千葉敏生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この手の本は同じような事例の繰返しに飽きが来ることが多いが、この本は事例の多さが"スイッチ"を入れる助けと比例し、またひとつひとつの話をが面白い。
それでも遅読の自分には少し情報量の多さに辛さを感じてしまった。。それはもっと深くこの本から学びたい、再読したい、のに時間がかかるから。
①象使い(理性)に方向を教える
・ブライトスポットをみつける
成功している人、うまくいった時や状況を真似る参考にする
・大事な一歩の台本を書く
具体的で明確で今からできる簡単な取り組みやルール
②象(感情)にやる気を与える
・感情を芽生えさせる
メリットやうまくいった時を意識する
・変化を細かくする
細分化、今できる小さな細切れゴール設定
③道筋(環境)を定める
・環境を変える
手の届かないところに携帯を置く
あらかじめ用意しておく
模様替え
引越し(36%が成功に関係)
・習慣を築く
アクショントリガーの利用
・仲間を集める
共通の目標を持つ人に会う繋がるなど
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Posted by ブクログ
非常に面白い。
反脆弱性、反脆さは耐久力や頑健さを超越する。衝撃を糧にする。
ベイルートは8回破壊され8回再建したらしい。今回の爆発で、9回目と言うことか。
心的外傷後成長。心的外傷後ストレス障害とは逆で、過去の出来事で心に傷を負った人々が、それまでの自分より強くなると言う現象。
暇な人は時間を無駄にしてしまう、忙しい人はどんどん仕事をこなす。怠惰が人をダメにする。
システムが反脆ければ、事故やトラブルによってシステムは強くなる。飛行機事故によって、飛行機業界全体は同じ事故のリスクを減らすことができる。経済は巨大な一つのシステムになっているので、連鎖倒産などが起こる。つまり経済のシステムは反脆くない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ中2の娘が、進路選択や職業選択のスタートラインに立っているところです。
将来、なりたい仕事が見つからない、と言っていますが、本書に書かれていた「将来どういう人間へと成長したいのか?」という問いは、折を見て、娘に尋ねてみようかと思いました。
「早めに失敗し、失敗を前進の糧にせよ」と言う記述がありました。大賛成です。自分も、何度も失敗をし、そのおかげで成長させられたと思っています。
本書では、「失敗の免疫をつくる」など、同じようなことを繰り返し述べています。
「正解探しをやめる」という考え方は、理解できるのですが、わが身を振り返ると、ときどき「正解探し」に陥っていることがあります。
そうか。「いちど選んだら選んだ人生をうまく生きることにエネルギーを注ぐ」とあり、なるほど、選んだ道を正解に”する”ぐらいの気持ちでいたらいいのだ、と気づきを得ました。 -
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ネタバレ選択肢を広げる。仮説の現実性を確かめる。決断の前に距離を置く。誤りに備える
『決定力! 2013/9/25』は『アイデアのちから 2008/11/06』『スイッチ! 2010/08/06』に続くチップ・ハース、ダン・ハースによる第三弾!
「人々の意思決定やその成果を調べれば、人間が意思決定の名人ではないことが分かるだろう。私たちが早急に結論を出してしまうのは、目の前にある情報を重視し過ぎ、視界の外にある情報を考慮しないからだ。自分で意思決定を下すときの参考になるプロセスは、選択肢を広げる。仮説の現実性を確かめる。決断の前に距離を置く。誤りに備える」だそうだ。さあ実例を見ながら、そのプロセスを学ぼう!?
