あらすじ
ハーバード教授が行動科学の研究に基づき、文章の力が変わる「6つの原則」を解明!「少ないほどよい」「読みやすくする」「見やすくする」「書式を生かす」「読むべき理由を示す」「行動しやすくする」で伝わり方が劇的に変わる。メール、SNS、提案書、プレゼン……何にでも効果を発揮する、まったく新しい文章ガイド!
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Posted by ブクログ
読んでもらえる文章の6原則
❶少ないほどよい
❷読みやすくする
❸見やすくする
❹書式を生かす
❺読むべき理由を示す
❻行動しやすくする
❶〜❹は無意識にでもやっていたけど、❺❻は意識してなかったので勉強になりました!
❶から❺で読んでもらえたとしても、その文章が読み手の行動を促すものだとしたら、❻ができていないと行動に移してもらえない。とても汎用性の高い考え方だと感じました!
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読みやすい文章とは何か?について、学術的に解説したのが本書。
見やすくしたり読み手に配慮するというのは、松尾茂起さんの『沈黙のWebライティング』ともつながってくる。
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読まれる文章
相手の脳の処理力には制約がある。
(スピード、持続性)
とすれば必要なのは次のこと。
①少なくすること(言葉を減らす、内容を減らす)
②読みやすくすること(一文一行、よく使われる言葉)
③見やすくすること(フォントスペース、題名、順番、図表)
④動きやすくすること(選択肢を絞る、狭い質問にする)
方法は、理解してもらいたい重要な内容は何か、理解しやすくするためにどうするか、に時間を投資。
上記補完
・選択的注意機能: 脳の処理能力は限界あり意識を向けたもの以外積極的に外す
少なくするにはストレート、温かみはそれだけの文章は記載しない、ストレートな冒頭一文の口調で示す
読みやすさの測定は、長さと複雑さ
相手にどう処理されるか=脳にどうゆうことが起こっているか
脳の処理能力は大きくない 選択的注意 疲れやすい
→ 同じ意味でも少ない言葉を使う 内容を少なくする
図 目立たせる やさしい言葉 自分ごと・動いてくれる内容を選ぶ
Posted by ブクログ
忙しい人に読んでもらえる文章の6つの原則
この本では、忙しい人が文章をどのように処理するかを科学的に理解し、その特性に合わせた効果的な文章を作成するための「6つの原則」を提示している。
1. 第一の原則:少ないほどよい(Less is More)
短く、簡潔にまとめることの重要性を説く。
忙しい読み手は、情報処理コストが高い文章を避けるため、内容を極限まで削ぎ落とす必要がある。
すべての単語、一文、段落には、存在すべき明確な理由が求められる。
冗長な表現や重複を排除し、必要な情報のみに絞り込む。
2. 第二の原則:読みやすくする(Make it Easy to Read)
文章の分かりやすさを高めることで、読み手の負担を減らす。
簡潔な言葉を使い、専門用語や難解な表現を避ける。
短い文で構成し、一文に複数の情報を詰め込みすぎないようにする。
受動態よりも能動態を多用し、主語と動詞を明確にする。
3. 第三の原則:見やすくする(Make it Easy to See)
文章の視覚的な構造を工夫し、素早い情報の把握を可能にする。
段落を短くし、頻繁に改行して「視覚的な休憩」を提供する。
箇条書きやリスト形式を積極的に使い、情報を整理する。
空白(余白)を適切に利用し、圧迫感のないレイアウトを心がける。
4. 第四の原則:書式を生かす(Use Formatting to Your Advantage)
書式(フォント、太字、色など)を戦略的に用い、重要な部分を際立たせる。
太字や下線は、最も重要なキーワードやフレーズに限定して使用する。
見出しやサブタイトルを活用し、文章の構造を分かりやすく示す。
**「箇条書き」や「番号付きリスト」**は、情報の整理と優先順位付けに役立てる。
5. 第五の原則:読むべき理由を示す(Tell Them Why They Should Read It)
文章の冒頭で、読み手にとって読むメリットや重要性を明確に伝える。
忙しい読み手の注意を引きつけ、「これは自分に関係がある」と思わせる工夫が必要。
核心的なメッセージや結論を最初に提示する「結論先出し」の構成が有効。
読み手が何を得られるか(時間節約、問題解決など)を明示する。
