【感想・ネタバレ】情報の「捨て方」 知的生産、私の方法のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年06月16日

元日本マイクロソフト社長の成毛さんによる情報収集論。
分かりやすく書かれているが、いずれも納得できる内容で、誰しも読んだ方が良いと思える内容だった。
てっきり、脳の記憶容量には限りがあって、それを活かすためにどうすればよいのか、それを自身の経験になぞらえて書かれた本かと思い、ある意味間違っていないの...続きを読むだが、もっと個人的な体験に基づく内容だった。副題の「知的生産、私の方法」一層、本書の内容を示している。
本書内にあったプレゼンテーションは、笑いが取れたら成功というのは、自分が日頃思っているところとも共鳴する内容だった。

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Posted by ブクログ 2023年01月11日

人生は短い バカ情報に構っている暇はない がメッセージ

私たちの時間を奪おうとするもの、それは情報です。
自分の時間を奪うだけの情報は徹底的に捨て、遠ざけ、触れない

気になったのは次です。

捨てるには2つの意味がある ①本当に捨てる ②頭の中から消す

情報は3種類 ①インテリジェンス ②イン...続きを読むフォメーション ③データ
限られた人のみが知ってるのがインテリジェンス、そうでないのがインフォメーション、データには価値がない

ダメ情報はその存在を知っただけで、よからぬダメージを受ける。人は易きに流れると質の見きわめができなくから。

真実より事実 興味があり、また、情報として価値があるのは事実、つまり、実際に起きていることだけ。

ベストセラーは読むな

その本を少しでも面白そうだと思ったら、その場で買え、後で買おうとおもっても忘れてしまうことがある。面白そうと感じたことはそれなりに意味のあることなので、読まないより読んだほうがいい。

学問上の情報は独学でいい。書物からも充分に得ることができる

とびきりの情報は仲がよくなった人からもたらされる。だからいい情報を得たいのなら、多くの人と仲良くなること。

気さくで偉ぶらずに、面白い話ができる人に声をかける。そして、面白い話をするなら、出し惜しみせずにどんどん提供すべき

新しい驚くべき情報に触れたら、その情報がいつ発せられたのかを確かめる習慣をもつ。情報のウラをとる、複数のソースに当たれといっている。

情報の吟味、縦軸で比較:時間軸で比較、横軸で比較:反対意見を探す

面白い本だけをよむ、 ①つまらない本を排除する、②面白い本を選び出す(装丁とタイトルをまず見る)③書評をレビューする

人を見極める ものの見きわめよりも圧倒的に難しい ①実際に仕事をさせてみる ②顔つきなどよりも、しぐさを見る

頭に情報を入れないためにノートに書く 社会人はノートを美しくかかなくてもいい、試験を受けるわけでないから

メモしたらそれを忘れない、そのために、ビジュアルに思い出せるようにサインペンなどでマークしておく

ネタ帳にキーワードをたくさん書いておく、なぜなら、やったことがないものを人は思い出せないから

ぼんやりとした情報は、実は有益であったりする

そのときはおもしろかったのに、あとから内容をきちんと覚えていないのは、後で他人にそのおもしろさを伝えるため、見たり、読んだりしていないから。つまり誰かに伝えるために自分で情報を整理していないから伝えられない。

情報は書いて残しておけば、あとから見直すことができる。

付箋をはるのは、忘れることを前提とした作業、読んだ内容を忘れていいと知ることが本を多く読むこつ

忘れきれずに残った情報が、教養

思い出すことができるように、どこかに書く、本棚にならべる、誰かに話すなどでして、トリガーをちらばめておく。

情報を入手して、見極め、噛み砕いて、自分なりに生み出す。これをくり返すことで、情報への感度も、情報を扱う体力も養くことができる。

もくじ

はじめに
序章 「情報とは一体なにか」
1章 情報を「入手する」
2章 情報を「見極める」
3章 情報の「非整理術」
4章 情報を「嚙み砕く」
5章 情報を「生み出す」
6章 情報を「活用する」
特別章 成毛眞の「情報」個人史

