小野不由美のレビュー一覧

  • 営繕かるかや怪異譚

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    ネタバレ

    家にまつわる怪奇現象、6編。
    どれもこれも入り組んだ古い路地に入った狭い戸建ての家。
    井戸があって、生垣があって、なんとなく薄暗い感じで今にも何か出そう。
    彷徨う霊はいるだろうねえ。

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    2026年01月06日
  • ゴーストハント6 海からくるもの

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    ネタバレ

    2025年ラスト!
    まさかのナル戦闘不能によりぼーさん大活躍という歓喜回。仏教、寺、神社、民俗宗教その他もろもろの専門用語に加えて家系図も複雑すぎてなんとなくしかわからなかったから2周した。
    身内が立て続けに死んでるっていうのにもうそれを当たり前のこととして受け入れちゃってて、目の前で兄妹が死んでもあんまり動揺しない彰文さんが切なかった。和泰さんが亡くなったときに言っていた「自分のしたことを知らずに済んだからよかった」というセリフがなんだかすごく胸に残った。

    安原ニキいつめん入りありがとう。絶対に専門外なのにめちゃくちゃ役に立っててS級調査員すぎる。
    あと1巻で終わるのヤダー!

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    2025年12月31日
  • ゴーストハント4 死霊遊戯

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    ネタバレ

    おもしろすぎて一瞬で読み終わった。
    安原さんに対する愛着が完全形成された頃に実は僕も一回だけ参加したことあって……からの蠱毒の呪詛返しでワンチャン死亡確定を受け入れる流れ、安原さんが対象にいなかったらいつまでもイヤイヤする麻衣にいらついてたかもしれないけど如何せん信頼と実績の安原さんがいたからこっちも同じ目線でイヤイヤできていいバランスだった。
    ありがとう安原さん。あとナル。

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    2025年12月31日
  • 鬼談百景

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    ガッツリホラー系、じわじわ怖い系、ちょっと不思議系、不思議だけど心あったまる系…。1話3ページほどでサクサク読めて、似たような話が一つもなくて最初から最後まで楽しく読めた。

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    2025年12月28日
  • 緑の我が家 Home,Green Home

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    ネタバレ

    父の再婚を機に一人暮らしを始めた高校生・荒川浩志。
    ハイツ・グリーンホームに越してきた所から物語は始まる。そこは、地元では有名な曰く付きの物件で、よく人が亡くなるという。薄気味悪い住人も多く、なんとなく馴染めない。無言電話、夜中に奇妙な落書きをする幼児、無記名の手紙…日に日にエスカレートする不気味な出来事の先で浩志を待っているものとは?

    ちょうどいいボリューム感。
    そう多くない駒をちょうどよく料理し、ちょうどいい所に着地できている。駒の数は変わらずに、いたずらに長編に仕立ててくる作品も少なくないが、引き算の美学とでも言おうか、過不足ないというのは意外と大事である。その塩梅を正確に捕捉できているのは、さすが小野不由美である。

    日本の怪談的な控えめな怖さが目立つ前半。
    気味の悪い事は多いが、物語が大きく動くことはない。それがどうだろう、大林の登場によって、いきなり動的な怖さに打って変わる。怖すぎて震える類の物ではないが、お作法に則ってちゃんと怖いという形式美を感じた。ホラー小説の教科書って、案外こんな感じかもしれない。

    いじめっ子の言い逃れのようにも聞こえる。
    確かに、オサルの死因に直接関係があるわけではない。でも、加害者の罪悪感を払拭してやるのはなんか違う。抱えてしまった罪悪感とは心中するしかないのではないか。特に、浩志からの又聞きでオサルの言葉を受け取り、スッキリしている金子はあまり好きになれなかった。飛行機を取り返した浩志を責めていないが、おまえのことはわからんぞとも思う。めでたしめでたしとは思わなかった。

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    2025年12月20日
  • 鬼談百景

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    薄暗く、何処か不気味な短編が沢山読める一冊。

    「物凄く怖い!」ではなく「なんか嫌だなぁ」ってタイプの怖さなので、夜も眠れなくなるような恐怖を求めている人向けではない。

    一気読みするのではなく、毎日少しずつ読んだほうが良いかも。

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    2025年12月14日
  • ゴーストハント2 人形の檻

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    2作目は本格派のホラーハウスお化け屋敷のお話
    やっぱりちょっと切なく悲しいよね
    キャラクターのお披露目だった1作目よりもキャラクターがどんどん動いて楽しい感じ

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    2025年12月05日
  • ゴーストハント4 死霊遊戯

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    最近あまり描かれないタイプの主人公の言動
    自分勝手な正義感を振り回し周りに迷惑をかけるけど周りに可愛がられてなんだか許されるっていうか心配されたりする

    こんなキャラは許されないってのは時代が寛容性を失ったのかなぁなんて思っちゃう

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    2025年12月05日
  • ゴーストハント5 鮮血の迷宮

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    5作目はまたホラーハウスお化け屋敷のお話
    個人の好みとしてはアレを題材にするならもっともっとゴシックホラー調なのが好みだったなぁ
    シリーズを通してホラーの基本を徹底的に教えてくれる本シリーズはホラーの入門書としても最適よね

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    2025年12月05日
  • ゴーストハント6 海からくるもの

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    6作目にしてやっとメインキャラの綾子の能力が披露される
    異分子、異物、拾った物‥
    ホラーとか怪異話って知れば知るほど怖いものとか敬うものが増えていくよね

