千葉敏生のレビュー一覧

  • 億万長者だけが知っている教養としての数学―――世界一役に立つ数学的思考力の磨き方

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    正しく物事を判断するために、確立思考を身につけたいと考えていたが、人間は本質的には統計に強くない、ということが本書から分かった。少ない標本で誤った結論を導いたり、特定の選択肢を過大/過小評価してしまったりしている。引用も多いため、参考になる。

    以下自分用メモ。

    1. 指数関数的な成長を見つける。魔法の種は存在しないが、目の前のものが何年で2倍になるか(72の法則)は常に見極める必要あり。なお、本当は71or69が正確。

    2 ギャンブルでは破産を防ぐことが重要。せっかく確率的に勝利が近づいていても、破産してしまうと勝負すらできない。なお、ギャンブルではハウスエッジ(胴元の取り分)の考慮が必

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    2025年04月14日
  • アメリカの中学生が学んでいる 14歳からのプログラミング

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    これをアメリカの中学生が読んでいるというのは驚き。日本の中学生は技術の時間でプログラミングをやると思うのだけれど(どんな内容かも知らないけれど)、多分この本の方が面白いだろうな。実際、読んでいて楽しいし、基礎を学ぶという意味ではいい内容だと思う。大人でも本当の初学者には役に立ちそう。全体的に手書き風フォントがいい感じ。シリーズの他の本も読んでみたい。

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    2025年01月31日
  • 僕たちはまだ、インフレのことを何も知らない―――デフレしか経験していない人のための物価上昇2000年史

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    HSBC顧問の方によるインフレの本。
    政府は量的緩和の魔力に魅せられやすいが、その後の金利上昇で利払いが増えジワジワと財政が蝕まれていく。量的緩和政策は債券市場のアラート機能を低下させるというフレーズが怖い。

    ■資産防衛策
    ・一つの通貨に集中投資しない
    ・株はインフレに強いと思い込みしすぎない
    ・ゴールドの保有
    ・預金利益率はマイナス。過度な警戒はジリ貧
    ・不動産購入を考える
    ・ユーロ債が大化けする?

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    2025年01月29日
  • スタンフォード式 人生デザイン講座

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    様々な人の経験談を豊富に盛り込んでいるが、伝えたいことはいたってシンプルである。
    全てが全て役に立つとは思わなかったが、エッセンスとしては有益なものが多かった印象。
    やはり講座というだけあって実践しないと実りがないので、一部は読みながらワークをしていたが、ぜひ試してみたいと思う。

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    2025年01月25日
  • 僕たちはまだ、インフレのことを何も知らない―――デフレしか経験していない人のための物価上昇2000年史

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    2025年1冊目。満足度★★★☆☆

    翻訳自体がそれほど悪いとは思わないが、読んでも内容がすっと入ってこない

    これは私の理解力不足なのだろうか

    いずれにしても、金融経済の知識が一定ある人向け

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    2025年01月08日
  • 半導体戦争―――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

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    半導体の歴史について、バリューチェーンと各国との関係性の観点から、アメリカを中心に俯瞰的に勉強できたと思います。

    個人的に文章が冗長に感じ、基本的に各章の最初と最後の段落さえ読めば追っていけるような気がしました。ジャーナリズムというか、ドキュメンタリーチックなストーリー仕立てにしたかったのかもしれないのですが、あまり入り込めませんでした。

    また、設計・装置・製造に関する各国のプレイヤーやアメリカ、中国、ソ連といった主要国の政策を知ることができましたが、技術的な構造については、本書からではイメージしにくく、別で技術補完したいなと思いました。

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    2025年01月06日
  • Adaptive Markets 適応的市場仮説―危機の時代の金融常識

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    効率的市場仮説の不完全性を補完する新しい考え方についての経済本。600ページの分厚さだけど、著者のポエムや昔話などもかなりのボリュームがあって、無味乾燥でお堅い学説といった雰囲気は無い。