ISBN:9784041028445
出版社:KADOKAWA
判型:新書
ページ数:188ページ
定価:800円(本体)
発売日:2015年05月09日

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Posted by ブクログ 2020年12月30日

情報を得る際はまずいらない情報を捨てること。寄せ付けない。オカルトや占いなど。常日頃から見てる街並みでも情報は得られる。買い物に行った際は全て買うつもりで見ると、ただ歩いている人とはモノの見方が違い入ってくる情報も違う。一つの情報は点であり、その情報の背景まで調べたりすると良い情報となる。実際にその...続きを読む場所に行くことも大事である。その際は、仮説や質問を考えておき、現場で答え合わせをすること。

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Posted by ブクログ 2020年02月29日

具体的に挙げられていたメディアが参考になった。
新潮社「Foresight」、「The Economist」、「Nature ダイジェスト」、BS1の「国際報道 20xx」を新たに取り入れようと思います。
「News week日本版」、「クーリエジャポン」はdマガジンで既に読んでます。

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Posted by ブクログ 2018年05月24日

p.71 普段やっている仕事がバラバラでも、面白い人は面白い物に反応します。だから、面白い話は出し惜しみせず、どんどん提供すべきです。面白い人に聞いてもらうことで、面白い話はますます、面白くなっていきます。
→ 面白いと思った話は面倒くさがらずにどんどんアウトプットしていこう。

p.129 「あの...続きを読む人だったらどうするか」を妄想することです。
→困難に遭遇したとき、自分が理想とする人だったらどういう行動をするか想像して、びくびくしながらも一歩を踏み出す!

p.148 SNSには、互いに黙って囲めるテーブルがないのです。
→対話の中の沈黙の時間の大切さ!

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Posted by ブクログ 2015年10月03日

情報を集める時代から情報を捨てる時代へ。
スマートフォンの爆発的普及など私たちの身のまわりには日々大量の情報が湧き上がってきます。好むと好まざるとにかかわらず。
著者は本書の中で云う「やりたいことをするために、不要なものは情報であれ、人であれ、切り捨てていく勇気を持たなくては、楽しい人生を送れないの...続きを読むです」と。
本書を読んで膨大な情報に人間が押しつぶされてしまうという夢のような現実が今そこにあることに気づきました。

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Posted by ブクログ 2023年05月24日

情報というものとの接し方をあらためて解いてくれた書籍だった。ためになった部分を概要として記載すると、摂取する情報、断絶する情報の取捨選択の方針をインプットできたこと。接種する方法としても、ソースを多様化することに触れていた。そうすることで、情報リテラシーもあがり好循環を生みだすに違いないと思された。...続きを読む

長いようで短い人生。必要な情報をしかと見極めていこう。そう決心した!

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Posted by ブクログ 2018年11月14日

"無益な情報には近づかず、有益な情報を意識して取り入れる。
情報は3つに分類できる。インテリジェンス、インフォメーション、データの3つ。
インテリジェンスは希少価値のある旬なもの。人間関係の構築や費用を払うなどある程度の時間やお金も必要なのかもしれない。この情報を得ることに心血を注ぐ人もい...続きを読むるでしょう。
仕事柄必要な人もいる。サラリーマンの私にはあまり必要性は感じない。
インフォメーションやデータからインテリジェンスを生み出せるような人間でいたいと思った。すでに公開されているインフォメーションやその蓄積からユニークな視点とある目的を明確にした上で、点が面になる景色を描けて、他の人にも語れることができれば、ユニークな存在でいられる。可能であればビジネスの場で生かしたいものだ。"

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Posted by ブクログ 2016年11月26日

著者の「バカにつきあってたらバカになる」的記述に、易きに逃げることが増えていた自分を省みさせられました。
取り入れる情報の選択をより意識的にしていきたい。

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Posted by ブクログ 2016年01月07日

たいていのノウハウ本は、まぁそうだよね、という事項が多いが、この本は自分では気づかないポイントが多かった。
情報の捨て方、というよりは、情報との付き合い方、というタイトルの方が相応しい気がする。

特に、情報は独立した点ではなく、流れや構成の中でとらえる、というポイントはなるほどと思った。
木だけで...続きを読むなく森も、今だけでなく過去未来も含めて、情報を俯瞰的にとらえることが重要。

