松本清張のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレフジ子!!お前もか!信じていたのに、弱いな…笑
でも最後よくやった!
幸子は、まぁ殺されるだろうと思ってたし、殺されても仕方ない気はする。
それにしてもよく次々に殺すね。
冤罪だとか、世間の都合のいい解釈だとか、本当に怖いね。
真実を追求しようとする桑山&桜田コンビには頼もしさを感じる反面、偽タクシー運転手を仕立てて騙して証言をとるのはいかがなものか。
もっと良い方法はなかったかな。
佐山道夫はどうしたかったんだろう。
名声?女?金?
結局どこまでいっても、自力でないから満足できなさそうな気がする。
岡野さん冤罪晴れるかな。
岡野さんの奥さんが幸せになるといいな。 -
購入済み
無もなき北斗出版社社長 紺野美也子は、女手一つで出版社を成功させるべく併走する。夫の卓一は詩人を目指す純朴な人柄、2人は相思相愛である。美也子は自社から卓一の詩集を出版することを夢見るのである。
美也子は人気作家の青沼禎治郎へ接近する。女好きの青沼は、魅惑的な美也子に下心を抱く。美也子は、強引に青沼から書き下ろし原稿を手に入れたのだが、、、。
美也子は卓一と知り合う以前に、銀行頭取井村重久の加護を受けていた。結婚後も井村と手を切れずにいたが、卓一は疑うことをしなかった。
卓一は散歩中に近所の野見山房子と知り合う。房子は美也子と青沼の関係に立ち入っていく、美也子と井村の関係も察知する。何も -
Posted by ブクログ
先日NHKのドラマで「天城越え」を見、原作を読んでみるかと思って手に入れた本作。
めちゃくちゃ面白かったです。
昭和30年代が舞台なので、設定に古さはありましたが、その古さがまた趣を増していました。
「遭難」は、私も多少登山をするので、自分も現場にいるような臨場感を味わいました。
「凶器」はタイトル通り「凶器」の正体に度肝を抜かされました。
「坂道の家」は主人公の男が若い女に手玉に取られ、転落する様子がいたたまれなかったです。
他の収録作品も読みごたえがあり、3日ぐらいであっという間に読み終えてしまいました。
他の短編集も読んでみたいです。
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Posted by ブクログ
戦後の混乱や高度成長期の影にある人間の欲や虚栄、矛盾といった“黒さ”を、短編という濃密なフォーマットで鋭く抉り出してくる作品集です。
全9話ですが、どの話も読みやすい長さながら、心理の奥にじわりと刺さりました。
表題作「黒地の絵」では芸術をめぐる狂気がじっとりと迫り、芸術と人間の欲望が交錯する重苦しい空気に圧倒されつつも、読まずにはいられない緊張感がありました。
著者らしい社会へのまなざしと、登場人物たちの執着心が丁寧に描かれていて、読み進めるほどに息苦しさと面白さが増していき、清張作品に通底する「見たくないものを暴き出す力」は健在で、読み終えたあともしばらく胸に残るものがありました。
大人に