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    2025年12月05日
  • 鬼談百景

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    九十九話の短編が収録されたショートショート。一つひとつがとても読みやすく、怪談を通して怖さを味わえた。小野不由美さん別作品『残穢』で読んだような話も盛り込まれており、セットで読むとより入り込めます。スラスラ読めたのが好印象でした。

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    2025年12月05日
  • ゴーストハント3 乙女ノ祈リ

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    3作目は基本に戻って学校の怪談
    幽霊に超能力‥コレでUFOでも飛んできたら怪異現象のオールスターよね
    ユリ・ゲラーってコレまた懐かしいなぁ

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    2025年12月03日
  • ゴーストハント1 旧校舎怪談

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    脳が混乱する
    小野先生の上手な文章と80年代の少女向けジュブナイルの独特なノリと甘い文体‥(に隠れたなかなかのエグ味‥)

    きっと若い子には新鮮にそれなりの年齢のベテランさん達は懐かしさと恥ずかしさに身悶えする名作

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    2025年12月01日
  • 緑の我が家 Home,Green Home

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    【短評】
    直感に従って手に取った小野不由美は、数々の名著を生み出すに至った彼女の初期作品とのことだ。1990年発表の作品であり、凡そ35年前という恐るべき隔世の書を引き当てたわけだが、十分に令和の読書に耐えうる一作だったと思う。

    両親の元を飛び出した高校生・荒川浩志(あらかわひろし)は<ハイツ・グリーンホーム>に引っ越すこととなった。6号室の奇妙な少年・和泉聡(いずみさとる)は、初対面の浩志に「出ていったほうがいい」と告げる。それ以来、不気味な落書きをする男の子や頻発する無言電話など、気味の悪い出来事が頻発するようになりーー

    良くも悪くも「ハートフルホラー」の見本のような作品である。
    良く言えば王道的。悪く言えば類型的。
    良点を挙げるならば、伏線の張り方、恐怖の描写等、丁寧に小説を組み上げているのが良く分かった。程なく才能が爆発する予感を感じさせる秀作だ。他方、正直、瑕疵が無いとは言えない作品ではある。文章のリズムはイマイチだったし、作者の意図よりワンテンポ早く「真相」に気付けたりもした。
    しかしながら、作品の「余韻」は素晴らしいの一言。仰々しい感動に振らず、静かに美しく幕を下ろしたのが、凄く好みだった。
    三点か四点か最後まで迷ったが、変調気味な作品ばかりを摂取してきた反動からか、本作のストレートな作風が結構刺さったので、四点評価とした。

    【気に入った点】
    ●断片的に唸らされる描写があった。流石は小野不由美である。男の子の落書きとか、手紙の内容とかゾゾッと来るものがあった。
    ●飛行機というモチーフが良い。安易にお涙頂戴の別れに流されないところが良い。バランス感覚が凄いなと素直に思った。

    【気になった点】
    ●専門的な指摘は出来ないが、内面描写における括弧の多用とか、文章にノイズめいた癖があるように感じた。
    ●もっとキャラクタの内面を掘り下げて欲しかった。浩志と両親の確執とか、物語に溶け込めていない感もあるし、「ある人物」の葛藤などは全面に押し出しても重厚感が出たのではないかと感じる。

    才能の原石の輝きを楽しむ一冊。
    ホラーとしても感動物としても一定の水準に達していることは間違いない。

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    2025年11月23日
  • ゴーストハント7 扉を開けて

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    ゴーストハントシリーズ7作目。シリーズ最終巻ということもあり、これまでの謎がどんどん解き明かされて、最後まで目が離せない展開でした。ナルの秘密も明かされ、麻衣とナルの関係性は、どうなるのかと思っていたが、しっかりと予想外な形で決着が着いて良かったです。ラストは少しの感動と寂しさを感じました。

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    2025年11月12日
  • 営繕かるかや怪異譚 その参

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    怖い話は嫌いなんだけど、これだけは読める。
    今回はそこまで怖くは無かった。

    ここで終わるんだ?という潔さが凄い。

    骸の浜と茨姫、少し向き合い方が変わって明るい方へ踏み出す主人公達が良かった。

    火焔は、友人の母親を思い出した。ここまで苛烈ではないと思いたいが、似たり寄ったりかも知れない…。信じられないような人は実際に居る。

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    2025年10月29日
  • 営繕かるかや怪異譚 その参

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    古い家に纏わるあらゆる怪異をただ祓うのではなく、相談者の気持ちに寄り添い営繕し解きほぐしていく尾端さん。相変わらず素敵です^ ^

    『茨姫』では思わず涙が…油断してました

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    2025年10月22日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    購入済み

    面白かったけど

    面白かったけど、私的にはそこまで最恐ではないかも。

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    2025年10月18日
  • ゴーストハント6 海からくるもの

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    ゴーストハントシリーズ6作目。ゴーストハントは、良くも悪くも小野不由美さんっぽくないと感じていたが、今作に限っては小野不由美さんらしさを感じられた。相変わらず仏教系の知識が物凄い。シリーズも佳境に入る中で、まだまだ謎があり、しっかり伏線が回収されるか不安もある。今回は、珍しくナルが失態を犯したり、ミステリのような雰囲気があって良かった。神社に祀らないと逆に祟りとなって降り掛かるという有り難くない神様で被害にあった家が可哀想でした。

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    2025年10月15日
  • 緑の我が家 Home,Green Home

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    初めて小野不由美先生の作品を読みました。
    目の前に情景が浮かんできて、怖かったです!
    30年以上も前の作品なのに色褪せない、恐怖と切なさを感じました。

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    2025年09月28日