千葉敏生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
半導体の歴史について、バリューチェーンと各国との関係性の観点から、アメリカを中心に俯瞰的に勉強できたと思います。
個人的に文章が冗長に感じ、基本的に各章の最初と最後の段落さえ読めば追っていけるような気がしました。ジャーナリズムというか、ドキュメンタリーチックなストーリー仕立てにしたかったのかもしれないのですが、あまり入り込めませんでした。
また、設計・装置・製造に関する各国のプレイヤーやアメリカ、中国、ソ連といった主要国の政策を知ることができましたが、技術的な構造については、本書からではイメージしにくく、別で技術補完したいなと思いました。 -
Posted by ブクログ
効率的市場仮説の不完全性を補完する新しい考え方についての経済本。600ページの分厚さだけど、著者のポエムや昔話などもかなりのボリュームがあって、無味乾燥でお堅い学説といった雰囲気は無い。
金融市場は経済法則だけで動くものではなく、人間が進化の過程で獲得してきた特質によって生物学的に説明されるとしている。
どこまでの範囲を仮説と呼んでいるのか?事例紹介はあるけれど科学的根拠の裏付けがあるのか?など、不明点はいろいろあるけれど、考え方として面白いなと感じた。
■基本原理
・人間は常に合理的でも非合理的でもない。進化によって特徴づけられる気まぐれな存在である。
・人間の行動にはバイアスがある。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ物価が上がるインフレと貨幣が下落するインフレ。
MV=PT交換方程式。トートロジー的方程式。
MMTが支持を集めたのはインフレが長く抑制されたから。財政支配を支持しているが、虚構の世界。
インフレの代償は表面化するまで時間がかかる。
マクロ経済刺激によって失業率を下げようとしても、インフレが加速するだけ=フィリップス曲線は幻想。
金融当局が財政を支配しないとインフレになるのは当然。
パンデミック、ウクライナ、ロックダウンによるサプライチェーンの毀損、によってインフレが起きた。だけなら戻る可能性もある。戦争の終結が物価の安定に繋がる。
巨大な政府支出がこの先、どこに収まるのか。
テイラール -
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Posted by ブクログ
ネタバレ風はろうそくの火を消すが、炎を燃え上がらせる。風は避けるのではなく利用する。
耐久性や頑健性ではなく、反脆いものは、耐えるだけでなく利用する。
リスクを計算するのではなく、利用する方法を学ぶ。
危機を生み出しているのは身銭を切らない人たち。
ブラックスワンは後で考えると、予測が可能だったかのように見える。まれなことは発生頻度は計算できない。
「ソビエト=ハーバード流の錯覚」=科学的知識の適合範囲を非科学的に過大評価する現象。
ホルミシス=少量の毒が効用を持つ=低容量の放射線が役に立つ場合がある。ホメオパシーとは違うもの。
過剰補償のメカニズム=くたくたになったら休むよりも別の運動をした方が -
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Posted by ブクログ
ネタバレギャンブルをネタに、数学の幅広い分野について語られる。
数学を扱ったポピュラー・サイエンスの本で、全く数式を使っていないことを売りにしている本が時々あるがかえって読みにくい。これぐらい(具体的な内容の数式がパラパラ出る程度)がバランスがよいように思う。
・パレートの法則が本当にすばらしいのは、そうしたパターンをグラフにプロットすると、べき乗分布に従うという点だ。つまり、分布の任意の部分が分布全体に対する自己相似性を示すという点で、フラクタルのようにふるまうのである。たとえば、全人口の20%が富の80%を保有しているとすると、その20%の富裕層のそのまた20%が富裕層の富の80%を保有している -
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Posted by ブクログ
大好きなスタンフォードシリーズを久々に見かけたので思わず読んでしまいました。
人生デザインというタイトルでしたが、主に職場やキャリアについて書かれていました。
モチベーションをどのように保つのか、キャリアアップのためには何が必要なのかなどが書かれておりました。
私が印象に残ったのは社内政治の章です。自分には権限がないからといって諦めるのではなく、権限がなくとも自分の意見が通るためにどう操るのかということが大切だと述べています。私は操るといったことが得意ではないので「影響力を持つように爆速で出世する」もしくは「影響力のある人に絞ってプレゼンしにいく」と言うことなら実践できると思いました。
そのた