D・カーネギーの名著『人を動かす』『道は開ける』のように、これでもかというほど、事例を挙げて、プロセスの重要性をたたみかけてくるので、文章量が膨れ上がり、一気に読むことができませんでした。この辺が好みの分かれるところだと思います。私は、新型コロナウイルスの影響で読書をする時間が増えたので、何とか読み遂げることができましたが、最初の方の話は、忘れてしまっており、蛍光ペンで印をつけたところを復習しました。 -
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ネタバレ2020.05.07に読み終わりました。
同僚の方のお勧めで読み始めたのですが、「デザイン思考」について多くの具体例をまじえながら記述されています。
現在の職種がデザイナーに関係なくとも重要な考え方が書かれており、大変参考になります。
まずはニーズ探しです。
ニーズを「洞察」「観察」「共感」の観点から明らかにし、需要に変えていくこと。人間を中心として考えることがポイントです。
次にアイデア。
良いアイデアを生むための収束と発散の関係。あと考え方。
そして実際どのように使うのか例が詳しく書かれており、なるほどと感じることも多くありました。
しかし実際に行動に移していくためには一人では難しいように感じました。
デザイン思考は個人ではなくチームで行うことで大きく貢献できていくものです。そういう前提です。
更に広い人的ネットワーク、多くのお金やアイデア、その行動を温かく見守ってくれる周りなどが必要になります。
おそらく中小より大企業がイノベーションを起こしやすいのは事実ですが、普段の生活の中でもデザイン思考は扱えるものなのでまずは小さなことからでもやってみるべきです。
本書の通り、至るところに機会は転がっているはずです。
少し例えがよく分からない事があり、それどう関係するの?と疑問が浮かんでしまう場面もありますが、それは私の頭の柔軟性が足りないからなのでしょう。
普段から洞察や観察を駆使して鍛え上げていく必要がありそうです。
アイデアの出し方の工夫や、様々な観点から見ることの大切さなどが本書には書かれていますのでぜひ参考にしてください。 -
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「ブラックスワン」の提唱者として有名なリスク工学の研究者であり、トレーダーや哲学者の顔も持つ著者が、社会や経済がリスクを予測して回避するよりも、むしろリスクを活用して強くなる「反脆弱性」を養うことの必要性を説いた啓発書。
過度な医療行為が免疫力低下による大病を招いたり、森林環境の人工的な管理が破壊的な山火事につながるのと同様、企業の経済活動や社会システムにおいても、「リスクは予測可能であり、回避すべきものである」という思い込みは、むしろ不確実性と複雑性の高い状況で、大規模な金融危機のような予測不能な事態(ブラックスワン)が発生した際にシステム全体の破綻を招く脆弱性を助長する。
著者は、リスクを予測しようと無駄な努力をするよりも、むしろ許容可能なリスクや失敗は学習の糧として積極的に取ると同時に、ブラックスワンの発生がプラスに作用するオプションを確保することで、単にリスクに対して頑健なのではなく、リスクを活用して更に強くなる「反脆さ」を身に着けるべきであり、それは目的論に基づく学術的な理論ではなく、実践的な経験値として試行錯誤を通じてのみ獲得できると主張し、今日の科学偏重の風潮に警鐘を鳴らす。
著者はまた、自らは”身銭を切る”、つまりリスクを負うことなく、ダウンサイドを他者に押し付けて無償で利得を得る学者や大企業を舌鋒鋭く批判しており、このような著者のエスタブリッシュメント層に対する極度に批判的な論調、少々ウィットの効き過ぎた冗長的な表現、それに耳慣れない「反脆弱性」というタイトルが本書を分かりにくくしている面は否めない。とはいえ、著者の主張自体は正論であり、トレーダーとしての実務経験に裏打ちされた実践的な哲学には耳を傾ける価値がある。社会・経済システムというマクロな視点とともに、リスクテイクという観点から読者自身の今後のキャリアや人生をも再考する機会になり得る良書。 -
Posted by ブクログ
「ブラックスワン」の提唱者として有名なリスク工学の研究者であり、トレーダーや哲学者の顔も持つ著者が、社会や経済がリスクを予測して回避するよりも、むしろリスクを活用して強くなる「反脆弱性」を養うことの必要性を説いた啓発書。
過度な医療行為が免疫力低下による大病を招いたり、森林環境の人工的な管理が破壊的な山火事につながるのと同様、企業の経済活動や社会システムにおいても、「リスクは予測可能であり、回避すべきものである」という思い込みは、むしろ不確実性と複雑性の高い状況で、大規模な金融危機のような予測不能な事態(ブラックスワン)が発生した際にシステム全体の破綻を招く脆弱性を助長する。
著者は、リスクを予測しようと無駄な努力をするよりも、むしろ許容可能なリスクや失敗は学習の糧として積極的に取ると同時に、ブラックスワンの発生がプラスに作用するオプションを確保することで、単にリスクに対して頑健なのではなく、リスクを活用して更に強くなる「反脆さ」を身に着けるべきであり、それは目的論に基づく学術的な理論ではなく、実践的な経験値として試行錯誤を通じてのみ獲得できると主張し、今日の科学偏重の風潮に警鐘を鳴らす。
著者はまた、自らは”身銭を切る”、つまりリスクを負うことなく、ダウンサイドを他者に押し付けて無償で利得を得る学者や大企業を舌鋒鋭く批判しており、このような著者のエスタブリッシュメント層に対する極度に批判的な論調、少々ウィットの効き過ぎた冗長的な表現、それに耳慣れない「反脆弱性」というタイトルが本書を分かりにくくしている面は否めない。とはいえ、著者の主張自体は正論であり、トレーダーとしての実務経験に裏打ちされた実践的な哲学には耳を傾ける価値がある。社会・経済システムというマクロな視点とともに、リスクテイクという観点から読者自身の今後のキャリアや人生をも再考する機会になり得る良書。