千葉敏生のレビュー一覧

  • デザインはどのように世界をつくるのか

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    ふだん、行う判断の多くがデザインに関わり、
    誤ってしまいがちな「あるある」を突きつけられる。

    平易な事例で深いメッセージを伝えてくれる。

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    2021年05月23日
  • Adaptive Markets 適応的市場仮説―危機の時代の金融常識

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    ネタバレ

    ずるいよ
    市場仮説と金融経済の感じでいながら最後の最後で一挙に煽るなんて
    まー本書の内容を私のような素人が運用に使えるようになるには少なくともあと10年、理論が整備されて一般向けの解説書が出ないと駄目だろうけど
    しかし欧米の専門家はどうしてこんなに惹きつけるような文章が書けるのだろう。ライターが別にいる?いてもいいや
    最先端の研究の表面だけだけでもたかだか数千円で味わえるのだものな
    私は医学者でもドクターでもないから、ハーヴェイ・ロディッシュにはなれないけれどネットで技術記事を書いたり技術書の紹介をしたり、少しでも道を誤って世の中を良くする人を増やそう
    うん
    増やそう

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    2021年05月09日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    この本を読むまでは、私は多くの読者と同じように、「クリエイティビティやデザイン能力は天性の才能によって決まるものだ」と信じて疑いませんでした。絵を描くことや想像することは大好きでしたが、いざパッケージデザインとなると途端に足がすくみ、自信を失って自らデザインすることを諦め、あらかじめテンプレートで用意されているデザインを選んでしまうのです。しかし、クリエイティビティやデザインは訓練次第で獲得出来るノウハウであることを知り、さらにはデザインするということはすなわち問題解決のための手段であるということを学んでからはまず「チャレンジしない」「否定する」癖を直し、PDCAサイクルを高速で回すことを心がけようと思いました。
    技術が最高潮に達した今日では技術的要因とビジネス的要因に加え、人的要因という人間中心の考え方もイノベーション・プロセスには必要になってくるので、本書では誰もが人類学者になって世の中の「不便」を見出し、デザインをしてイノベーションを起こすことを促しています。私は大学時代医療人類学のゼミに入っていたのですが、正直ゼミで習ったことが社会で役立つとは思いませんでした。その時は学生が学ぶいかにもアカデミックな内容の勉強をして学位を取得し、社会人になってからの勉強はまた別のベクトルで存在すると思っていたのです。それは一方では正しくて、一方では正しくありませんでした。デザイン思考は人間中心の考え方であり、共感と観察を以てインスピレーションを得るとしています。つまり、人類学者の視点を以て課題解決に当たる必要があるのです。しかも、その「人類学者の視点」はどんな職業のどんな地位の人でも用いることが出来るというから驚きです。あなたがなぜ今の仕事がつまらないと感じているのか?誰でも出来る単純作業と思ってはいないでしょうか?自分のハートに響かないのは、取り組んでいる仕事を無機質に捉えているからです。本書で著者はデータに物語を埋め込み、命を吹き込むことができると断言しています。人類学では様々な調査方法が考案されてきましたが、今後はビッグ・データに向かいつつも人間的な要素を盛り込んだハイブリッドな調査方法が重視されることでしょう。
    この本では試行錯誤を繰り返すことの大切さ、まず形にすることの重要性、とにかく行動を起こすことへの喚起などがたくさん詰められています。日常生活のあらゆるところに隠されているデザイン思考を今すぐにでも試してみたくなりました。

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    2021年05月07日
  • スイッチ!

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    ネタバレ

    影響力の武器、will powerと並ぶ良書。

    一番好きなエピソードの一例(ネタバレ注意)


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    Aさんは部屋に入ってきて、いたって普通の天気予報を読み上げる。
    そして完全に初対面のBさんがAさんのIQを予想するように言われる。
    そんな馬鹿げた話があるか、と思うだろう。
    予想できないよ!!全く知らない人なのに!!!




