千葉敏生のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
AI研究者が、AIの振る舞いについて述べた本です。
AIについての解説書、というよりも、AIに様々な機械学習をさせた結果を共有します、という姿勢で書かれた本だと思いました(もともとは著者によるブログで、それが本になったようです)。
もともとがブログなせいか、同じようなネタも多く、クドイ印象です。
そして、とくに前半は、「ゴキブリ」という単語がやたらと出てきて、読んでいて、あまり気持ちのいい本ではないように思いました。
得るものはあまりありませんでしたが、「AIは、課題が狭いほど、人間が意図した通りの振る舞いをする可能性が高い」こと、それゆえ「汎用AIをつくるのは、とてつもなく難しい」こと、「もし、汎用AIをつくるならば、特化型AIを組み合わせて、社会性昆虫に似たようなものになるかも」といったあたりは、なるほど、と思いながら読みました。
ちなみに、この本を読みながら、「世の中には、学習の仕方がAIに似た人がいるなぁ」などと思ったりもしました。
そういう人に対しては、AIだと思って接することで、ストレスを軽減できるかもしれないので、ダメもとで実践してみようと思います。 -
Posted by ブクログ
ポアソン分布は、散らばって起きて最小回数が0回であるような事象。右に歪んだ分布。平均値は中央値よりも右側にある。
得点差は正規分布に近いが、得点数はポアソン分布に近い。
平均と上限を入れてポアソン分布が計算できる。
平均値が高くなると正規分布に近くなる。
大数の法則と少数の法則。
巨大な標本では平均値に近づく。標本が小さいと誤った結論を出しやすい。
利用可能性バイアス=思い出せる直近の類例に基づいて判断しやすい。
サンクトペテルブルクの宝くじのパラドックス=期待値ではなく効用で説明できる。最初に払う金額を失う効用のほうが、儲かる分の効用より高い。
モンテカルロの誤謬と平均への回帰を分けて考えること。
悪名高い78分法=利息を12+11+10+・・・1=78で割って、大きいほうの分から利息を取る。 -
Posted by ブクログ
ネタバレコンウェイの法則
組織は自分の組織のコミュニケーション構造を真似たデザインを生み出す。
中東はなぜ国境紛争が多いのか?
他国の権力者が国境を決めたから
デザイン思考を理解しても、デザイン実行がうまくできるとは限らない
システムや組織は「現在の結果」を生み出すべくデザインされている
(アーサージョーンズ)
排除の習慣 避けるには 多様性のあるチーム
フローを生み出すデザイン (ポール・マイクセナール:スキポール空港道案内)
連続性、発見性、一貫性、明瞭性
何よりもまず、害をなすなかれ(ヒポクラテス)
デザインどうしの衝突
成功が失敗を生み出す
デザインの大半は再デザイン
ひとつ大きな文脈の中で考える(エリエル・サリーネン)
権力を持つものとの力を合わせる シンプルな規則
-
Posted by ブクログ
クリエイティブ・マインドセットのお勉強。
しかし、創造的思考の持ち主は、唯一の正解がない問題に直面したとき、焦って判断を下そうとはしない。色々な解決策がありうることを念頭に置き、まずは大きく網を張ろうとする。
共感とは、顧客のところに行き、顧客の要望を聞き出し、望みどおりのものを与えることだと誤解している人もいる。だが、ふつうこの戦略はあまりうまくいかない。自分のニーズを表現できるほどの自己認識(または語彙)がある人は少ないからだ。それに、世界にまだ存在しない選択肢まで考えてくれる人はまずいない。
共感とはむしろ、人々がはっきりと表現できない隠れたニーズを理解することだ。生身の人間やその行動を観察すれば、単刀直入な質問だけでは見出せない教訓が学べるのだ。
見せてもらう
描いてもらう
5回の「なぜ?」
声に出して考える
問題の枠組みをとらえ直すテクニック
