松本清張のレビュー一覧

  • 彩り河(上)

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    東洋商産の社長の座を付けなかった井川は、現在、高速料金所勤務。ある日、元愛人だった高級クラブのママ和子を料金所で見かける。車の隣座席には、現社長の高柳の姿が。一方、東洋商産の経営状況は芳しくなく、和子の本当のパトロンは、高柳ではないことが、徐々に分かってくる。裏街道の経済誌フリージャーナリスト山越も、その真相を追い続ける。そんななか、和子が映画館で絞殺死体となって発見。続き、高柳は深山で首つり自殺を遂げる。

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    2020年10月21日
  • 日本の黒い霧(下)

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    するどーい清張さま おみそれし

    戦後15年でここまで推理できるとは、さすが松本清張さま! と思いました。
    全く知らなかった事件も興味深く読めました。あまりにも丁寧で緻密な説明は、中年主婦には難しく、はしょって読んでも面白かったです!

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    2020年10月19日
  • 空の城

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    実話をもとにした小説。
    山崎豊子氏の「不毛地帯」と合わせて読むと、
    その時代の経済が分かってよかったです。

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    2020年09月30日
  • 黒の回廊

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    途中までは、昭和40年代の海外パック旅行紀行文かと心配になるくらいでしたが、
    やっとこみ入った事件が起き、引き込まれました。読み終えると、いつもの松本清張氏
    らしい社会派推理小説でした。

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    2020年09月30日
  • 危険な斜面

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    松本清張の短編集では『黒い画集』が有名ですが、クオリティの高さでは本書も負けていません。表題作は鮎川哲也ばりのアリバイ崩しミステリですし、数々のアンソロジーにも収録されている「巻頭句の女」は、無駄のない引き締まった本格推理短編の佳作です。

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    2020年09月26日
  • 馬を売る女

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    サスペンスの巨匠、松本清張の短編集。
    日常生活に見られるありふれた光景からスリリングなミステリーが
    紡ぎだされる。

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    2020年09月26日
  • 高台の家

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    登場人物の人間模様もよく描かれており、往年の名刑事平塚八兵衛を連想させるような七兵衛刑事と警部補のやり取りで、読者を引っ張る会話の妙もなかなかに読ませます。

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    2020年09月26日
  • 点と線

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    とにかく読みやすくて、一気に読了してしまいました。
    あまりにも読みやすかったので、
    他の松本清張作品も読んでみたくなりました。

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    2020年09月26日
  • 火神被殺

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    作者は長編ももちろん素晴らしいが、重厚でどちらかというと地道な感じの長編小説と違い、短編になると、長編よりも非常に「面白い」ストーリーが多い気がする。ミステリーのカテゴリーからはみ出てしまうような、単なる謎解きの話ではない短編集です。

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    2020年09月26日
  • 証明

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    4編目は動機がやや不明。
    あとの3編は割とよい。
    いつも思うが、昔の清張の作品をよむと、このころの武蔵野の描写が多く出てくるため、そのころの武蔵野地域を見てみたかったと思う。

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    2020年09月26日
  • 暗い血の旋舞

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    ヨーロッパ史の本質に迫る作品。
    主人公であるひとりの執筆家に次の作品を書く構想を語らせながら、複雑な史実を丁寧に紐解いていく。そしてクーデンホーフ光子の本当の人生・生の生活をも浮かび上がらせ、日本人である松本清張ならではの切り口が心地よい。

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    2020年09月26日
  • 疑惑

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    全てのプロットが最後の一行のために敷かれていると感じました。
    小説の方がやはり、筋書き・展開どれをとっても一枚も二枚も上のような気がします。
    テレビはあくまでも今一番売れっ子の二人を登用しテレビ士立てにうまくできていましたが・・・

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    2020年09月26日
  • 遠い接近

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    過去の徴兵検査で第二乙種不合格になっていた印刷工の山治は、32歳のときに3ヶ月間の召集令状が届く。その点呼のときに漏らした担当官からの「ハンドウをまわされたな。」という言葉。その後、そのまま朝鮮への赤紙出兵が言い渡される。残された家族は広島に疎開し、一家全滅。復員した主人公・山治の復讐が始まる。
    戦後から75年が経つ日本。軍人恩給、戦犯にまで恩給が国税から支払われるも、戦火に見舞われ、土地や家屋を失い、命をおとし、身体にも大きな傷を残した人びとには、戦争の保障は一切行われていない日本。

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    2020年08月30日
  • 火と汐

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    久しぶりに松本清張作品を拝読 時代背景が古いことによってトリックや生活感に違いはあるものの 黒い1点のシミが半紙に落ちてじわっと広がるような感覚はリアルでゾットします 細かな書き込みを追うことで刑事が靴底を減らしながら丹念に証拠をつかみ取る様子 事実確認にすべての時間を費やす弁護士の苦労など読者に体験させる清張の力に感服しました

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    2020年08月24日
  • 黒革の手帖(上)

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    ネタバレ

    久しぶりの松本清張。私の中で文筆格式が高いので、最大限の緊張感を持ちながら読む。今回は元子の凄まじいしたたかさに「この人は凄い人だ」に尽きる。凄いというのは、男を金とみる、怖い、強い、ぶっ飛んでいる、孤独すぎ、頭良すぎ、などなど、形容する言葉が色々出てくる。銀行での恐喝、病院での恐喝。今後の元子の着地点が全く読めない状況。現在、少しだけ下巻に入っていますが、まだまだ分かりません。最後、どうなってしまうのか、仮説①やっぱり逮捕される?②天罰が下る?③元子の一人勝ち?はないよね。仮説検証結果は下巻で!

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    2020年08月12日
  • 潜在光景

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    「潜在光景」「八十通の遺書」「発作」「鉢植を買う女」「鬼畜」「雀一羽」の6つ短編が収録。「雀一羽」が時代小説。「鉢植を買う女」「鬼畜」はTVドラマ化されたものを観た記憶がある。

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    2020年07月20日
  • 男たちの晩節

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    「いきものの殻」「筆写」「遺墨」「延命の負債」「空白の意匠」「背広服の変死者」「駅路」の7編の短編が収録。いくつかの短編は、他の短編集にも収録されていたはず。

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    2020年07月19日
  • 半生の記

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    松本清張自身が、作家になるまでの自身の半生をつづった自伝的作品。恵まれない家庭環境、生い立ち、親と家族の家計を子ども時代から支え続けた筆者の境遇などが描かれている。

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    2020年07月18日
  • 紅い白描

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    美大のデザイン科を卒業した葉子は、大学の恩師の後押しもあり、高明な葛山デザイン研究所に入所する。しかし、葛山から命じられた名古屋出張がきっかけとなり、商業デザインのスポンサーとデザイナーとの関係、また奇妙な葛山所長の行動などから、徐々に不信感や葛山の闇の部分の探索に進んでいく。

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    2020年07月14日
  • 聞かなかった場所

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    農林省のノンキャリア役人の夫は、出張中に心臓発作で妻が急逝したことを電話連絡で知る。しかし、妻の死に不審を抱く。興信所による再々の調査によって、妻の不貞が明らかになってくる。相手の男をふとした激昂から危めてしまう。

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    2020年07月12日