松本清張のレビュー一覧

  • 死の枝

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    読ませます

    読んでいて、犯人と同じ心理になって過呼吸になりそうな話がありました。
    無駄なくわかりやすく、読みやすかったです。さすが松本清張先生と思いました。

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    2022年10月09日
  • 半生の記

    購入済み

    小気味良い文章

    わかりやすい短い文章でサクサクっと読めました。
    飾らないウソがない文章っていいものだと思います。

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    2022年09月28日
  • 告訴せず~松本清張プレミアム・ミステリー~

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    選挙資金を持ち逃げした主人公。まさに表沙汰にできない告訴できないお金、犯罪である。逃走の間に逗留した旅館の中居から、太占の占いのことを知り、その資金で小豆相場で大儲けする。その中居と内縁関係となり、モーテルを開業するが……。

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    2022年09月26日
  • 砂の器(上)

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    松本清張=火曜サスペンス劇場ってイメージで、自分には縁がないジャンルだと思ってずっと読まずにきた。実際読んでみたら、なんて緻密に作り込まれた話だろうって衝撃を受けた。1960年代に出版されたんだって。時代を感じさせない新鮮なおもしろさ。これはほんとの意味で時代を越えて読み継がれるべき名作だと納得しました。最後のシーンが空港ってのも、爽やかでイカしてる。

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    2022年09月25日
  • けものみち(下)

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    あっという間に読み終わってしまったのですが、結末がえげつなかった・・・。主人公の女性に関係している男性がどんどん死んでいく。けものみちを一歩間違えたら、深い森から抜け出せなくなった感じで、どんどん死んでいきます。

    ウソを隠すために、ウソをつき、そして関係するものの口をどんどんふさいでいく。最後の最後まで主人公の女性の行く末が気になる作品でした。

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    2022年09月09日
  • けものみち(上)

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    思った以上に読みやすい作品でした。上巻が終わった瞬間に下巻が読みたくて仕方なくなりました。

    かなり昭和の感じがする時代背景ですが、男女の駆け引きから主人公の女性がどんどん悪女になっていくのが面白い。そして政治がらみが出てくると、そんなに古い時代とは感じなくなりました。今も同じような感じが残っているのでは・・・と。

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    2022年09月09日
  • 網

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    東京在住の中堅作家である主人公は、ある日、北陸の新聞社社長から新聞連載の小説執筆依頼を受ける。かつての年下の戦友からである。それと時を同じくして、衆議院選挙が始まる。北陸の新聞社社長の推す候補者は落選し、その選挙を指揮していた選挙総本部長が選挙違反で全国指名手配されるが、遺体となって、伊豆山中で発見される。死体となって発見された選挙本部長も、かつての戦友だった。主人公の元に毎月送られてくる原稿料の他の、尋ねてくる女性に手渡すように頼まれた金銭。そして、受け取り来る面々。真相解明を探り始めた主人公。

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    2022年08月28日
  • 北の詩人 新装版

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    日本の敗戦から朝鮮半島の分断。米ソの狭間で独立を目指す朝鮮人の活動家。戦時中は転向、その経歴を握られ米のスパイとなった詩人を主役とした異色の小説。

    日本の敗戦から朝鮮戦争までの朝鮮半島情勢は日本ではあまり話題になっていないように思う。エアポケット的な部分をあの
    松本清張が小説にしていたことを知りさっそく購読。

    スリーパーとなった男の不安。それは小さな嘘を重ね破滅に進む清張ドラマの主役そのもの。

    結果として日本の敗戦のタイミングが、南北分断を招いている。祖国が分断された悲しみは日本人には理解できない、負の部分だろう。

    金日成と李承晩による南北別れた独立の少し前を描いた傑作でした。
    やはり

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    2022年08月06日
  • 半生の記

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    松本清張原作の映画を見てるような気になった。
    まだ作家として途上にあった頃だから、ほぼ作家になるまでの話だけど、人生そのものが、その後に書いた小説の礎になったことが、強烈に伝わってくる。
    頁数は決して多くないけど、情報量半端ない。

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    2022年07月12日
  • 黒い画集

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    「松本清張」の短篇集『黒い画集』を読みました。

    『聞かなかった場所』、『或る「小倉日記」伝 傑作短編集〔一〕』、『張込み 傑作短編集〔五〕』に続き「松本清張」作品ですね。

    -----story-------------
    身の安全と出世を願う男の生活にさす暗い影。
    絶対に知られてはならない女関係。
    平凡な日常生活にひそむ深淵の恐ろしさを描く7編。
    -----------------------

    以下の7篇が収録されていますが、、、

     ■遭難
     ■証言
     ■天城越え
     ■寒流
     ■凶器
     ■紐
     ■坂道の家

    『遭難(映画タイトル:ある遭難)』、『証言(映画タイトル:あるサラリーマンの証言

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    2022年07月10日
  • 神々の乱心 上

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    だいぶ長い間かかってしまったけれど、松本清張が皇室(の周辺)を扱った未完の大作。読み進めるにつれて未完ということが残念でならないけれど、致し方ない。
    新興宗教に関わる皇室で働く女官の自死に始まり、その謎を華族に連なる萩園と、特高の吉屋が追う。双方がお互いを警戒しあっている関係性、皇室というタブーに関わること、その皇室と新興宗教の関係の怪しさ、満州における阿片の不正事件、天皇陵の盗掘、そして大戦を前にした昭和初期という緊張感がこの小説の雰囲気を盛り上げる。
    小説ではあるけど、昭和初期は日本がアジアの盟主(批判はあるだろうけど)であったことも特に満州を巡る記述や人々の凛とした佇まいから感じられる。

