千葉敏生のレビュー一覧

  • デザイン思考が世界を変える〔アップデート版〕 イノベーションを導く新しい考え方

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    「デザイン思考」を一気に世に認知させた書籍。デザイン思考とは、あらゆる問題解決にデザイナーが培ってきた思考方法を取り入れるアプローチのことである。その思考方法は「人間中心」「プロトタイプから始める」など多数あるが、詳細は本文を読んで欲しい。具体的な例が豊富で説得力がある(日本の例も多く登場する)。デザイン思考の適用範囲は、抽象的な課題までも含むあらゆる問題であり、それゆえ、デザイン思考はデザイナーやエンジニアのみならず経営者層や政治家までもが身につけるべきものであると筆者は主張する。その通りだと思う。

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    2020年08月14日
  • スタンフォード式 人生デザイン講座

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    自分はこのままでいいんだろうか?本当は何がしたいんだろう?って思ったり、生き方についてよく考える。多くの本は、やりたいことがわからない人に対して、「とにかくいろんなことに挑戦してみる。その中で自分に合うものがわかってくる」というような内容が書かれている。
    この本は、今すでにやっていることから、自分には何が向いているか考える。具体的には、行動記録をつけて、日々の作業の中で熱中していることを探ってみたり。
    その他にも、いろんなワークがあって、実践できるようになっている。ワークライフバランスについて考えたり。様々な人の例が載っているのもいい。
    生き方にについていろんな役に立つことが書いてあるので、こ

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    2020年08月12日
  • スタンフォード式 人生デザイン講座

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    本書の単行本タイトルは『LIFE DESIGNスタンフォード式 最高の人生設計』だったらしいが、文庫本はそこから改名し『人生デザイン』と銘打つ。ここからでは想像できないが、内容はこの壮大なタイトルとは対照的なものになっていた。なお、読者は自身をデザイナーとしての目線で、課題は自分の人生、対応する際の考え方をデザイン思考としていることからこの名前になったと考える。

    本書の目的はざっくり、デザイナー思考を理解し、人生をデザインすること。良い点は、今のやってることを変えることに固執しない、一番の目的は自分の人生を理解し行動すること。ありがちな間違いとして、人生デザイン=天職の見つけ方に捉えがちだが

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    2020年07月21日
  • 偉大なる失敗 天才科学者たちはどう間違えたか

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    大変読み応えのある内容。

    宇宙物理学者である著者が、5人の偉大な科学者である、ダーウィン、ケルビン、ポーリング、ホイル、アインシュタインの偉業と、それぞれの偉業に伴って生じた彼らの「ミス」に着目し、その意義と貢献についてまとめた一冊。

    彼らのミスは単純な誤りなどではなく、次の世代の研究にモチベーションとなるようなヒントを与えて、現代科学の進歩に大きく貢献してきたんだということがよくわかりました。

    科学者どうしの当時の手紙のやりとりや、関係者への取材、著書や論文の内容など、著者がそれらを丁寧に調べてまとめており、事実関係をまとめるだけでも大変な手間がかかっている本でもあるなと思いました。

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    2020年05月05日
  • スイッチ!

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    劇的な変化を達成した事例が数多く紹介されていて、アメリカの大学でケーススタディをしているように学べました。
    本書のポイントは第1章に集約されていますが、その後に続くたくさんの事例がドラマチックで面白い読みものにしています。

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    2020年05月05日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    ネタバレ

    ■オリジナルのタイトルはcreative confidence、その名の通り、イノベーションを発揮するために必要な創造性「creativity」は、才能がある一部のデザイナーや芸術家だけがもっている能力ではなく、全ての人間に備わっているもの。
    その能力を発揮するためには、「想像性に関する自信」を持つ必要がある。そして、creative confidenceを備えるための一番の近道は、まず行動をおこし、小さな成功を積み重ねること。

    ■IDEOのデザイン思考アプローチの考え方が整理してある。「人間中心設計のアプローチ」が根底にあり、すべでは「共感」から始まる。
    ここでいう共感の定義は、他社の目を

