【感想・ネタバレ】東の海神 西の滄海 十二国記(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

国が欲しいか。ならば一国をやる。延王(えんおう)尚隆(しょうりゅう)と延麒(えんき)六太(ろくた)が誓約を交わし、雁国に新王が即位して二十年。先王の圧政で荒廃した国は平穏を取り戻しつつある。そんな折、尚隆の政策に異を唱える者が、六太を拉致し謀反を起こす。望みは国家の平和か玉座の簒奪か――二人の男の理想は、はたしてどちらが民を安寧に導くのか。そして、血の穢れを忌み嫌う麒麟を巻き込んだ争乱の行方は。(解説・養老孟司)

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十二国記で一番強く長く治世を続けている国が立ち上がるお話。
どれだけ栄華な国でもスタートは荒れているとこから一つ一つ進めている

これは自分の人生にも繋がってくるものがあるなとふと思いながら読み進めました。

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2026年10月26日

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みんな辛いことがあって乗り越えてるのがよかった!
尚隆を見てると?読んでると?前向きになれる感じがするのがいい!!

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2026年10月25日

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初読は1994年だったのか。講談社で出し直しとその後新潮社版買った時と2、3度は読み直している筈だけど、この主従、あまりにもピタリとハマりすぎててなんかあまり食指が動かなかった気が…
だいぶだいぶのご無沙汰再読で、やっぱり面白かったなあ。
キャラものとしてだけじゃない骨太なとこが良いのです。

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2026年10月23日

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再読。
エピソード3は雁国のお話。

エピソード1でも出てきた 延王尚隆と、延麒六太だけど、それより500年ほど前の二人が出会って国を作り出した頃の物語。

この巻もまた面白いんだよな〜!
なんか雁国というと安泰の国ってイメージが前巻まででついてたけど、尚隆が玉座についてまだ浅い頃にはいろんな事があったんだなぁ。
尚隆がどういう人物なのか、王とはどうあるべきかよく分かる1冊♪
まあとにかく尚隆がカッコいいのだ〜!
六太との絆もとても良き。
十二国記読み出したら止まらない
面白かった〜!


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2026年10月20日

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ネタバレ

雁国のお話。
延王尚隆と延麒六太が誓約を交わし雁国に新王が即位し20年。六太は胎果として蓬莱で生まれ育つが戦火の中、親は六太を捨てた。戦いと多くの民の死、血と死臭にまみれ荒廃した国は六太の心に強く刻まれる。六太の心にあったのは「王は国を滅ぼす」。雁国でも先王により荒廃した国を尚隆により平穏を取り戻しつつあった。しかし尚隆の政策に不満を抱く者、斡由と妖魔に育てられた更夜が六太を拉致し謀反を起こす。
尚隆と斡由が抱く国家の平和と理想とは。

民の上に立つ存在は民を蔑ろにしてはならない。上に立つ者は自分本位でなってはならない。麒麟が見届けた戦いと王の姿。
読み応えたっぷりでした。

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2026年10月17日

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上に立つ者とは。権力を持ち統治することの難しさはもちろんだが、「民のため」という軸をぶれずに持ち続けることの、なんて大変なことか。自分のやるべき事の全体像が見えていないと、その場しのぎの対応ではブレが生じる。なにを優先すべきか、なにを妥協してはいけないか。戦略のうんぬんは、私には少し難しかったけれど、そこまで考えてこその政治、尚隆のすさまじさを感じた。
養老孟司さんの解説も素敵だった!

