松本清張のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「実際の事件をモチーフにした小説」というカテゴリで、私が初めて読んだのはこれ。中学生の頃に父の本棚にあったのを読みましたが、何年版かは不明なので、こちらで登録します。
事件の大きさ、陰惨さ、冤罪疑惑と、謎に包まれた不気味な犯人像。背後に淀む過去の大罪の気配。締まった文体で、細部まで隙なく書かれているのがめちゃめちゃカッコいい。なのに事件そのものは未解決という手の届かなさ。細部はもう覚えていないけど、とにかく面白かったです。
以降、自分の頭の中の本棚に「実際の事件を扱った本」「殺人事件を扱ったミステリ本」の棚ができてしまいました。実録系はあまり読まなくなりましたが、ミステリは今も好きです。
今知ったのだけど、この本、1959年の刊行なんですね。実録犯罪ものとして世界的に有名なのはカポーティの「冷血」かと思うのですが、あちらは1965年。こっちが先じゃん!なんか勝った気になりました。笑 -
Posted by ブクログ
1968年 ( 昭和43年 )と言うと私が幼児の時(^_^;)
この年は明治100年と言われ、ちょうど高度経済成長期であった。
当時56歳の清張氏が、この年に11人と対談している。
そこからしてもう凄い!
しかも対談相手は、政治家、宗教家、作家、画家、学者、財界人と多分野にわたる。
当時、戦後80年でも活躍されていた方々。
皆さんモノクロ写真でも生き生き活動されている姿は凛々しい!
私も側でドキドキしながら聴いている気分になる。
清張氏は聞き出し役であるが、巧みに質問され、清張氏が聞きたかった以上の貴重な話を聴かせていただいたと思う。
正直、11人のうち4名しか知らなかったが、分からないことはググりながら読んだので、ちょっと時間は掛かったけど、少しは勉強になった(^_^;)
清張氏は小学校しか出ていないという話も出てくるが、その後の学びがいかほどであったかは想像できないほどの知識で、各人と話されている。
本当に凄いとしか言いようがない。 ( 語彙不足で失礼しました )
お二方目の対談ではちょっとヒヤヒヤしたやりとり(@_@;)
以下が対談された方々です。
★ 東久邇稔彦 ( 東久邇宮初代当主・元内閣総理大臣 ( 戦後初 ))
★ 池田大作 ( 創価学会第3代会長 )
★ 大森実 ( ジャーナリスト )
★ 美濃部亮吉 ( 当時・東京都知事 )
★ 大佛次郎 ( 作家 )
★ 林武 ( 洋画家 ))
★ 橋本実斐 ( 元貴族院議員・旧伯爵 )
★ 江上波夫 ( 考古学者・東洋史学者 )
★ 中山恒明 ( 外科医様・当時 東京女子医科大学客員教授 )
★ 桑原武夫 ( フランス文学者・評論家 )
★ 松下幸之助 ( 当時 松下電器産業会長 )