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Posted by ブクログ 2015年10月06日

■おすすめの情報収集ソース
・無償
 NHKニュース
 普通のニュースが少なくなっている中、逆に貴重

・NHKBS1 国際報道2015

・有償
 foresight、newsweek
 他者に差をつけたければ絶対読むべき

■参考になった記述
・自分に意外性を持たせること、差をつけることを意識す...続きを読むると良い
 →ベストセラーは読まない
 →読書も旅も、漫然と行っては差がつかない。
  著者によれば、出掛けた先は「答え合わせの現場」である
・岐路に経った時、「あの人だったらどうするか」を妄想すること
 →雲の人の上の存在と言われるような、スティーブ・ジョブズや松下幸之助、マザーテレサなどになりきって決断すると正しい決断が下せる

・笑いが起きるタイミング
 →難しいことを面白くいい、面白いことを難しく言った時
 →二代目桂枝雀によれば、笑いとは「緊張と緩和」が大切、と唱えた。(かしこまった場に、それにふさわしくないものが登場すると笑ってしまう というもの)

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Posted by ブクログ 2015年09月22日

WBSでも客員教授を務められている成毛先生の本。話中に出て来る「情報の3分類」の考え方は非常に参考になる。自分が提供する情報、相手から仕入れる情報、常日頃からそれぞれの情報が3分類のどれに相当するのか、意識するだけでも、情報との付き合い方が向上すると思う。

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Posted by ブクログ 2015年08月09日

マイクロソフト社の代表取締役社長を10年勤めた著者の、情報との付き合い方のノウハウを書いた本。

人の時間は有限、だからこそ無駄な情報は見極める、効率よく情報を蓄積する(ネタ帳.doxs)、などが大切だとしてその方法を紹介してくれているのはよかった。

特に、ネタ帳docxはいいと思った。

情報は...続きを読むまず自ら発信することで、提供してもらえるといった部分は、最近読んだ官僚の仕事術本と通じるところがあった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年07月14日

σの外側が持っている情報がインテリジェンスで重要。質問を持って答え合わせをしながら歩く。ビフォアアフターのためにビフォアが必要。NHKニュースと47ニュース、smartnews、朝日、産経、日経、Wewsweek、The Economist、Natureダイジェスト、ForesightHonz。BS...続きを読むBS1国際報道2015サイエンスゼロ、ぶらぶら美術博物館
自分からアウトプットしたくない情報は取り入れない
複数のソースにあたる
町の変化をとらえようと見る
ひとつの会社でひとつの仕事をしてきてスキルと人脈が豊富な人は50代の起業で成功する
Postit plus Smartnews Starwalk2 Captio
発信することは自分用に整理すること
教養は新陳代謝で残ったもの
デバイスは最新に

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Posted by ブクログ 2015年07月12日

価値のない「情報」に溺れないのは当然の方針だけれど、気を抜くと流される。
情報源の選択が有益だった。

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Posted by ブクログ 2015年06月29日

ビジュアルと結びつけて記憶する方法は子供の頃から本やテレビで解説されていたが、わざわざ文字やイラスト、写真が印刷された紙に赤色サインペンでメモするというのは斬新だった。愛用する基本アプリ、アナログ情報源の整理法も参考になった。アウトプットはやはり大切なようだ。システム手帳は「懐かしの情報グッズ」なの...続きを読むかとしみじみ。

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Posted by ブクログ 2015年05月29日

 スマートフォンやパソコンのスイッチを入れてインタネットに接続すれば、いろいろな情報が入ってくる。全部読んでいたらとてもではないが頭がパンクする。そんな中で情報の捨て方にフォーカスしたのが今回の本。

 著者曰く、「人生は短い バカ情報に構っている暇はない。」確かに、ゴシップ話や箸にも棒にもかからな...続きを読むいような情報を読み漁っていても明日という日はやってこない。除法のみならず、「安い食べ物を食べ続けてはいけない」とも述べている。その理由は、安い食べ物ばかり食べていると、それが当たり前のことになって他の存在が頭の中から消え失せるからと指摘している。

