【感想・ネタバレ】実践! 多読術 ──本は「組み合わせ」で読みこなせのレビュー

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Posted by ブクログ 2018年10月12日

・ズバズバと心に刺さった。読書法というよりもどのような本を読むべきかについて得たものが多い。
・とは言え、純粋に「本が好きなんだな」と思わせてくれる、と同時に、どんどん読書がしたくなる。
・ブックガイドとしても秀逸。
・これからのバイブルになるかもしれない。

・前々から気になっていた方なので、読ん...続きを読むでみようと思い購入。

第1章 超併読のある生活(私は一体、どれだけの本を併読しているのか
まず本をリビングでざっと読み、仕分け作業を行う ほか)
第2章 賢者の読書、愚者の読書(古典は他人に任せて、新刊を読もう
ハウツー書や投資本は捨てて経済学に学べ ほか)
第3章 経営者は自然科学に学べ(仮説検証は経営の仕事、だから自然科学を学べ
マーケッターは、把握できないものに手を出すな ほか)
第4章 書評の技術(書評とキュレーター
書評を書く場合のいくつかの注意点と気構え ほか)
第5章 賢者の蔵書棚を作ろう―厳選ブックガイド(文化・人生編
社会派ノンフィクション編 ほか)

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Posted by ブクログ 2011年12月06日

読書家でも有名な元マイクロソフト日本法人代表の成毛眞さんが書いた読書論の実践版になります。こういうほんの読み方をすると彼の言うところの「クリエイティブ・クラス」の人間になれますかね?

この本は成毛眞さんの読書論及び多読を勧める本です。僕もこの人の影響はずいぶんと受けました。ただ、成毛さんは新刊のみ...続きを読むに絞って読んでいるということと、古典と小説はまったく読まない、という点で、僕とは読書の傾向は若干違っていますが、本の読み方や、その本で得たことをどうやって実践して役立てて行くかについては、すごく役に立つものでございました。

もともと、成毛さんの言うところの『超並列読書』に似たようなことは自分でも知らず知らずのうちにやっていたのですが、ここまでシステマティックにやっているわけではなく、ただ気の向くままに読んでいた、というのが実情なもので、そんなに大きなことは言えませんが、少なくとも、ここに書かれてあることを自分の中に取り込んでなおかつ実行できれば、何らかの形で必ず、自分のところに恩恵が帰ってくることは間違いないでしょう。

ただ、僕はあんまり自然科学の本を読んでこなかったので、これから自然科学の本を読んでいきたいなとは思いましたよね。そして、成毛さんが自らのことを『軍事オタク』と称する様に、この本の中には軍事所に関することがかなりの割合で占められており、ビジネス。特にマーケティングの分野と軍事関係、特に戦略に関わる分野は往々にして被っている、というか、マーケティングに関する言葉はもともと軍事の作戦から派生してできたのだということを、僕はこの本を読んではじめて知ることができました。最近、軍事に関する専門書がいろいろと出版されていて、この本を読む時間があればなぁと思いながら書店の本棚を眺めている。そんな自分がいます。

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Posted by ブクログ 2010年08月30日

面白い。とにかく知らないことや、初めて聞く表現がポンポンと出てくる。
「ダチョウのごとく見たくないものは見ない」(p.167)、こんな表現があったなんて。
第5章の厳選ブックガイドは、単なる書評ではないと思う。これこそが成毛眞さんからのメッセージなのだろう。
僕ももっと本を読まないと。

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Posted by ブクログ 2022年03月12日

成毛さんは、以前から知っており、多読についての著書も持っていて、かなり考えが共感できる方である。
自身も、併読をすることが多くて、実は頭の良い体操になっていたのだと改めて知らされた。
成毛さん自体がおすすめされている本も、いずれも面白そうで、ついメモをしてしまった。

