千葉敏生のレビュー一覧

  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    上巻につづき、おすすめの本です。

    七面鳥問題というものがあります。
    七面鳥はかいがいしく世話をしてくれる飼い主からの愛を毎日感じて生きています。今まで毎日受けている世話という"データ"によると、今後もずっとこの幸せな生活が続くことが予測できる、と七面鳥は考えました。この幸せが終わりを告げる、という証拠はどこを探しても見つからないのですから。しかしクリスマスイブがやってくると、七面鳥は屠殺されて飼い主の食卓に並びましたとさ。

    著者は、今までのデータを元にして今後を予測するのはとても困難であることの例として、この七面鳥問題を挙げています。"証拠がない"ことは、"ないことの証拠"ではないのです。
    馬鹿馬鹿しいと思うかもしれませんが、実際多くの人はこの七面鳥と同じような間違いをおかしています、
    例えば2008年頃の投資家達。彼らはこの成長が終わる"証拠はない"、として、今後もこの成長が続くと"予測"していました。しかしリーマンショックによってその成長は終わりを告げます。

    この七面鳥の誤謬からわかるように、現実世界という極めて複雑なシステムにおいては、予測というのはほぼ無意味です。どんなにデータがあっても、この予測不可能性は原理的にかわりません。
    上下巻を通して、著者はこのような世界でどう生きていくか、についての方針を与えます。

    この下巻の付録にはグラフを用いたわかりやすい解説があり、本編でなんとなくの理解で終わっていたものも、数学的、視覚的な表現で理解を深められるようになっています。

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    2020年05月03日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    クリエイティブ・マインドセットアップ想像力・好奇心・勇気が目覚める脅威の思考法 ディヴィッド・ケリートム・ケリー

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    2019年08月29日
  • 〈効果的な利他主義〉宣言!――慈善活動への科学的アプローチ

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    いい本でした。全体にわたって説得力があります。
    基本的に稼いでギブウェルに寄付するのがいいよ。というのがいちおうの結論でしょうか。
    わたしも国境なき医師団からギブウェルに変えようと思いました。

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    2019年06月24日
  • スイッチ!

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    表紙にある象の絵が本書の象徴でもある。
    ①象使いに方向を教える②象にやる気を与える③道筋を定める。この3つのフレームワークを組み合わせることで、個人、組織、社会の変化を成功させようというのが本書のテーマだ。3つのフレームワークに照らし合わせて考えると、変えられない原因が、象使い(理性)、象(感情)、道筋のどれであるかを突きとめることができる。
    そのうえで問題解決に向けての「仕掛け」を創っていく。ケーススタディになっており、具体的でわかりやすい。うまくいかない理由は何か?逆にうまくいっているときは何が違うのかを検証していく。
    稀に出逢う良書。

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    2020年02月09日
  • クリエイティブ・スイッチ 企画力を解き放つ天才の習慣

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     新サービス開発のお勉強。ずっと信じてきた一万時間の法則の誤りを指摘。なるほど。また、森岡さんの「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」を思い出された。

     訳者あとがきより、要約。

     著者のいう「創造曲線」とは、ある作品や商品に対する好き嫌いや人気度の時間的な推移をグラフで表したときにできる釣鐘型の曲線のことです。本書によると、人はあるものに対してなじみが増せば増すほど好きになっていきますが、ある時点を過ぎるとどんどん飽きて嫌気が差していきます。つまり、作品や商品をヒットさせるには、人々によって適度になじみ深く、しかも適度に目新しいものをつくらなければならないということになります。

     創造曲線の法則は、
    ①大量消費
    ②模倣
    ③クリエイティブ・コミュニティ(創作仲間)
    ④反復
    の四つの要素で成り立っていて、ヒットメーカーは共通してこの四つの法則に従っていると著者は主張します。
     ひとつ目の「大量消費」は、作家なら本、ミュージシャンなら音楽、というように、自分がつくろうとしている作品や商品の分野について大量の情報を蓄積していく段階です。…二つ目の「模倣」は、ほかのクリエイターの作品やヒット商品のパターンを分析し、とりいれる段階。三つ目の「クリエイティブ・コミュニティ」は作品や商品づくりに欠かせない仲間や人脈を築く段階。そして四つ目の「反復」は、いろいろなアイデアを出し、テストやフィードバックを通じて繰り返し磨きをかけていく段階。