①明白な解決策から離れる
②焦点や視点を変える
③真の問題を突き止める
④抵抗や心理的な否定を避ける方法を探す
⑤逆を考える
別の言い方をすれば、最終的に創造の飛躍を遂げるためには、とにかく始める必要があるのだ。途中で小さな失敗をどれだけ経験するとしても。1回目で成功することは少ない。でも、それでいいのだ。すぐに”最高”の成果を出すのは難しい。だからこそ、すばやく改良を続けていくべきなのだ。…
…ある賢い陶芸の教師は、初回の授業で、陶芸クラスをふたつのグループに分けた。半数の学生には、作品の質に基づいて成績をつけると伝えた。授業で学んだ内容の集大成として、クラスの最終回にたったひとつの陶芸作品を提出してもらうわけだ。残りの半数の学生には、量に基づいて成績を付けると伝えた。たとえば、重さ50ポンド分の作品を完成させれば問答無用で成績はAだ。コース全体を通じて、「質」で評価される学生は、完璧な陶芸作品を作り上げるために全身全霊を注いだ。一方、「量」で評価される学生は、毎回ノンストップっでろくろを回しつづけた。そして、この実験の結果はもうおわかりだろう。学生たちの直感とは裏腹に、コースの終了時点で、優秀な作品を作ったのは「量」で評価される学生たちばかりだった。つまり、陶芸の技術を磨くことにほとんどの時間を費やしていた学生たちだ。
この教訓は、もっと幅広い創造活動にも当てはまる。すばらしいものを作りたければ、まず作りはじめなければならない。創造プロセスの初期の段階では、完璧主義が邪魔になることもある。だから、計画段階で立ち止まってはいけない。自分の中にいる完璧主義者に足を引っ張られてはだめだ。
自社のイノベーション文化を向上させるコツ
・ユーモアのセンスを忘れない
・ほかの人のエネルギーを活用する
・上下関係をなるべくなくす
・チームの仲間意識や信頼を重視する
・評価を(少なくとも一時的に)後回しにする
IDEOやdスクールでは、「それは悪いアイデアだ」「うまくいかないだろう」「前にも試したことがある」とはまず言わない。他者のアイデアに賛成できないなら、「もっと良くするには?どんな要素を加えれば名案になるっだろうか?」「このアイデアを参考に新しいアイデアを生み出せないか?」と自問するようにしている。
イノベーション・チームを育てるには
①お互いの強みを知る
②多様性を活かす
③プライベートをさらけ出す
④「仕事上の関係」の「関係」の部分を重視する
⑤チームの体験を事前に構築する
P&Gの組織変革の学び
・指標や成果だけでなく、証言にも説得力がある
・プロトタイピングは、イノベーションの道具としても文化的な価値としても強力である
・あらゆる分野の人々を教育することで、広まりやすくなる。
チャレンジ
①意識的に思考の幅を広げ、クリエイティブに考える
②創造力のアウトプットを増やす
③アイデア創造セッションをジャンプ・スタート
④人間の行動を観察して学ぶ
⑤建設的なフィードバックを促し、受け入れる
⑥グループの雰囲気を盛り上げる
⑦上下関係をなくして、アイデアの流れを活発化する
⑧顧客、従業員、エンド・ユーザーに共感する
⑨取り組む問題を定義する
⑩グループにイノベーション思考を理解してもらう
企業文化にうまく対処
・既存のプロセスをベースにする
少しずつの変化の方が、急激で革命的なアプローチよりも成功率は高い。
・同時並行する
・仕事以外の活動で並外れた成果を出す
・イノベーション・ラボを作る -
Posted by ブクログ
クリエイティブ・マインドセットのお勉強。
しかし、創造的思考の持ち主は、唯一の正解がない問題に直面したとき、焦って判断を下そうとはしない。色々な解決策がありうることを念頭に置き、まずは大きく網を張ろうとする。
