千葉敏生のレビュー一覧
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MITの「メディアラボらしい」本でした。仮にこの本の著者がわからず読んでも、「メディアラボ」の人が書いたのでは?と思わせるような臭いを発していました。本書は通常の経済成長・経済発展理論の本とは全く異なり、経済学、物理学、情報学のような複数の分野にまたがる非常に興味深い視野を提供してくれています。あえて経済学との関係で言えば、ヒダルゴ氏も述べているように、産業連関表を確立した経済学者ワシリー・レオンチェフのエッセンスを持っていると言えるかもしれません。経済発展理論の正統派(ソロー、ローマー、ルーカスの流れ)は、マクロの集計値(GDP等)を使って経済成長を説明しようとしますが、レオンチェフの産業連関表は一国経済の産業の多様性に着目し、その連関の強弱こそが違いを生み出している(経済波及効果の乗数の大小を決める)という点を強調します。その意味でヒダルゴ氏の「経済複雑性指標」も一国経済内の製品の多様性、そして各製品の普遍性に着目しているという点で、レオンチェフと思考の根っこではつながっているという印象を受けました。
本書を読んで心に浮かんだ疑問は、現在進行中のデジタル革命は、この複雑性指標にどんな影響を及ぼしているのだろうか、というものです。テスラ社による電気自動車は、自動車のもつ複雑性をガラッと変えてしまいました(おそらく複雑性を低めたし、関係する業界、専門性をガラッと一変してしまった)。ヒダルゴ氏のフレームワークで言うと、自動車の複雑性が低下しているのであれば、自動車が「普遍性」を高めているだけであって、今後は別の製品・サービスがより複雑な製品の地位を引き継ぐだけである、ということなのかもしれません。本書、書かれていることが正しいのかどうかは脇に置いておいても、いろいろと考えさせてくれるという意味で大変気に入りました。 -
Posted by ブクログ
デザイン・シンキングとIDEOを知っている人もそうでない人も、この本はmust readでしょう。中身を閲覧するまでもなく書店で購入しました。そして期待を裏切らずとても面白かった。分量はそこそこありますが(400ページ弱)、ケリー兄弟の明快な主張と、(これが最大良かったのですが)翻訳の上手さであっという間に読めました。
原題を見るとCreative Confidenceということで、たしかにこのキーワード(創造力に対する自信)はたびたび本書に登場します。そして人間は誰しもクリエイティブである、それを目覚めさせるためには自信をつけなければいけなくて、わかりやすい例えとして子供が初めて滑り台をすべる体験を挙げています。つまりはじめは怖いが、一度やってみると楽しくてたまらない、それがクリエイティビティの発露についても一緒だということです。
本書、とても面白い反面、何度となく読むのをやめたくなる衝動にも駆られるという不思議な本です。それはなぜかというと、本書を読んでいると、自分がやりたいと思っていたことについて、こんな本を読んでいる場合ではなくさっさと着手しないといけないんじゃないか、という気にさせられるからです。ですから変な話、本書から大きな啓発を受けた人は、最後まで読まないかもしれないですね。しかしそれこそケリー兄弟の一番伝えたいことで、本書の最後の方にも、「さあこの本を置いてさっさと行動してください」というようなことが書かれています。下手な自己啓発書よりよっぽど面白いのでおすすめです。 -
Posted by ブクログ
結構ボリュームがあり、読みごたえがありました。
特に、第7章の仕事さがしの落とし穴については、求人や面接などについての記述、たいへん参考になりました。
夢の仕事はまず公開されない、職務記述書だけでは、採用に必要な条件はわからない、スキルとは前任者が持っていたスキルである
公募している条件とうまくフィットさせないと面談はこない、面接官はすべての経歴書をみない、キーワードで検索するだけ。