     以下、本文より。

     成功したほうのグループは「自信満々で忍耐力があり、幼いころから両親の励ましを受けていた」という。…高いIQが大成功につながるわけではなかった。

     一万時間の法則には主にふたつの欠点がある。ひとつ目に、重要なのは費やした時間ではなく時間の使い方だという点を指摘し忘れている。…
     ふたつ目の一万時間の法則の欠点として、エリクソンの研究では、目的意識をもった練習だとしても一万時間積めばエキスパートになれるという事実が発見されたわけではない。一万時間の目的意識をもった練習というのは、彼が調査したエキスパートたちの平均値だった。ずっと少ない時間でエキスパートになれた人もいれば、もっと時間のかかった人もいた。

     要するに、ひとつのスキルを習得するには目的意識をもった長時間の練習が必要で、具体的な時間は習得しようとしているスキルによって異なるということだ。

     脳の生理機能が状況や経験に対して適応するという現象は、「脳の可塑性」と呼ばれる。

     「ドーパミンはなにかを摂取する喜びをつかさどるというより、なにかを手に入れようという動機づけをつかさどるのです」とデューツェルは説明する。彼によれば、脳内におけるドーパミンの本当の役割は、もっと詳しく知るためになにかに接近するタイミングを決定づけることなのだという。

     つまり、マーク・ザッカーバーグとフェイスブック・チームは、知らず知らずのうちに創造曲線の法則に従い、なじみ深さと目新しさ、そのふたつの絶妙なバランスをとったわけだ。もし目新しすぎれば、人々が怖がって近づかなかったかもしれないし、ありきたりすぎればまったく興味をもたれなかっただろう。
     …「難しいのは機能を追加することじゃない。どんな機能を付けないか、なんだ」

     創造曲線
    隠れブーム→スイートスポット→陳腐化の開始点→成功後の失敗→時代遅れ

     ふつう、こうしたクリエイターたちは大忙しなのだが、一日に三、四時間、つまり起きている時間の20パーセント近くを、こうした消費活動に費やしている。大量消費の経験を通じて、あるアイデアが創造曲線のどの地点に位置するかを直感的に理解するための見本を着々と蓄積していくことができるのだ。
     私はこれを「20パーセント原理」と呼んでいる。起きている時間の20パーセントを、あなた自身の分野のコンテンツを消費する活動にあてるのだ。

     ボウデンは予備知識を築くことの重要性についてこう説明する。「ひらめきに対する人々の考え方にはひとつ問題がある。ひらめきは魔法のようなプロセスだから、ひらめくために努力する必要なんてないと考えているのだ。しかし、ひらめくためには一定の知識を築く必要がある。知らない物事についてなにかをひらめくことなんてありえないのだから」

     本書を執筆する過程で、私は創造活動が多くの面でチームスポーツだということを思い知った。

     …知識のスピルオーバーとは、人々や組織が出会い、交流し、会話していくなかで、アイデアが共有されていくプロセスのことだ。芸術家が自分の発見した新しい手法を別の芸術家に漏らしたり、研究者が新たな技術を起業家に教えたりすると、知識がネットワーク内の別の人間へと移転、つまり流出する。要するに、人から人へとなにかを教えるプロセスが永続的につづくわけだ。

     クリエイティブ・コミュニティは次の四種類のメンバーで構成される。
    ①一流の教師―あなたの職業や業界のパターンやイロハを伝授してくれる人物だ。ほどなくなじみのある作品や商品を生みだす力になってくれるとともに、目的意識をもった練習を積んでスキルを磨いていくのに必要なフィードバックを与えてくれる。
    ②相補的なパートナー―だれにでも欠点はある。その欠点が致命的にならないよう、あなたの欠点を補うような特徴をもった人物を見つけなければならない。
    ③創作の女神―クリエイターの生活にはへこむ時期もしょっちゅうある。そういう時期をがんばり抜くためのモチベーションや刺激を与え、斬新なアイデアを出し、ときにはあなたの最高の力を引き出すよきライバルになってくれる人々が必要だ。
    ④卓越したプロモーター―クリエイターとして成功するには、まずは優秀なクリエイターとして認められることが必要だ。すでに名声を築いていて、その名声をあなたに分け与えてくれる人物が卓越したプロモーターだ。それはあなたのためだけでなく、プロモーター自身のためにもなる。斬新なアイデアに触れることで、創造曲線のスイートスポットにとどまりつづけることができるからだ。
     
