千葉敏生のレビュー一覧
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自分はこのままでいいんだろうか?本当は何がしたいんだろう?って思ったり、生き方についてよく考える。多くの本は、やりたいことがわからない人に対して、「とにかくいろんなことに挑戦してみる。その中で自分に合うものがわかってくる」というような内容が書かれている。
この本は、今すでにやっていることから、自分には何が向いているか考える。具体的には、行動記録をつけて、日々の作業の中で熱中していることを探ってみたり。
その他にも、いろんなワークがあって、実践できるようになっている。ワークライフバランスについて考えたり。様々な人の例が載っているのもいい。
生き方にについていろんな役に立つことが書いてあるので、こ -
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本書の単行本タイトルは『LIFE DESIGNスタンフォード式 最高の人生設計』だったらしいが、文庫本はそこから改名し『人生デザイン』と銘打つ。ここからでは想像できないが、内容はこの壮大なタイトルとは対照的なものになっていた。なお、読者は自身をデザイナーとしての目線で、課題は自分の人生、対応する際の考え方をデザイン思考としていることからこの名前になったと考える。
本書の目的はざっくり、デザイナー思考を理解し、人生をデザインすること。良い点は、今のやってることを変えることに固執しない、一番の目的は自分の人生を理解し行動すること。ありがちな間違いとして、人生デザイン=天職の見つけ方に捉えがちだが -
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大変読み応えのある内容。
宇宙物理学者である著者が、5人の偉大な科学者である、ダーウィン、ケルビン、ポーリング、ホイル、アインシュタインの偉業と、それぞれの偉業に伴って生じた彼らの「ミス」に着目し、その意義と貢献についてまとめた一冊。
彼らのミスは単純な誤りなどではなく、次の世代の研究にモチベーションとなるようなヒントを与えて、現代科学の進歩に大きく貢献してきたんだということがよくわかりました。
科学者どうしの当時の手紙のやりとりや、関係者への取材、著書や論文の内容など、著者がそれらを丁寧に調べてまとめており、事実関係をまとめるだけでも大変な手間がかかっている本でもあるなと思いました。
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ネタバレ■オリジナルのタイトルはcreative confidence、その名の通り、イノベーションを発揮するために必要な創造性「creativity」は、才能がある一部のデザイナーや芸術家だけがもっている能力ではなく、全ての人間に備わっているもの。
その能力を発揮するためには、「想像性に関する自信」を持つ必要がある。そして、creative confidenceを備えるための一番の近道は、まず行動をおこし、小さな成功を積み重ねること。
■IDEOのデザイン思考アプローチの考え方が整理してある。「人間中心設計のアプローチ」が根底にあり、すべでは「共感」から始まる。
ここでいう共感の定義は、他社の目を -
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「どのようにデザイン思考を実践するか」というノウハウを求めているならば、この書籍は適切ではない。
具体的なプロセスであったり、始め方を紹介するようなものではないからだ。
本書にはデザイン思考がもつ本質〈目の前の課題をより大きな文脈で捉え、反復的に試行していくこと〉と、いくつかの成功事例、そしてここ10年の大きなうねりに対しての考察が書かれている。
度々指摘されていることだが、デザイン思考はソフトウェア開発における「アジャイル開発」といくつかの共通項がある。
顧客との対話を重視する、反復的に少しづつ進める、本当に必要なものを探求するといった価値観だ。
そのため意外とソフトウェアエンジニアにと -
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表紙にある象の絵が本書の象徴でもある。
①象使いに方向を教える②象にやる気を与える③道筋を定める。この3つのフレームワークを組み合わせることで、個人、組織、社会の変化を成功させようというのが本書のテーマだ。3つのフレームワークに照らし合わせて考えると、変えられない原因が、象使い(理性)、象(感情)、道筋のどれであるかを突きとめることができる。
そのうえで問題解決に向けての「仕掛け」を創っていく。ケーススタディになっており、具体的でわかりやすい。うまくいかない理由は何か?逆にうまくいっているときは何が違うのかを検証していく。
稀に出逢う良書。 -
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新サービス開発のお勉強。ずっと信じてきた一万時間の法則の誤りを指摘。なるほど。また、森岡さんの「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」を思い出された。
訳者あとがきより、要約。
著者のいう「創造曲線」とは、ある作品や商品に対する好き嫌いや人気度の時間的な推移をグラフで表したときにできる釣鐘型の曲線のことです。本書によると、人はあるものに対してなじみが増せば増すほど好きになっていきますが、ある時点を過ぎるとどんどん飽きて嫌気が差していきます。つまり、作品や商品をヒットさせるには、人々によって適度になじみ深く、しかも適度に目新しいものをつくらなければならないということに -
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新サービス開発のお勉強。ずっと信じてきた一万時間の法則の誤りを指摘。なるほど。また、森岡さんの「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」を思い出された。
訳者あとがきより、要約。
著者のいう「創造曲線」とは、ある作品や商品に対する好き嫌いや人気度の時間的な推移をグラフで表したときにできる釣鐘型の曲線のことです。本書によると、人はあるものに対してなじみが増せば増すほど好きになっていきますが、ある時点を過ぎるとどんどん飽きて嫌気が差していきます。つまり、作品や商品をヒットさせるには、人々によって適度になじみ深く、しかも適度に目新しいものをつくらなければならないということに -
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物理と情報理論から経済社会構造の枠組みを探るアイディア。
エントロピーが増大していく中で、なぜ経済や社会が発展しているのか。それは物理的に安定した個体ができる環境で、個体が非平衡的運動を様々に生じさせるような温度環境(地球のような)がある。そこに情報が蓄えられ、さらに様々な個体が生じる。そしてそれらを促すような計算が出来る主体(分子、生物)が生じることが前提条件。
さらに経済社会を生み出すには人、社会のネットワークが情報をより多く保持し、計算していかないと複雑な個体を生み出すこと8できない。車を生み出すには多くに人のネットワークとそこに蓄積されるノウハウが必要。これは人を集めたからといって生じ -
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[多様な顔,統合された人格]世界で最も影響力のある人物とも言われるロシアのプーチン大統領を,6つのペルソナ(人格・仮面の意)を持つ人物として読み解こうと試みた大作。現代ロシアを考察する上で,欧米においては非常に高く評価されている作品でもあります。著者は,トランプ政権下で米NSCのロシア・欧州上級部長に任命されたフィオナ・ヒルとブルッキングス研究所のシニア・フェローを務めたクリフォード・G・ガディ。訳者は,濱野大道と千葉敏生。原題は,『Mr. Putin: Operative in the Kremlin』。
非常に実証的かつ体系的にまとめられているプーチン大統領理解のための必読書といった感の