デザイン思考をつかって、よりよい人生を設計していこう、よい人生は1つではなくいくつもある、が結論とおもいました。
・ライフデンザインのマインドセットは5つ
①好奇心(興味をもつ)②行動主義(やってみる)③視点の転換(問題を別の視点でとらえなおす)④認識(人生は、プロセスだと理解する)⑤過激なコラボレーション(助けを借りる)
・デザイン思考では、問題解決と同じくらい問題発見も重視する
・解決しようのない問題は「重力問題」として、あきらめて、回避する。
・ワーク・ライフ・バランスの四つの分野がある
①健康②仕事③遊び④愛
・人生のコンパスをつくるには、部品は2つ
①仕事観 やりがい ②人生観 自分にとってもっとも大切なもの
・あなたの人生に与えたいものはいたってシンプル それは、一貫性 あなたの人間性、あなたの考え方、あなたの行動に一貫性を持たせること
<コンパスができたら、次は、道を探す>
・熱中、エネルギー そして、フロー状態
・人生の道探しにとって、重要な要素は、楽しいこと、熱中できること、ワクワクすること
・自分の新しい面を知るためのツール、AEIOUメソッド ①A Activity:活動 ②E Environment:環境 ③I Interaction:やりとり(関係性) ④O Object:モノ ⑤U User:人
<アイデアを出す>
・アイデアを出そう。優れたアイデアが多ければ多いほど、そのなかからよりよいアイデアを選べる。
・どんな問題であれば、絶対に最初に思いついた解決策をえらばない。
・アイデアがわく、マインドマッピングをつかう
①テーマを選ぶ
②マインドマップを描く
③いくつかの単語をピックアップして混ぜ合わせ、コンセプトを導き出す
④マインドマップを三種にして、熱中、エネルギー、フローのマインドマップをそれぞれ完成させよう
・イカリ問題:その場に居座ってなかなかどいてくれない問題:他の可能性への視点を切り替え、行きづまりから抜け出すべきだ。
・冒険プラン:今後5年以内の三通りの人生プランを書き出そう:可能性を書くもので、優先度をつけてはいけない
①人生1 現状 ②人生2 プラン1が突然だめになった場合のプラン ③人生3 お金や世間体を無視するとした場合のプラン
・仕事や人生のプロトタイプを作る:間違えてもいい
・ブレインストーミングをしてみよう
①質より量
②良し悪しの判断を後送りにしアイデアをどんどんだす
③他のひとびとのアイデアを発展させる
④大胆なアイデアを歓迎する
・幸せを呼び込む選択をする
①いくつかの選択肢を集め、生み出す
②選択肢を有力候補へと絞り込む
③選ぶ
④自分の選択に悩む
・失敗には、ワクチンはないが、免疫をつけることはできる
・人生はプロセスであり結果ではない
・失敗を成長につなげるステップ
①失敗の記録をつける ②失敗を分類する ③成長のヒントを見つけ出す
・共創:協力者、メンター、コミュニティを形成、相談とアドバイスをもらう
相談:相手の考えを明確にする手伝い
アドバイス:自分の意見を相手に伝える
・自分を磨き、自己を成長させていくことが何よりの生きがい
目次は以下の通りです。
文庫版まえがき
はじめに
第1章 現在地を知る
第2章 人生のコンパスをつくる
第3章 熱中できる道を探す
第4章 行きづまりから抜け出す
第5章 人生プランを描く
第6章 プロトタイプをつくる
第7章 仕事さがしの落とし穴
第8章 夢の仕事をデザインする
第9章 幸せを選びとる
第10章 失敗の免疫をつける
第11章 チームをつくる
最後に -
Posted by ブクログ
▼人生
・「人生を完璧に計画することなんて不可能。人生に唯一の正解なんてない。だからこそ人生はおもしろい」
・「将来なにになりたいのか?」この疑問の見方を変えるとこうなる。「将来どういう人間へと成長したいのか?」
★・人生は成長と変化だ
・ライフデザインは旅だ。目的地のことなんて忘れて、旅のプロセスに集中し、「次」だけに目を向けよう。