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    2020年05月03日
  • デザイン思考が世界を変える〔アップデート版〕 イノベーションを導く新しい考え方

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    「どのようにデザイン思考を実践するか」というノウハウを求めているならば、この書籍は適切ではない。
    具体的なプロセスであったり、始め方を紹介するようなものではないからだ。

    本書にはデザイン思考がもつ本質〈目の前の課題をより大きな文脈で捉え、反復的に試行していくこと〉と、いくつかの成功事例、そしてここ10年の大きなうねりに対しての考察が書かれている。

    度々指摘されていることだが、デザイン思考はソフトウェア開発における「アジャイル開発」といくつかの共通項がある。
    顧客との対話を重視する、反復的に少しづつ進める、本当に必要なものを探求するといった価値観だ。
    そのため意外とソフトウェアエンジニアにと

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    2020年01月16日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    クリエイティブ・マインドセットアップ想像力・好奇心・勇気が目覚める脅威の思考法 ディヴィッド・ケリートム・ケリー

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    2019年08月29日
  • 〈効果的な利他主義〉宣言!――慈善活動への科学的アプローチ

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    いい本でした。全体にわたって説得力があります。
    基本的に稼いでギブウェルに寄付するのがいいよ。というのがいちおうの結論でしょうか。
    わたしも国境なき医師団からギブウェルに変えようと思いました。

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    2019年06月24日
  • スイッチ!

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    表紙にある象の絵が本書の象徴でもある。
    ①象使いに方向を教える②象にやる気を与える③道筋を定める。この3つのフレームワークを組み合わせることで、個人、組織、社会の変化を成功させようというのが本書のテーマだ。3つのフレームワークに照らし合わせて考えると、変えられない原因が、象使い(理性)、象(感情)、道筋のどれであるかを突きとめることができる。
    そのうえで問題解決に向けての「仕掛け」を創っていく。ケーススタディになっており、具体的でわかりやすい。うまくいかない理由は何か?逆にうまくいっているときは何が違うのかを検証していく。
    稀に出逢う良書。

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    2020年02月09日
  • クリエイティブ・スイッチ 企画力を解き放つ天才の習慣

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     新サービス開発のお勉強。ずっと信じてきた一万時間の法則の誤りを指摘。なるほど。また、森岡さんの「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」を思い出された。

     訳者あとがきより、要約。

     著者のいう「創造曲線」とは、ある作品や商品に対する好き嫌いや人気度の時間的な推移をグラフで表したときにできる釣鐘型の曲線のことです。本書によると、人はあるものに対してなじみが増せば増すほど好きになっていきますが、ある時点を過ぎるとどんどん飽きて嫌気が差していきます。つまり、作品や商品をヒットさせるには、人々によって適度になじみ深く、しかも適度に目新しいものをつくらなければならないということに

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    2019年05月05日
  • クリエイティブ・スイッチ 企画力を解き放つ天才の習慣

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     新サービス開発のお勉強。ずっと信じてきた一万時間の法則の誤りを指摘。なるほど。また、森岡さんの「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」を思い出された。

     訳者あとがきより、要約。

     著者のいう「創造曲線」とは、ある作品や商品に対する好き嫌いや人気度の時間的な推移をグラフで表したときにできる釣鐘型の曲線のことです。本書によると、人はあるものに対してなじみが増せば増すほど好きになっていきますが、ある時点を過ぎるとどんどん飽きて嫌気が差していきます。つまり、作品や商品をヒットさせるには、人々によって適度になじみ深く、しかも適度に目新しいものをつくらなければならないということに

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    2021年08月08日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    クリエイティブな仕事をするための参考書。久々に人にお勧めしたい★5つ!クリエイティブ力は「行動」を起こして力を伸ばし続けないといけない。「計画するより行動しよう」を心がけて頑張ります。『最終的に創造の飛躍を遂げるためには、とにかく始める必要があるのだ。 すぐに結果を出すのは難しい。だからこそすばやく改良を続けていくべきなのだ。』"

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    2019年01月24日
  • クリエイティブ・スイッチ 企画力を解き放つ天才の習慣