6. 第六の原則:行動しやすくする(Make it Easy to Act)
文章を読んだ後に、読み手に何をすべきかを明確かつ容易にする。
「行動の呼びかけ(Call to Action)」を具体的に示し、曖昧さを排除する。
行動に必要な情報(リンク、期限、連絡先など)をすぐに参照できる場所にまとめる。
一つの文章につき、一つの行動に焦点を絞る。
実践的なアドバイス
最も大事なことは、「どうすればこの文章は相手にとってもっと読みやすくなるか?」を常に自問自答することである。
効果的な文章は、推敲によって生まれる。送信前に読み手の視点で徹底的に削り、順序を整えることが、やり取りの回数を減らし、自分の時間の節約にもつながる。
これらの原則は、メール、SNS、提案書、プレゼンテーションなど、あらゆるビジネスコミュニケーションに効果を発揮する。
Posted by ブクログ
◆◆◆◆◆(先生の勉強)司書の仕事をしていると、先生や子どもたち、おうちの方向けに「書く」ことがよくある。せっかく書いたなら読んでもらいたいし、理解してもらいたい。でも、自分の文章はそれを実現できているだろうかという不安もある。そんな自分にとって役立つ本だった。
この本は、効果的な書き方の6つの原則を教えてくれる。ここでいう「効果的」とは、
①読み手に読んでもらえる
②メッセージを理解してもらえる
③行動してもらえる
ということ。
〈効果的な文章の6つの原則〉
1 少ないほどよい
2 読みやすくする
3 見やすくする
4 書式を生かす
5 読むべき理由を示す
6 行動しやすくする
すでに意識してることも多かったけど、足りていない点もまだまだあった。
◆少ないほどよい
書く目的を見定めて、不要な内容は削る。そのほうが読み手に届くし理解してもらえる。自分はついついあれもこれも伝えたくなるし、長く書けばがんばった気にもなる。でも、大事なのはそこじゃない。意志を強くもって言葉や内容をへらそう。
◆読みやすくする
つい難しい言葉を使って知的な雰囲気をまとおうとするクセが自分にはあるかも。できるだけ一般的な言葉を使おう。一文を短くしよう。
◆読むべき理由を示す
忙しい読み手は「読むべき」と感じないとそもそも読んでくれない。自分の書いた文章を「読むべきだ」とアピールするのは気が引けるけど、メッセージを届けたいならやるべきだなあ。これは今までほとんどやっていなかったかも。
6つの原則は、書くときだけではなく、授業などで話すときにも通用すると感じた。これらの原則を参考に、自分の表現を見直していこう。
Posted by ブクログ
比較的サクッと読めた。
目新しいことはないが、改めて守れてなかった点などはあった。
分量が長く、かつアクションが異なることがあれば、そもそもメッセージは分けるようにする。
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PartⅠ:読み手を理解する
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第1章 忙しい人の思考を理解する
この章では、読み手がなぜ「忙しい人」であるかを科学的に説明する。
・読み手は全文を読むことを前提にしていない。
・読む前に「価値があるか」を瞬時に判断し、価値が低いとスルーされる。
・注意資源(集中力)は限られているため、「脳が必要な情報だけを探す」読み方をしている。
・これを理解することが、効果的な文章設計の出発点になる。
・書き手中心ではなく、読み手中心の視点に切り替えることが必要。
第2章 読み手が注目するもの
読み手は、情報の中で目立つものに注意を向ける習性がある。
・視覚的な差(コントラスト)が強い要素を先に認知する。
・太字、見出し、箇条書き、空白などで重要な部分を強調すると視線が誘導される。
・反対に、コントラストのない情報は無意識にスルーされる。
・視覚設計(見た目の構造)を意識した文章が読み手に届きやすい。
・読み手の心理の4ステップ
メッセージを読むか決める → いつ読むかを決める → (読む時)どの程度所用と注意を費やすか決める -> (対応必要な場合)対応や行動をとるかきめる
第3章 読み手の目的に合わせる
人は常に自分の目的で文章を読む。
・判断したい
・答えを得たい
・行動したい
など目的志向で読む。
したがって、読み手が何を求めているかを想像し、文章構成を読み手の目的に合わせて組み立てることが重要。
・冒頭で「何を期待できるか」を明示すると、読み進める可能性が高まる。
・推敲時のポイント
- 読み手に理解してほしい最も重要な情報は?
