小野不由美のレビュー一覧

  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー第1弾。
    なんの前情報もなく読んでいたらシリーズの一環で知っているキャラクターが登場して来たりでうれしい驚きもあり、どの作品も楽しめた。
    中でも原浩「828の1」がよかった。初めて読む作家さんだったけど、終盤の畳みかけ具合が良い。

    同時発売の「堕ちる」続編の「慄く」も読みたい。

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    2025年07月30日
  • 営繕かるかや怪異譚

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    営繕かるかや怪異譚1

    怖さを★で表す(★5で最も怖)

    ⚫︎奥庭より(★★★)
     亡くなった叔母から受け継いだ町屋に
     一人暮らし始めた祥子。使わない奥座敷の
     襖が何度も閉めても開いている。
     そこに確かに何かいる、描写は怖いが
     謂われはなんとも哀しい。
     営繕屋の尾端さんは壁に窓を作り、手水を
     置く事を提案する。
    ⚫︎屋根裏より(★)
     これは結局、河童の仕業だったのだろうか?
    ⚫︎雨の鈴(★★★★★)
     これは怖かった。本気で怖い。
     そして薄気味悪い。
     雨が降る日に現れる喪服を着た女、
     その時、鈴の音が聞こえる。
     女は玄関に現れ、弔意を述べ中身の無い、
     金封を渡してくる

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    2025年07月29日
  • 営繕かるかや怪異譚

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    最後の子供のやつが一番ゾクっとしたかな。後は、ホラー小説に耐性のある私には、それほど怖くもなく…楽しく読ませていただきました。

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    2025年07月29日
  • ゴーストハント1 旧校舎怪談

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    ゴーストハントシリーズ1作目。小野不由美といえば、ホラーのイメージが強く今作もその類かなと予想して読み始めたが、想像よりポップでホラーな印象は受けなかった。かなり初期のシリーズをリライトしたようであまり小野不由美さんらしく無い軽めのタッチでした。内容も1作目では、ゴーストハントというより、超常現象を理論的に解決するものであったので、今後どのように話が展開するか注目したい。

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    2025年07月26日
  • 過ぎる十七の春

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    小野不由美さんと言えば「十二国記」や「屍鬼」のようなシリーズのファンタジーなどのイメージがある。個人的にはラノベの走りのような印象。
    以前に「残穢」を読み、これはインタビュー風になっていて読むのがしんどいながら、確かに怖かった。
    今夏のホラー初めとして、本作を読んでみた。

    35年前の作品だけあって、設定はホラーとしてかなりコテコテで、いわゆる「子孫永劫呪ってやる」と言う幽霊が出てくる。とはいえ、美しく描かれる野草の家を舞台に、血を呪う霊が迫る風景は切なく不気味。
    呪いに取り憑かれる様を一人称で描くのは臨場感満載だ。
    そして、やはり見どころは猫、三代(と言う名前)の可愛さだ。
    茶色い毛玉が飛び

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    2025年07月02日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    “最恐のアンソロジー”ってどれぐらい?とドキドキしながら読んだ。
    ホッとした…まだ耐えられるレベルだったわ。
    面白いけど『にえたかどうだか』の主人公にはなりたくないなと思った。
    子供系の話はいろんな意味で恐いから苦手。
    ただ個人的に『828の1』が一番恐かったかも。
    主人公がその意味に気づいた瞬間から、ゾワゾワするのが止まらなかった。

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    2025年06月29日
  • 緑の我が家 Home,Green Home

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    色がはいっるアパートやマンションは
    確かに多い気がする。
    『ハイツ・グリーンホーム』
    じわじわと恐怖が押し寄せてくる。
    ちょっとしたコト?でヒトって忘れないし
    救われるんだなって思った。

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    2025年06月26日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    怖い話いろいろ。
    それぞれのカラーがあってよかった。個人的にはスプラッタの怖さより、心理的に追い詰められる系の方が好きかな。

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    2025年05月17日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    ココノエ南新町店の真実
    なんでヨシナガさんから受け取ったノート読んだだけで、依田さんはそんなになってしまったんだ
    そんなに入り込んで、自分がやらなきゃ!みたいな気持ちになる程の内容だったのか
    普通にヤバイ客みたいになってるし
    そこからの展開にえ?ってなってたら終わった
    依田さん視点では無いのでスーパー火災の時に一体何があったのか、本当に戦っていたのかは定かではないけれど、読み終わってから想像したくなる作品だった

    ニンゲン柱
    結局村に帰りたくなるようになってるし、一番ヤバかったのは娘だった
    那々木が暴いてあんな事があっても村はそのままだし

    魂の飛翔
    個人的にリングは自分が小説、文章という物を

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    2025年05月16日
  • ゴーストハント1 旧校舎怪談

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    ちょっと文章がライトすぎて何度も挫折しそうになりました。ストーリーは面白いので中高生の頃だったら好きになっただろうなーという作品。作風がワンパターンにならないところがすごいです。

