千葉敏生のレビュー一覧

  • 〈効果的な利他主義〉宣言!――慈善活動への科学的アプローチ

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    ロジカルな思考・判断で最も効果的な寄付や社会貢献をする方法についての名著。マッカスキルの名前は最近クーリエ・ジャポンなどでも見て気になっていたけれど、これは確かにすごい。
    災害支援など、感情に引っ張られて寄付しがちなジャンルは実は非効率で、それよりもアフリカなどの経済価値の差が大きい国への寄付こそが費用対効果は大きいと。
    自分は日本の子どもの貧困問題が一番関心が高いので、それらの国内団体への寄付自体は止めないが、月々10ドル前後はギブウェル経由で寄付をしようと思う。

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    2022年12月04日
  • サッカーマティクス~数学が解明する強豪チーム「勝利の方程式」~

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    ワールドカップ日本代表の「戦術」が話題になっており、今後この本の価値も上がるだろう
    スポーツの分析に興味があるなら早く読んでおいた方がいいよ

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    2022年12月04日
  • デザインはどのように世界をつくるのか

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    デザインの良い面だけでなく、深刻な悪影響についても実際の事例を多く挙げながら説明してくれて分かりやすい本だった。
    人間は誰もがデザインをしているし、身の回りのほぼすべてが誰かのデザインの結果であるという事実を意識することで、より高次の問題解決のきっかけとなると考えさせられた。

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    2022年07月14日
  • スタンフォード式 人生デザイン講座

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    結構ボリュームがあり、読みごたえがありました。

    特に、第7章の仕事さがしの落とし穴については、求人や面接などについての記述、たいへん参考になりました。
     夢の仕事はまず公開されない、職務記述書だけでは、採用に必要な条件はわからない、スキルとは前任者が持っていたスキルである
     公募している条件とうまくフィットさせないと面談はこない、面接官はすべての経歴書をみない、キーワードで検索するだけ。

    デザイン思考をつかって、よりよい人生を設計していこう、よい人生は1つではなくいくつもある、が結論とおもいました。

    ・ライフデンザインのマインドセットは5つ
     ①好奇心(興味をもつ)②行動主義(やってみる

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    2022年06月08日
  • スタンフォード式 人生デザイン講座

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    ▼人生
    ・「人生を完璧に計画することなんて不可能。人生に唯一の正解なんてない。だからこそ人生はおもしろい」
    ・「将来なにになりたいのか?」この疑問の見方を変えるとこうなる。「将来どういう人間へと成長したいのか?」
    ★・人生は成長と変化だ
    ・ライフデザインは旅だ。目的地のことなんて忘れて、旅のプロセスに集中し、「次」だけに目を向けよう。

    ・多くの人々は情熱の対象を見つけなければと思い込んでいる。情熱さえ見つかれば、あとは魔法のようになにもかもうまくいくはずだ。しかしひとは自分の情熱など知らない。むしろ時間をかけて情熱を養っていく事が大事だ。
    ★・情熱とは、なにかを試してみて、それが好きだと気付

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    2023年12月08日
  • 神は数学者か?──数学の不可思議な歴史

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    副題通り、数学(数理科学)の不思議な歴史なのだが、原典からの引用文とその出典が豊富でとても役に立つ。

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    2022年05月09日
  • スタンフォード式 人生デザイン講座

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    好奇心があれば、めざとくチャンスを見つけられる
    行動主義であれば、次に進める
    視点の転換をすれば新たな解決策を見つけられる
    情熱とは、やってみて気づくものなので、情熱があるものを見つけるということがおかしなこと。
    考えても仕方のないことは受け入れて、これからを考えるのがデザイン思考。
    p85,86の質問
    ある→する→なるの流れがライフデザイン。
    仕事観と人生観をA4一枚以内で考える。

    なぜ仕事をするんだろう?
    仕事はなんのためにあるのか?
    仕事の意味は?
    良い仕事とは?
    経験、成長、充足感と仕事の関係は?

    あなたはなぜここにいる?
    人生の意味や目的は?
    あなたと他者の関係は?
    善や悪とは?

