千葉敏生のレビュー一覧

  • 職場の人間科学

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    チャラいタイトルだけど、真面目な本ででもやっぱり少しチャラい本でした。ビジネス顕微鏡とほぼ同じ(共同研究してた?)製品を売る会社を起ち上げてるようなので宣伝・性能自慢が入るのは仕方ないかもしれない。

    自分とやってることが丸かぶりで、内容は目新しいものがあったわけではないけど、ある程度定量的にシステム導入効果が記述されてて、参考になった。

    とにかく FACE TO FACE の効果を一押ししてた。もう一段奥にメカニズムが潜んでいるだろう、という疑念は消えなかった。
    それはまぁ、自分がやってることでも同じだけど。

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    2014年09月24日
  • 職場の人間科学

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    顔を合わせて会話することの大事さがよくわかる本。昼食は同僚と喋りながらとる曜日を作ろうと思った。

    ただ、感情の問題は理想的な解の提示で余計ややこしくなるんじゃね?と思った。aさんとbさんは仲悪いとか、cさんは誰とも絡みたがらないとか、そういう負の感情・しがらみ・組織の闇ってあるよなーと。
    それかダメマネージャー、コミュ症、嫌われ者発見器になるのかな。あなたのマネジメントはチームの生産性を下げています、この人は人と絡めません、この人は皆に嫌われていますみたいな。

    みんながみんな力合わせてるわけじゃないもの。

    大雨降って地下のマンホールからゴキブリが出てくるような気持ち悪さがやっぱり残るなぁ

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    2014年09月07日
  • 職場の人間科学

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    職場でのコミュニケーションをセンサー等で測定・分析することにより、生産性やメンバーの満足度を高める方法を探る試みについて書かれた本でした。
    測定して仮説を導出して検証するという過程を踏むことで、漠然とコミュニケーションの重要性を主張するのではなく、どんなコミュニケーション(誰と・いつ・どこで・どのように)が重要なのかを追求しようとしており、今後の発展が期待される分野だと思いました。

    - 組織には公式なコミュニケーションと非公式なコミュニケーションがあるが、後者が情報の伝達とストレス解消を通じて生産性・満足度を高めるのに重要である
    - 物理的レイアウトとコミュニケーションツールを工夫することで

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    2014年08月19日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    正しい決定 ではなく、正しい決定の仕方について書かれている本。正しい決定の仕方をした決定はいい結果を生むことが多い。
    するべきかしないべきかは選択肢ではない。
    なるほどと感心することが多い。
    本はぶ厚いけど(^_^;)

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    2014年04月15日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    WRAP

    ワイドに選択肢を広げる
    現実的に検証する
    間を空けて考える
    失敗を想定する

    決断力をさらに高めるための、キーワードをあげ、具体例も豊富に挙げている。

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    2014年03月07日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    ナナメ読み。
    ・選択肢を拡げる。(~するかしないか→~するか、☓☓するか)
    ・小さく始めてみる。

    もう一回ちゃんと読み直したい。

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    2014年01月28日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    決定力が乏しい自分に必要と思い、購入。

    若干冗長感はあったが、決定にあたってのプロセスや
    決定するにあたって注意すべきことが細かく書いてあり、
    非常に勉強になった。

    実際のところ、早く決めたほうがよいこともあるが、
    決めるにあたって充分検討しないと手戻りも大きいし、
    何より失敗したときの損害が大きい。
    特に新しいことをやるときは、引き際を定義してやらないと、
    ドツボにはまってしまうので気を付けること・・・だそうです。

    確かにね。
    自分は他の人の意見を聞かない傾向があるので、
    同じような経験をした人にアドバイスを求めて行動していきたい。

    【勉強になったこと】
    ・一般的な意思決定プロセスは

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    2013年12月31日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    ネタバレ

    人生には意思決定がつきものだ。
    結婚すべきか?転職すべきか?
    もちろん、ビジネスだって意思決定のシーンばかり。
    できることならばあとで後悔しない意思決定をしたい。
    そんな人のための本。

    意思決定には4つのステップがあるという。簡単にまとめるとこんな感じ。
    (W)選択肢を広げる
    ⇒機会費用を考える、「今考えている選択肢がありえないとしたら?」と考える、「~するべきか否か?」というイシューに陥っていないか気にする、選択肢をORではなくANDで考える、自分と同じ問題を解決した人を見つけて聞く
    (R)仮説の現実性を確かめる
    ⇒逆を考える、外部の意見を頼りにする、マクロな視点で基準率で判断する、ミクロ

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    2013年12月04日
  • 決定力! 正解を導く4つのプロセス

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    具体例が冗長ではあるが,
    思った以上によい本だった。

    本書全体に通底しているのは,
    視野狭窄に陥らないように気をつける,
    ということかなぁ…と。

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    2013年11月02日
  • スイッチ!

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    その著作が全米でいずれもベストセラーとなっているハース兄弟が、人や組織を「変える」ための方法について述べた一冊。

    様々な事例から人や組織が「変わった」結果から、一定の法則を見いだしてフレームワーク化し、それをわかりやすいメタファーで説明してくれているので、とても腹に落ちやすい。

    人の感情を「象」、その理性を「象使い」に例え、変化を起こすためには「象使い」に方向を教えて、「象」にやる気を与える必要があると説く。

    「象使い」は分析が好きで理論的に事にあたろうとするが、思考の袋小路にはまってしまう場合もある。そうならないためには、目的を明確にし、うまくっている部分を探して、それを行動に移す。

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    2013年11月17日
  • 普通の人たちを予言者に変える 「予測市場」という新戦略

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    不覚にも、この本を読むまで「予測市場」という概念を知らずにいた。