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    2022年06月19日
  • 黒い画集

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    全編面白かった。
    本書の主人公は「女」で踏み外す男ばかりである。
    基本的にはモテない男が金目当てで近づいた女に毟られる展開だ。真面目に生きて来た冴えない男が、ふとした切っ掛けで女に溺れ、それを隠そうとしてドツボに嵌ったり、自分が浮気しているのに嫉妬したり、とても人間臭い物語ばかりだ。
    一言でいうと「格好悪い」男たちの藻掻き苦しんだ様を描いている。世間ではサスペンスのジャンルに入っているようだが、コメディーとして読める作品もあった。

    とにかく格好悪い。格好悪い男たちの悪あがき小説である。

    ●遭難
    同僚三人の登山で一人が遭難で死亡。当初は事故とされていたが、死亡した同僚の従兄が同じコースを登山

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    2022年06月17日
  • 軍師の境遇 新装版

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    軍師黒田官兵衛についての小説他。というか、黒田官兵衛などの軍師は、作者の知恵が反映されていることが多いが、とてもすらすら読めた。松本清張さんは知恵者だから、軍師官兵衛を映写してもいいが、一般作家が軍師を描こうものなら、「奇襲提案凄い」となりかけるところである。ただ、松本清張さん独自のテイストではない気がする。まあ、これも彼の人生の中の一作なのだ。

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    2022年04月07日
  • 共犯者

    購入済み

    読みやすい

    スラスラと読み進められました。
    読んでいるうちにゾッと怖くなるような感じもあって、小説なのにすごいなーと思いました。
    敗戦後の昭和の時代を懐かしむこともできる短編集でした。

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    2022年03月16日
  • 点と線

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    びっくりするほど読みやすい文章です。なのに奥深い。いろんな要素が詰め込まれているのにそれらが全く喧嘩せずに融合しています。まさに神業。

    #深い

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    2022年02月17日
  • 張込み―傑作短編集(五)―

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    ネタバレ

    そう言えば、松本清張作品をちゃんと読むの初めてかも。それでよく推理小説が好きとか言えたもんだ、ごめんなさい。
    全8編の短編集には映画やドラマ化されて何度も観ているものも多かったけど、やっぱり小説だと訴えかけかたが違うので、別の角度から改めて楽しむことが出来ました。
    文字だからこそ感じる恐怖。

    「声」「一年半待て」とか好きだなぁ…。
    他の短編集も揃えたい。

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    2021年11月09日
  • 熱い絹(上)

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    ストーリーは、1人のデザイナーが東京赤坂の骨董屋で、偶然、クメール彫刻の漆喰破片に遭遇するところから始まる。その後、夏の避暑地・軽井沢で、同じ骨董屋の店を発見する。しかし、そこでの店番は若い青年であった。同じ夏の軽井沢の貸別荘で、英国人中年女性の絞殺死体が発見される。別荘には、シェパードとラブラドール・レトリーバーの2頭の大型犬も一緒だったかが、吠えることもなく。一方、この英国人女性の兄は、マレーシアでタイ・シルクを扱う商会を経営し、マレーシア経済のみならず世界的に有名な実業家である。このタイ・シルク王も、マレーシアの避暑地でバカンス中に疾走をとげている。他方、マレーシアの蝶の採集旅行ツアーで

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    2021年10月18日
  • 状況曲線(下)

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    主人公の建設会社専務がダム湖で死体となって発見される。ここからストーリーの主役は捜査にあたっていた天竜署刑事に移る。東京の警視庁、京都府警と三社による捜査が、それぞれの事件について始まる。

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    2021年09月17日
  • 夜光の階段(上)

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    九州は福岡県、武蔵温泉の神社裏で殺害された若い女性。この事件に偶然遭遇したのが、福岡に出張中の検事。犯人は、近くの精神病院から脱走した患者で、結果、無罪判決となったことを知る。舞台は東京に移り、野心溢れる男性美容師が、裕福な女性客に気に入られて独立し、愛人関係となり、その女性の賛助で店舗を構え独立する。さらに芸能人のヘアーデザインを手掛けることによって、徐々に有名になっていく。そこにも、やはり美容院の上客であっり、愛人関係の女性雑誌編集者が関わっている。しかし、お店も構えるも、その返済を融資した女性から迫られるようになる。

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    2021年09月14日
  • 霧の旗

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    昭和34年から雑誌に連載された作品で、その後、何度も映画やTVドラマ化されている。冤罪事件で獄中自殺した兄をもつ妹の復讐。その復讐相手は、兄の弁護を断った有名弁護士。

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    2021年09月05日