    しかし、Aさんが自分で下す自己評価と赤の他人のBさんが下すAさんの評価を比べるとBさんによる評価の方が約66%も正確であることが判明。

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    2021年01月30日
  • スタンフォード式 人生デザイン講座

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    ネタバレ

    読んでよかった。
    転職するしないとかでは無く、人生を楽しく生きるためにどうデザインしていくかという事。
    デザイン過程を人生にも適応させたもの。

    特に、印象的だった部分は
    人生はいつからでもデザインすれば思い通りにできる。
    仕事の行き詰まりなど、問題の捉え方を変えてみる。
    今の仕事で熱中すること、自分が満たされる瞬間を大切にする。
    キャリアのプロトタイプをいくつか作り、とにかく実行実験してみる。
    人生はゴールを達成するのでは無く、その過程を全力で生きるもの。

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    2021年01月24日
  • キッチンの悪魔――三つ星を越えた男

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    料理は肉じゃが 「料理会のミックジャガー」とはともにワーキングクラスヒーローということのようですが、キッチンという闘技場で、力と熱量でストーブに向かうあくなき探究心。コラムにある最高の目玉焼きの焼き方にもある通り、モデルの繊細な視点も当たり前ですが、感じる一冊です。

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    2026年03月14日
  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    非常に面白い。

    反脆弱性、反脆さは耐久力や頑健さを超越する。衝撃を糧にする。

    土地の反脆弱性について。著者の故郷であるベイルートは8回破壊され、8回再建したらしい。今回の爆発で、9回目ということか。

    人間の反脆弱性について。心的外傷後成長。心的外傷後ストレス障害とは逆で、過去の出来事で心に傷を負った人々が、それまでの自分より強くなるという現象。

    逆に、脆さについて。暇な人は時間を無駄にしてしまう、忙しい人はどんどん仕事をこなす。怠惰が人をダメにする。

    システムが反脆ければ、事故やトラブルによってシステムは強くなる。飛行機事故によって、飛行機業界全体は同じ事故のリスクを減らすことができる。経済は巨大な一つのシステムになっているので、連鎖倒産などが起こる。つまり経済のシステムは反脆くない。

    物事を決めるときに、いくつも理由があるときは、それをしないほうがいい。理由をいくつも挙げて自分を説得しようとしているからだ。これは人生において使えると感じた。

    この本を読んで、多くの人が思うことを自分も思った。
    これからは反脆く生きよう、と。
    人はいくらでも強くなれる。その意思があれば。

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    2020年09月17日
  • スタンフォード式 人生デザイン講座

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    メンターの存在。

    「こうしてください。」じゃなくて、
    ・自分の「今」と「元」を考える
    ・アイデア出し
    など、方法論ベースとはいえ、そもそも「考えてない人」が大勢にいるので、この一冊は内容が多くないとはいえ、とても濃い一冊だった。

    もし読んでもあまりだなぁ〜具体的なことがないなぁ
    と思ったら、それは「人生のデザイナー」になっていないと思う。

    みんなは「正しいルート」や「みんながいるところ」
    ばりか考えてしまって、結局「自分」についてあまり時間を尽くしないため、いつも「結果」を知りたい、理由を知らないまま、「偽物の幸せ」を求めてしまい、いつも自分の人生じゃなくて誰かの人生をコピーしてるだけ生きてる。

    これから「自分の人生」を望んでる人であれば、この一冊はかなり濃くて、今も三年後も五年後も十年後もずっと読み返す一冊になると思います。

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    2020年09月16日
  • デザイン思考が世界を変える〔アップデート版〕 イノベーションを導く新しい考え方

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    「デザイン思考」を一気に世に認知させた書籍。デザイン思考とは、あらゆる問題解決にデザイナーが培ってきた思考方法を取り入れるアプローチのことである。その思考方法は「人間中心」「プロトタイプから始める」など多数あるが、詳細は本文を読んで欲しい。具体的な例が豊富で説得力がある(日本の例も多く登場する)。デザイン思考の適用範囲は、抽象的な課題までも含むあらゆる問題であり、それゆえ、デザイン思考はデザイナーやエンジニアのみならず経営者層や政治家までもが身につけるべきものであると筆者は主張する。その通りだと思う。

