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日本経済再生への超・具体的ロードマップ39!
世界的傾向に目を転じてみれば、グローバル化とデジタル革命が百花繚乱で、社会は激しく変化している。
にもかかわらず、日本の政治も行政も、そして大企業も昭和のレガシーを引きずり、保身に毒されたままなのだ。
彼らがいくら、「何とかなる」という楽観論、「何とかする」という根性論を掲げても、それで国がよくなるはずがない。
日本という国は政権交代くらいでは動かない。維新や敗戦のようなことがないと動かないのだ。
そういう構造的衰退国家・日本にあって、サラリーマンはどう備えるか。
徹底的に節税しながらセカンドビジネスで所得を増やし、
カネを節約して投資に回す以外に、老後をまともに過ごすことは期待できないかもしれない。
平均寿命の延びによって、これからの「老後」は30年近い長さとなった。
しかし、制度は固定化し、仮に大きく舵を切ったとしても即効性は期待できない。
特に今の現役世代は国を頼るのではなく、
したたかに自分の身を守りながら、自分なりに楽しく幸せな人生をつくっていくことを考えたほうがいい。
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Posted by ブクログ
このまま行くと日本は消滅する、と悲観的な観測がある中で、具体的にどこがヤバいのか、どうすればプラスの方向に向かうのか、個人としてどう生きていくべきか、大局的な視点から方向性を述べられている。
結論、国家や会社に頼らずに(縛られずに)自由に生きよう、というメッセージ。
お二人のような強者ではないため、現実的にはなかなか自由にならない点も多くあるだろうが、自身&家族単位で「こうありたい」という将来像を自由に考えた上で、そこを目指して日々の言動を意識したいと思う。
また、普段からFacebook等でお二人の言説に触れているが、本書を通じて根底にある思考・考えが垣間見得たので、今後の言説理解にも役立ったように思う。
Posted by ブクログ
本書のような書籍を私はよく読むのだが、腹落ちする部分が非常に多い。
逆に今の若者は、現代日本をどう見ているのだろうかと考えてしまう。
産まれた時から「経済が停滞している日本」と言われ続けてきた。
それでは現代日本は後進国なのかと言えば、そんなことでもない。
蛇口を捻れば安全に飲める水が出てくるし、治安も非常にいい。
電車も時間通り動いているし、週末に家族でレジャーだって行けている。
電気もインターネットも安定しているし、街中で暴動が起こることもない。
どう考えても、世界的にも恵まれた国に生まれたと言ってよいだろう。
もちろん、個々人の生活を細かく見れば、それなりに不満もあるだろうし、人によっては非常に苦しい生活を強いられている人もいるはずだ。
しかし、総じて考えてみれば、日本ほど豊かな国があるのだろうかと思ってしまう。
GDPは3〜4位と、以前として世界の中では経済大国と言えるが、成長率では著しく低成長。
だからこそ「失われた30年」と言われ、経済が停滞していた国家だった。
デフレスパイラルによって、給料は上がらないが、物価も安く、失業率が低いまま維持された。
日本は国家として、企業の収益性よりも、失業者を出さない選択をしたと言える。
その選択は、労働者を守るという一面があったのは事実だが、負の面があったのも事実。
労働者を守ると言いながら、しわ寄せが派遣社員などの非正規雇用者に向かったのが、そのもう一面である。
失業者を出してでも企業の収益性を目指さなかったために、新陳代謝が遅れ、非効率で収益率の低い企業が生き残ってしまった。
そんな30年がいよいよ変わる(終わる)ということなのである。
給与も上がって物価も上がっていくのは間違いないが、まさに企業も収益性を求め、生き残りをかけていくということだ。
企業のグローバル化が益々進んでいくが、これがすなわち、世界ルールの中でガチンコで対決していくことを意味する。
働く社員も例外ではなく、世界の人たちの中で優秀な人は生き残り、そうで無い人は厳しい状況に追いやられていく。
つまり「100%自己責任」の時代に突入したということだ。
今まではゾンビ企業によって、企業の収益性を捨ててまでも雇用が守られていた。
そこが大きく方向転換される。
その戦いについていけなくなって、脱落する者が多数出てくるだろう。
自己責任とは言え、そんな社会の中でどう生きていくかを模索するのは、相当に難しいだろう。
冨山氏が別の著作でも書いていたが、ホワイトカラーは特に、これらの状況に加え「AI」の影響をモロに受けていくはずだ。
自分が今までやっていた仕事は、AIに置き換わっていく。
事務的なルーティーン作業であれば尚更だ。
そんな時に別のどんな仕事に就けばよいのか。
これだけ少子化、労働者不足の日本なので、仕事さえ選ばなければ、失業しないはずである。
今までホワイトカラーで働いていた人が、まだまだAI・ロボットに置き換わりにくいブルーカラーの仕事に転換できるか。
特にローカル地域は超人手不足のため、場所のこだわりを失くしさえすれば、仕事はあるはずだ。
しかし勿論だが、今までの収入を確保できるはずはない。
AIに置き換わって失業するよりは、働いた方が良いと思うが、それができる人とできない人もハッキリと分かれてしまうだろう。
自己責任の時代にどうやって生きていくか。
真剣に考えてしまうが、いざ自分のことを考えると、上手に対応できる自信は全くない。
長生きすることを考えると、今から細く長く生きる道を模索した方がよさそうだ。
地道にコツコツ、戦略的に出来ることの幅を広げていければと思う。
(2025/6/10火)
Posted by ブクログ
冨山さん、成毛さんという論客二人による日本改革に向けたアプローチやプランについて自由に語っていただいた本。
基本的には昭和的な社会制度・文化が根強く残っている今の日本を欧米を始めとしたグローバルの潮流を意識した仕組みに転換していくべきとの主張。
非現実的な極論も多いものの、それが故に論点がクリアに示されている。
最後は政府や社会のせいにせず、自身で自己トランスフォーメーションしていき、好きなこと、楽しいこと仕事にすることを推奨してくれている。そのためにはそこで他者と差別化し、価値を生み出す必要があるが、今の時代はそれができる環境にある。そしてそのような発想を個々人がもち、行動に移せば、日本が大きく変わることに繋がると。
平成で改革者として名と実績をあげた両名の考えを理解することは令和を生きるための知恵になる。ある意味厳しさと勇気の両方をもらえる書籍である。
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ビジネス・実用
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