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2026年10月15日

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ネタバレ

『月の影 影の海』では豊かな国であったはずの雁国に尚隆が王になりたての頃のお話。

口では悪態をついてばかりの六太が尚隆を信じているのがよくわかり、尚隆も六太の為に危険を侵す…まるで親子のよう。感動しかありません。

敵であっても自国の民。血を流さぬように更に民の願いも片付けてしまう。すごい手腕!頭がすごくすごくいいっ!麒麟が王に選ぶだけあります。

さてさて、お次の国はどのような国でしょうか?楽しみです。

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2026年10月13日

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ネタバレ

おーもしろい。尚隆が暢気者だとか散々な言われようで、あれ?前作?前々作とかではなんかすごい人って話じゃなかったっけ?と思いながら読み進めた。読み進める内に、やっぱりそうよね!!ってなった。これを読むまでは、景麒が最推しだったけど尚隆に鞍替えした。心に残ったのは、驪媚が六太の赤索条を切るシーン。それまでは、まあ六太は無事だし、そんなに深刻には捉えていなかったけど、驪媚が自分の命を投げ出して、不本意ながら世話をして多分少しは情がうつっていたであろう赤子も犠牲にしてまで六太を逃がそうとしたことに驚いた。驪媚はそれほどまでに尚隆を信じているんだとはっとさせられた。直後の挿絵がすごく効いていて、六太の表情がすごく悲しかった。最後のページで、約束通り更夜と妖魔が一緒に暮らせるようにしたんだなあということも分かって、じーんとした。シリーズの本全てにあるけど、最後の漢文の書き下し文?みたいな部分でなんか心が震えるなあと思っていて、その理由が、この本の養老孟司の解説で腑に落ちた。シンプルで、だからこそ力強い。面白いなあーーーひさびさの沼にはまっていく感じが心地良い。

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2026年10月03日

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ネタバレ

延麒六太と延王尚隆のお話。

1、2巻でも登場する2人、それより前のお話だから、2人が死ぬことはないと分かっていたけれど、結末は想定外のものだった。

六太と更夜の同じような境遇から、全然違う未来を辿るのが運命だなと思った。

六太と尚隆の出会いの話も読めて満足。

それにしても斡由の最後のクズっぷりは見事だったな。

戦わずして勝ったから、少し物足りなかったけど。

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2026年10月02日

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非常に素晴らしい作品でした。
国の在り方、王の在り方が沁みました。
想像以上に延王が熱い王で好きになりました。

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2026年09月27日

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幽冥の岸を読むべく、少し遡るつもりが、延王延麒も気になって読み直しました。魅力的なキャラクターが多いですが、このふたりの掛け合いが特に好きかも。蓬莱でのふたりの出会いと、国造りが入り混じる、切なくも軽快なお話で、何度読んでも面白いです。

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2026年09月26日

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十二国記シリーズ3作目、舞台は雁国、延麒の六太と延王の尚隆の物語。主要人物たちが対照的に描かれている。
1作目・月の影、2作目・風の海よりもずっと昔。雁の再建直後と、六太と尚隆の出会いの場面が交互に描かれている。
前2作が主人公の成長にフォーカスしていたのに対し、本作では国記に相応しく、国を舞台にした大きな物語が展開されている。

王である尚隆と謀反を起こす州侯の斡由(あつゆ)の対比を通して、君主の在り方を描いている。臣下に馬鹿者と罵られながらも威風堂々たる姿勢を貫徹し信頼を集める延王。対して、人望が篤いように見えるも、本性は権力に目が眩んだ卑怯者、鍍金が剥がれると臣下にも見捨てられた斡由。物語序盤の評価は真逆ながらもラストに向けて逆転していく様は、王道ゆえに爽快で面白い。

麒麟である六太と、斡由の腹心である更夜もまた対照的。幼い頃の境遇は似ていても、道を分かってしまった2人。それでも最後に一瞬すれ違ったように思えるのは切ない。

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2026年09月22日

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2026年9月17日の新刊発売に向けて復習の為の再読。

六太と尚隆の夫婦漫才みたいな掛け合いはずっと読んでいたい。
そして、どんだけストーリーが過酷でも延王尚隆が登場する巻は
「尚隆が来てくれたーーー!!」って安心する。

さて、なぜ雁国の治世は500年にも及ぶことができているのか、尚隆の王としての覚悟を『東の海神西の滄海』で知ることができた。

後半、斡由のメッキが剥がれて状況が悪化していく姿が哀れ…。
現実にいるよね。
斡由みたいな自分の間違いを認められなくて他人のせいにする人。
理想は高いけど口先だけの人。