    金融市場は経済法則だけで動くものではなく、人間が進化の過程で獲得してきた特質によって生物学的に説明されるとしている。

    どこまでの範囲を仮説と呼んでいるのか?事例紹介はあるけれど科学的根拠の裏付けがあるのか?など、不明点はいろいろあるけれど、考え方として面白いなと感じた。

    ■基本原理
    ・人間は常に合理的でも非合理的でもない。進化によって特徴づけられる気まぐれな存在である。
    ・人間の行動にはバイアスがある。

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    2025年01月01日
  • 僕たちはまだ、インフレのことを何も知らない―――デフレしか経験していない人のための物価上昇2000年史

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    長期にわたるデフレを経験する中で、日本人にはインフレに対する感度が十分に備わっていないのではないか。日本は政策的に持続的な2%の物価上昇を目指しており、2024年12月時点で、物価は継続的に上がり続けている。インフレに対して資産防衛する必要があり、その備えとして過去のインフレの状況や処方箋についての知識を蓄えておくことが有益。
    (知っていたとて個人が取り得る対応は限られているだろうが…)

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    2024年12月08日
  • 半導体戦争―――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

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    ネタバレ

    地政学についていくつか書籍を読むなかで、半導体についても学んでおきたいと思い読んだ。
    が、半導体そのものへの興味と理解の低さが原因か、読みすすめるのがなかなか大変だった。
    半導体の産業の構造やその成り立ち・背景について、詳しく書かれており、学ぶことができた。

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    2024年12月06日
  • ダマシオ教授の 教養としての「意識」―――機械が到達できない最後の人間性

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    久しぶりに意識に関する本を読んだ。専門書ではないので,ざっと読むことができ,20数年前の意識と心について考えようとしていた自分を懐かしむ。植物や単細胞動物も覚知するが意識はない。人間は覚知をして意識がある。この神経学的メカニズムと麻酔の話が興味深い。新しい概念も獲得した。アロスタシス。ホメオスタシスを取り戻そうとする生物が用いるメカニズムということだが,この概念を人の知的獲得過程に援用してみようと思う。何かヒントが得られそうだ。

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    2024年11月25日
  • 億万長者だけが知っている教養としての数学―――世界一役に立つ数学的思考力の磨き方

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    面白かった。億万長者だけが知っているは大げさだが、知っていて損はない数学の活用法がいっぱい載っている。こういうのを読むと、もっと数学の授業を取っておけばと思う。

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    2024年10月02日
  • 僕たちはまだ、インフレのことを何も知らない―――デフレしか経験していない人のための物価上昇2000年史

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    ネタバレ

    物価が上がるインフレと貨幣が下落するインフレ。
    MV=PT交換方程式。トートロジー的方程式。
    MMTが支持を集めたのはインフレが長く抑制されたから。財政支配を支持しているが、虚構の世界。
    インフレの代償は表面化するまで時間がかかる。

    マクロ経済刺激によって失業率を下げようとしても、インフレが加速するだけ=フィリップス曲線は幻想。

    金融当局が財政を支配しないとインフレになるのは当然。
    パンデミック、ウクライナ、ロックダウンによるサプライチェーンの毀損、によってインフレが起きた。だけなら戻る可能性もある。戦争の終結が物価の安定に繋がる。
    巨大な政府支出がこの先、どこに収まるのか。

    テイラール

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    2024年08月31日
  • スペキュラティヴ・デザイン 問題解決から、問題提起へ。―未来を思索するためにデザインができること

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    2024.08.20 翻訳本で少しわかりにくいところもあったが、とにかく刺激を受けた。デザインに対する新しい視点を得た気がする。

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    2024年08月20日
  • 僕たちはまだ、インフレのことを何も知らない―――デフレしか経験していない人のための物価上昇2000年史

