【感想・ネタバレ】雑草群落(下)~松本清張プレミアム・ミステリー~のレビュー

あらすじ

明和製薬の村上社長に取り入りたい『草美堂』の高尾は、社長の側近である謡の師匠・倉田と、著書の代筆者・日下部に会うことで、社長の興味が肉筆浮世絵にあることを知る。だがそれは、とても高尾が入手できるものではなかった。だとしたら残された手段はひとつ。高尾は若い画家を利用することにしたが……。いくつもの謎が絡み、人間心理が縺れていくミステリー巨編!

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Posted by ブクログ

主人公のライバル古美術商の駒井も、同じ贋作作家による肉筆錦絵を作成して、大実業家との取引に入り込もうと画策する。その裏には、鑑定士として権威のある佐川技官も絡んでいる。同性愛性癖や愛人、親子、夫婦関係など、よどんだ特殊な人間関係、騙したつもりが騙されて・・・と独特な人間関係と人間心理が絡み合っている
なお、殺人事件は起きない。

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2020年03月09日

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