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    2020年08月14日
  • スタンフォード式 人生デザイン講座

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    自分はこのままでいいんだろうか?本当は何がしたいんだろう?って思ったり、生き方についてよく考える。多くの本は、やりたいことがわからない人に対して、「とにかくいろんなことに挑戦してみる。その中で自分に合うものがわかってくる」というような内容が書かれている。
    この本は、今すでにやっていることから、自分には何が向いているか考える。具体的には、行動記録をつけて、日々の作業の中で熱中していることを探ってみたり。
    その他にも、いろんなワークがあって、実践できるようになっている。ワークライフバランスについて考えたり。様々な人の例が載っているのもいい。
    生き方にについていろんな役に立つことが書いてあるので、これからも読み返せるようにしたい。

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    2020年08月12日
  • スタンフォード式 人生デザイン講座

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    本書の単行本タイトルは『LIFE DESIGNスタンフォード式 最高の人生設計』だったらしいが、文庫本はそこから改名し『人生デザイン』と銘打つ。ここからでは想像できないが、内容はこの壮大なタイトルとは対照的なものになっていた。なお、読者は自身をデザイナーとしての目線で、課題は自分の人生、対応する際の考え方をデザイン思考としていることからこの名前になったと考える。

    本書の目的はざっくり、デザイナー思考を理解し、人生をデザインすること。良い点は、今のやってることを変えることに固執しない、一番の目的は自分の人生を理解し行動すること。ありがちな間違いとして、人生デザイン=天職の見つけ方に捉えがちだが、それは回答の1つにしかならないと言っている。

    この本を読む読者は、今の生き方や人生において不満や今を変えたいと日々感じているだろう(わたしもその1人)。その足掛かりとしてはかなりタメになると言える。そこに一番貢献しているのは、意外に『事例』かもしれない。本書は和訳書ということで、英語独特の(不毛な?)例が随所で登場する。普段なら読み飛ばすものの、なんらかのヒントを得るタメに今回は一字一句読んでいったのだが、これが功を奏したのかもしれない。

    それがなにかというと、学んだことは『他人から見ると大きな変化は、自分から見ると小さなプロトタイプの結果論に過ぎない。』ということで、それを実例に照らし合わせて読み解けた。という点。困った事例について、どのようなアプローチか、観点か、やり方かが書かれているので、大変参考になった。

    本書に出てくる何れの方法や理論は、意外にシンプルなものが多く分かりやすいが、どれも理にかなっており、なにより手軽さがある。ここから、タイトルは『行動できない人が一歩を踏み出すヒント集』とか『心を軽くして楽しむコツ』みたいなタイトルでも納得いく。

    ただ一つ、戒めも含めて与沢翼から引用する。

    『本書を読んだだけでは何も変わらないことだけは、強くお伝えしておきたいと思ってます。』

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    2020年07月21日
  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    タイトルの反脆弱性というのは、脆弱性の英語「fragility(もろさ)」の対義語がないことから、著者が作り出した造語“Antifragility”の日本語訳。

    あらゆる物事は、脆弱、頑健、反脆弱の3つに分けることができ、この本で最も大切とされているのは、この反脆弱性です。

    反脆弱性と言われ、ぱっと頭に浮かんだのは、心理学の「レジリエンス」でした。
    また、先日読んだ「ネガティブケイパビリティ」も、「不確実性に耐え抜く力」と捉えれば、こちらに当てはまると思っていましたが、この本ではそれらは「頑健さ」というカテゴリーになります。

    反脆弱性とは、簡単に言えば、「不確実性を糧にして成長すること」です。
    これだけで考えれば、なんだレジリエンスと一緒ではないかと思うかもしれませんが、
    反脆弱性は、「能動的に小さな失敗をすることで、成長していくこと」を言います。

