あらすじ
SNS時代の情報収集術、メタバースやNFTの今後。ウクライナ戦争後の世界の行方、核融合技術と原発。自分が今35歳のサラリーマンだったら?社債転換型トークン、“安い国”日本の可能性。自分の頭で考えるためには?会話の最中に意識していることは?…などなど、現在進行形にして普遍性のあるテーマを語りあいつつ、それぞれの「考え方」「読み方」「話し方」まで披露。どうにも知的雑談が足りないコロナ時代に、「頂上の雑談」をお届けします。
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Posted by ブクログ
■一言でいうと?
とにかく好奇心をもって、行動し続けろ!
自分の頭で考えることにこだわるな。
■なぜ読んだか?
二人にあまり押しつけがましくない物言いや主張に
興味があったため。また対談形式で気軽に読め、最新トレンドや考え方のヒントを得られると思ったから
■学び
・年齢に応じた画一的な目標を決めない(決められない)、
自分の状況に応じて判断して決めていく
・若いうちから浪費をしすぎない、金を貯めておいて、チャンスが
来た時に動けるようにしておくことが大切(面白い仕事が来た時に無収入でもしばらくやっていけるだけの生活資金を持っておくなど)
・流行にはとりあえず乗っておけ、何が今後はやるかわからないため
・ビジョンよりもまずはカネを作ることが肝要
・逆説的だが、自分の頭で考えるためには、自分の頭で考えることにこだわりすぎない。
他人の受け売りも大切。
・常にセルフディベートを繰り広げる
■アクション
・トレンドワードチェック
・気になるワードはググる(Wikipedia活用)
・日常生活から、常に反論をあげる
■キーワード
・選択に費やせるエネルギーの上限は決まっている
・人生は愉しむもの
・ネオテニー
・アニサスアレルギー
・21世紀の資本論
・リープフロッグ
・ブートストラップ効果
・合理ー感情
Posted by ブクログ
日本マイクロソフトの元社長の成毛眞さんとひろゆきさんとの対話本。
お二人が同じ中央大学の出身と知りませんでした。
日本人が核に対して、地震により疑念を抱くことになったけど、核融合の技術に世界が注目しているという話や
ロシアのウクライナ侵攻、仮想空間、拡張現実の世界の話や、仮想通貨と言った日本だけでなく世界の情勢についての対談。
フェイスブック改め、メタバースには、辛口の評価。
おふたりの豊富な知識量に脱帽ですが、それに裏打ちされた行動力に魅了されました。
Posted by ブクログ
内容は多岐に渡るので、さまざまことを考えさせられる1冊です。
個人的には、マンホールのスタンプラリーをマンホールの取替を行うかどうかのデータとして利用したという内容の部分が印象に残りました。誰か「やりたい」と思って行動した結果が、誰かの「やらなければいけない」を減らすことになっていて、全体最適に近づける方法の1つとして、今後取り入れたいと思いました。
Posted by ブクログ
成毛さんとの初コラボ
とても面白い組み合わせだった
核融合的な感じ
本を読むと新しい気づきが多く入ってくる
それと自分の行動を合わせて核融合を引き起こす。
今回はブログを新しく始める。
決定事項
Posted by ブクログ
さまざまなトピックで雑談を展開する本。
終始論破はなく、仲良さそうです。
「99%の人は自分で考えても無駄なので、ちゃんとした情報源に触れ、ちゃんとした本を受け売りするのがオススメ!」という潔い諦めを促してくれたのが印象的でした。
ひろゆきさんも成毛さんも「自分もみなさんと同じ自分で考えてない99%サイドです」と媚びてくれているので、気分を害さず読めます。
「ちゃんとした情報源や本」についてもサンプルを挙げられているので今後順次読んでみようと思います。
Posted by ブクログ
テーマごとに2人が感想を言い合うのが面白いが、どれも短いので表層的なところで終わっちゃう。なので、ひろゆきと成毛さんを起用した理由がかなり薄い。
どうせ書籍化するなら、紙面上で書けなかった部分も増やして長く深いところまで書いて欲しかった。
Posted by ブクログ
この本は、ひろゆきさんと成毛さんという知識豊富な二人の対談が一つのテーマごとにまとめられた対談集です。
時に専門的で難しい話もありましたが、その中で自分の人生や考え方を参考になるヒントが随所に散りばめられていました。
特に印象に残ったのは、ほとんどの人は、自分の頭で考えずに頭のいい人のことを受け売りするのがおすすめという視点です。これは、情報過多の現代において、無理に全てを自分で判断しようとするよりも、信頼できる知見を効率的に活用することの重要性を再認識させてくれました。
Posted by ブクログ
元マイクロソフト日本法人代表の成毛眞氏とひろゆき氏の雑誌の対談連載をまとめたもの。
これからの世界は、日本はということを中心に語られ、仕事の在り方、住み処、原発、食料、戦争、SNS、仮想通貨、メタバース等の話題があがる。楽しそうに対談している印象だった。
ひろゆき氏の『「失敗を多くした人は、同じ失敗をしないから安全」と日本人は考えられない』という旨の言葉が理解共感できた。
Posted by ブクログ
【確かに好奇心が溢れている対談】
おしゃべりを聴いているように読める対談でした。
本人たちは、緩く話されているのかもしれないけれど、
会話する当事者ではなく第三者も楽しめるのは、
話者が物事に対して立場をとられていて、
その理由についても合理的に説明されていて、
そのやり取りのプロセスから、新しい視点を学べるような気がするからかもしれない…。
まるや八丁味噌、そうなのですか?
そうらしい。
調べたところ、
農水省が地理的表示(GI)保護制度に近代製法を認め、
それに対して、署名も10万以上集め老舗企業のまるや八丁味噌が提訴。
2024年3月に、最高裁で敗訴。
GWに見学行ったときは、
これはすごい伝統技術、職人仕事だ、と感動しました。
・・・
核融合、まったく知りませんでした。
まだ実用化されていないけど、
水素などの軽い原子核を融合し、
ヘリウムなどの重い原子核に変えることでエネルギーを生む、らしい。
ひろゆきさんが提案されていたように、
フュージョンエネルギーとして、英語のカタカナ訳が最近使われるようになってきているのかな、ポケモンの技と被っているみたいですが。
内閣府は2023年4月に「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」が発表されている。
2025年には南フランスにITER (国際熱核融合実験炉)なるものが完成予定らしい。
もう少し注目して調べてみようと思います。
・・・
対話や議論に対する姿勢も興味深かったです。
ひろゆきさんは地雷の梅方がうまい、と言われていましたが、先を読んで配慮もされているところが、なかなか真似できない技だと思います。
成毛眞さんは、逆を一回は考える、とのことで、反論方法を4つぐらい作る、ということも話されていました。
普段のアンテナの張り方も、広範囲に及ぶものなのだろうと思いました。
Posted by ブクログ
良い意味で話題や会話の方向がとっ散らかっていておもしろい。ひろゆき氏が成毛氏の知識や経験をうまく引き出しているように思います。かる~く読めるのがまたいい。