千葉敏生のレビュー一覧

  • 〈効果的な利他主義〉宣言!――慈善活動への科学的アプローチ

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    とても興味深く、面白かった。非営利活動についてのみ書かれていると思っていたが、思考のフレームワークやキャリアの考え方なども記載されており、日常生活にも応用が効く考え方であった。

    ただ筆者の主張には、やや奇抜な面があるため賛否両論のある本であろうと思う。

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    2022年05月26日
  • スタンフォード式 人生デザイン講座

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    言ってみれば当たり前かもしれないが、大切なこと。

    人生に失敗などはない。
    いや、もちろん、あるが、その意味付けを変えることはできる。
    そこから学び、前へ進んでゆくこと。

    自分を知り、身体を動かし、やってみて、
    そして少しずつ、自分の生きたい人生へ近づいてゆく。

    そう考えるととりかえしのつかない失敗なんてものはない。

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    2022年05月23日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    クリエイティブに生きるため、生まれ変わるための考え方や行動の仕方を、世界でもっともクリエイティブなデザインコンサルティング会社IDEOの創業者からアドバイスを受けられる本。

    自分としては、非常に良い具体的なアドバイスがもらえたといった印象。

    ただし、具体的といっても、手取り足取りで、こうすれば上手くいきます、というような即効性があるような特効薬ではないため、自己啓発的なものを求めたりすると、肩透かしをくらうかもしれません。

    アドバイスを受けて自分に合わせてカスタマイズし行動する、というスタンスじゃないとこの本の良さに気づかず、ピンとこないかもしれないです。

    色々なビジネス書などを読んで

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    2022年05月22日
  • 偉大なる失敗 天才科学者たちはどう間違えたか

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    偉大な科学者達も自分のミスに気付かずに見過ごすことがあった。或いは当時の考え方(科学的常識)に合わせて修正したり、事実とは相容れない自説に固執したり、科学的な発見の裏にはミスや失敗もあった。この本で、著者は彼らの業績と共に失敗の事例を紹介する。取り上げた事例として、ダーウィンと遺伝学、ケルヴィンと地球の年齢、ポーリングとDNA、ホイルと定常宇宙、アインシュタインと定常宇宙など。
    どれほど優秀な科学者でも間違いはあるということだが、彼らも充分検討した上での主張であって、後世の科学的視点で正誤を判断されるのは少し気の毒な感じもした。

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    2022年05月19日
  • アメリカの中学生が学んでいる 14歳からの世界史

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    米国から見た歴史ストーリーを理解出来る。振り返ると歴史は因果関係を論述しやすくなる。なぜならば、過去イベントをあたかも必然性があったかのように、つながっているように組み立てることができるから。文脈次第で、好悪、善悪は変わる。
    歴史ストーリーは、善悪ではない。なぜそう思うのか?を理解することの一助になる。
    日本人として世界史を俯瞰し国外の人たちと会話をするための基本書と考える。

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    2022年05月05日
  • アメリカの中学生が学んでいる 14歳からの世界史

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    世界史が苦手な私にも非常に分かりやすい、
    構成・色・表記だった。さすが「14歳から」…

    とにかく今、改めて読むと凄いです。
    「歴史はたくさんの戦争について学ぶこと」
    ドキッとしました。



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    2022年05月01日
  • アメリカの中学生が学んでいる 14歳からのプログラミング

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    ネタバレ

    昔、システムアドミニストレータの資格を取ろうと勉強していた時期がありましたが、その時に出会いたかった本です。
    色々なプログラムの章は、高校時代の嫌いだった授業を思い起こさせるもので、もっと興味をもって授業を受けていればと思いました。

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    2022年04月27日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    自分に自信を持って、思い切って前に進んでみようと思える本。クリエイティブというとかけ離れた感じがあるけど、一人一人がクリエイティブだと思うことが大切なのかも。

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    2022年04月11日
  • 億万長者だけが知っている教養としての数学―――世界一役に立つ数学的思考力の磨き方

