトルが『面白い本』なんですから面白くないはずがない。知識欲をビビッドに刺激すると同時に、本当にいろんな本を書く人がいるなと感嘆とさせられてしまいます。一つの分野に集中しているわけでもないので、読書好きであれば幅広く参考にできると思います。自分も早速、本書で紹介されている作品をいくつかブックリストに加えさせ -
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ネタバレいま、40代以上のビジネスマンが考えるべきは、いかに会社で息を潜め、外の世界を切り拓くかである。ストレスがかからない仕事を選び、健康な身体を保ちながら、趣味やサイドビジネスに全力を注ぐ。
ミドルエイジはいまの会社にしがみつくしかない。
あらかじめ決められた就業時間内に、与えられた仕事を最低限こなす。責任が重い仕事は断る。これがミドルエイジ的脱社畜なのだ。
出世争いなど、会社に完全に飼われている人たちのやることなのだから、自分はそれに巻き込まれず、マイペースで過ごすのがいちばんである。
本業のほかに副業をもつのは、金儲けの鉄則である。
そして、自分の商店を支える家族も大切だ。会社で残業するくらい -
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元マイクロソフト日本法人社長の成毛眞氏が語る英語論。ここまで言っていいのか?ということを外資系法人でトップをひた走っていた成毛氏が語った、という意味でこの本は非常に価値があると思っています。
筆者は言うまでもなく『ザ・外資系』とも言えるマイクロソフトの日本法人で社長を勤め上げ、上司はあのビル・ゲイツとも丁々発止のやり取りを繰り広げたといわれる『大人気ない大人』こと成毛眞氏である。いやはや、正直言ってここまで言っていいのか!?と何回も言いたくなる位の歯に着せぬ物言いで、日本の英語教育ならびに楽天やユニクロなど、実名を挙げて社内の公用語を英語にするといった企業もこき下ろすという『大人げのなさ』で