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Posted by ブクログ 2022年01月09日

【要約】
・ハウツーやノウハウ本はそこそこにして、経済学の本を読んでいくこと。
・サイコロを振る回数を増やすことは、読書を続け、行動に繋げていくことだ。

➖ちなみに➖
著者は読書において、付箋は付けるが、アンダーラインは引かず、読書メモも取らないそうだ。著者曰く、本当に重要なことは覚えているものだ...続きを読むと思う、とのこと。

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Posted by ブクログ 2018年10月20日

"成毛さんの読書術の紹介と読書ガイド。
経済学・・・自然科学、イギリス・フランスのノンフィクション、軍事物・・・マーケティングを読む楽しさを教えてくれる。"

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Posted by ブクログ 2016年03月13日

マイクロソフト日本現法社長などを経て、現在、書評サイトHONZ代表を務める成毛眞氏が、「動物の中で人だけが本を読む。したがって、本を読まずして自身が成長し、人生に成功する方法などあるはずもない。しかし、ただ本を読めば良いというものではない。適切な本を選んで多読を心がける、そして並列に読むことが大事だ...続きを読む」という自らの読書スタイルを実践する術を具体的に語ったもの。
成毛氏のスタイルには少々エキセントリックな部分はあるものの、本書で述べられる以下のような点は共感するところも多い。
◆「“格好のいい”蔵書棚を作るのが私のライフワーク。・・・格好のいい本棚とは、年代ごとに「あ、この本をさすがに読んでいましたね」と同じような感覚を持つ人に思われるような本棚だ」
◆「新刊におもしろい本がたくさんある。中には、最近の本より昔の本のほうがおもしろいと言い続けている人もいるが、そういう人は最近の本をあまり読んでいないのではないか、といつも思うのだ」
◆「“賢者の読書”(=並行読書)の効果効能は、夢見る力を養い、常識を疑う力をつけて、モノの見方を多面的にして視野を広げ、アイディアを豊かにすることだ」
更に本書では、他の類書で取り上げられることは少ない“書評の技術”として、以下のような点が述べられており、参考になる。
◆「書評ブログを書店の棚にたとえると、どこにでもあるような棚にはしたくない・・・駅前書店のような棚にはしたくないのだ。あくまでも自分の個性やセンスが光る書棚にしたいと思っている」
◆「中には付箋を貼って、読み終わったものの、結局書けない場合もある。・・・おもしろいのだが、自分の立ち位置がわからないのだ。立ち位置がわからなければ、視点がぶれてしまう。自分なりに消化しきれないような場合だ。疑問点なら列挙できても、褒める点が見つからない場合は書評は書かない」
◆「最も重要なことは、書評は対象となる本の内容を評価するためのものではないということだ。著者の主張の正否について吟味するものでもない。あくまでも本として面白いか、読む価値があるかということを伝えるものだ」
巻末には70冊の厳選ブックガイドもついている。
(2010年7月了)

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Posted by ブクログ 2014年10月11日

最初から最後まで、相変わらずの成毛節。はじめの方に書かれている文章に膝を打ったりしながら、読ませてもらいました。
本書の中で推薦されている本が、相変わらず読みたくなる本ばかりなので、本のガイドブックとしても活用させてもらいます。

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Posted by ブクログ 2012年08月21日

この人の本は常に痛快。読書に焦点を当てているということですっと読めたわけだけど、これだけたくさんの新刊の本を買うにはそれなりの資本力も必要なわけで…でもたくさん読まないといいものもわからないというは強く同感ですね。最後に紹介している本はどれも面白そう。まとまった時間ができたときに…とか言っているとい...続きを読むつまでも読めないので、まずは身近にある本を消費しつつ少しずつたどり着くようにします。

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Posted by ブクログ 2012年07月25日

この本を読んでから大型書店に入ったら、今まで素通りしていた本も急に興味深いものに感じて、いかに自分が偏った読書しかしていないかがよくわかった。多読をするにはなかなか時間が取れないのが現状だが、視野を広げるためにも心がけていきたいと思った。