     私が調査したどの分野でも、クリエイターは成功確率がもっとも高いものへとアイデアを絞りこむため、アイデアに磨きをかける独自の方法論をもっていた。このプロセスを表わすしゃれた略語はないのだが、どの分野のクリエイターも、先ほどのベン&ジェリーズの例で紹介した次の四つのステップを使っていた。
     コンセプト化…クリエイターがアイデアの有力な候補を挙げていく段階
     絞り込み…200種類の候補を、テストする価値のある15種類程度のアイデアまで絞り込む段階
     選定…社内か社外かを問わず、人々の意見を参考にして質的な視点を手に入れる
        データや直感を裏づけるより深い文脈を集めなくてはならない
     フィードバック…フィードバックを受けとることで、クリエイターは自分が創造曲線のスイートスポットにいるのかどうかを判断することができる。

     …顧客に愛される作品や商品をつくる最大の秘訣は?ずばり、顧客の声に耳を傾けることなのだ。
     データに基づくプロセスを用いて、アイデアに反復的な改良を重ねていくというのが、創造性を発揮するための最後の四つ目の法則だ。

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    2019年05月05日
  • クリエイティブ・スイッチ 企画力を解き放つ天才の習慣

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     新サービス開発のお勉強。ずっと信じてきた一万時間の法則の誤りを指摘。なるほど。また、森岡さんの「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」を思い出された。

     訳者あとがきより、要約。

     著者のいう「創造曲線」とは、ある作品や商品に対する好き嫌いや人気度の時間的な推移をグラフで表したときにできる釣鐘型の曲線のことです。本書によると、人はあるものに対してなじみが増せば増すほど好きになっていきますが、ある時点を過ぎるとどんどん飽きて嫌気が差していきます。つまり、作品や商品をヒットさせるには、人々によって適度になじみ深く、しかも適度に目新しいものをつくらなければならないということになります。

     創造曲線の法則は、
    ?大量消費
    ?模倣
    ?クリエイティブ・コミュニティ(創作仲間)
    ?反復
    の四つの要素で成り立っていて、ヒットメーカーは共通してこの四つの法則に従っていると著者は主張します。
     ひとつ目の「大量消費」は、作家なら本、ミュージシャンなら音楽、というように、自分がつくろうとしている作品や商品の分野について大量の情報を蓄積していく段階です。…二つ目の「模倣」は、ほかのクリエイターの作品やヒット商品のパターンを分析し、とりいれる段階。三つ目の「クリエイティブ・コミュニティ」は作品や商品づくりに欠かせない仲間や人脈を築く段階。そして四つ目の「反復」は、いろいろなアイデアを出し、テストやフィードバックを通じて繰り返し磨きをかけていく段階。


     以下、本文より。

     成功したほうのグループは「自信満々で忍耐力があり、幼いころから両親の励ましを受けていた」という。…高いIQが大成功につながるわけではなかった。

     一万時間の法則には主にふたつの欠点がある。ひとつ目に、重要なのは費やした時間ではなく時間の使い方だという点を指摘し忘れている。…
     ふたつ目の一万時間の法則の欠点として、エリクソンの研究では、目的意識をもった練習だとしても一万時間積めばエキスパートになれるという事実が発見されたわけではない。一万時間の目的意識をもった練習というのは、彼が調査したエキスパートたちの平均値だった。ずっと少ない時間でエキスパートになれた人もいれば、もっと時間のかかった人もいた。

     要するに、ひとつのスキルを習得するには目的意識をもった長時間の練習が必要で、具体的な時間は習得しようとしているスキルによって異なるということだ。

     脳の生理機能が状況や経験に対して適応するという現象は、「脳の可塑性」と呼ばれる。

     「ドーパミンはなにかを摂取する喜びをつかさどるというより、なにかを手に入れようという動機づけをつかさどるのです」とデューツェルは説明する。彼によれば、脳内におけるドーパミンの本当の役割は、もっと詳しく知るためになにかに接近するタイミングを決定づけることなのだという。

     つまり、マーク・ザッカーバーグとフェイスブック・チームは、知らず知らずのうちに創造曲線の法則に従い、なじみ深さと目新しさ、そのふたつの絶妙なバランスをとったわけだ。もし目新しすぎれば、人々が怖がって近づかなかったかもしれないし、ありきたりすぎればまったく興味をもたれなかっただろう。
     …「難しいのは機能を追加することじゃない。どんな機能を付けないか、なんだ」

