松本清張のレビュー一覧
-
購入済み
映画版じゃなくてやっぱり原作!
映像化されたものとは全く良さが違います。親子愛とか、感動ポルノなんかじゃない、松本清張はやっぱり凄かったと思わせてくれる名作。
不朽の名作という言葉は、こういう作品の為にあるんじゃないでしょうか。
-
Posted by ブクログ
徳川家康の一生
おもしろかったです。
伝記は織田、豊臣、徳川の順で読むといいよ。
これ、伝記読むと出てきた人の伝記読みたくなっちゃうから読みたいめっちゃ増えるんだよね。
でも勉強にもなるし、いいかな。
そういえば松本清張って誰?
wikiで調べたところ、小説家らしい。
多分みんな知ってるよね。
でもこれは知らないと思う。
せいちょうはペンネームで、本当はきよはるって言うんだって。
お母さんに言ったらこんな答えが返ってきた。
IKKOさんみたいだねって。
IKKOさんは、本名は豊田一幸(とよだかずゆき)って言うんだって。
それで一幸の読み方変えてイッコーなんだって。
みんな知ってた?
そういえ -
購入済み
読みやすさ&おもしろさ
少し時間ができた時に、ゆっくり一話ずつ読むのが楽しい本でした。エピソードも興味がもてるものばかり。
家康関係の話が多かったような…。人生についても学べるような本でした。 -
購入済み
するどーい清張さま おみそれし
戦後15年でここまで推理できるとは、さすが松本清張さま! と思いました。
全く知らなかった事件も興味深く読めました。あまりにも丁寧で緻密な説明は、中年主婦には難しく、はしょって読んでも面白かったです! -
購入済み
途中までは、昭和40年代の海外パック旅行紀行文かと心配になるくらいでしたが、
やっとこみ入った事件が起き、引き込まれました。読み終えると、いつもの松本清張氏
らしい社会派推理小説でした。 -
購入済み
松本清張の短編集では『黒い画集』が有名ですが、クオリティの高さでは本書も負けていません。表題作は鮎川哲也ばりのアリバイ崩しミステリですし、数々のアンソロジーにも収録されている「巻頭句の女」は、無駄のない引き締まった本格推理短編の佳作です。
-
購入済み
登場人物の人間模様もよく描かれており、往年の名刑事平塚八兵衛を連想させるような七兵衛刑事と警部補のやり取りで、読者を引っ張る会話の妙もなかなかに読ませます。
-
購入済み
作者は長編ももちろん素晴らしいが、重厚でどちらかというと地道な感じの長編小説と違い、短編になると、長編よりも非常に「面白い」ストーリーが多い気がする。ミステリーのカテゴリーからはみ出てしまうような、単なる謎解きの話ではない短編集です。
-
購入済み
4編目は動機がやや不明。
あとの3編は割とよい。
いつも思うが、昔の清張の作品をよむと、このころの武蔵野の描写が多く出てくるため、そのころの武蔵野地域を見てみたかったと思う。 -
購入済み
ヨーロッパ史の本質に迫る作品。
主人公であるひとりの執筆家に次の作品を書く構想を語らせながら、複雑な史実を丁寧に紐解いていく。そしてクーデンホーフ光子の本当の人生・生の生活をも浮かび上がらせ、日本人である松本清張ならではの切り口が心地よい。 -
購入済み
全てのプロットが最後の一行のために敷かれていると感じました。
小説の方がやはり、筋書き・展開どれをとっても一枚も二枚も上のような気がします。
テレビはあくまでも今一番売れっ子の二人を登用しテレビ士立てにうまくできていましたが・・・