「正義を語るものが 必ずしも正義の者ではない」
心地良い言葉に惹かれるけれど本質を見誤ったらダメなんだ。

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2026年09月13日

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ネタバレ

今回は雁国の延王と延麒のお話。
王を王たらしめんとするものは何なのか、それが問われるような内容だったな。おもしろかったです。

尚隆の延王即位から間もない頃の話のようで、その中で
延王:尚隆と延麒:六太のルーツも語られた。
前王の悪政によって荒廃した延国再興の過程で起こった内乱に対処するというのが話の軸。延麒が攫われるなど結構危機的な状況に追い込まれるのだけど、前作、前々作で延王を知ってるせいで不安を感じなかったからなのかそんなにハラハラ感はなかったな。逆にどうやって乗り切るんだろうというミステリーの謎解きみたいにワクワクした。

にしても尚隆との対比として出てきたであろう本作の敵である首長がホントに小物だったね。今にして思えばだけど。
なんか途中のうろたえ方とか部下への態度とかでそれが透けて見えるっていうか……。
それがもっと早くわかっていたらあの犠牲は不必要だったのに。それだけが悔やまれる。

わりと順風満帆というかすべて尚隆の掌の上で転がされたような展開なので、逆に後の作品でなにかしら大きなやらかしを犯してほしいなと悪い期待を持って続編を読み進めたいと思います。

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2026年09月12日

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新刊が出るので、少しでも進めておきたい気持ちで読みました。

今回は、治世五百年に及ぶ延王・尚隆が登極した頃のお話。

普段は王宮を抜け出して町をぶらぶら遊び歩いているのに、重大な局面では冷静沈着、剣の腕前は超一流とか最高過ぎる…。

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2026年09月07日

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ネタバレ

『東の海神(わだつみ) 西の滄海』は、『月の影 影の海』の500年前、延王と延麒の登極直後の事件を描いています。王とは何か、国とは、正義とは。そんな疑問を考えさせられる物語でした。

ある日、六太は妖魔を連れた少年に出会います。彼もまた捨てられた子どもでした。六太は更夜(こうや)という名前を与えます。

しかしその後、更夜は元州令尹・斡由の部下に。反乱を企てた斡由によって、六太は更夜に連れ去られてしまいます。

斡由の掲げる「正義」は、一見、理がありそうだけど、実は自分の失敗を他人になすりつけることで「立派な君主」を演じてただけでした。

だから、自分を否定する者は更夜の妖魔をつかって「始末」する。

陽子には地蔵菩薩のような楽俊がいて救われたけど、更夜はダイバダッタのような斡由しかいなかったから、暗殺者になるほかなかった。

人との出会いによって、運命が大きく変わってしまうんですよねえ。

ちなみにダイバダッタとは権力欲のため、お釈迦様を裏切って殺そうとした人物です。

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2026年08月30日

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延麒と延王のお話。王とは、国とは、民とはの考え方が響く。この2人の組み合わせ良いなぁと思ったけど、出会いからのエピソードが紡がれてわたしは前2作とならびとても面白く読みました。まだまだ読める巻数あるのは幸せだ〜

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2026年08月26日

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十二国記ep3
延国の王と麒麟の国作りの駆け出し。
ep1で登場していた頼り甲斐のある二人の過去編を垣間見れて非常に嬉しい。蓬莱出身の二人ならではの背景が目の前の国土を見つめる眼差しをより一層輝かせる。国の責任を背負う器、気概、心持ちを鮮やかに描いている作品で、特に尚隆の王の素質が見える台詞がたまらなくかっこいい。

十二国記、いろんなタイムライン、いろんな国での、「己の王」であろうとする闘いや、自己自身を信じる闘いを味わうことができてこれは本当に沼にずぶずぶとハマって読む手が止まらなくなってしまう。

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2026年08月20日

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延国のこの2人好きなんですよね〜
いい加減なようで国王として締めるときは締める延王•尚隆と、悪ガキなのに賢くて慈悲深くもある延麒。
シリーズ1作目では陽子にとってとても心強い味方として登場したけど、今回は陽子が登場するよりずっとずっと前の、まだ2人が延国を治めてから20年しか経っていない時代の話。

前王で荒廃しきった雁国が復興、発展している最中、延麒が拉致され、地方で反乱が起き、尚隆の国王としての在り方を問われ…という話。
延麒が尚隆に対してまあまあ辛辣でびっくりした笑
天啓が下って選んだからといって、国王に全面的に肯定するわけではないんですよね。
この2人の普段お互いのことちょっと小馬鹿にし合ってるのに深い信頼関係が垣間見えるのがいい。