     創造曲線
    隠れブーム→スイートスポット→陳腐化の開始点→成功後の失敗→時代遅れ

     ふつう、こうしたクリエイターたちは大忙しなのだが、一日に三、四時間、つまり起きている時間の20パーセント近くを、こうした消費活動に費やしている。大量消費の経験を通じて、あるアイデアが創造曲線のどの地点に位置するかを直感的に理解するための見本を着々と蓄積していくことができるのだ。
     私はこれを「20パーセント原理」と呼んでいる。起きている時間の20パーセントを、あなた自身の分野のコンテンツを消費する活動にあてるのだ。

     ボウデンは予備知識を築くことの重要性についてこう説明する。「ひらめきに対する人々の考え方にはひとつ問題がある。ひらめきは魔法のようなプロセスだから、ひらめくために努力する必要なんてないと考えているのだ。しかし、ひらめくためには一定の知識を築く必要がある。知らない物事についてなにかをひらめくことなんてありえないのだから」

     本書を執筆する過程で、私は創造活動が多くの面でチームスポーツだということを思い知った。

     …知識のスピルオーバーとは、人々や組織が出会い、交流し、会話していくなかで、アイデアが共有されていくプロセスのことだ。芸術家が自分の発見した新しい手法を別の芸術家に漏らしたり、研究者が新たな技術を起業家に教えたりすると、知識がネットワーク内の別の人間へと移転、つまり流出する。要するに、人から人へとなにかを教えるプロセスが永続的につづくわけだ。

     クリエイティブ・コミュニティは次の四種類のメンバーで構成される。
    ?一流の教師―あなたの職業や業界のパターンやイロハを伝授してくれる人物だ。ほどなくなじみのある作品や商品を生みだす力になってくれるとともに、目的意識をもった練習を積んでスキルを磨いていくのに必要なフィードバックを与えてくれる。
    ?相補的なパートナー―だれにでも欠点はある。その欠点が致命的にならないよう、あなたの欠点を補うような特徴をもった人物を見つけなければならない。
    ?創作の女神―クリエイターの生活にはへこむ時期もしょっちゅうある。そういう時期をがんばり抜くためのモチベーションや刺激を与え、斬新なアイデアを出し、ときにはあなたの最高の力を引き出すよきライバルになってくれる人々が必要だ。
    ?卓越したプロモーター―クリエイターとして成功するには、まずは優秀なクリエイターとして認められることが必要だ。すでに名声を築いていて、その名声をあなたに分け与えてくれる人物が卓越したプロモーターだ。それはあなたのためだけでなく、プロモーター自身のためにもなる。斬新なアイデアに触れることで、創造曲線のスイートスポットにとどまりつづけることができるからだ。
     
     私が調査したどの分野でも、クリエイターは成功確率がもっとも高いものへとアイデアを絞りこむため、アイデアに磨きをかける独自の方法論をもっていた。このプロセスを表わすしゃれた略語はないのだが、どの分野のクリエイターも、先ほどのベン&ジェリーズの例で紹介した次の四つのステップを使っていた。
     コンセプト化…クリエイターがアイデアの有力な候補を挙げていく段階
     絞り込み…200種類の候補を、テストする価値のある15種類程度のアイデアまで絞り込む段階
     選定…社内か社外かを問わず、人々の意見を参考にして質的な視点を手に入れる
        データや直感を裏づけるより深い文脈を集めなくてはならない
     フィードバック…フィードバックを受けとることで、クリエイターは自分が創造曲線のスイートスポットにいるのかどうかを判断することができる。

     …顧客に愛される作品や商品をつくる最大の秘訣は?ずばり、顧客の声に耳を傾けることなのだ。
     データに基づくプロセスを用いて、アイデアに反復的な改良を重ねていくというのが、創造性を発揮するための最後の四つ目の法則だ。

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    2021年08月08日
  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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    クリエイティブな仕事をするための参考書。久々に人にお勧めしたい★5つ!クリエイティブ力は「行動」を起こして力を伸ばし続けないといけない。「計画するより行動しよう」を心がけて頑張ります。『最終的に創造の飛躍を遂げるためには、とにかく始める必要があるのだ。 すぐに結果を出すのは難しい。だからこそすばやく改良を続けていくべきなのだ。』"

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    2019年01月24日
  • クリエイティブ・スイッチ 企画力を解き放つ天才の習慣

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    ネタバレ

    日本でいう守破離。

    クリエイティブと認められるためには
    ・第一の要素:主題
    ・第二の要素:ゲートキーパー
    ・第三の要素:個人
    3要素が必要で、さらに想像曲線のスイートスポットを突く必要がある。スイートスポットはなじみ深さと目新しさのバランスが取れた状態。