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    ネタバレ

    日本でいう守破離。

    クリエイティブと認められるためには
    ・第一の要素:主題
    ・第二の要素:ゲートキーパー
    ・第三の要素:個人
    3要素が必要で、さらに想像曲線のスイートスポットを突く必要がある。スイートスポットはなじみ深さと目新しさのバランスが取れた状態。

    想像曲線(クリエイティブカーブ)にはクリエイターがヒットするアイデアを生み出すための四つの法則がある、
    ・第一の法則:大量消費
    ・第二の法則:模倣
    ・第三の法則:クリエイティブ・コミュニティ
    ・第四の法則:反復

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    2019年01月08日
  • 〈効果的な利他主義〉宣言!――慈善活動への科学的アプローチ

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    「どうすればできるかぎりのよいことができるか?」という疑問に答える一冊です。
    エビデンスベースで効果的な寄付活動や慈善活動を行うために、なにをしたらいいかというアプローチです。

    人によっては価値観の違いによって受け入れづらい部分もあるかと思いますが、寄付とか慈善活動に興味がある人はこの本を読んでから行動することをおすすめする一冊です。

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    2019年01月01日
  • スイッチ!

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    素晴らしい本、変わるために必要な要素をうまく説明している。
    変化には理性、感情、環境が重要なことをいろんな成功例で伝えている。
    何度も読み返して心に刻みつけておく必要がある本。シンプルなチェックシートも作ってみよう

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    2018年12月19日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    同じ著者の『スイッチ』を読んで、よかったので、こちらも読んでみました。

    要するに、決断に際して、誤まりを抑える方法には、次の4つの方法がある、という内容です。
       ・選択肢を広げる
       ・現実性を確かめる
       ・距離を置く
       ・誤りに備える

    これらについて、一つ一つ、事例を用いて、丁寧に説明しています。
    わかりやすくて、実践的な本だと思います。

    とはいえ、実際の仕事においては、「イエスorはい」で答えなくてはならないものも多いんですけどね(苦笑)。

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    2018年11月11日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    より良い意思決定に関して、理論とケースを用いて分かりやすく書かれた本。実用的でありながら、ノウハウにだけ偏ってない感じがとても良いと感じた。ネタバレすると視野を広げること、謙虚さを保つこと、距離を置くこと、そして少しだけ先を予想することが、良い意思決定には必要である。理論に基づいた色々なアイデアが載っているので、働く上で、意思決定に携われる人は読むと悩みが軽減されそう。

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    2018年06月11日
  • 情報と秩序 原子から経済までを動かす根本原理を求めて

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    物理と情報理論から経済社会構造の枠組みを探るアイディア。
    エントロピーが増大していく中で、なぜ経済や社会が発展しているのか。それは物理的に安定した個体ができる環境で、個体が非平衡的運動を様々に生じさせるような温度環境(地球のような)がある。そこに情報が蓄えられ、さらに様々な個体が生じる。そしてそれらを促すような計算が出来る主体(分子、生物)が生じることが前提条件。
    さらに経済社会を生み出すには人、社会のネットワークが情報をより多く保持し、計算していかないと複雑な個体を生み出すこと8できない。車を生み出すには多くに人のネットワークとそこに蓄積されるノウハウが必要。これは人を集めたからといって生じ

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    2017年10月07日
  • プーチンの世界―「皇帝」になった工作員―

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    [多様な顔,統合された人格]世界で最も影響力のある人物とも言われるロシアのプーチン大統領を,6つのペルソナ(人格・仮面の意)を持つ人物として読み解こうと試みた大作。現代ロシアを考察する上で,欧米においては非常に高く評価されている作品でもあります。著者は,トランプ政権下で米NSCのロシア・欧州上級部長に任命されたフィオナ・ヒルとブルッキングス研究所のシニア・フェローを務めたクリフォード・G・ガディ。訳者は,濱野大道と千葉敏生。原題は,『Mr. Putin: Operative in the Kremlin』。

    非常に実証的かつ体系的にまとめられているプーチン大統領理解のための必読書といった感の

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    2017年09月11日