・多くの人々は情熱の対象を見つけなければと思い込んでいる。情熱さえ見つかれば、あとは魔法のようになにもかもうまくいくはずだ。しかしひとは自分の情熱など知らない。むしろ時間をかけて情熱を養っていく事が大事だ。
★・情熱とは、なにかを試してみて、それが好きだと気付き、上達した“あと”で生まれるものだ。
・どういう人生をデザインするのが理想的なのか?下の3つがスロットマシンのようにぴたりと揃う人生だ。
(1)あなたの人間性
(2)あなたの考え方
(3)あなたの行動
・人生のコンパスに必要な2つは、仕事観と人生観だ。何かあったらここに立ち返る。
・道探しに必要なのはコンパスと方角、地図ではない
・ライフデザインとは人生そのものなのだ。人生はプロセスであり、結果ではないからだ。
▼選択
・×:幸せになるには正解を選ばないと。
〇:選択肢に正解はない。あるのは「正しい選び方」だけ。
・×:集めて生み出す⇒絞り込む⇒選ぶ⇒“ 悩む” ※「自分の選択は正しかったのか?」時間の無駄
〇:集めて生み出す⇒絞り込む⇒選ぶ⇒“ 断ち切り、前に進む” ※自分の選択を心の底から受入れ、その選択を最大限に活かそうと考える
・脳はなにかをしないことを嫌う。だから、なにかを断ち切るポイントは、前に進み、別の何かを掴むことなのだ。
★・そう、なにかに注目“しないようにする”のではなく、別の何かに注目“ する”わけだ。
▼幸せ
・×:幸せとはすべてを手に入れる事。
〇:幸せとは不要なものを断ち切る事。
▼他者
・人助けは人間のDNAに刻み込まれている。人間は社会的な生き物で、人助けはわたしたちを最高の気分にしてくれる。
・人脈づくりの目的は、ネットワークを“ つくる”こと自体ではなく、そのネットワークに参加する事。簡単に言えば特定の会話が行われているコミュニティに入り込むこと。
▼仕事
★・あなたにぴったりとあう完璧な仕事なんてない。でも、目の前の仕事をじゅうぶん完璧なものにすることならできるのだ。
・「理想に近い最高の仕事」をデザインするには?デザイナーの考え方(5つ)を身につけ、選択肢を生み出し、プロトタイプを作り、なるべく最善の選択をする。そうしてその選択に従って生きていくすべを学ぶのだ。
(1)興味を持つ(好奇心)
(2)やってみる(行動主義)
(3)問題を別の視点で捉えなおす(視点の転換)
(4)人生はプロセスだと理解する(認識)
(5)助けを借りる(過激なコラボレーション)
★・仕事が楽しいと感じられるのは、あなたが自分の強みを発揮し、仕事に心から熱中し、エネルギーに満ちているときなのだ。
⇒熱中:ワクワクする、手中している、楽しい
フロー:熱中のパワーアップ版、時間が止まり、熱中しその活動の難易度が能力と一致
エネルギー:保つ活動、消費する活動、満タン、空っぽ
・熱中度とエネルギーレベルは、「進むべき道」を探すだす貴重なヒントのひとつ
▼失敗
・失敗の免疫をつけるために、(1)失敗の内容を記載、(2)~(4)不運・弱点・成長の機会に分別し、(5)ヒントを記載する
▼思考
・収束的思考:数学の問題等、エンジニアの視点
発散的思考:商品のデザインや社会問題の解消など、様々な答えがありうる複雑な問題を解決する場合 -
Posted by ブクログ
好奇心があれば、めざとくチャンスを見つけられる
行動主義であれば、次に進める
視点の転換をすれば新たな解決策を見つけられる
情熱とは、やってみて気づくものなので、情熱があるものを見つけるということがおかしなこと。
考えても仕方のないことは受け入れて、これからを考えるのがデザイン思考。
p85,86の質問
ある→する→なるの流れがライフデザイン。
仕事観と人生観をA4一枚以内で考える。
なぜ仕事をするんだろう?
仕事はなんのためにあるのか?
仕事の意味は?
良い仕事とは?
経験、成長、充足感と仕事の関係は?
あなたはなぜここにいる?
人生の意味や目的は?
あなたと他者の関係は?
善や悪とは?