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Posted by ブクログ 2011年07月13日

いろんなジャンルの本、特に自然科学や歴史物を、何冊も同時並行で読んで視野を広げましょうというお話。私も歴史物は好き。ビジネスマン、特に管理職向け。後半はブックガイド。著者はマイクロソフト日本法人の社長だった人。

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Posted by ブクログ 2011年05月24日

[ 内容 ]


[ 目次 ]


[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時...続きを読む間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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Posted by ブクログ 2011年04月30日

元日本マイクロソフト社長の成毛さんが自分の読書術と書評術をまとめたもの。

この本で自らの読書術として推奨している多読(併読)は、自分の読書法にも近い。気になるところでは線を引いたりメモを取るのではなく、付箋を貼って後で見るというのも同じだ。後で読み返してなぜ付箋を貼ったのか思いだせなければ、それ...続きを読むまでのことだと。それにしても毎月100冊から200冊の本を手に取るというのはさすが。
経営者・ビジネスマンの視点から、古典含めた軍事ものを読むべし、自然科学を読むべし、としている。

最後の約1/3のページを占めるお薦め本リストは、超有名本は少なく(ドラッカーの『マネジメント』も含まれているが)、さすが掘り出しものの匂いがするものが揃っている。これだけ多くの本から選ばれたものなので、いくつか読んでみようと思う。

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Posted by ブクログ 2011年02月22日

著者の本やブログを愛読してるので、内容はおさらい的なのがほとんど。だけど、読むたびに刺激をうけるしもっと本を読まねば!と思える。「厳選ブックガイド」の章を読みながら、次は何を読もうかあーだこーだと悩んでいるだけでも至福。

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Posted by ブクログ 2011年01月10日

私が本を読むきっかけを作ってくれた人の著書です。
ただ、過去の著作と内容はほぼ一緒。
最終章のおススメ本紹介で自分の本選びのセンスを養うための本。
ただし、成毛氏の著作を読んだことない場合は読むべきです。

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Posted by ブクログ 2010年12月29日

『本は10冊同時に読め!』を読んでいればあまり目新しいところはないかも。推薦図書リストは読書欲を掻き立てられます。

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Posted by ブクログ 2010年09月12日

「本は10冊同時に読め!」の著者による多読の方法が紹介されている。お手軽なノウハウ本ではなく、本当に教養を身につける為に役立つ読書を勧めている。第5章のブックガイドは様々な分野が紹介されており、著者の教養の深さが伺える。

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Posted by ブクログ 2010年08月23日

マイクロソフトの元代表取締役で、現在も数々の企業の社外取締役を務め、自身も事業を行っている著者が書き下ろした読書術。
著者は、一日2、3000件のアクセスを誇るブログの管理人であり、どのような観点で本を選び、書評を書いているのかなど、参考になることしきりでした。

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Posted by ブクログ 2014年10月30日

多読にフォーカスを当ててるというよりは、各ジャンルの話をバラバラしているという印象。
書評のところがノウハウ的だったのと、科学読み物というジャンルはあまり意識したことなかったので、チェンジング・ブルーを読みたいリストに入れられたことが収穫だった。

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Posted by ブクログ 2014年05月23日

自己啓発もの、安易なビジネス書だけを読んでいても本当の教養は身につかない。金持ち本や投資本を読むのではなく経済学やエコノミスト(英語版しかない?)を読む。マーケティングや店舗運営などの戦略論には軍事本、経営者は自然科学(仮説検証)を学ぶとよい。

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Posted by ブクログ 2014年05月08日

著者が言うところの多読術(実は併読術)を実践していみるとその効用をすぐに実感することができる。全く違うジャンルの本を最初は頑張って3〜4冊併読してみると意外な組み合わせに出会い、発想が膨らむことが多々ある。