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    2025年05月15日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    ホラー。短編集。
    SFっぽさもある、恒川光太郎「死神と旅する女」と、著者らしいグロさが窺える、小林泰三「お祖父ちゃんの絵」が好み。
    近年、角川ホラー文庫のアンソロジーが何冊も出ているようなので、異形コレクションと合わせて、こちらの読破も目指したい。

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    2025年05月03日
  • ゴーストハント1 旧校舎怪談

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    小野不由美さんてこんな文体だったっけ、と思ったのは最初に触れた著者の作品が「残穢」と「綺談百景」というゴリゴリの恐怖作品だったからだろう。
    本作はちょっと軽めな少年少女向けのライトノベルっぽい雰囲気だなあと思っていたところに文庫本のありがたさ、巻末解説に「講談社X文庫ティーンズハート」で刊行されたものとあった。
    そのシリーズは知らないけれど名称からして少年少女向けの作品群である事は間違いないでしょう。

    今回はいわゆる「学校の怪談」を科学的に解明したという結論なのだけれどそこはやっぱりそれだけでは物足りない。
    しっかりと最後に解明できなかった不思議現象が余韻を残す。

    ひとつ??な文章がありま

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    2025年04月04日
  • 緑の我が家 Home,Green Home

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    ネタバレ

    結構あっさりとしてた。
    中高生ぐらいの時だったら楽しめてただろうなという感じ。
    前半で主人公がここに来ることになるまでの過程とか父親の結婚相手に対する複雑な感情とかが結構丁寧に語られているのに比べると後半の展開が雑に思えるし、いじめてたのに故人になるとさも大切だったように言うのはなんか主人公にもやもやしてしまった。性格と行動に一貫性がない主人公に感情移入できない。失ってから気付いて相手に思いが届くのはフィクションの中だけなので現実では対人関係後悔のないようにしなきゃな
    でも90年代のにおいがするホラーは好きです

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    2025年03月24日
  • 鬼談百景

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    ネタバレ

     校舎の階段を延々と上り続けてそのまま失踪してしまう話がやけに印象に残った。死んだらそれで終わりだが、行方不明の場合は未だ恐怖体験がどこかで続いているように思えるからより一層怖い気がする。
    『残穢』がてんで合わなかったので期待せずに読み始めたが、かなり楽しめた。

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    2025年03月21日
  • ゴーストハント6 海からくるもの

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    とにかく家系図がこんがらがってきてわけがわからなくなってくる。
    でもその混乱をおぎなって余りある、出番はあんまりないのに素敵なナルちゃんの謎。
    リンさんより強いとかずるいだろ!少女漫画か!

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    2025年03月07日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    『堕ちる』は正直普通だったけどこちらは面白かったです。
    澤村伊智さんは安定、目当てにしていた小野不由美さんも視点人物が次々変わる進み方に相変わらず引き込まれる。最後に尾端が登場した時は「既存シリーズかあ〜」と少しがっかりしたけど(かるかやは好きだが、何故か独立した1作が読めると思い込んでいた)。それを言えば鈴木光司さんなんて完全に「リング」ファン向けの内容だったし、阿泉来堂さんも個性的な解決役が出てきたので、他作品のキャラクターなのかな、と感じる。内容はパニックムービーのような後半が良かった。

    初読みの一穂イチさんが想定外に楽しめた。ホラーを書く印象がなかったのに(自分が知らないだけかも)、

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    2025年03月04日
  • ゴーストハント1 旧校舎怪談

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    漫画好きだった〜と思いながら読み始めたこのシリーズ。そのせいで脳内映像は漫画のイメージですが、文章で読んでもにやにやしてしまう各々の掛け合いの数々。絵では描けないなんとも言えない文章の間がゾクゾクする感じで良かった。これから続きがワクワク。

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    2025年02月23日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    今回は自分でも読めるタイプのホラーだった。澤村さん、一穂さん、小野さんが好き。かるかやシリーズは尾端が出てきた途端に緊張が解けて安心感が広がるのがたまらない。

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    2025年02月16日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    怖いような怖くないような…?

    たまたま目に止まった本だったけど小野不由美さんが好きなので読んでみた。意外な人が出てきて興奮してしまう!もうそれだけで満足ですわ。

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    2025年02月15日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    同シリーズ、『堕ちる』より、私にはホラー要素が強く感じた。

    「ココノエ南新町店の真実」
    ・何かわからないものに対する恐れ
    ・人が狂気に囚われていく様
    ・何が正しいのかわからないこと
    これら三つがうまく組み合わさって、じわりじわりと気味の悪さがやってくる。
    ジャパニーズホラーそのものといった、ねっとりと絡みつくような薄気味悪さ。

    「828の1」
    何かわからない、それが恐怖というものだ。
    「これか、なーんだ」「何も意味なんかないじゃん」「全然こわいことじゃなかった」となった後。
    背中に迫る死の予感。
    ほっとさせて、落とす。
    これが怖さを引き起こすテクニックなのだと、以前、お化け屋敷クリエイター

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    2025年02月02日