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    私は典型的な文系人間で、数学的な分野は基礎がガタガタの身であることを自分でも痛感している。
    そんな自分でも楽しく読めた。

    私の理解度としては1度ではマスター出来ないが、近くにおいて読み物として都度学んでいきたいと思える書籍である。

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    2022年04月09日
  • Adaptive Markets 適応的市場仮説―危機の時代の金融常識

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    長らく経済学の基本原則とされてきた「効率的市場仮説」。ホモ・エコノミクスとしての人間は、最も効率の良い方法で選択し、意思決定すると言うのもであるが、最後通牒ゲームやなどの結果やボランティアの行動が示すように、必ずしも効率的とな言えない面も多々あり、この原則が通用しないことも多い。これに代わる新たな原則として提案されたのが本書であり、過去の株式・債権取引等の実績、リーマンショックなどのブラックスワン的事例などを説明できるものとして語られている。確かに、人間と言っても動物のすることだから、進化論的・随時適応的な行動を原則とする考え方は理解できる。太刀川さんの進化思考にも共通する、納得できる説明が多

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    2022年03月29日
  • スイッチ!

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    ネタバレ

    人間の問題ではなく環境の問題であることが多い=環境を変えれば人を変えなくてもうまくいく。

    感情は象、理性は象使い。
    セルフコントロールは消耗資源。筋肉と同じ。怠けているのではなく、疲れ切っているだけ。
    象使いだけでは、方向は決定できない。象にも訴える必要がある。象は、戸惑っているだけ。

    象使いに方向を教え、象にやる気を起こさせ、道筋を定める、ことが行動を変える方法。

    象使いに方向を教える
    象使いは考えられるが、空回りする=分析麻痺。
    うまくいかない原因を考えるのではなく、うまく行っている方法に着目する=解決志向。何が旨く行っていて、それを広めるにはどうすればいいか。ブライトスポットを探す

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    2022年02月17日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    クリエイティビティを妨げる「恐怖」について知る。
    恐怖を克服するためのマインドセット
    1. 人と比べない
    2.次のステップをぎりぎり実施可能な範囲に定める
    3.失敗が当たり前の事だと知る→ゲームだと捉えテスト、実験を繰り返す
    勇気とは、小さなステップの積み重ねにすぎない。

    唯一の正解がない問題に直面した時、焦って判断を下そうとせず大きく網を張る。
    0.着想→創造的体験を積極的に求める、見知らぬ環境に飛び込む
    1.共感→他人(エンドユーザー)の観察、理解
    2.統合(意味づけ)→パターン、テーマを見つけ、実現可能なフレームワークや原則に落とし込む
    3.アイデア創造と実験→アイデアを素早くラフな形

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    2022年01月04日
  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    上巻に引き続き、タレブさんの過激な主張が続く。やや横道にそれ、官僚や専門家と言われる人々のポジショントークを批判する箇所が多いが、反脆弱性で説明できるところが面白い。「人々は確率や正しさではなく、脆さに基づいて意思決定をしているという切り口」「定義と説明を間違えないこと」「変化や多様性が大きくなりすぎてシステムに頼りすぎ、結果、分析も説明もできない」というのは、メガバンクのシステム障害などが典型例か。

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    2021年12月25日
  • 反脆弱性[上]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    「ブラックスワン」のタレブさんの著書。できるだけ堅牢なシステムを作ろうとしたり、安全神話を信じてしまうことが多いが、「想定外=ブラックスワン」のことが起こると、予想以上の被害(あるいは利益)が発生することがある。これに対抗する唯一の術が「脆弱性」であるという説。毎年軽い風邪にかかった方が深刻な伝染病にかかりにくいとか、多少のプレッシャーやストレスがあった方が成長しやすいとか、日常にもこういった脆弱性を活用する「反脆弱性」のメリットが多いということ。言い換えると、変化を好むことこそが安定につながるということで、大企業とスタートアップの関係にも似る点が多く、参考になる。