1作目でかなり発展した国になったことは書かれていたけれど、更夜がろくたを連れて訪れることができるようになるのはまだ先なのかな。

登場人物が魅力的すぎてついキャラ読みしてしまいがちだけど、ストーリーも構成もどれほど時間をかけて書かれたのかと思うくらい、かなりつくり込まれてる。

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2026年07月07日

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ネタバレ

元気がないとき、自信がないとき、尚隆の頼もしいお言葉を思い出して励まされたい。

どんどん十二国記沼にハマっている、新規海客です。(十二国記のファンネームが“海客”ということを最近知って、心の中で「わたしは海客!」と大声で叫びながら読んでいる)

雁国のお話、待ってました!
『月の影 影の海(下)』の延王の初登場シーンが(かなり王道だけど)かっこよくて、いまのところ尚隆推しなので…
王と麒麟の不思議な絆について、延麒である六太の目線から描かれている。
前作の泰麒と同じく六太も蓬莱(日本)で育ったけれど、六太は尚隆に出会ってすぐに「こいつが王だ」とはっきりと確信を持ってわかるのが違うところ。「こいつが王だ」とわかったはいいけれど、ふらふらチャラチャラ(?)している尚隆をなかなか信じきれない六太が、信じるようになるまでのお話。

『月の影 影の海(下)』では雁国が繁栄している国として描かれているので、尚隆の統治が成功する未来を知っているけれど、本作中盤までは周りの人々から信用を得られていなさすぎて心配になる。
そういうときは大抵、説明が足りてないことが多い。尚隆が市街に出てふらふらしているのも、国民の生活を自分の目で見たいという理由からだ(と思いたい)けど、説明をせずに出かけちゃうから。その、掴めなさが魅力でもあるのですが(贔屓目)。
敵の軍に紛れ込んで、六太を助けに来てくれるところは本当にヒーロー!とってもかっこいいんです!!(号泣ポイント)

目標としている/求めていること(今作では正義)は同じでも、そこに向かってどう進んでいくかによって、しばしば争いとなるのは事実で、悲しいことだ。
更夜が斡由の真の要望を考えて妖魔に人殺しをさせていたと判明したときは、悲しくて悔しかった。自分は手を染めないで部下が勝手にやったことだと責任逃れをするのが許せない。意図を汲むとかそんなことやめたいよね~。

これまでは麒麟が選ぶのは王に相応しい人だったパターン。どうやらそうではないこともあるらしい。そうではない方の王着任から失脚までのお話も読んでみたい。

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2026年10月24日

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この王様はうつけなのか測り知れない器なのか。

このお話は特に雁王尚隆が魅力的だった。

奔放で型破りだけど、
大局を読み違えずに、
大事なものを見失わない。

2026.10.22-108冊目

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2026年10月22日

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気づいてしまった この雁国編がいっちゃん面白い。善悪が二転三転するキャラがいれば、声に出して笑ってしまう再会がある、喜怒哀楽に加え荒廃した街に熱い灯りが灯る感じが堪らない。
雁国編
ここまで読んで大体の麒麟には変わらないものがあることが分かる、しかし選ばれた王は多様なものが選ばれるものなんだなと思った。その国の色とも言うべき王が選ばれ、延王尚隆は言わばダラけきった正義だった。官から罵倒されつつもリビなど見るものからしたらしっかり王なのだ。指導的君子の才は伺え先道が見えている。どの王がいいとかあるだろうけどここ一番の働きができる熱い物語になっていた。
リビについては正直気落ちした朱衡たちとは違い短気じゃないのにその選択をした、動かしてしまったものが精神的に堪えた。
この雁の物語のメッセージは偽りを知りそれを説くことでもあった。斡由の声、確かにそこには真実民を思う心が見え隠れしていた。過ちを隠し虚像が作り出す正義に人の弱さを、六太を解放した女官も偽りの正義に立ち向かう姿が残るものがあった。
そして王と麒麟の再会には声を出して笑ってしまった。
王がしっかりものだからといって部下が暢気になるよりましな世界なのかもしれん。
泰国とは違った国民色の濃い物語だった。天帝ひとつを信じるこの世界は蓬莱とは違った場所、この場所は何のために存在しているのかこれから明かされたりするのだろうか