共感とは、顧客のところに行き、顧客の要望を聞き出し、望みどおりのものを与えることだと誤解している人もいる。だが、ふつうこの戦略はあまりうまくいかない。自分のニーズを表現できるほどの自己認識(または語彙)がある人は少ないからだ。それに、世界にまだ存在しない選択肢まで考えてくれる人はまずいない。
共感とはむしろ、人々がはっきりと表現できない隠れたニーズを理解することだ。生身の人間やその行動を観察すれば、単刀直入な質問だけでは見出せない教訓が学べるのだ。
見せてもらう
描いてもらう
5回の「なぜ?」
声に出して考える
問題の枠組みをとらえ直すテクニック
?明白な解決策から離れる
?焦点や視点を変える
?真の問題を突き止める
?抵抗や心理的な否定を避ける方法を探す
?逆を考える
別の言い方をすれば、最終的に創造の飛躍を遂げるためには、とにかく始める必要があるのだ。途中で小さな失敗をどれだけ経験するとしても。1回目で成功することは少ない。でも、それでいいのだ。すぐに”最高”の成果を出すのは難しい。だからこそ、すばやく改良を続けていくべきなのだ。…
…ある賢い陶芸の教師は、初回の授業で、陶芸クラスをふたつのグループに分けた。半数の学生には、作品の質に基づいて成績をつけると伝えた。授業で学んだ内容の集大成として、クラスの最終回にたったひとつの陶芸作品を提出してもらうわけだ。残りの半数の学生には、量に基づいて成績を付けると伝えた。たとえば、重さ50ポンド分の作品を完成させれば問答無用で成績はAだ。コース全体を通じて、「質」で評価される学生は、完璧な陶芸作品を作り上げるために全身全霊を注いだ。一方、「量」で評価される学生は、毎回ノンストップっでろくろを回しつづけた。そして、この実験の結果はもうおわかりだろう。学生たちの直感とは裏腹に、コースの終了時点で、優秀な作品を作ったのは「量」で評価される学生たちばかりだった。つまり、陶芸の技術を磨くことにほとんどの時間を費やしていた学生たちだ。
この教訓は、もっと幅広い創造活動にも当てはまる。すばらしいものを作りたければ、まず作りはじめなければならない。創造プロセスの初期の段階では、完璧主義が邪魔になることもある。だから、計画段階で立ち止まってはいけない。自分の中にいる完璧主義者に足を引っ張られてはだめだ。
自社のイノベーション文化を向上させるコツ
・ユーモアのセンスを忘れない
・ほかの人のエネルギーを活用する
・上下関係をなるべくなくす
・チームの仲間意識や信頼を重視する
・評価を(少なくとも一時的に)後回しにする
IDEOやdスクールでは、「それは悪いアイデアだ」「うまくいかないだろう」「前にも試したことがある」とはまず言わない。他者のアイデアに賛成できないなら、「もっと良くするには?どんな要素を加えれば名案になるっだろうか?」「このアイデアを参考に新しいアイデアを生み出せないか?」と自問するようにしている。
イノベーション・チームを育てるには
?お互いの強みを知る
?多様性を活かす
?プライベートをさらけ出す
?「仕事上の関係」の「関係」の部分を重視する
?チームの体験を事前に構築する
P&Gの組織変革の学び
・指標や成果だけでなく、証言にも説得力がある
・プロトタイピングは、イノベーションの道具としても文化的な価値としても強力である
・あらゆる分野の人々を教育することで、広まりやすくなる。
チャレンジ
?意識的に思考の幅を広げ、クリエイティブに考える
?創造力のアウトプットを増やす
?アイデア創造セッションをジャンプ・スタート
?人間の行動を観察して学ぶ
?建設的なフィードバックを促し、受け入れる
?グループの雰囲気を盛り上げる
?上下関係をなくして、アイデアの流れを活発化する
?顧客、従業員、エンド・ユーザーに共感する
?取り組む問題を定義する
?グループにイノベーション思考を理解してもらう
企業文化にうまく対処
・既存のプロセスをベースにする
少しずつの変化の方が、急激で革命的なアプローチよりも成功率は高い。
・同時並行する
・仕事以外の活動で並外れた成果を出す
・イノベーション・ラボを作る