クリス・ミラーの作品一覧

「クリス・ミラー」の「半導体戦争」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 半導体戦争―――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防
    4.4
    1巻2,970円 (税込)
    自動車や家電だけでなく、ロケットやミサイルにもふんだんに使われる半導体は、今や原油を超える「世界最重要資源」だった。国家の命運は、「計算能力」をどう活かせるかにかかっている。複雑怪奇な業界の仕組みから国家間の思惑までを、気鋭の経済史家が網羅的に解説。NYタイムズベストセラー、待望の日本語訳!

ユーザーレビュー

  • 半導体戦争―――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

    Posted by ブクログ

    9月4日のNHKスペシャルは「1兆円を託された男 ~ニッポン半導体 復活のシナリオ~」という番組でした。恥ずかしながら視聴するまでファブレスとファウンダリの違いがわかっていませんでした。つまり半導体会社の世界ランキング1位NVIDIAと2位のTSMCの違いです。慌てて積読だったこの本を開きました。自分の世代の理系の優秀な奴らはNECとか富士通とか日立に就職しています。そろそろ会社から離れ始めた彼らと飲むと日本の会社の半導体事業戦略の失敗と通産省(また経済産業省になる前!)の失策を吐き出すように語ったりしています。そんな日本半導体の成功と凋落も本書のテーマの一部ですが、もっともっと大きな物語、興

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    2025年10月15日
  • 半導体戦争―――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

    Posted by ブクログ

    半導体についてトランジスタ誕生から現在のサプライチェーンまで学べる本。黎明期のシリコンバレーの様子、ソ連の半導体、黄金期の日の丸半導体、そしていかにして台湾が半導体生産の主役に躍り出たか等よくわかる。以前感想を書いた『2030半導体地政学』とともに読んでおいて損はない本。

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    2025年04月08日
  • 半導体戦争―――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった。

    半導体が、どこかひとつの国ではなく「多くの国々の共同作品」になるまでの戦国絵巻。地政学的観点が連動する理由がひしと分かる。これからのニュースの見方が明らかに変わる1冊でした

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    2025年02月10日
  • 半導体戦争―――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

    Posted by ブクログ

    産業の米ともいうべき半導体の国家間戦争。日本がいかに米国の尾を踏み、技術的にハブにされ、オランダや韓国/台湾に中心地を移されていったか。日本人の視点から読めばまた米国読者と違う世界が浮かび上がる。
    とはいえ半導体全盛のころの金曜日夜の羽田は週末バイトで台湾や韓国に向かう、NECや日立の技術者で溢れかえっていたというから自業自得と言えば自業自得。大層な話は一つもなく自分たちで技術流出させて死んだだけなのかもしれん。

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    2024年12月16日
  • 半導体戦争―――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

    Posted by ブクログ

    半導体産業の歴史から詳細に解説されており、産業構造について理解が進む。例えば、何故半導体産業は不況期でも巨額投資を行う必要があるのか?は、日本の半導体産業の没落、および韓国半導体企業の隆盛という観点から解説がされている。分厚いが読みやすいのも良かった。

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    2024年12月02日

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