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    2021年12月25日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    ボクサーの村田諒太さんが雑誌でチラッと話題に出していて気になった本書。(ただのファン)

    著者は、世界的なイノベーション・デザインコンサル会社創始者の仲良し兄弟。仕事、日常でクリエイティブを発揮するための心構えとヒントが惜しみなくぎゅぎゅっと。

    ・とにかく、恐れずに自分の力を活かすことだけを信じて、挑戦、失敗、行動する回数を増やすこと。
    ・最も大切なエンドユーザーへの共感とは何か?を様々な角度から解説
    ・問題の枠組みを捉え直すテクニック


    目新しい情報はそこまでなくとも、良い事例や組織の変え方、ワークショップ内容など具体的なアプローチ方法が満載だった。個人的にも、仕事で直面している課題へ活

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    2021年11月28日
  • スイッチ!

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    「どうせ変わらない」と思ったことは誰にでもあるだろう。「どうせ社会は変わらない」のような壮大な諦めではない。ダイエットや禁酒、運動といった自分のことですら何度も失敗した経験のある人がほとんどだろう。『スイッチ!』は自分と周りを変えるための知見を紹介する一冊である。

    表紙に描かれている象を見ればピンと来る人もいるかもしれないが、この象は本能(システム1)と理性(システム2)についてのジョナサン・ハイトの比喩に由来している。心理学の再現性危機が叫ばれる昨今であるが、二重過程理論自体は否定されるべきものではないだろう。

    本書の主張は以下の二つに集約される。

    象使い=理性は消耗する。象=本能に訴

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    2021年11月03日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    意思決定の質を上げるには?に答える1冊。
    スタンフォードのビジネススクールの教授&デューク大学シニアフェローの兄弟(凄いな…)による、全米ベストセラーになった著書だそうで、明日からの仕事に役立てられそうな良著でした。

    例えば、「人生で『AかBか』と迷ったら、答えは『両方』かもしれないと考えるずうずうしさが必要だ。」というのは名言だと思います。
    そもそもの「AかBか」で問うているコト自体が選択肢を狭めてしまっている…という訳で、本著の副題「正解を導く4つのプロセス」の1つ目が、「選択肢を広げる」というコトなのです。
    ちなみに4つのプロセスは、
    W:選択肢を広げる
    R:仮説の現実性を確かめる
    A

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    2021年10月03日
  • デザインはどのように世界をつくるのか

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    冒頭のノートルダム大聖堂の火災報知器の序章部分は非常に印象に残るエピソード。
    デザインは身近なものであることを再認識させてくれると同時に、商品の印象、そのサービスの印象までも決めてしまう重要なファクターであるにも関わらず
    まだデザイナーをプロジェクトに呼ぶタイミングが遅い、などと言った現状の問題点についても書かれている
    自分たちの周りのプロダクトも、自分が気に入ったデザインの商品を購入し、そのデザインされたプロダクトを用いて、自分たちも部屋やレイアウトをデザインしていることに改めて気づかされる面白い本

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    2021年09月26日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    行動すること、失敗を恐れないことについて根気強く書かれている。
    冒頭のMRIの話とジャグリングの話、カラオケの話がわかりやすかった。

    とにかく手を動かしてやることが大切なのだけれど、よくあるのは「どうしたらよいかわからない」「なにから手を付けたらよいかわからない」というもの。
    それについて、本書では何個かのチャレンジとして練習方法が提示されているのがよい。

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    2021年08月14日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    人間は皆クリエイティブなポテンシャルを秘めていて、それを発揮するために必要なのははクリエイティブコンフィデンス

    とにかく恐れずにどんな小さなことでもいいのでやってみること PDCAよりもDo Do Do

    さあ、今すぐこの本を置いて外に出よう

    以下メモ

    問いをとらえなおすためには?
    ①明白な解決策から逃れる
    ②視点を変える
    ③真の問題を突き止める ドリルと穴
    ④抵抗を避ける方法を探す
    ⑤逆を考える

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    2021年07月17日