- 読み手にその情報を理解してもらいやすくするには?
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PartⅡ:6つの原則(読まれる文章の科学)
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第4章 原則1:少ないほどよい
・文章は短く、不要な部分は削る。
←長ければ見落としが発生し、かつ注意力と集中力を消耗させやすい
・内容を削ることで理解速度が上がり、読み手の認知負荷が下がる。
・「削る=情報価値を失う」と考えがちだが、むしろ本質を鋭くする編集行為である。
→短くすることで読みやすさと反応率が同時に上がる。
・長い文章である時点で、読み手は後回しにする
←広報依頼は社員(引用ポスト)と全体(RT)で分けるが良いのでは
第5章:原則2 — 読みやすくする
・難解な語彙・長文・複雑な構文は脳の処理を妨げる。
・平易な言葉と短い文を用いることで読みやすさを保証する。
・読む負担を減らすことが、理解と行動につながる。
・一文一義の徹底で、読み手の処理負荷を下げる。
第6章:原則3 — スキャンしやすくする
・読み手の多くは全文を読まずスクロールや飛ばし読みをする。
・見出し、段落、箇条書きを使うと視線のナビゲーションが生まれる。
・こうした構造化は読むルートを設計することでもある。
・流し読みでも要点に到達できる構造が重要。
第7章:原則4 — フォーマットで意味を伝える
・文章の形式(メール、提案書、報告など)は読む人にとっての期待値を作る。
・適切なフォーマットを選ぶことで、読み手が内容を予測しやすくなる。
・例:メールは結論を最初に示す構成が最も効率的。
・形式自体がコンテキスト(意味づけ)として機能する。
第8章:原則5 — 読むべき理由を示す
・読む前に読む価値がわからないと、離脱されやすい。
・冒頭で読み手が得られる利益を明示すると、最後まで読まれる可能性が増す。
・読み手の関心と行動動機を刺激する。
第9章:原則6 — 行動しやすくする
・文章の最終目的は行動を促すこと。
・次に何をすべきかを明確に示すと、判断が速くなる。
・具体的な選択肢、期限、期待する返信スタイルを提示する。
・行動誘導を設計することで文章の成果が最大化される。
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Part III:原則を実践する(第10章〜第12章)
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第10章:目的を持って書く
・文章を書く前に次の3つを定義する。
1) 誰に書くのか
2) 何を伝えるのか
3) なぜ伝えるのか
・目的と構成が一致していない文章は理解されない。
・目的の言語化が読み手の理解速度を決める。
第11章:練習とフィードバック
・文章力は訓練によって磨かれる。
・自分の文章を読み手目線で推敲し、他者によるフィードバックを取り入れる。
・回答率や理解度を測定しながら改善する。
・データと反応を基に文章の質を向上させる。
第12章:習慣化と応用
・原則を実践として定着させることが最終的なゴール。
・繰り返し使うことで、雑な文章を書かなくなる。
・読み手との信頼関係そのものを構築できるようになる。
・文章は習慣化された思考の反映であり、信頼へつながる。
全体の核心
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・情報過多の時代では、読む時間が最も貴重な資源である。
・文章は単なる情報伝達ではなく、判断の支援と行動の誘導を設計するツール。
・読み手の注意・理解・行動の流れに合わせて文章を構造化すること。
・読み手中心設計の文章が最も成果を出す。