正直なところ10冊併読するにはどうやって時間分割すれば良いのか分からなかったが、どうやらコ...続きを読むンカレント処理でなくても良さそうなことが分かった。

つまり、長い時間(1〜2ヶ月)掛けてたまに一つの章を読んでも、それは読書中の本とカウントすれば良いのである。その読み始めた順に読み終わる必要は無く、自分のペースに合わせて読めば良いということらしい。
そして、手を伸ばさなくなってしまった本はそのまま無理して読み終わらなくても良い。この素晴らしい割り切りを強く推奨してくれるだけでなんと心強いことか。

「つまらなかった本のことはさっさと忘れて、どんどん本を読み、自分に合った本に出会う確率を高めた方が断然得。」
おっしゃる通りです、これで心置きなく本を買えます。

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Posted by ブクログ 2013年01月02日

★★★☆☆3
面白さは普通な本だったよ〜。

ある一個人の読書に対する考え方が細かく展開されている。この人に同意したら真似すればいいし、腑に落ちなければこれまで通り自分なりの読書スタイルを貫けばいい。そんな風に思えるほどに、かなり主観的な内容だったと私は思うな。
著者は、本を鵜呑みにするなと言ってお...続きを読むり、この点は同意する。私はこの本を鵜呑みにはしないと思う。
著者の方法を参考にすることより、もっと沢山本を読もう!という気持ちが高まったことが一番の収穫かな。

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Posted by ブクログ 2012年04月13日

並列読みで多読する成毛氏の読み方とその理由が書かれている。私個人の実感では、並列読みは確かにいい。頭の切り替えが要求されることや、一つの本で行き詰ることが無いことなどが長所。ただ並列読みすればいいというものではなく、ジャンルもワイドにすることも肝要とのこと。成毛氏は10冊もの並列読みができるパワーも...続きを読むすごい。

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Posted by ブクログ 2011年11月23日

フォトリーディング。とてもワクワクする印象。
まぁ、面白かったし、大いに参考にはなったが、これも読書の一つのスタイルとして考えた方が良い。著者は小説も古典も読まず再読もせず、ただ新刊本を次から次に読むとのこと。真似はでき無いしすべきではないと思った。しかしどんどん本を読むスタイルは真似たい。
読んで...続きを読むる途中で著者もじつはNWO支配エリートに利用されている人なのではないかと思わされる発言がいくつかあった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年05月21日

色々な本の紹介はありがたかった。でも、本の読み方は家で実践しているのが多かったので、あまり参考にならず。

でも、本との関わり方とか勉強になった。

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Posted by ブクログ 2011年02月04日

意図して多分野の本を読むことで、
情報を組み合わせて物事を創造していく。
本の読み方として、参考になる箇所も多かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年01月10日

本人の言うとおり、「自己満足でマニアックな世界」。
好きな本を読んで紹介する。
普通の人と違うのは、
・新刊重視・・・面白い本が出ている。
・意識的に多岐にわたる分野をカバー
・自然科学重視

理由はこの本を読めば書いてある。
著者の前の本で『ご冗談でしょう、ファインマンさん』が
面白いと紹介してあ...続きを読むり、読んだらその通りだったので、
当面信頼したい。

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Posted by ブクログ 2010年12月27日

前作の実践編という感じ。前作を読んでいなければ何この人はと思うかもしれない。なるほどなと思った所も多いが、今回はなんだか会社経営者向けの読書術だったような気もする。もっといろいろな読書に関する話が欲しかった。後半のリストの部分が少し多くて残念だった。とは言うもののそのリストにある本を買いあさってしま...続きを読むうあたりが…来年はノンフィクションを頑張ろう自分。。。

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Posted by ブクログ 2010年11月07日

・事前に4分類
 読むべき、倉庫送り(販売)、資料用、判断先送り
 -読むべき → テーブル平積み
 -判断先送り → テーブル仮置き
・読後に2分類
 保管、倉庫(販売)
・本に書いていることを真に受けない

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Posted by ブクログ 2010年09月01日

いっぱい読め、併読しろ、という内容。終わり三分の一はおすすめ本解説。小飼弾氏も同じこと言ってたなぁ。よし、いっぱい読もう。つまらなかったら飛ばして読もう。

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