【感想・ネタバレ】東の海神 西の滄海 十二国記(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

国が欲しいか。ならば一国をやる。延王(えんおう)尚隆(しょうりゅう)と延麒(えんき)六太(ろくた)が誓約を交わし、雁国に新王が即位して二十年。先王の圧政で荒廃した国は平穏を取り戻しつつある。そんな折、尚隆の政策に異を唱える者が、六太を拉致し謀反を起こす。望みは国家の平和か玉座の簒奪か――二人の男の理想は、はたしてどちらが民を安寧に導くのか。そして、血の穢れを忌み嫌う麒麟を巻き込んだ争乱の行方は。(解説・養老孟司)

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ネタバレ

おーもしろい。尚隆が暢気者だとか散々な言われようで、あれ?前作?前々作とかではなんかすごい人って話じゃなかったっけ?と思いながら読み進めた。読み進める内に、やっぱりそうよね!!ってなった。これを読むまでは、景麒が最推しだったけど尚隆に鞍替えした。心に残ったのは、驪媚が六太の赤索条を切るシーン。それまでは、まあ六太は無事だし、そんなに深刻には捉えていなかったけど、驪媚が自分の命を投げ出して、不本意ながら世話をして多分少しは情がうつっていたであろう赤子も犠牲にしてまで六太を逃がそうとしたことに驚いた。驪媚はそれほどまでに尚隆を信じているんだとはっとさせられた。直後の挿絵がすごく効いていて、六太の表情がすごく悲しかった。最後のページで、約束通り更夜と妖魔が一緒に暮らせるようにしたんだなあということも分かって、じーんとした。シリーズの本全てにあるけど、最後の漢文の書き下し文?みたいな部分でなんか心が震えるなあと思っていて、その理由が、この本の養老孟司の解説で腑に落ちた。シンプルで、だからこそ力強い。面白いなあーーーひさびさの沼にはまっていく感じが心地良い。

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2026年10月03日

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ネタバレ

延麒六太と延王尚隆のお話。

1、2巻でも登場する2人、それより前のお話だから、2人が死ぬことはないと分かっていたけれど、結末は想定外のものだった。

六太と更夜の同じような境遇から、全然違う未来を辿るのが運命だなと思った。

六太と尚隆の出会いの話も読めて満足。

それにしても斡由の最後のクズっぷりは見事だったな。

戦わずして勝ったから、少し物足りなかったけど。

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2026年10月02日

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非常に素晴らしい作品でした。
国の在り方、王の在り方が沁みました。
想像以上に延王が熱い王で好きになりました。

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2026年09月27日

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幽冥の岸を読むべく、少し遡るつもりが、延王延麒も気になって読み直しました。魅力的なキャラクターが多いですが、このふたりの掛け合いが特に好きかも。蓬莱でのふたりの出会いと、国造りが入り混じる、切なくも軽快なお話で、何度読んでも面白いです。

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2026年09月26日

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十二国記シリーズ3作目、舞台は雁国、延麒の六太と延王の尚隆の物語。主要人物たちが対照的に描かれている。
1作目・月の影、2作目・風の海よりもずっと昔。雁の再建直後と、六太と尚隆の出会いの場面が交互に描かれている。
前2作が主人公の成長にフォーカスしていたのに対し、本作では国記に相応しく、国を舞台にした大きな物語が展開されている。

王である尚隆と謀反を起こす州侯の斡由(あつゆ)の対比を通して、君主の在り方を描いている。臣下に馬鹿者と罵られながらも威風堂々たる姿勢を貫徹し信頼を集める延王。対して、人望が篤いように見えるも、本性は権力に目が眩んだ卑怯者、鍍金が剥がれると臣下にも見捨てられた斡由。物語序盤の評価は真逆ながらもラストに向けて逆転していく様は、王道ゆえに爽快で面白い。

麒麟である六太と、斡由の腹心である更夜もまた対照的。幼い頃の境遇は似ていても、道を分かってしまった2人。それでも最後に一瞬すれ違ったように思えるのは切ない。

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2026年09月22日

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2026年9月17日の新刊発売に向けて復習の為の再読。

六太と尚隆の夫婦漫才みたいな掛け合いはずっと読んでいたい。
そして、どんだけストーリーが過酷でも延王尚隆が登場する巻は
「尚隆が来てくれたーーー!!」って安心する。