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    内容はとにかく難しいけど、言わんとしていることはなんとなく。インフラを許容する国家の成れの果てはスーパーインフレに、国家破綻。どこかの国のようだ。

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    2024年05月26日
  • 僕たちはまだ、インフレのことを何も知らない―――デフレしか経験していない人のための物価上昇2000年史

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    インフレの歴史で1番印象的なのはドイツのハイパーインフレ。低い金利で融資を得られた大企業は、まるで蜂蜜のツボが無限に手に入る熊みたいなもので大金持ちになった。強い外国通貨を担保にドイツマルクを借り入れできた人は巨額の補助金を受け取って利益を追求しているに等しい状態だった。シュティンネスの例。
    預金という資産を何に変えるのかということが論点だが、マイナスの実質金利と急騰する名目所得の両方によって、住宅ローンが目減りしていくことを教えてくれている。

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    2024年05月11日
  • 億万長者だけが知っている教養としての数学―――世界一役に立つ数学的思考力の磨き方

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    ネタバレ

    ギャンブルをネタに、数学の幅広い分野について語られる。
    数学を扱ったポピュラー・サイエンスの本で、全く数式を使っていないことを売りにしている本が時々あるがかえって読みにくい。これぐらい(具体的な内容の数式がパラパラ出る程度)がバランスがよいように思う。

    ・パレートの法則が本当にすばらしいのは、そうしたパターンをグラフにプロットすると、べき乗分布に従うという点だ。つまり、分布の任意の部分が分布全体に対する自己相似性を示すという点で、フラクタルのようにふるまうのである。たとえば、全人口の20%が富の80%を保有しているとすると、その20%の富裕層のそのまた20%が富裕層の富の80%を保有している

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    2024年04月27日
  • スペキュラティヴ・デザイン 問題解決から、問題提起へ。―未来を思索するためにデザインができること

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    かなり事例紹介が多い。それぞれめちゃ面白い!
    事例たちはよくオーガナイズされていて、今の世界に対する別の可能性を提示するためのデザインの使い方について理解を深めることができた

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    2024年04月12日
  • 僕たちはまだ、インフレのことを何も知らない―――デフレしか経験していない人のための物価上昇2000年史

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    自分には難しいところもあったが、最後の14の教えの部分が分かりやすい。インフレとはなにか、どう対処すべきかが、ざっくりとわかる。もう少し背景までとなった場合、もう少し読み込む必要があるかも。

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    2024年04月05日
  • 僕たちはまだ、インフレのことを何も知らない―――デフレしか経験していない人のための物価上昇2000年史

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    この本の論点
    国は量的緩和やりすぎ。貨幣供給量増やしすぎ。
    政府がインフレを債務削減策に使うことある。
    インフレは金持ちをもっと富ませ、貧乏人をより貧しくさせる

    MV=PT
    Mは貨幣量、Vは貨幣の流通速度、Pは物価水準、Tは取引量

    インフレ予防にはテイラールールが効果的
    テイラールール=インフレ率がFedの想定する2%のインフレ目標を1%上回るたびに、または実際の産出量が潜在産出量を1%上回るたびに、政策金利を0.5%引き上げること。

    量的緩和政策による貨幣供給量の著しい増加。

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    2024年04月07日
  • スタンフォード式 人生デザイン講座 仕事篇

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    大好きなスタンフォードシリーズを久々に見かけたので思わず読んでしまいました。
    人生デザインというタイトルでしたが、主に職場やキャリアについて書かれていました。
    モチベーションをどのように保つのか、キャリアアップのためには何が必要なのかなどが書かれておりました。
    私が印象に残ったのは社内政治の章です。自分には権限がないからといって諦めるのではなく、権限がなくとも自分の意見が通るためにどう操るのかということが大切だと述べています。私は操るといったことが得意ではないので「影響力を持つように爆速で出世する」もしくは「影響力のある人に絞ってプレゼンしにいく」と言うことなら実践できると思いました。
    そのた

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    2024年03月04日