松本清張のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初めて読んだ松本清張です。
日本海側の厳しい寒さがよく伝わりました。
サスペンスの終盤によく出てくる日本海の源流を味いました。
日本海の寒風は寒いんだなと!
東京でお見合い結婚して、新婚旅行後に勤務地の石川に戻った旦那さん。石川勤務をしていた旦那さんが東京に戻ってくるはずなのに、いくら待っても、旦那さんが帰ってこない…
そんなところから話は始まりまして
夫が帰ってこなくて、旦那のことで知ってることが少ない主人公と共に、少ない手がかりを元に真実を追う話が、次のページへと読み進めいと思える作品でした。
最後のシーンも好きで、日本海の厳しさを知った上での行為に後ろめたさや懺悔の気持ちを抱えていたんだなと感じました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ昔読んだ「点と線」、有名な東京駅の4分間の見通し。一体どんな話だったのだろう。 積読整理中なので読んでみた。博多の志賀島には数年前に行ったがそこが舞台だったのかと感慨も一入だった。
※ネタバレ注意! 以下の文には結末や犯人など重要な内容が含まれている場合があります。
志賀島の手前で発見された心中死体は料亭で働くお時と、汚職事件で摘発された政府役人で課長補佐の佐山だった。
佐山は一人で旅館に泊まり、5日後に女性の電話で出かけてそのまま死んだ。
二人連れを見かけた人は女性が「ずいぶん寂しいところね」と言っていたという。
ベテラン刑事の眼に心中というには少し不審な点が感じられた。東京駅で目撃された二人連れなら食堂車の領収書が「お一人様」となっていたのはなぜだろう。
鳥飼刑事は状況を確かめようと足で調べ始める。
東京から知能犯捜査係警視庁捜査二課の三原警部補がやってくるが、ベテラン鳥飼刑事の勘と執念も生きている。
そして、この事件は警視庁の三原警部補の捜査に移る。
三原は4分間のホームの見通しについて調べを進める。あまりにこの偶然の出来事は出来すぎではないか。しかし事件当日にホームで目撃された安田は、北海道にいたという鉄壁のアリバイがあった。
病弱な安田の妻の随筆から彼女は「時刻表」の愛読者であることが明らかになり、疑惑が深まっていく。
すっかり忘れていたストーリーも、ところどころ思い出し、事件の解明が進むにつれて充分に楽しんだ。 やはり名作。
時刻表を見て旅に出た気分になっていた頃には、旅立ちの前にワクワクして時刻表で旅行の計画を立てた、わずかな時間で乗り継ぎをしたり、朝着いた知らない駅で顔を洗ってバスを待ったこともある。そんな私たちの世代には懐かしい作品だが、手軽なパック旅行が手に入るこのごろ、既にない4分間の見通しが鍵のこの作品も、いつか昔話になってしまうのだろうか。 -
Posted by ブクログ
気になってた事件
いかにも冤罪って話なのかとおもってたんですけど お金の流れとか 怪しい部分もあったりして ん…
でも なんだか 平沢さんを犯人に仕立てておくほうが事が無難に進む みたいな空気を感じてしまった
私がそう感じるのだから 松本先生はもっと強く思ったのでしょうね 小説帝銀事件とはなっていますが ノンフィクションですよね そして問題提議もしてますよね
最後の方に 警察の勘違いで無理やり自白?させられて逮捕されたけど 別件で逮捕された犯人が自白して 誤認逮捕だった…って話が載っていて 笑ってしまいました
自白がすべての旧刑訴法って 怖いですね
中野にスパイ学校があったとか
日本で封鎖預金が実施されていたとか知らない事が興味深かったです