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    2022年05月03日
  • プーチンの世界―「皇帝」になった工作員―

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    プーチンのペルソナを国家主義者、歴史家、サバイバリスト、アウトサイダー、自由経済主義者、ケースオフィサーの組み合わせとして分析。筆者はプーチンを現実主義者としているが、今般のウクライナ侵略はペルソナの変化(パラノイア的歴史家)なのかもしれない。本文中の興味深い点は以下のとおり。
    ・プーチンにとって重要なのは情報が真実かどうかよりも周りの反応。
    ・プーチンは副市長時代の失敗により、天然資源の備蓄が不可欠で、民間企業は当てにならないことを学んだ。
    ・プーチンは96年、オリガルヒの掌握という明確な目的のもとに、アウトサイダーとしてモスクワに呼び寄せられた。
    ・ドレスデン勤務のために80年代後半のゴル

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    2022年05月01日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    クリエイティブに憧れがあり、そうなりたい人を励ます一冊。アイデアの出し方、デザイン思考の実践など聞いたことのあるキーワードを、じゃあどうやって始めるのかと最初の一歩を踏み出すきっかけをくれる。いきなり仕事で実践しようとしなくていい、友達の誕生日を去年とは違うアイデアで喜ばせたい、、そんなところから身近にトライしようと思えた。

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    2022年01月31日
  • 億万長者だけが知っている教養としての数学―――世界一役に立つ数学的思考力の磨き方

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    「指数関数的成長のパワー」
    一定のパーセンテージずつ続く成長はかなり強いです。
    本書では指数関数的成長は
    富を築くという点では
    極めて強力な概念であり、
    世の大金持ちたちが拡大可能な事業や投資を通じて財を築いてきた理由を説明するのに役立つ
    と書かれています。

    本書はギャンブルも全ては確率論で説明できるとあります。
    その胴元の少しのミスをつくと大きく稼げるということが実例を踏まえて説明されてます。
    そういう意味で数学は凄いなと思わされます。

    「データに耳を傾ける」
    実際のところ本書で本当に役立つのは第6章以降やと思います。
    ただ僕のような凡人はそういったややこしいことをして個別の株式投資をす

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    2021年12月29日
  • 反脆弱性[上]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    4年ぶりに再読。
    将来の事は誰も予測できないので、将来を予想して計画を立てて安定するよう管理するよりも、ある程度の変動はある物と考え、変化に耐えられるよう備えていく方が結果的に良くなる事を、種々事例をあげつつ、前者を実践している実在の人物を批判している本。
    ボリュームは多く、事例説明が多いので中々読みにくい感はあるが、自分が実際に感じ取っている事と似通っているので、この本の主張は正しいと私は思います。
    この後ようやく下巻に入るが、時間をかけて読み進めていきたいと思う。

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    2021年12月18日
  • ハッパノミクス――麻薬カルテルの経済学

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    北米大陸を中心に,麻薬ビジネスの実態と各国の取り組み,著者の主張が綴られている.

    この本が面白いのは麻薬ビジネスの分析に経済学や経営学の視点を取り入れたことだ.
    実際麻薬ビジネスはサプライチェーン管理や人材のリクルーティングなど一般企業が執り行う経営課題をグローバル規模で取り組み巨額な収益を上げている.
    また時にはそれら収益を使った社会公共的な事業も行う(教会を作るなど).市民の支持を得ることが彼らのビジネスの成功につながるからだ.

    これを読むとマフィアと国家や民間企業との線引きがよくわからなくなる.どの組織も組織や地域を束ね,事業を行い,暴力(軍隊もこれに含む)を抑止力とし,目的の達成を

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    2021年12月10日
  • スペキュラティヴ・デザイン 問題解決から、問題提起へ。―未来を思索するためにデザインができること

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    問題解決の道具として取り上げられるのがデザインなのであるが,むしろ問題提起へと意識を転換するのが「スペキュラティヴ・デザイン」の核。以前読んだ「バイオアート」も多くが含まれる,加えて「デジタル」の分野もあり興味深い。

    こういった批判的スタイルは中々調べても出てこず,本書はその意味で貴重である。

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    2021年09月02日
  • Adaptive Markets 適応的市場仮説―危機の時代の金融常識