喜び、悲しみ、公正、愛、平和、対立は人生にどう関わっている? -
Posted by ブクログ
プーチンのペルソナを国家主義者、歴史家、サバイバリスト、アウトサイダー、自由経済主義者、ケースオフィサーの組み合わせとして分析。筆者はプーチンを現実主義者としているが、今般のウクライナ侵略はペルソナの変化(パラノイア的歴史家)なのかもしれない。本文中の興味深い点は以下のとおり。
・プーチンにとって重要なのは情報が真実かどうかよりも周りの反応。
・プーチンは副市長時代の失敗により、天然資源の備蓄が不可欠で、民間企業は当てにならないことを学んだ。
・プーチンは96年、オリガルヒの掌握という明確な目的のもとに、アウトサイダーとしてモスクワに呼び寄せられた。
・ドレスデン勤務のために80年代後半のゴルバチョフ主導の楽観主義時代の経験がすっぽり抜けている。
・プーチンが大統領として優先したのはウクライナを迂回した欧州の新しいパイプラインを敷設すること。
・プーチンが米に否定的な感情を持ち脅威を認識するようになったのは2000年代。2006年にはパリクラブへの国際債務返済。2008年には「ウクライナは国家ですらない」とブッシュに言明。
・2011年の抗議デモは情報空間の力を甘くみすぎていた。
・56年にハンガリー介入や68年のプラハ介入を反露感情を引き起こした大きな過ちと認識。 -
Posted by ブクログ
「指数関数的成長のパワー」
一定のパーセンテージずつ続く成長はかなり強いです。
本書では指数関数的成長は
富を築くという点では
極めて強力な概念であり、
世の大金持ちたちが拡大可能な事業や投資を通じて財を築いてきた理由を説明するのに役立つ
と書かれています。
本書はギャンブルも全ては確率論で説明できるとあります。
その胴元の少しのミスをつくと大きく稼げるということが実例を踏まえて説明されてます。
そういう意味で数学は凄いなと思わされます。
「データに耳を傾ける」
実際のところ本書で本当に役立つのは第6章以降やと思います。
ただ僕のような凡人はそういったややこしいことをして個別の株式投資をするよりもインデックス投信に長期投資する方が費用対効果が高いということやと思います。
ただ何もしないのが正解ではなくて
「数学的思考と暗記能力はとりわけ、仕事を正確にこなし、職場で成功をつかむのに役立つ」
とあります。
まさに長期投資と自己研鑽が億万長者への道なのかなと思いました。 -
Posted by ブクログ
北米大陸を中心に,麻薬ビジネスの実態と各国の取り組み,著者の主張が綴られている.
この本が面白いのは麻薬ビジネスの分析に経済学や経営学の視点を取り入れたことだ.
実際麻薬ビジネスはサプライチェーン管理や人材のリクルーティングなど一般企業が執り行う経営課題をグローバル規模で取り組み巨額な収益を上げている.
また時にはそれら収益を使った社会公共的な事業も行う(教会を作るなど).市民の支持を得ることが彼らのビジネスの成功につながるからだ.
これを読むとマフィアと国家や民間企業との線引きがよくわからなくなる.どの組織も組織や地域を束ね,事業を行い,暴力(軍隊もこれに含む)を抑止力とし,目的の達成を目指す.決定的な違いとしてマフィアには法執行機関の庇護がなく,それゆえに暴力による抑止が顕著なことだろうか.
また著者は対麻薬ビジネスに対する国家や国連の取り組みを筋が悪いと批判する.効果の薄い供給面を重視し,各国がバラバラで,目先の対処療法を繰り返しても根治にはならない.麻薬ビジネス全体を俯瞰し,経済学的視点をもってどこを押さえるのが効果的かよく考えるべしと主張する
その一例としてアメリカの一部州での麻薬の合法化は一定の効果を挙げていると例示する.
この本はコンサルタントの人に面白いと紹介してもらった.確かに面白かった.
・テーマに対しまずはファクトを集め事実を把握.
・その結果現在の麻薬対策は筋が悪いことを経済・経営という著者独自の観点(手法)により指摘.
・それに対して真のイシューは何であり,それに対しどういう打ち手があるのかを提案.
まさにコンサルタントに求められる取り組みがまとめられているといえよう.
また麻薬に対し禁止ではなく規制緩和が一定の効果を挙げているのは麻薬以外の分野でも参考になるだろう.人間が断つことができないものについては蓋をして漏れないように抑え続けても,闇市場ができてコントロールのコストが嵩むだけ.だったら上手く付き合う落とし所を作ってしまうことで逆にコントロールが効きやすくしようという良い事例だと言える.