さて、なぜ雁国の治世は500年にも及ぶことができているのか、尚隆の王としての覚悟を『東の海神西の滄海』で知ることができた。

後半、斡由のメッキが剥がれて状況が悪化していく姿が哀れ…。
現実にいるよね。
斡由みたいな自分の間違いを認められなくて他人のせいにする人。
理想は高いけど口先だけの人。

「正義を語るものが 必ずしも正義の者ではない」
心地良い言葉に惹かれるけれど本質を見誤ったらダメなんだ。

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2026年09月13日

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ネタバレ

今回は雁国の延王と延麒のお話。
王を王たらしめんとするものは何なのか、それが問われるような内容だったな。おもしろかったです。

尚隆の延王即位から間もない頃の話のようで、その中で
延王:尚隆と延麒:六太のルーツも語られた。
前王の悪政によって荒廃した延国再興の過程で起こった内乱に対処するというのが話の軸。延麒が攫われるなど結構危機的な状況に追い込まれるのだけど、前作、前々作で延王を知ってるせいで不安を感じなかったからなのかそんなにハラハラ感はなかったな。逆にどうやって乗り切るんだろうというミステリーの謎解きみたいにワクワクした。

にしても尚隆との対比として出てきたであろう本作の敵である首長がホントに小物だったね。今にして思えばだけど。
なんか途中のうろたえ方とか部下への態度とかでそれが透けて見えるっていうか……。
それがもっと早くわかっていたらあの犠牲は不必要だったのに。それだけが悔やまれる。

わりと順風満帆というかすべて尚隆の掌の上で転がされたような展開なので、逆に後の作品でなにかしら大きなやらかしを犯してほしいなと悪い期待を持って続編を読み進めたいと思います。

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2026年09月12日

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新刊が出るので、少しでも進めておきたい気持ちで読みました。

今回は、治世五百年に及ぶ延王・尚隆が登極した頃のお話。

普段は王宮を抜け出して町をぶらぶら遊び歩いているのに、重大な局面では冷静沈着、剣の腕前は超一流とか最高過ぎる…。

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2026年09月07日

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ネタバレ

『東の海神(わだつみ) 西の滄海』は、『月の影 影の海』の500年前、延王と延麒の登極直後の事件を描いています。王とは何か、国とは、正義とは。そんな疑問を考えさせられる物語でした。

ある日、六太は妖魔を連れた少年に出会います。彼もまた捨てられた子どもでした。六太は更夜(こうや)という名前を与えます。

しかしその後、更夜は元州令尹・斡由の部下に。反乱を企てた斡由によって、六太は更夜に連れ去られてしまいます。

斡由の掲げる「正義」は、一見、理がありそうだけど、実は自分の失敗を他人になすりつけることで「立派な君主」を演じてただけでした。

だから、自分を否定する者は更夜の妖魔をつかって「始末」する。

陽子には地蔵菩薩のような楽俊がいて救われたけど、更夜はダイバダッタのような斡由しかいなかったから、暗殺者になるほかなかった。

人との出会いによって、運命が大きく変わってしまうんですよねえ。

ちなみにダイバダッタとは権力欲のため、お釈迦様を裏切って殺そうとした人物です。

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2026年08月30日

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延麒と延王のお話。王とは、国とは、民とはの考え方が響く。この2人の組み合わせ良いなぁと思ったけど、出会いからのエピソードが紡がれてわたしは前2作とならびとても面白く読みました。まだまだ読める巻数あるのは幸せだ〜

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2026年08月26日

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十二国記ep3
延国の王と麒麟の国作りの駆け出し。
ep1で登場していた頼り甲斐のある二人の過去編を垣間見れて非常に嬉しい。蓬莱出身の二人ならではの背景が目の前の国土を見つめる眼差しをより一層輝かせる。国の責任を背負う器、気概、心持ちを鮮やかに描いている作品で、特に尚隆の王の素質が見える台詞がたまらなくかっこいい。