 ちなみに著者は吉野家の牛丼は好きで毎日でも食べたいくらいと書いているが、それでも格安のモノばかり求めることのマイナス面を指摘している。

 情報との向き合い方で面白いと思ったのが、「丸の内でもウィンドウショッピング」で考える-情報入手法だ。丸の内は、今では単なるオフィス街ではなく、飲食店、洋服など様々な店が出店するちょっとしたショッピングモールにもなっている。そんな丸の内を新聞記者や刑事になったつもりで歩くのがいいと勧めている。街歩きをするとなんらかの情報が手に入る。そこから何を得るかはその人次第だ。

 情報も入れ方一つで変わるので情報とどう向き合っていくかと言うことを頭に入れておくのは重要だ。

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Posted by ブクログ 2024年03月18日

やはり色々なところから刺激を受けることが大事で、時間は有限なのだからそれを大事に使うということだ。本の書評サイトHONZ知らなかったのでこれから使えそう!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月04日

情報の取捨選択の考え方について、参考になる部分もあった。(個人で合う合わないはあると思う、一番受けの良いプレゼンをした学生に高評価を与えていたという話はちょっと…)
・アウトプットしたいと思わない情報には触れない
・変化が少ない(緩やか)/下方修正されないことが大切

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Posted by ブクログ 2021年01月27日

ジャンク情報(本、ニュース、人など)から離れて、質の高いものを摂取する。
自分とは対極にあるようなものも教養として役立てる。
と、いうことなのか。
ある程度情報元を絞ったら、やはり情報摂取は行っていくことが社会人としては必要。

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Posted by ブクログ 2020年04月12日

★3.3(3.37)2015年5月発行。著者はアスキーを経て日本マイクロソフトの社長だった成毛眞氏。以前「本は同時に10冊読め」を読んだことがあったが、これは2008年の本だったんですね。この本は副題に「知的生産、私の方法」とあるが、確かに今の情報化社会の中、次々に新しい情報が入ってくるから取捨選択...続きを読むする必要がありますね。ということで情報を以下に捨てるかというのは確かに大事ですね。ただ、捨てるというのはいつまでも覚えておこうとしないで、どこにあるかが分かっていればすぐに振り替えられるというのが重要と。

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Posted by ブクログ 2019年01月20日

成毛さんという人は普段からあらゆる情報を取り込みたいという欲求を持った人だ。だから常に飽和状態になるのを恐れているらしい。歩き慣れた街を歩くにもいろんなものを観察しないと気がすまない。それは人それぞれなので、そうでない人のほうが多いと思うが。スマホばかりに頼ると、不要なニュースまで見てしまうことは避...続きを読むけた方がよいだろう。

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Posted by ブクログ 2017年07月24日

日本橋の立ち食いそば屋そばよし。出汁がいい。

NHKニュース、47NEWS、スマートニュース。

BS1の国際報道2015

X BAND MP RADAR

captio

navitime

発信することを前提に読む=書評を書くことを前提に読むと頭に入る。アウトプットは楽しい。

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Posted by ブクログ 2017年03月16日

とても読みやすい。

誰でも知っている情報には価値がない、と成毛さんはいう。
まだ文字化されていない、内部情報をインテリジェンスというなら、文字化されたものがインフォメーション、そして事実関係をあらわすデータ。
インテリジェンスとインフォメーションの両方を持ち合わせた人になれ、と説く。
質の悪い情報...続きを読むに慣れてしまうと、時間の無駄にとどまらず、それしかないとなってしまうのがよくないらしい。

しょっちゅうネットニュースをリロードしてはならず、ベストセラーやくだらない本を読んでいてはいけない、とあって、私などはグサグサ刺さった。
本は、タイトルと装丁がしっかりしているかで価値は計れるらしい。
47NEWSというサイトは、早速覗いてみた。
我ながら、影響を受けやすいことで…。

ただ、冷静に考えてみると、私には、せいぜいここにレビューを書くくらいで、アウトプットする機会がない。
情報を取り入れることが自己目的化しているのかも。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年10月12日

情報とは一体なんだ?教養とは一体なんだ? 一見すると世捨て人みたいな台詞だけど、あくまでも現実的な語り口。

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Posted by ブクログ 2016年01月05日

無駄な情報も教養となる。知識や情報を貪欲に、しかも厳選してその他は忘れる、もしくは吸収しない。後半の漫画のくだりは著者の好みでしょう。漫画が情報や教養の吸収のきっかけになることもあると思います。

