小野不由美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレオチがなかったり、説明がイマイチつかないところが私は好きです。よほど未練や恨みがある場合もあるけど、ちょっとした怪談は、何がきっかけで?どうして私が?そんな理由はなくて「たまたま遭ってしまう」ものなんだと勝手に思ってます。
となりにたまたまいたら?ドアの外にたまたまいたら?歩いている時にふと見てしまったら?どこにでもありふれていて、いつ遭うのか予測もつかないんだなーと思いました(私自身、ちょっと思い当たる節があったり、、、)
ものがなしい、切ない、ヒヤッとするのもすきですが、突っ込みたくなるような怪談が好きです。
「影の手」
主人公が怖い話が大嫌いなのに見えてしまった。水が欲しそうだったからコップに入れてわざわざ用意したのに、違ったらしく首を絞められてしまうのがかわいそう。母のアドバイスで酒を入れたら半分くらい飲んであったのが不思議。
「密閉」
主人公がとにかく元彼に腹を立てていて。彼の拾ってきたスーツケースが原因だとわかるや否や、ガムテープでぐるぐる巻きにしてドアの外に放り出すという物理攻撃。彼に送りつけてやったところがなんだかスッキリ。
稲川淳二さんが解説で、「わたしが三十年近く前に発売したテープ」がもとで怪奇現象が起きた、と言うのが笑えた。