好きなフレーズ引用
だが 正義を語る者が必ずしも正義の者ではないことを 六太は忘れてはいなかったか

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2026年10月03日

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十二国記のエピソード3。
今作は延王・尚隆と延麒・六太のお話し。
雁国に新王が即位して二十年。荒廃した国を立て直しつつも、尚隆の政策に異を唱える物が六太を拉致し、謀反を起こす。
今作は政治色の強い作品ですが、現代の政治にも通ずる問題が描かれていました。そんな中で尚隆はとても適当な王に見えますが、その実、一番民のことを考えている。その信念に胸が熱くなります。
六太を救うシーンがとても良かったですが、個人的には驪媚の覚悟には痺れました。
いつも軽口を叩き合う尚隆と六太には、こんな過去があり、この先に陽子や泰麒との出会いがあるんだなぁと思いを馳せてしまいました。
内容とは少しズレますが、政治用語や登場人物の名前がなかなか難しくもありますが、漫画『キングダム』を愛読している私は割と抵抗なく読めました。
とにかく面白い。エピソード4に進みます!

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2026年10月02日

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ずっと頼れるコンビとして描写されていた雁組の昔のお話。
きっとこういう事件が度々あって陽子や泰麒あたりの時代では並大抵のことじゃ動じなくなっていったのねーという納得。最初スロースタートだなと思ったけど、後半一気に面白くなって満足。

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2026年10月02日

Posted by ブクログ

尚隆の適当さにちょっとイライラする。
今までの王とは、またずいぶんと違うタイプだ。
実際には行動を起こしているんだろうけど、王の許可がないと動けない仕事をしている人たちにとってみれば、困った人である。
最終的には、戦わずして戦を終わらせたり、六太を助けたり、いい感じにまとめていたけど、トップがいい加減なのはなぁ。
そのせいで謀反を起こす人が出てくるのも納得だ。
何の説明もなく、適当な感じでことを進められても、周りの人たちは納得できない。
最後は家臣が諦めて、自分たちだけで国をまわしだした。
尚隆がそれでよしとしていたからいいけど、働きもせずに文句を言うだけだったらひどい国になってたんだろうな。
結果的には、500年以上続く国になったわけだから、尚隆の言動も悪くはなかった。
でも、その安定した体制ができあがるまでは、直近の家臣たちは苦労したと思う。
国づくりって難しいなぁ。

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2026年10月01日

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なかなかハードだった。治世500年の雁国の話。
陽子が雁国を訪れた時に、その賑わいぶりを見ていたから昔があそこまで荒れていたとは思わなかった。
やっぱり国を治めるとなると、実際の戦国時代とまではいかないが戦いが必要になるのだと思った。てか普通に考えたらあつゆのやろうとしてた事は謀反だってわからなかったのかな

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2026年09月26日

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十二国記シリーズ第3巻。

雁国(えんこく)の延王・小松尚隆と、麒麟・六太の
コンビを描く長編。
陽子と出会う500年くらい前の物語。
前巻を読んだから時間が経ってしまったが、
やはりこの世界の物語は面白い。
人名や、地名、役職の漢字が難しく、馴染むのに時間がかかるが、やはり引き込まれる。
延王はカッコいいなーやっぱり。

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

3冊目にしてようやく世界観に慣れてきたからか、これまでの作品よりも話の流れが理解しやすかった。王と麒麟を中心に描かれており、国のあり方や主従の関係なども興味深い。十二国記の世界が少しずつわかってきたことで、物語をより楽しめるようになってきた気がする。引き続き、ほかの作品も読んでいきたい。

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2026年10月13日

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創世の回
更夜のところがちょっと難しくて、読み終わるのに時間がかかった。
もう一回読んだら理解度深まるかな
最後には尚隆が好きになってた

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2026年10月01日

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これで3作目?の十二国記、ようこの話がめちゃくちゃ面白かっただけにちょっと物足りない感
あと、同じ人でもいろんな呼び方するから誰が誰か分からなくなってしまう。まぁこれはシリーズ通してそうなのだけど笑

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2026年08月24日

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