千葉敏生のレビュー一覧

  • 半導体戦争―――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

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    ネタバレ

    半導体の世界における歴史書。
    様々なメーカーと国の威信をかけた
    栄枯盛衰の物語。
    半導体はもはや軍需産業。
    その中で日本の取るべき
    戦略は。。。

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    2024年12月31日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    手元に置いておきたい一冊
    クリエイティブになりたい、クリエイティブにするなら、この本は読むべきです。

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    2024年12月12日
  • アメリカの中学生が学んでいる 14歳からの世界史

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    約500ページに渡るクラス一の天才が書いたノート(という体)
    挿し絵やイラスト、地図などもあり、ページ数ほどの負担は感じられない。また、語り口調も柔らかく、読みやすい一冊ではないかなと思う。

    日本の教科書とは視点が異なるところも面白い。ハイチの独立など、ここに触れるの?があったり、中東戦争はそんなあっさりでいいの?があったり、郷にいれば郷に従えという感じで、比べながら読むのもまた一興。

    これから世界史を学ぶ学生にも、歴史を学び直したい大人にも役に立つ一冊です!

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    2024年12月08日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    分析よりも意思決定のプロセスの方が6倍も重要。

    バイアスを弱める4つの方法
    1.選択肢を広げる(Widen)。視野の狭窄によって選択肢を見逃してしまうのを防ぐ
    今ある選択肢に集中している間は、他の選択肢には気が付かない。「~べきか否か」形式の意思決定は52%が失敗している。選択肢が2つ以上ある意思決定は32%しか失敗していない。機会費用とは、ある意思決定をした際に断念しなければならないものを指す。同じ時間とお金で手に入れることができる次善のものを考える。自分の成功事例を意思決定のプレイリストとして記録すると、新しいアイディアが刺激される。

    2.仮説の現実性を確かめる(Reality)。確証

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    2024年10月25日
  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    読書会に参加するので難しく難解で半分位しか頭に入らなかったけど、ナントカ読み切った。
    半脆さとは?!に永遠に向き合いたい人、身銭を切ることの重要性を知りたい人にはオススメ

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    2024年10月23日
  • アメリカの中学生が学んでいる 14歳からの世界史

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    アメリカの子どもが学んでいる世界史をこれ一冊に集約。
    アメリカ視点で書かれていることを念頭において読むと日本の教科書との違いが時々垣間見えて面白い。
    約500ページという分厚さだが可愛らしいフォントや挿絵のおかげでスラスラ読めた。
    「クラス一の天才が書いたノート」というコンセプトなだけあって教科書のような堅苦しさがない。
    学校の勉強の予習と復習に使わせていただいてます。

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    2024年10月17日
  • 反脆弱性[上]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    読書会参加のためナントカ読み切ったが、難しい…
    一見、危うくないものの危うさ、脆弱に見えるものの真の強さ。
    著者が毛嫌いしている職業について、何故そこまで??と、疑問は残った。
    また、コカ・コーラやティファニーが成功を収めるまでに業界を変えチャレンジを繰り返したことを初めて知った。コカ・コーラは味から合点がいった。
    読めば読むほど、読み込めば読み込む程、味わい深い本。

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    2024年09月30日
  • 神は数学者か?──数学の不可思議な歴史

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    数学がこの世の中をこんなにも上手く説明できるのは何故か。これまであまり深く考えたことはなかったが、確かに、とも思った。ただ上手く説明できるように改良を重ねたことでこの状態になったと言われれば、それも確かに、とも思う。でもやはり、根本的に改良を加えずとも説明ができるというのは、やはり不思議。様々な数学者、哲学者、物理学者たちの取り組みの歴史も紹介され、興味深い話が盛りだくさんで非常に興味深く読めました。

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    2024年09月28日
  • プーチンの世界―「皇帝」になった工作員―

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    ネタバレ

    ロシアのプーチン大統領がなぜウクライナを侵攻したのか?その理由の一端を説明している本。

    しかし、プーチン大統領個人を分析するだけでは、現在のロシアの行動をすべて説明はできまい。実際には、ロシアがいくら独裁国家といえど、プーチン大統領個人だけで重要な政策決定を勝手に下せるとは思えないので、この本だけでウクライナ侵攻含めたロシアの行動の背景すべては説明できないだろう。
    だからといって、最高権力者である大統領の頭の中を理解することの重要性はもちろん薄れない。

    筆者はハーバード大で博士号を取得する程の明晰な頭脳を持つ、フィオナ・ヒル女史。本書の刊行は2024年2月24日以前のことである。今回の侵攻

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    2024年08月31日
  • デザイン思考が世界を変える〔アップデート版〕 イノベーションを導く新しい考え方

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    デザイン思考のベースとなっている感覚を掴めたような気がする

    いかにユーザーの視点に自分を持っていって曇りなく物事をみて発想できるかが重要なのかなと思った。
    制限がアイデアを生むというのは面白かった。有用性/経済的実現性/技術的実現性。

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    2024年08月09日
  • 神は数学者か?──数学の不可思議な歴史

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    ゲーデルとアインシュタインのエピソードが面白い。
    数学的対象が実在するかどうかについては断片的に書かれすぎてていまいち頭に残らない向きもある。海中で生きるクラゲのように外界から連続的な刺激しか受けない生き物に離散的な自然数の概念が生じうるか?という問題は一考の価値がある。ただ、人間が感覚する外界も突き詰めれば連続的なものしかないのでは? 前景と背景を区別する境界を認知して1つ2つと離散的に対象を数えられる能力は自明ではなく、そんな能力が自然に発生しうるのは何故かと考えると、やはり自然数は何らかの意味で自然にあるんじゃないかとも思えてくる。