    想像曲線(クリエイティブカーブ)にはクリエイターがヒットするアイデアを生み出すための四つの法則がある、
    ・第一の法則:大量消費
    ・第二の法則:模倣
    ・第三の法則:クリエイティブ・コミュニティ
    ・第四の法則:反復

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    2019年01月08日
  • 〈効果的な利他主義〉宣言!――慈善活動への科学的アプローチ

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    「どうすればできるかぎりのよいことができるか?」という疑問に答える一冊です。
    エビデンスベースで効果的な寄付活動や慈善活動を行うために、なにをしたらいいかというアプローチです。

    人によっては価値観の違いによって受け入れづらい部分もあるかと思いますが、寄付とか慈善活動に興味がある人はこの本を読んでから行動することをおすすめする一冊です。

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    2019年01月01日
  • スイッチ!

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    素晴らしい本、変わるために必要な要素をうまく説明している。
    変化には理性、感情、環境が重要なことをいろんな成功例で伝えている。
    何度も読み返して心に刻みつけておく必要がある本。シンプルなチェックシートも作ってみよう

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    2018年12月19日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    同じ著者の『スイッチ』を読んで、よかったので、こちらも読んでみました。

    要するに、決断に際して、誤まりを抑える方法には、次の4つの方法がある、という内容です。
       ・選択肢を広げる
       ・現実性を確かめる
       ・距離を置く
       ・誤りに備える

    これらについて、一つ一つ、事例を用いて、丁寧に説明しています。
    わかりやすくて、実践的な本だと思います。

    とはいえ、実際の仕事においては、「イエスorはい」で答えなくてはならないものも多いんですけどね(苦笑)。

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    2018年11月11日
  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    ネタバレ

    とても示唆に富む本なのだけど、色々考えてしまって進みませんでした。でも、もう少し通して理解しないといけない内容でした。自分もモデルを作っていたからわかるけど、モデルは基本的に線形結合。特に一昔前の多変量解析は線形推定検定論以外の何物でもない。ただ、こうした推論で行くと、どうしてもテールの事象、すなわち出現確率が小さくて、でも起こった時のエクスポージャーが大きなものは過小評価されてしまう。特に損失期待値などを出そうものなら、頻度の小ささでエクスポージャーの大きさを見失ってしまう。ただ、テール事象は思ったほど起こらないことではない。そして起こった時に関連性があって、連鎖的に起こる事象も無視できない。その時のエクスポージャーの大きさは推論の域を超えているかもしれない。それから、昔からあり淘汰されていないものが正しいという考え方。リスクを取っている奴が偉いという考え方。どれもこれまでの自分の思考と違うように思うけど妙に説得力がありました。この辺が消化しきれていないけど、とても気になった点。いずれまた整理します。

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    2018年10月14日
  • 反脆弱性[上]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    ネタバレ

    脆いもの=脆弱性、環境変化の影響を受けないもの=頑健性というのが従来の議論。自分もそうだけど頑健なものが良いことのように思っていたけど、この反脆弱性というのは変化を取り込んで良い方向に向けるということかな。もちろん変化をすべてポジティブに変えることはできないけど、小さな失敗はむしろ良しとして、むしろ大きな変化からは大きなリターンを得ることが反脆弱性。

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    2018年10月14日
  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    セネカの非対称性の思想やマット・リドレー引用箇所の非線形性のメリットを捉える事ができれば不確実な現代社会でも十分生きていけるのかもしれないが実践することはそんなに簡単ではない事を注意すべきか。技術が科学よりも先に来るという捉え方には大いに納得できた。大変面白かった。

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    2018年08月14日
  • 反脆弱性[上]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    グイグイくるタレブ節は病みつきになる。移り変わりの激しい不確実な現代を渡り歩くには頑健だけでは不十分で逆境を成長の糧にする反脆さが重要であると説く。ブラックスワンやまぐれに魅了されタレブの新作を読み始めたが、期待以上だった。

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    2018年08月13日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    より良い意思決定に関して、理論とケースを用いて分かりやすく書かれた本。実用的でありながら、ノウハウにだけ偏ってない感じがとても良いと感じた。ネタバレすると視野を広げること、謙虚さを保つこと、距離を置くこと、そして少しだけ先を予想することが、良い意思決定には必要である。理論に基づいた色々なアイデアが載っているので、働く上で、意思決定に携われる人は読むと悩みが軽減されそう。

