成毛眞のレビュー一覧
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ビジネス系の人の本なので、共感できないところもあるが勉強になった。
辞書などのように、参照するための本を別置きすることや、知らないジャンルに足を踏み入れるには児童書から入ることなど。
面白いと思ったのは、自分の本棚を人に見せる事前提で作ること。
そこまで緊張感を持って本棚を作るのは自分には無理そうだが(そんなに考えて読む本を決めてるわけでもない)、
一角を「特別展示」コーナーにして、月一回並べてみることで、自分のそのテーマについての知識を再確認することができるというのはやってみたい。
それと、最低でも月一回の本棚の整理。ここで本棚に残す一軍と処分するものに分ける、と著者は言うが、私なら2階の書 -
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勉強のための勉強をするな!という言葉がいい。
自分の好きなことをやる。
本やネットを駆使して情報をシャワーのように浴びる。自分の知らないことがあればググる。本の著者が何気なく使っている言葉をググれば、その本1冊以上の知識を得ることができる。ググってその内容を忘れても問題ない。人の脳は忘れるものだが記憶が片隅に残っているので、ふとした時に思い出す時がある。忘れてしまったらググって、前にもググったなと思えばいいだけである。情報はたくさんの分野を知ることが大切である。
著者の内容が大変わかりやすく、今すぐ行動できる内容ばかりであるのでおすすめしたい。
まずはググって情報を浴びまくろう。
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もともと文章を書くのは苦手な私ですが、業務上、文章を書くことが非常に多いです。
多くの編集者さんや校正者さんから厳しくご指導いただき、何とか形にはなっています。
また、仕事を頂き続けるには、日々のブラッシュアップは大事で、「書くスキル」に関する良書を見つけると参考にしています。
本書は、目を引く、売らんかなタイトルですが、中身は骨太だと思いました。
章ごとに、重要なポイントを押さえて展開されています。
ネタバレですが、簡単にまとめます。
1章:見た目は大事。最初の1行が見出し。適度な空白が重要。
2章:1行で引きつける魅力的なリード文。SNSの効果的な活用ノウハウ。
3章:誤解さ -
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成毛氏が得意とするある分野における持論
を披露する本です。
今回のテーマは「お金」です。
お金に対する考え方、資産への対処法、資
産の増やし方、そして資産という概念の未
来図まで思いをはせます。
例によって賛同できる部分とそうでない部
分に分かれますが、「そういう見方もある
のか」と、別の側面を気づかせてくれます。
例えば、日本の文化はペイフォワード、つ
まり「先払い」「ツケ払い」によって成り
立ってきた、という部分です。
ツケというのは後払いのような気がします
が、文化の成熟にとっては先払いと考えら
れます。
手元のお金が厳しくても、文化つながる商
品を買ってあげることで社会が回 -
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本棚と本のこだわりについて語った本。本棚について一冊の本を執筆してしまえる本への情熱は尋常ではない。
著者の思う理想の本棚の条件には
・見やすいこと
・2割の余白があること
の二つを挙げている。これは本棚を可視化された「外部脳」として捉えているからである。どのような本を面白いと感じるのか、また、入れ替わる本棚を観察することでどれくらい自分は成長したのか。それらを反映する機能を持つのが「本棚」なのだと言う。
だから、本棚に入れる本は意図をもって選ぶべきである。ただの本の収納場所にしてはいけないのだ。
また、本棚以外には本の買い方について紹介されているページがあり、「著者のメガストアの歩き方」 -
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HONZは、元・マイクロソフト日本法人社長の成毛眞(1955年~)氏が代表を務め、2011年に開設された書評サイト。評者は、成毛氏、東えりか(書評家・HONZ副代表)、堀内勉(『読書大全~世界のビジネスリーダーが読んでいる経済・哲学・歴史・科学200冊』の著者)、鎌田浩毅(地球科学者・京大名誉教授)などのプロ・著名人のほか、その道では素人とはいえ、厳選された本好き20余人である(私の記憶では、メンバーは随時入れ替わっている)。対象は、サイエンス、歴史、社会、経済、医学、教育、美術、ビジネスなどあらゆる分野のノンフィクション作品(即ち、小説以外のすべて。但し、自己啓発書、IT専門書は除く)で、本