    人は快適性・利便性・効率性を求めて、リスクやストレスを避けている、と著者は説きます。
    また、こうしてリスクを避け続けると、ブラックスワン(システムが一気に崩壊すること)にでくわし、大きな損失を生み出します。
    (この箇所を読んで、この本がコロナウイルス関連本の中にあったことの意味がなんとなくわかりました。)

    全体を通して読んでいて、この本が素晴らしいと思った点は、筆者が自分の主張と行動を合わせていることでした。

    一見、普通なことのようにも思えますが、言っていることとやっていることが矛盾している人はかなり多くいます。

    リスクを負うべきだと言いながら、自分だけオプションをもらいながら安全圏にいる人など、数えればきりがありませんが、著者が本の中でバッサバッサと力強い言葉で切り付けていく様は、痛快で、英語がもう少しできたら原本で読みたい、と思うほどでした。

    文章に力がこもっていて、日本語訳にもそのエッセンスが見事に詰め込まれていて、文章の奥ゆかしさを改めて実感させられました。

    大切なのは、著者の考えを知り、自分ならどうするべきかを導き出すことだと思います。

    知識を得るだけでは、脆いと思います。行動に移し、身銭を切り、失敗を繰り返すことで経験は磨かれ、自分だけの経験則(ヒューリスティック)は作られていくのだと思います。

    「反脆さ」という考えを知ることにとどめることなく、自らも「反脆弱性」を身につけていきたいですね。

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    2020年07月19日
  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    コロナ危機を受けて再読した。本当に素晴らしい本だと思う。ブラックスワンの頃から読んでいないと分からない部分も多いと思うが、この本に書いてあることは類を見ないクォリティと革新性だ。タレブはかなり昔から物事のオプション性の危険性と対処の仕方を様々な形で話している。冗長である事や細かな間違いを全体に反映する事ができる事が非常に重要であること、合理的な手法や様々な仮定の上に成り立つエセ科学的な理論の危険性を繰り返し指摘し、脆弱ではない事とはどのような事かを説明する。その内容は圧倒的だと思う。パンデミック後の社会を考える上で非常に重要だと思う変わらないだろうと思いつつ、この本の偉大さに感じ入る。

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    2020年06月20日
  • 偉大なる失敗 天才科学者たちはどう間違えたか

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    大変読み応えのある内容。

    宇宙物理学者である著者が、5人の偉大な科学者である、ダーウィン、ケルビン、ポーリング、ホイル、アインシュタインの偉業と、それぞれの偉業に伴って生じた彼らの「ミス」に着目し、その意義と貢献についてまとめた一冊。

    彼らのミスは単純な誤りなどではなく、次の世代の研究にモチベーションとなるようなヒントを与えて、現代科学の進歩に大きく貢献してきたんだということがよくわかりました。

    科学者どうしの当時の手紙のやりとりや、関係者への取材、著書や論文の内容など、著者がそれらを丁寧に調べてまとめており、事実関係をまとめるだけでも大変な手間がかかっている本でもあるなと思いました。

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    2020年05月05日
  • スイッチ!

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    劇的な変化を達成した事例が数多く紹介されていて、アメリカの大学でケーススタディをしているように学べました。
    本書のポイントは第1章に集約されていますが、その後に続くたくさんの事例がドラマチックで面白い読みものにしています。

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    2020年05月05日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    ネタバレ

    ■オリジナルのタイトルはcreative confidence、その名の通り、イノベーションを発揮するために必要な創造性「creativity」は、才能がある一部のデザイナーや芸術家だけがもっている能力ではなく、全ての人間に備わっているもの。
    その能力を発揮するためには、「想像性に関する自信」を持つ必要がある。そして、creative confidenceを備えるための一番の近道は、まず行動をおこし、小さな成功を積み重ねること。

    ■IDEOのデザイン思考アプローチの考え方が整理してある。「人間中心設計のアプローチ」が根底にあり、すべでは「共感」から始まる。
    ここでいう共感の定義は、他社の目を通じて体験をとらえる能力、人々がその行動をとる理由を理解する能力