    企業が新規サービスや商品開発に取り組む場合、方向性や予算、プロジェクトチームの人選、マーケティング、収益など、様々な要素を考慮し、どれほどの黒字もしくは赤字になるかを予測し、実行か撤退かの意思決定を下さなければならない。そのために、経営陣は会議を重ね、有識者や専門家の意見を聴き、市場調査をし、神に祈る。

    だが、そのいずれより高い的中率を誇るのが予測市場という戦略だと本書は説く。

    例えば、企業が新たにサービスや商品を企画したら、そのプロジェクトを金融商品化し、企業内に仮想市場を構築する。その上で、CEOから受付嬢までのすべて

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    2013年07月28日
  • 普通の人たちを予言者に変える 「予測市場」という新戦略

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    『「みんなの意見」は案外正しい』という本があるが、それと考え方は同じで、本書でもこの本の紹介が随所でなされている。予測市場というのは、面白い概念だと思う。参加者のモチベーション維持が難しいとは思うが、経営だけでなく、いろいろなことに利用できそう。国内の事例もあれば知りたい。

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    2013年07月02日
  • 普通の人たちを予言者に変える 「予測市場」という新戦略

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    社内のプロジェクトあるいは社会の動きなどを株式市場を模した投資という形態を用い予測し、経営などで活用する「予測市場」という方式をグーグルやベストバイなどでの実例を具体的に紹介し集合知での意思決定について解説。

    また、政治、気候変動、経済動向、病気の発生、からスポーツ、エンターテイメントまで様々な予測を現金あるいは仮想通貨などで投資をして予測するサイトなども紹介している。

    ビッグデータでのデータ分析とはまた異なった方式ではあるも情報から意思決定するとの考え方は共通です。「これからは経営者の勘や経験から意思決定をするのではなく情報をマネジメントしてその結果で意思決定する」というようなことがドラ

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    2013年03月03日
  • スイッチ!

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    問題の多くは、人間ではなく環境の問題。抵抗ではなく戸惑っている象使いに、明確な方向を教える。感情を揺さぶり変化を細かくして、象にやる気を与える。環境を変え、習慣化し、仲間を作って道筋を定める。

    人間は理性的だと思われているけど、感情の方が重いし大きい。そのコントロールのノウハウ。

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    2016年10月09日
  • トレーディング・ゲーム 天才トレーダーのクソったれ人生

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    ネタバレ

    トレーディングフロアや登場する面々の雰囲気はうまく書いているんだろうと思う。

    著者は若くしてすぐ稼いですぐ辞めたので勘違いしたままのようだが、著者の能力がすごいから稼いだんじゃなくて、たまたまそこに座ってたから稼げたというのが大前提。他の人間でも額の上下はあれ、相応に稼げたはず。
    やってるトレーディングもニッチ市場なんで著者が属するシティバンクの力が大きくて殿様トレーディング。リスクテイクしてポジションとるというよりは注文が来るので、それをさばきつつうまく立ち回って鞘を抜くって感じだろう。音声で注文が来て情報端末とExcelファイルを見て値段を提示するなど昭和的なトレード原始時代の延長線上に

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    2025年11月30日
  • トレーディング・ゲーム 天才トレーダーのクソったれ人生

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    激務すぎて何のために働いているのかを自問したことはあるが、そこから社会問題(経済格差)を見出し解決しようと思えたことはないのが正直なところ。観測する限りだが、優秀でステータスもあり、経済的に恵まれた人は広く社会に貢献するようになる傾向があるように思える

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    2025年09月26日
  • トレーディング・ゲーム 天才トレーダーのクソったれ人生

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    金持ちになるためには、金持ちの親のもとに生まれてくることというようなことを述べていた元シティバンクの通貨トレーダーの自叙伝。
    著者は金持ちの親のもとに生まれてはいないが、数学の才能で成り上がっている。
    読み物としては面白かった。ただ、私にはこの生き方はできそうにない。

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    2025年09月06日
  • トレーディング・ゲーム 天才トレーダーのクソったれ人生

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    自伝としてのお話としておもしろく次々と読み進めてってしまう展開が広がってくる。実際、シティバンクで、そして東京支店も含めてこのような取引の時代があったこと、これは外からはなかなか見えないところである。
    ただ、取引のとても目を引くところだけが書かれているという印象も強かった。実際にこのような取引を自己ポジションとして利益を上げていくことに。リスク管理など銀行の経営管理のところには言及がほぼない。銀行は無制限に取引できるわけではない。少々、お話を面白くしすぎているようにも見え、後半3分の1ぐらいは惰性で下記進められているような印象も強くなってきた。
    やっぱりお話ではある。

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    2025年08月31日
  • トレーディング・ゲーム 天才トレーダーのクソったれ人生

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    丸の内の丸善にて購入。

    世界の滅亡に賭けて、ボロ儲けをした男の半生。

    貧しい家庭育ちの著者が、持ち前の数学的才能を武器にトレーダーとなり、若くして億万長者へと成り上がっていく姿を描く。

    若くして稼ぎまくっていた著者が羨ましいか?
    すごいなーずるいなーとは思うけど、別にそんなでもない。

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    2025年07月27日
  • トレーディング・ゲーム 天才トレーダーのクソったれ人生

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    皮肉と悪態に満ちたモノローグと共に疾走する暗黒金融自叙伝。労働者階級出身ながら並外れた才能とトレードへの強迫観念でトップに上り詰めるも、虚無感に塗れて抜け殻と化していく。世界経済は崩壊するが、富裕層は更に富み、トレーダーは大儲けする。サイコパス以外が資本主義というゲームに勝ち続ける為には、正気を失うしかないのかもしれない。

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    2025年07月19日