小野不由美のレビュー一覧
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ネタバレある日道で落とし物のスマホにかかってきた電話に出たところ、姿の見えない何者かに追われることになっる男性を描く『忍びよる』。
黒い猿のような影が見える女性・文美は課長の南川に嫌がらせを受けるようになり…『迦陵頻伽』。
幽霊屋敷として有名な古民家を買った男性。改装工事中にとんでもない物が見つかり…『鉄輪』。
農家の並ぶ集落の外れに中古住宅を買った男性。風呂を使っていると熱い湯なのに身体が冷える。風呂を使うことが嫌になり…『いつか眠りを』。
高典は、実家の跡地に建てた家で暮らしはじめてから「かごめかごめ」の夢を見るようになる。変な夢のせいで眠れなくなり、家は湿気がひどい状態に…『夜明けの晩に』。
新 -
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帰宅途中で落ちたスマホを見つけたが、時間がないのでそのままにした。それから何かの気配が付き纏ってくるようになり……『忍びよる』/異常に当たりの強い上司の肩に現れた猿の影、何者かに襲われる悍ましい夢。これらの繋がりは『迦陵頻伽』/街中の廃墟を一人の怪談愛好家が買い取る。明らかに怪しい家にまつわる顛末とは『鉄輪』/終の棲家を手に入れたが、なぜか居心地が悪い。風呂が異様に寒いのだ。『いつか眠りを』/今日もまた悪夢。かごめかごめで囲まれて、指名させようとしてくる。果たしてその男はだれなのか『夜明けの晩に』/夜になると聞こえてくる唸り声のような、お経のような、謡のようなそれに悩まされる新興住宅街の人々。
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内藤了さんの〈よろず建物因縁帳シリーズ〉を読んでいて、小野不由美さんのこちらが未読でしたさかい、お借りしてみました。
なんともお話の流れがえらい美しゅうて、
静かに読ませてもろえる怪異譚、六編どす。
古いお家には、積もり積もった記憶があって、
そらまぁ、ちいとした怪異ぐらい起きてもおかしゅうおまへん。
ここでの「営繕」は、ただ怪異を追い払うんやのうて、家の傷みも怨念も、そっと手当てして、
また息を吹き返させるような仕事なんどす。
そんな“かるかや”の営みに、読んでいてちょっと救われましたわ。
解説は宮部みゆきさんの新聞書評。
土瓶さんやあらへんけど、このお二方は、
ほんま、つい信頼して読 -
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主人公、麻衣の通う学校には悪霊が棲むと噂される旧校舎があり、取り壊そうとすると祟りがあるという。その原因を調査・解明し、建て直し計画を完遂させるべく、校長は齢17歳のゴーストハンターを雇った。
圧倒的に顔が良くて壊滅的に性格が悪い美少年ゴーストハンター、ナルと
怪異に対して無知識ながらも、持ち前の好奇心と気の強さで彼に食らいついていく女子高生、麻衣の
名コンビが織りなすホラーミステリー。
メインのこのふたり以外にも、校長に召集された自称他称の霊能者たちが出てくる。彼らも彼らで個性豊かというか、アクが強い面々が勢揃い。
この物語の文体的に、情景描写というよりかは、主人公麻衣の心理描写がメイ -
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お初の作者さんです。
遠出のお供にリュックに入れて新幹線読み。
「建築怪談シリーズ」なんてついていたので
恐怖の館とか廃墟の病院とかしか頭に浮かばなかったのだが・・・・
主人公の営繕屋・尾端は、いわくつきの古屋に住む家主たちの依頼を受け
起こる現象や恐怖体験を聞き
そこにいるであろう死者の想いや求めるものの謎を解き明かし
霊魂を鎮める営繕を施す。
短編小説なので ちょっと不気味さを感じ(なになに・・・)と思っている間に解決するので 怖がりな私も楽しく読めた。
*雨の鈴 と *異形のひと に出てくるような見えちゃう体験は 嫌だな。
シリーズ本なので 当分電車内でのお供になりそうだ。