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    金融市場は魔物だとよく言われますが、この書籍を読んでなるほど確かに魔物でもあるなという理解ができた気にさしてくれた。

    ただ、圧倒的に量が多すぎてわいの脳みそでは一度の通読では3割程度ぐらいしか理解してない気がします。読んでるとなんども圧倒的な知識不足感を感じました。

    最後に12章の考え方はとても好きでわいも個人的にはそのような未来が訪れてほしいと思います。

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    2021年08月23日
  • デザイン思考が世界を変える〔アップデート版〕 イノベーションを導く新しい考え方

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    この本、単行本の時と新書版で出た時に読んでいる(文庫になった時はあんまり間が空いていなかったので読んでない)。今回”アップデート版”ということでまた改めて読んでみた。毎回学ぶところがある。けっこう自分にとって立ち返る原点のような本なんだと思う。基本的に原文は変更なく例なども最新の状況を反映してはいないが、訳注でその後どうなったかをいくつか書いてくれている。事例の現在の状況について調べながら読んでみるも面白いのでは。

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    2021年06月28日
  • デザインはどのように世界をつくるのか

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    ふだん、行う判断の多くがデザインに関わり、
    誤ってしまいがちな「あるある」を突きつけられる。

    平易な事例で深いメッセージを伝えてくれる。

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    2021年05月23日
  • Adaptive Markets 適応的市場仮説―危機の時代の金融常識

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    ずるいよ
    市場仮説と金融経済の感じでいながら最後の最後で一挙に煽るなんて
    まー本書の内容を私のような素人が運用に使えるようになるには少なくともあと10年、理論が整備されて一般向けの解説書が出ないと駄目だろうけど
    しかし欧米の専門家はどうしてこんなに惹きつけるような文章が書けるのだろう。ライターが別にいる?いてもいいや
    最先端の研究の表面だけだけでもたかだか数千円で味わえるのだものな
    私は医学者でもドクターでもないから、ハーヴェイ・ロディッシュにはなれないけれどネットで技術記事を書いたり技術書の紹介をしたり、少しでも道を誤って世の中を良くする人を増やそう
    うん
    増やそう

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    2021年05月09日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    この本を読むまでは、私は多くの読者と同じように、「クリエイティビティやデザイン能力は天性の才能によって決まるものだ」と信じて疑いませんでした。絵を描くことや想像することは大好きでしたが、いざパッケージデザインとなると途端に足がすくみ、自信を失って自らデザインすることを諦め、あらかじめテンプレートで用意されているデザインを選んでしまうのです。しかし、クリエイティビティやデザインは訓練次第で獲得出来るノウハウであることを知り、さらにはデザインするということはすなわち問題解決のための手段であるということを学んでからはまず「チャレンジしない」「否定する」癖を直し、PDCAサイクルを高速で回すことを心が

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    2021年05月07日
  • スイッチ!

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    ネタバレ

    影響力の武器、will powerと並ぶ良書。

    一番好きなエピソードの一例(ネタバレ注意)


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    Aさんは部屋に入ってきて、いたって普通の天気予報を読み上げる。
    そして完全に初対面のBさんがAさんのIQを予想するように言われる。
    そんな馬鹿げた話があるか、と思うだろう。
    予想できないよ!!全く知らない人なのに!!!




    しかし、Aさんが自分で下す自己評価と赤の他人のBさんが下すAさんの評価を比べるとBさんによる評価の方が約66%も正確であることが判明。

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    2021年01月30日
  • スタンフォード式 人生デザイン講座

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    ネタバレ

    読んでよかった。
    転職するしないとかでは無く、人生を楽しく生きるためにどうデザインしていくかという事。
    デザイン過程を人生にも適応させたもの。

    特に、印象的だった部分は
    人生はいつからでもデザインすれば思い通りにできる。
    仕事の行き詰まりなど、問題の捉え方を変えてみる。
    今の仕事で熱中すること、自分が満たされる瞬間を大切にする。
    キャリアのプロトタイプをいくつか作り、とにかく実行実験してみる。
    人生はゴールを達成するのでは無く、その過程を全力で生きるもの。

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    2021年01月24日