十二国記、いろんなタイムライン、いろんな国での、「己の王」であろうとする闘いや、自己自身を信じる闘いを味わうことができてこれは本当に沼にずぶずぶとハマって読む手が止まらなくなってしまう。

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2026年08月20日

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延王と延麒の物語。飄々としてる延王だけど、その実誰よりも賢王で懐が深い。雁国が豊かと言われる所以がよく分かる。
一番相性の良い王と麒麟だと思う。

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2026年08月15日

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これまでの章で登場した度に「かっこいい」と思っていた延王(尚隆)の話。やはり今回もかっこよかった。普段はおちゃらけているが実はとても頭のキレる有能キャラというのはありがちな設定なのかもしれないが、クライマックスはしびれました。

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2026年08月09日

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宗隆はバカで勝手に町にふらりと出かけて噂話を集めたり、仕事をサボったり全然王らしくないしいつも部下に怒られているけど、六太が捕まったらちゃんと作戦を立てて、民衆を味方に付け、自ら敵地に乗り込む大胆さが憎めない!

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2026年07月29日

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ネタバレ

【audible】

延王と延麒が登極して少し経った頃の物語。

やっぱり尚隆はめちゃくちゃかっこいいなぁ。
六太とのコンビもいい!
キャラがしっかり立ってるから、メインの物語はこれだけだけど十二国記の物語のあっちこっちに出てくるもんな(笑)

国とは?王とは?…十二国記の大きなテーマじゃないかと思うのだけど、それについて尚隆がどういう考えを持っているのかがよくわかる話だった。
いつか更夜が六太達と雁国で一緒に暮らす日が来るといいな。

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2026年07月23日

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尚隆様、もともと大好きだったけど、読んでますます好きになった。
飄々として自由人に見えるのに、誰よりも国と民のことを考えていて、必要なら非情な決断もできる。そのギャップが本当に格好いい。

雁国をここまで立て直した覚悟も、民の中へ降りて民の幸せそうな顔を見たり遊んだり、全部含めて、本当に魅力的な人。

やっぱり十二国記で一番好きな人物は尚隆様です。

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2026年07月23日

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 GWに読みかけていたのをやっとこさ読み切りました!時間があって読み始めちゃえばあっという間、私的にはそれこそがこの常世ワールドです。

 胸が痛むどころか心が折れそうになるシーンは数々あれど、しっかりと未来へ向けて何か前進するところのあるのが十二国記の各シリーズだと思っています。人は過ちを犯し取り返せないものもあるけれど、最後にはあるものや置かれた場所で一筋光が差すのですね。
 それにしても、彼が清廉に見えて、その実承認欲求の塊かつ失敗や暗部を人に転嫁し続けた件。これほど極端で分かりやすくなくとも、自分や日々触れ合う人々の中にそんなところはないでしょうか。特に窮地に追い込まれるごとに周囲に責任をなすりつける場面、それをただ無様と笑ってしまうには、私は潔白ではありません。

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2026年07月19日

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延国のこの2人好きなんですよね〜
いい加減なようで国王として締めるときは締める延王•尚隆と、悪ガキなのに賢くて慈悲深くもある延麒。
シリーズ1作目では陽子にとってとても心強い味方として登場したけど、今回は陽子が登場するよりずっとずっと前の、まだ2人が延国を治めてから20年しか経っていない時代の話。

前王で荒廃しきった雁国が復興、発展している最中、延麒が拉致され、地方で反乱が起き、尚隆の国王としての在り方を問われ…という話。
延麒が尚隆に対してまあまあ辛辣でびっくりした笑
天啓が下って選んだからといって、国王に全面的に肯定するわけではないんですよね。
この2人の普段お互いのことちょっと小馬鹿にし合ってるのに深い信頼関係が垣間見えるのがいい。