    ■自分自身の行動を調査することで、自分の人生をデザインする。

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    2020年05月03日
  • 反脆弱性[上]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    「貧子は困苦に当って、己れを鍛練し
     富子は安逸に流れ、己れを柔弱にする」

     ここには、本書のテーマの「反脆さ」という概念が
     表現されてるように思いますね。

    ◇久しぶりに、自身の考え方に影響を与えてくれる
     本に出会えました。

     著者の前2作から、本書も、その延長だろうと
     たかをくくってましたが、全く違いました。

     前2作(『まぐれ』『ブラック・スワン』)は
     本書の一パーツにしか過ぎませんでした。

    ◇本書は「反脆さ」という概念についての本です。

     もろいの反対なのですが、その概念を表す語句が存在しません。
     (「もろくない」や「頑健」ではない)

     「雨降って、地固まる」
     の諺は、この概念を表しているかもしれませんね。

     もっと言うなら、雨が降らないと、地面は固まらない、
     といったところでしょうか。

    ◇ダニエル・カーネマンの言うように
     世界観を変えてくれる本のように思います

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    2020年01月25日
  • デザイン思考が世界を変える〔アップデート版〕 イノベーションを導く新しい考え方

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    「どのようにデザイン思考を実践するか」というノウハウを求めているならば、この書籍は適切ではない。
    具体的なプロセスであったり、始め方を紹介するようなものではないからだ。

    本書にはデザイン思考がもつ本質〈目の前の課題をより大きな文脈で捉え、反復的に試行していくこと〉と、いくつかの成功事例、そしてここ10年の大きなうねりに対しての考察が書かれている。

    度々指摘されていることだが、デザイン思考はソフトウェア開発における「アジャイル開発」といくつかの共通項がある。
    顧客との対話を重視する、反復的に少しづつ進める、本当に必要なものを探求するといった価値観だ。
    そのため意外とソフトウェアエンジニアにとって馴染みやすい概念かもしれない。

    繰り返すようだが、こうやってデザイン思考を始めよう、という教本のようなものではない。いくつかの事例の中から浮かび上がる本質を掴み、その思考様式を自分の中に落とし込んでいくという向き合い方がよいのではないだろうか。

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    2020年01月16日
  • 反脆弱性[上]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    「まぐれ」「ブラックスワン」のタレブの本。

    この人の本は久し振りに読んだけど相変わらずのキレキレ。文句なしにおもしろい。


    反脆弱性の概念は一見分かりにくいのだが、

    ながーい上下巻を通してイヤと言うほどエッセンスを語られるのでおぼろげながらも言いたいことは掴めてくる。


    今まで教えられてきたリスクの観念とか、

    投資の観念からは際立って異なるかんがえかたなので、

    タレブの言っていることは頭では理解できるものの、

    どこまで実践できるかというとなかなか難しい。

    でも、今後本を読む際に、批判的な見方やタレブ的な見方をする事もすごく大事という観点をもてたのは良かったと思う。


    ブラックスワンよりだいぶ難しい気がするので、

    タレブファンにはオススメ。いきなりこれから読むと面食らうかな。

    0
    2019年11月10日
  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

    Posted by ブクログ

    「まぐれ」「ブラックスワン」のタレブの本。

    この人の本は久し振りに読んだけど相変わらずのキレキレ。文句なしにおもしろい。


    反脆弱性の概念は一見分かりにくいのだが、

    ながーい上下巻を通してイヤと言うほどエッセンスを語られるのでおぼろげながらも言いたいことは掴めてくる。


    今まで教えられてきたリスクの観念とか、

    投資の観念からは際立って異なるかんがえかたなので、

    タレブの言っていることは頭では理解できるものの、

    どこまで実践できるかというとなかなか難しい。

    でも、今後本を読む際に、批判的な見方やタレブ的な見方をする事もすごく大事という観点をもてたのは良かったと思う。


    ブラックスワンよりだいぶ難しい気がするので、

    タレブファンにはオススメ。いきなりこれから読むと面食らうかな。

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    2019年11月10日