タバコやアルコール,性産業もそうだし,暗号資産をはじめとした新興テクノロジーにも今後同じことが言えよう.
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"麻薬ビジネスを一般企業と同列に論じたら一体どうなるのかと、ますます興味が湧いてきた。その集大成がこの本と言うわけだ"
"最も非情な無法者たちが、人材の管理、政府規制の対応、信頼できる供給業者の獲得、兵庫組織への対処など、企業経営者は日々頭を悩ましているような問題について語るのを何度も聞いてきた"
"世界の社会問題の解決により多くの手術を呼びかけるのは簡単だ。麻薬の世界が他の問題と違うのは、すでに充分すぎる資金が追加されていると言う点だ。ただ、費やす分野が間違っている。"
生産、製造、流通、小売
規制当局への対応、人材確保、競争、PR、市民からのプレゼンス
気づかなかったけど「反脆弱性」の訳者の本じゃないか。
翻訳者でフィルターかけて本を漁るのも面白いかもしれない.
・国家や規制当局,民間企業との線引き
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麻薬カルテルはバイヤー。自分たちで栽培や加工をしない。サプライチェーンを管理。
カルテル=企業連合
麻薬市場、2.5億の顧客、3000億ドル
コカインのルーツ 南米3カ国 ボリビア、コロンビア、ペルー
コカの出荷価格と末端のコカインの金額差
30000%
→カルテルは買い手独占なので農家から安く購入、それを流通して暴利を貪れる
→末端価格に差があるのは法執行機関の介入が効果を出している証拠でもある
探偵ナイトスクープ 横断力
法制度に頼れないギャングは暴力が契約を守らせる手段
麻薬産業の人材問題:
・確保:先進国での取締役、途上国では抗争による死亡
・契約の履行:暴力しかない
PR・イメージアップにも手を抜かない→堅気の指示があると脱獄時、警察に密告されずに済む
1950年代、タバコは健康効果をアピールされていた
カルテルのCSR活動.
日本で国家や自治体が提供して当たり前なインフラ(道路や協会)や安全(護衛)の提供
・メディアの露出を減らし規制や介入を防ぐ.
・市民から支持を得る
・模から必要とされる理由づくり
→先進国を含む人から貪った金が案外新興国のインフラになっていたりするんやな.
(運搬に失敗して浜に流れ着いた麻薬の売却益が病院になったという話を
別の本で読んだことがある)
→法律や規制,何が社会的かという価値観は持つもの(先進国)が作るから真っ当に従っているだけじゃ外様はやっていけないってことだな.その所作として麻薬ビジネス
”欧米の国でコカインを買うのは,レイノサなどの街で誰かが拷問・殺害されることに加担しているのと同じだ”
古代ローマの兵士たち.貴重で道運びしやすい塩が給料=salaryの語源
(ホンジュラスでは警察の買収の見返りとして麻薬の現物支給.受け取った人はそれをストリートの麻薬利用者に売って換金)
フランチャイズ:
同じ縄張りに同じフランチャイズを受けたライバル店が出ても,親玉は痛い思いをしない.
(コンビニやマクドナルドの店舗間の過当競争)
大麻の家庭栽培
電力消費量や発熱量から疑わしい家を発見できる
合法的大麻企業
カルテルにとっては質量、イノベーションで先をゆく手強い競合。→巨大市場アメリカを失いかねない衝撃
(とはいえ合法麻薬が不法者に流出する事態も。)
→麻薬のような分野は一律禁止しても闇商売が蔓延るだけ。規制緩和して許された範囲で競争させるのが健全なのかな。
政府の麻薬対策の誤り
・供給を絞ることに拘ること
(カルテルが購入市場を抑えてるから一次生産農家にコストを吸収させる)
"弾力性"→価格の変化と需要の変化の相関?
・目先の節約を優先し長期コストを犠牲
刑務所への予算を減らし受刑者の更生のモチベを損ね、そこにつけ入りカルテルが仕事を提供
・グローバルなビジネスに国単位で対応。