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    2024年07月27日
  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    多くの具体的事例を挙げ、反脆弱性の持つ強みを様々な角度から述べている。一言で表現するのはのは難しいが、何となく全体を通じて受け取ったメッセージは「将来において絶対なんてものは絶対ない」ということだろうか。

    時には失敗もするし、不運にも遭うだろうし、しかし時には受け流しつつ、また時にはその経験から学び以前よりも強く成長する、といった臨機応変さや柔軟な思考が大切であることを理解した。
    著者の軽妙な語り口が個人的には読みやすく、また分野を問わず豊富な知識には驚かされる。

    一点もし要望するとすれば、全体としてもう少しコンパクトにできるかも?という部分。
    多数の事例は理解が深め易い一方で、冗長感も出

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    2024年06月09日
  • 半導体戦争―――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

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    サムスン、ASML、東芝、エルピーダ、テキサスインスツルメンツ、インテル、エヌビディア、ファーウェイ、TSMC、、、
    それぞれが、それぞれの国を背負って、半導体戦争を行っていた経緯が、克明に記されていて、とても興味深かった。
    いま、TSMCとエヌビディアが天下を取る世界を、30年前に予測するのは、難しかっただろうなぁ。。

    いま、ソフトバンクがARMを持っているわけで、エルピーダの技術や、周辺作業の厚みを考えたら、日本が、覇権を握ることも出来たのでは、、、と、少し残念にも思った。

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    2024年05月03日
  • 反脆弱性[上]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    非常に本質的なものとして
    利益に上限があり、損失が無限に欠けるのではなく
    損失は限定でも、利益の可能性は無限にベットする
    これがこの本の本質ではないか
    金持ちはこれを実行しているのであろう

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    2024年04月15日
  • 半導体戦争―――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

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    ネタバレ

    【ハードウェアの中身】
    あらためて、私たちは無形のサービスではなく、物理的な資源やモノがあって初めて生活が成り立っているのだと考える。

    この本の原題『Chip War: The Fight for the World's Most Critical Technology 』で、チップという形で人間が発明した半導体という技術作品が、いかに私たちの生活品の中に組み込まれていて、その半導体の技術の発展と普及が、地政学的な展開上に成り立っていることを示している。

    例えば今現在私たちが使用しているスマートフォンの製造には、様々な国をまたぐサプライチェーンから成り立っていることは、「グロ

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    2024年03月24日
  • アメリカの中学生が学んでいる 14歳からのプログラミング

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    めちゃめちゃわかりやすい!!初心者向けに良かった。
    個人的にVBA勉強してたからするする入っていたけど、
    ScratchとPythonの内容結構かぶってたから、流し見レベルでよかったかもしれんなー。

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    2024年03月05日
  • 半導体戦争―――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

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    20世紀は石油資源を争い世界大戦となったが、21世紀は「半導体」が戦争に関連し戦争には最先端半導体が鍵となる。 地政学にも半導体は多いに関係する、台湾だ。アメリカをリーダーとする西側諸国はオフショアリングとフレンドショアリングにより友好国が半導体産業の肝を握っている。超大国となりつつある中国の台頭にアメリカは中国に対して半導体輸出規制を友好国でしHUAWEIを弱体化させ一歩先に速く行く戦略を取るが。中国は軍事力でも力を付け台湾海峡を制圧出来る力は有にある、中国は台湾のTSMCが欲しいのだ。

    それが近年囁かれる一つの中国を肝にした、台湾侵攻の可能性。付け焼き刃の技術力では身に付かない先端半導体

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    2024年01月29日
  • 半導体戦争―――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

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    半導体の歴史を概略でつかめる。
    著者は若いアメリカ人なのでアメリカ中心の記述。半導体という産業の中心もまたアメリカだし。深掘り度はない。文献を取り寄せて読んで一冊にまとめましたくらいの感じ。

    個々の企業の栄枯盛衰、一国の産業の興亡というのはやはり国際経済、一国の経済、金利、技術のトレンド、、時代の流れ、国際関係などが大きく影響するもの。

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    ●60年代~アメリカで半導体産業が勃興。軍事利用メイン。東南アジアに半導体工場が点在、冷戦で自由主義陣営につなぎとめるための工場と給与所得をアジア労働者に供与。
    ●70年代、ベトナム戦争で誘

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    2023年11月28日
  • スイッチ!

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    1 どんな本?
      「変えたくても変えられない人達」に向けて、
    個人、組織、社会を変える実践的なコツが紹介さ
    れている本。理性、感情、環境を象使い、象、道
    筋に例えて、この三つを整えると思うより簡単に
    変化を引き起こせると説いている。

    2 なんで読んだの?
    (1) 意見を言う時の参考したいから。
    (2) 組織的な習慣を変える方法を学びたい。
    (3) 読後自分を変える取り組みが出来る状態にな
      りたい。

    3 構 成
    全3パート11章構成352頁
    変化の三つの意外な事実から始まり、「変化の過
    程にはパターンがあるが、変化を引

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    2023年11月19日
  • デザインはどのように世界をつくるのか

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    ネタバレ

    「全てのものにデザインがある」ということは、私たちはデザインに取り囲まれて生きている。

    良いデザインもあれば、イライラする悪いデザインもある。
    この本で「良いデザインとは?」について考察を重ねる。
    よいデザイナーは、文脈を十分に理解できるよう、どのプロジェクトでも必ず次のふたつの疑問を投げかける。
    ①何を改善しようとしているのか?
    ②誰のためにそれを改善しようとしているのか?

    誠実なデザイナーなら、真のニーズを理解するためには、顧客の声に耳を傾けたり、顧客の仕事の様子を静かに観察したり、初期段階のデザインのプロトタイプをテストしたりすることに、それなりの時間をかけなければならないと知ってい

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    2023年10月29日