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Posted by ブクログ 2015年10月28日

成毛眞の文章は切れ味が良く、結構好きでよく読んでる。
この本は、いい意味で特に可も無く不可も無く。
情報を得る手段やブロックする手段、情報の得方、情報の見極め方や整理の仕方、物事の考え方が書かれている。

以下、既知のものもあるが参考にしたものを抜粋。
・情報の3分類 インテリジェンス、インフォメー...続きを読むション、データ
〜文字になった時点でインテリジェンスではなくなる。インテリジェンスは人の口から発せられる情報にしかない。
・日本橋の立ち食い蕎麦屋「そばよし」は美味しい。
・S/N比(シグナル・ノイズ比)を上げる。
・誰かに情報を発信することは、自分の中で情報を整理することに等しい。
・プレゼンは、原稿をパワーポイント上に書かない。写真やイラスト、グラフを配置する。
・一生懸命にプレゼンしても、真意が伝わらないのは当然で、伝わったら運がいいと思うくらいでちょうどいい。
・笑いの理論『緊張と緩和』(落語家・二代目桂枝雀)。
・読んだ内容は忘れていいと知ることが、本を多く読むコツ。

最後の方で、漫画と漫画読者をdisってたが、『楽しい人生を送る』方法や手順は人それぞれ。真似しなくてもいい、と前置きはしてるものの、そこまで言うか?とも思った。
が、これが成毛眞たる所以であり面白いところなのかも。

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Posted by ブクログ 2015年07月30日

朝出社して日経新聞と毎日新聞にざっと目を通し、帰宅してNHKニュースウォッチ9か報道ステーションを観る。そして、30分ぐらいは好きな本を読む。私の普通の一日はこうして過ぎて行きます。でも読みたい本はどんどん溜まるし、録画しておいたNHKスペシャルとかもハードディスクに溜まる。限られた時間でどうやって...続きを読むこれらの情報を処理しようと悩んでいたので読んでみたのがこの本。著者の意見で納得できたのは1)質の悪い情報には接しない→占いとかオカルトとか、2)自分から発信したいと思わない情報は無視する、3)本やテレビで得た情報は忘れてもOK→検索するキーワードさえ整理すれば、いつでも取り出せる、などなど。情報過多ともいえる今日、情報の受け手のフィルターの性能を向上させて無駄な情報をそぎ落とすのが重要で、でもそのためには多くの情報に接して取捨選択する経験を積む必要があるという一見矛盾してそうな部分もあります。でも、何事も場数を踏まないと上達しないのは同じですね。少なくとも、「読んだ本の内容を忘れてもOK」の一節は私にとって貴重な見方でした。

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Posted by ブクログ 2015年07月22日

著者は日本マイクロソフトの社長として有名だった人。いくつも本を出してるけど、わりかしサクっと読めちゃうのが多い。まあ、中身は納得できるところ、できないところ両方あるんだけど、盲目的に読んじゃう人はやめといた方がいいかも。

本書でフンフンなるほどと読んだのは、「『パブリックな情報』から読み取れるもの...続きを読む」のくだり。佐藤優氏なんかもよく言っているけど、意外と好評データから分かることって多いんだよね。もちろん、読み解く側の知識や洞察力なんかがいるんだけど。

「大勢の前で話をするときは、笑わせられるかどうかが、プレゼンの成功のカギをにぎる」ってのも確かにそう。リーダーには不可欠な要素かも(私は無理ですが)。
終章を読んで、「この人ついてるんだな」と思ったのは私だけ? あ、悪い意味じゃなくて、組織のトップとか傑出した人物には、ツキとそれを呼び込む努力は必要だから、そういう人なんだなと。

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Posted by ブクログ 2015年06月15日

目の前の情報を流れの中の要素と捉える。
無駄な情報は捨てる。それに触れる時間も捨てる。
自分のためにも情報発信。上手くなる。
一人ブレストやネタを温めるために一つのファイルに保存。
新技術で買う。
いい情報を多く得たければ多くの人と仲良くなる。バカはブロック。
テレビは取材に大変な時間をかけているか...続きを読むら有用。BSの国際報道2015、サイエンスZERO、ぶらぶら美術
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