重松清のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ電車の中では読めない本。
『小学五年生』を描くことの得意な作者が、元気でキラキラして、そしてちょっぴり切ないお話をいくつも載せているのが、この“夏”だと思って読み始めた。
もちろん、『僕らのミシシッピ・リバー』は、その筆頭だと思うし、『終わりのあとの始まりの前に』も、少し年上の高校生の話ではあるけれど、そういうイメージで読めた。
別れのお話が多い。
夏って、そんな感じだったっけ?
気温もテンションも楽しさもピークなのが夏・・・と思っていたが、考えてみると、ピークということは、あとは下るしかないということなのだろうか。
そういえば、お盆も終戦記念日も夏だ。
蛍も一週間の輝き、蝉も二週間くら -
購入済み
泣ける。。。
ファンタジーなんだけととてもリアル。
人生のターニングポイントに戻って
そこで出会った人々、出来事をいろいろ思い出して
しまった。。。
久しぶりに帰省しよう。そうしよう。 -
購入済み
家族はやりなおせるのか?
いつ自分は間違いを犯したんだろう?あの時こうしていれば、という後悔は誰にでもある。人生の大切な時間に戻ってやり直せたら、本当にすべて上手くいくのだろうか?
ちょっとファンタジーな舞台設定の上に重層的な家族の物語が紡がれる。生と死、父と子、過去と現在をテーマに、壊れかけた3つの家族が再生の希望を取り戻すストーリーだ。
主人公の妻がちょっと共感しづらいのだが(笑)、それ以外の登場人物がとっても良くて、ほっこり気分。 -
Posted by ブクログ
この巻でシュウジのものがたりは『完結』するんですけれど、これを読んで僕はもう6年近くが経つわけですが、いまだに彼のたどった『生』を強く考えている自分がいて、少なからず驚きを感じております。
この本の最初で、アカネによって女を知ったシュウジは自分が生まれ育った街を出て、大阪でアカネの夫であるヤクザの新田に陵辱を受け、アカネが新田を殺して、シュウジは東京に出ます。
そして彼がもぐりこんだのが、(具体的な地名は書いていないがおそらく多摩ニュータウン)の新聞販売店でした。
僕はかつて、新聞の世界、及びあの界隈で仕事をしていたことがあるだけに、所長の人物像や同居人の「トクさん」のことや、シ -
Posted by ブクログ
15歳の少年かがどった過酷な人生です。初めてこの本を読んだときには、あまりのショックで2,3日ほど何も出来なくなりました。
僕の中で、今の今まで消化できていない物語があって、本当はこうして書くだけでも気が重いのだけれども、がんばってキーを叩きます。それがこの重松清の「疾走」です。僕はこの物語を最初に読んだのは、就職が決まって荷物を新しい住所に送って何もなくなった部屋の中でした。
読み終えた直後、そのあまりのショックでしばらくの間、何もすることが出来ませんでした。主人公のシュウジが
「ねぇ、どうしてにんげんは死ぬの?」
という問いがすごく印象的で、
主人公のシュウジに対して「おまえ
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