1作目でかなり発展した国になったことは書かれていたけれど、更夜がろくたを連れて訪れることができるようになるのはまだ先なのかな。

登場人物が魅力的すぎてついキャラ読みしてしまいがちだけど、ストーリーも構成もどれほど時間をかけて書かれたのかと思うくらい、かなりつくり込まれてる。

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2026年07月07日

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この作品はとにかく、王様とはどんな存在であるべきか?そしてそれを選んだ麒麟はその王の資質が正しいものかどうか悩む。この十二国記という作品の根底にあるテーマはそれなのかなと思って読みました。これまでの作品の中ではとても頼りに思っていたキャラクターである。延王でしたが、今回は彼の政の行い方に対して少し違和感を覚える六太の存在や民の存在。しかし、それをも欺く延王の才ある政治手腕を見せつけられた気がして、とても面白かったです。

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2026年07月05日

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気づいてしまった この雁国編がいっちゃん面白い。善悪が二転三転するキャラがいれば、声に出して笑ってしまう再会がある、喜怒哀楽に加え荒廃した街に熱い灯りが灯る感じが堪らない。
雁国編
ここまで読んで大体の麒麟には変わらないものがあることが分かる、しかし選ばれた王は多様なものが選ばれるものなんだなと思った。その国の色とも言うべき王が選ばれ、延王尚隆は言わばダラけきった正義だった。官から罵倒されつつもリビなど見るものからしたらしっかり王なのだ。指導的君子の才は伺え先道が見えている。どの王がいいとかあるだろうけどここ一番の働きができる熱い物語になっていた。
リビについては正直気落ちした朱衡たちとは違い短気じゃないのにその選択をした、動かしてしまったものが精神的に堪えた。
この雁の物語のメッセージは偽りを知りそれを説くことでもあった。斡由の声、確かにそこには真実民を思う心が見え隠れしていた。過ちを隠し虚像が作り出す正義に人の弱さを、六太を解放した女官も偽りの正義に立ち向かう姿が残るものがあった。
そして王と麒麟の再会には声を出して笑ってしまった。
王がしっかりものだからといって部下が暢気になるよりましな世界なのかもしれん。
泰国とは違った国民色の濃い物語だった。天帝ひとつを信じるこの世界は蓬莱とは違った場所、この場所は何のために存在しているのかこれから明かされたりするのだろうか


好きなフレーズ引用
だが 正義を語る者が必ずしも正義の者ではないことを 六太は忘れてはいなかったか

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2026年10月03日

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十二国記のエピソード3。
今作は延王・尚隆と延麒・六太のお話し。
雁国に新王が即位して二十年。荒廃した国を立て直しつつも、尚隆の政策に異を唱える物が六太を拉致し、謀反を起こす。
今作は政治色の強い作品ですが、現代の政治にも通ずる問題が描かれていました。そんな中で尚隆はとても適当な王に見えますが、その実、一番民のことを考えている。その信念に胸が熱くなります。
六太を救うシーンがとても良かったですが、個人的には驪媚の覚悟には痺れました。
いつも軽口を叩き合う尚隆と六太には、こんな過去があり、この先に陽子や泰麒との出会いがあるんだなぁと思いを馳せてしまいました。
内容とは少しズレますが、政治用語や登場人物の名前がなかなか難しくもありますが、漫画『キングダム』を愛読している私は割と抵抗なく読めました。
とにかく面白い。エピソード4に進みます!

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2026年10月02日

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ずっと頼れるコンビとして描写されていた雁組の昔のお話。
きっとこういう事件が度々あって陽子や泰麒あたりの時代では並大抵のことじゃ動じなくなっていったのねーという納得。最初スロースタートだなと思ったけど、後半一気に面白くなって満足。

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2026年10月02日

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尚隆の適当さにちょっとイライラする。
今までの王とは、またずいぶんと違うタイプだ。
実際には行動を起こしているんだろうけど、王の許可がないと動けない仕事をしている人たちにとってみれば、困った人である。
最終的には、戦わずして戦を終わらせたり、六太を助けたり、いい感じにまとめていたけど、トップがいい加減なのはなぁ。
そのせいで謀反を起こす人が出てくるのも納得だ。
何の説明もなく、適当な感じでことを進められても、周りの人たちは納得できない。
最後は家臣が諦めて、自分たちだけで国をまわしだした。
尚隆がそれでよしとしていたからいいけど、働きもせずに文句を言うだけだったらひどい国になってたんだろうな。
結果的には、500年以上続く国になったわけだから、尚隆の言動も悪くはなかった。
でも、その安定した体制ができあがるまでは、直近の家臣たちは苦労したと思う。
国づくりって難しいなぁ。