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    2018年06月11日
  • 反脆弱性[上]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    ひょっとすると、バイブルになるかもしれない書。世の中論理的に判っていることは少なくて、ほとんどは実践的に体系つけられてきた。論理的なシステムは論理が破綻したら脆く(脆弱)、論理が破綻しても壊れないぐらい強いもの(頑強)を対義語と考える人が多いが、本当の対義語は論理が破綻したとき(ブラックスワンがが舞い降りた時)さらに飛躍する(反脆弱)システムを指す。ブラックマンデーで儲かった人たちこそ反脆弱である。ある予想に対して実際は非対称な分布を持つものを探し(ほとんどがそうだ!正規分布なんてそれほどない)確率は低いが 論理学者が思っているほどは低くない事象に賭ける(もちろん全額ではなく、一部)と将来安泰になるかもしれない みたいな主張である。
    いろいろなオプションを考え、バーベル戦略:オプションの両極端に両方投資するを行う。片方は上限なく儲かり、片方は損失の上限が限定される。

    ちょっと違った角度で言うと、論理的にみえるビジネスプランに投資するのではなく、人に投資しろ 

    医者の論理は、合理的なものだが、経験によるものを否定することもある。現代医学が新しい病気を産む(医源病)こともるのだ

    等が 上巻での結論かな?

    下巻に期待

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    2017年11月04日
  • 反脆弱性[下]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    本書で語られる基本的な概念については、前作「ブラック・スワン」とそこまで大きく変わるものではない。ただ、本書が前作と大きく異なっているのは、不確実性と倫理に関する問題である。

    本書では、不確実性をうまく利用して、自らはダウンサイドのリスクを取らずにアップサイドの果実だけを手に入れるような存在が徹底的に否定される。その根底には、そうした存在が倫理的な観点から許されざるものである、という著者の強い意志がある。

    腹を切って死ぬべきなのは誰か?そろそろ血が流されるべきなのかもしれない。自戒の念も込めて。

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    2017年10月21日
  • 反脆弱性[上]―――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

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    名著『ブラック・スワン』で「一度発生すればカタストロフィをもたらすが、人間には決して予測できない」事象を「ブラック・スワン」と名付け、不確実性の高い世界を予測・コントロールしたいという人間の取り組みがムダであることを暴いた著者が、その後に実際に発生した2つのブラック・スワンである、リーマンショックと東日本大震災による福島原発問題を踏まえながら、不確実な世界を生き延びるための唯一の考え方・方法論をまとめたのが本作となる。

    上巻では、本書のキーコンセプトである反脆弱性という概念の説明と、半脆弱性を持つことがブラック・スワンのような事象に対する唯一の対策であることを示しながら、その具体的な考え方が示される。我々はつい「脆弱さ」に対して、その対義的な概念である「頑健さ」を志向してしまいがちであるが、ブラックスワンのような事象に対して、いくら頑健さを誇ったところで、崩壊のスピードを僅かに遅くする程度の効果しか得られない。むしろ、衝撃を自らの進化のために利用してしまうような「反脆弱さ」こそが重要であり、その例として、適度なストレスにより成長するような人体組織などが挙げられる。

    購入してから読むまでにだいぶ時間が空いてしまったが、いったんページを開いてしまえば400ページの上巻を一気に読み通してしまった。衒学的かつブラックユーモア溢れる文体は顕在。引き続き下巻が楽しみでならない。

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    2017年10月15日
  • 情報と秩序 原子から経済までを動かす根本原理を求めて

    Posted by ブクログ

    物理と情報理論から経済社会構造の枠組みを探るアイディア。
    エントロピーが増大していく中で、なぜ経済や社会が発展しているのか。それは物理的に安定した個体ができる環境で、個体が非平衡的運動を様々に生じさせるような温度環境(地球のような)がある。そこに情報が蓄えられ、さらに様々な個体が生じる。そしてそれらを促すような計算が出来る主体(分子、生物)が生じることが前提条件。
    さらに経済社会を生み出すには人、社会のネットワークが情報をより多く保持し、計算していかないと複雑な個体を生み出すこと8できない。車を生み出すには多くに人のネットワークとそこに蓄積されるノウハウが必要。これは人を集めたからといって生じるわけではなく、各人のノウハウと社会としてのノウハウの蓄積が必要である。これを図るのが経済複雑性で、より多くの製品を作ることができているか、という観点で図る。

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    2017年10月07日