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2026年10月01日

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なかなかハードだった。治世500年の雁国の話。
陽子が雁国を訪れた時に、その賑わいぶりを見ていたから昔があそこまで荒れていたとは思わなかった。
やっぱり国を治めるとなると、実際の戦国時代とまではいかないが戦いが必要になるのだと思った。てか普通に考えたらあつゆのやろうとしてた事は謀反だってわからなかったのかな

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2026年09月26日

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十二国記シリーズ第3巻。

雁国(えんこく)の延王・小松尚隆と、麒麟・六太の
コンビを描く長編。
陽子と出会う500年くらい前の物語。
前巻を読んだから時間が経ってしまったが、
やはりこの世界の物語は面白い。
人名や、地名、役職の漢字が難しく、馴染むのに時間がかかるが、やはり引き込まれる。
延王はカッコいいなーやっぱり。

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2026年08月28日

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延王と延麒の物語。
これまでちょこちょこ登場してきた二人が、ついに主役を張る。
王も麒麟も胎果というのは相当珍しいのではないかと気になっていたので、二人がいかにして出会い、歩んできたかを知れる本作はまさに待望もの。
ep1、ep2では強キャラすぎていまいちその人物像がつかみきれなかったが、本作ではその内面を覗かせる。

延王尚隆のルーツは、日本時代に自国を滅ぼされた経験にある。次期当主として育てられてきた尚隆にとって、国(民)に報いることこそが自分のアイデンティティであった。そんな尚隆だったからこそ、長らく王がおらず腐敗しきった国である厭であっても、欲しいと即決する。繁栄した厭しか知らなかったから、ここまで荒廃していたことに驚いた。

一方、延麒六太の葛藤は、十二国記の世界のシステムへのアンチテーゼっぽかった。
「おれはそもそも王などというものは、いないほうがましなんじゃないかと思ってる」
「民の主は民自身だけでいいんじゃないのか。上に権を置けば権は民を虐げる。そういうことなんだろうと思う。」
これは、王権主義を否定し、民主主義を望む言葉のように感じる。その後も度々蓬莱を訪問している様子の六太。民主主義化していく日本も見てきただろう。
一方で十二国側では尚隆と500年の時をともに歩んできた。
両時代を見てきた六太は、世界の仕組みについてどう考えるのか、気になる。

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2026年08月12日

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『十二国記』第三作『東の海神 西の蒼海』

本作のテーマは「王とは何のためにあるのか」という一点に尽きる。

対照的な男 斡由と尚隆。
賞賛を得る手段として権力を欲する男と、国を豊かにする手段として権力を欲し、目的の為、どう人に見られようが気にしない男。
「王がいるから戦がおき、民が苦しむ」

戦火で捨てられた六太は麒麟でありながら王という存在に懐疑的だった。

綺麗事では国は成り立たない。豊かな国を民に渡す為に全て背負う覚悟の尚隆。

「尚隆がいいというまで目を瞑っている」
六太が尚隆を「王」を認めた瞬間であり、雁国の出発点だった。

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

シリーズ第3弾です。
audibleにて。

今回は雁(エン)国の話。
雁国の王と麒麟は、今までの物語に出てきていて、馴染みのある登場人物です。

すごい優秀だけど、親しみのある、話しのわかる王のイメージだったけど、国が建国されたばかりの時はまだ、みんなから認められずに大変なこともあったんだなぁ‥。

でもやっぱりいい王でした。

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2026年07月04日

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創世の回
更夜のところがちょっと難しくて、読み終わるのに時間がかかった。
もう一回読んだら理解度深まるかな
最後には尚隆が好きになってた

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2026年10月01日

Posted by ブクログ

これで3作目?の十二国記、ようこの話がめちゃくちゃ面白かっただけにちょっと物足りない感
あと、同じ人でもいろんな呼び方するから誰が誰か分からなくなってしまう。まぁこれはシリーズ通してそうなのだけど笑

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2026年08月24日

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