あらすじ
人は、自分の悲しみのために涙する。陽子は、慶国の玉座に就きながらも役割を果たせず、女王ゆえ信頼を得られぬ己に苦悩していた。祥瓊(しょうけい)は、芳国(ほうこく)国王である父が簒奪者に殺され、平穏な暮らしを失くし哭いていた。そして鈴は、蓬莱(ほうらい)から辿り着いた才国(さいこく)で、苦行を強いられ泣いていた。それぞれの苦難を負う少女たちは、葛藤と嫉妬と羨望を抱きながらも幸福を信じて歩き出すのだが――。
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おもろーい!
3人の同年代の女性がでてくる。初めはこの人どんな生い立ちだったけと混乱したけど、読み進めていくうちにみんな愛着が湧いた。
私も鈴と同じようになんで私だけとか私だけ不幸なんだとか思っちゃうタイプだからハッとさせられる言葉が多くて今回は学びが多かった。本の中でも楽俊と清秀に出会えてよかった
権力には責任が伴うんだな
人が幸せであるのは、その人が恵まれているからではなく、ただその人の心のありようが幸せだからなのです
苦痛を忘れる努力、幸せになろうとする努力、それだけが真に人を幸せにするのです
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麒麟に選ばれるだけでは王としてあり続けることはできないんだな…ということがひしひしと伝わってくる巻。支配階層だった前巻の尚隆と違って、現代の女子高生だった陽子は右も左もわからない状態。できることを少しずつ積み上げて王となるために奮闘する様子がとても真摯で、応援したくなる。楽俊は相変わらずの徳の高さである。
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個人的な十二国記読み返しキャンペーン・新刊発売おめでとうスペシャルを敢行中です。景王赤子の登極後、物語はそれぞれ異なる立場の三人の視点で代わる代わる展開されます。
社会に暮らしていれば、仕組みや物事の進みように何も思わないではいられない。ましてや辛い環境に陥ればなおさら。そして同時に、その中にある自分の立場において、どうしてこんなに辛い目に遭わなければならないのかと自己憐憫に浸ったり他責したりすることも当たり前。
物語の人物の話を客観的に見ていれば「こんなに愚かな考えをするだなんて」と安全圏から呆れていられるけれど、果たして我が身に立ち返ってみればどうなのだろうか。十二国記はいつも私に、じゃあ自分はどうか?自分の生きるこの世界はどうか?という問いをふと投げかけてくる、そんな存在です。
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陽子、ふたたび。
待ちに待った第一作『月の影 影の海』の直接的な続編でございます。
王となった陽子を待ち受ける苦難、景王に憧れる自らの不幸を嘆き暮らす蓬莱からの海客の少女、謀反により国を追われ景王逆恨みする芳国の王女。この3人が話の主軸。
陽子は右も左もわからない世界でいきなり王になっちゃったもんだから、部下に舐められ侮られまくっているのを思い悩み、社会勉強のために家出をする。その他2人はそれぞれの思惑から景王の元へ向かう。みたいな流れで物語は進んでいく。
やっぱり楽俊が好きだわ。要所々々で素晴らしい立ち回りをしてくれている。陽子も楽俊のおかげで道を踏み外さずに済んだわけだし、かなり重要なポジションを担っているよね。
もう楽俊が主人公の作品も1冊出していただきたい。
本作はかなりどんよりした雰囲気で始まったけど、旅の中での出逢いによってそれぞれが人間的に成長していくのが前作の陽子を見ているようで懐かしく思うのと同時に、陽子のようになってくれるのだろうかという不安もよぎる。上巻なのでまだそれぞれの結末までは描かれていないものの、少なからず不幸なことにはなってほしくないね。
下巻では名場面と名高い「初勅」のシーンを見れることが楽しみでならない。((o(*´∀`*)o))わくわく♪
ところで戴国はいったいどうなっちゃったわけ?
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3人の少女達がそれぞれの道を進んで成長していくお話。陽子以外の2人には最初は苛立つ部分が多かったけれど、これはこれで逆にリアルでその分成長が見えて好ましく感じるようになった。陽子が思い切り良すぎる部分もあるけど(笑)
これから慶はどんどん良い国になっていくのが確信出来る。
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ep1のその後、景王となった陽子に会えて嬉しい。
陽子と同じ年頃である公主の祥瓊、海客の鈴、二人がそれぞれの思いで慶を目指す旅の中で少しずつ自身の心を対峙していく様が本当に素晴らしいです。
特に上巻では、鈴が才王から投げかけられる言葉が胸から離れない。
「生きるということは、嬉しいこと半分、辛いこと半分のものなのです。人が幸せであるのは、その人が恵まれているからではなく、ただその人の心のありようが幸せだからなのです。」
これから先何度も何度も大切にしたい。
ああ、本当に十二国記は「あなたの物語」なのだ、と震える。
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実は過去に一巻しか読んでおらず、十二国記がどんな内容なのか、よくわかっていなかった。
で、陽子の話の続きが知りたくて、四巻目を読んだわけだが…。一巻はやはり序章に過ぎないのだなということがよくわかった。
3人の女性視点で描かれるのだが、陽子自身を含め、慶王を巡って3者の思惑が交錯する。当事者である陽子は、その地位に見合うだけの能力が不足していることに悩み、ある女性は海客である慶王をある意味頼り、心の拠り所とする。そしてある女性は自分の地位を剥奪され、慶王を憎むようになる。
それぞれの立場が交錯していくストーリー面白い。陽子は第一巻で成長したように見えるけれど、やはり女子高校生上がりで(それでも肝が座りすぎだが)、本当だったら導いてくれる誰かが必要なところ…。役割が人を育てるとはいうが、いくらなんでもの大任。
そしてそんな悩みなどは梅雨知らず、鈴と祥瓊は割と勝手なことを言う。鈴、祥瓊のどちらも人間的な弱さや身勝手さを抱えていて、たぶん若い頃読んでいたら我慢ならなかったと思うが、歳をとってからだと、自分の身に起こったことで誰よりも不幸だと思い、他者を身勝手に羨むことってあるよね…と共感をしながら読んでいった。異国のことではあるのだが、窮地に立たされた時に人がどう考えて動くのかに興味があるので、そう言った点からもやっぱり面白い作品だと思う。
また、こうした弱き人々だけではなく、至極真っ当な説教をしてくれる人々の言葉も印象に残った。
陽子が王としてどう成長し、2人がどんなストーリーを経て陽子と対面するのか、非常に気になる。
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心に刺さる言葉がたくさん。
鈴も、しょうけいも、そして陽子も。
自分の弱さに気づく瞬間。
下巻に向けて、そこから成長していく姿がたまらない。
「人が幸せであるのは、その人が恵まれているからではなく、ただその人の心のありようが幸せだからなのです」
「おれ、そういうの、やなんだよ。人よりも不幸なこと探してさ、ぜーんぶそれのせいにして居直って、のうのうとしてるのって」
「本当に苦しかったらさ、人間ってのはそこから抜け出すために必死になるんだよ。それをする気になれないってことはさ、ねえちゃん、実は抜け出したいと思うほど苦しくなかったんだよ」
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十二国記シリーズの中で、僕が2番目に好きなエピソード。
3人の主人公が登場し、よくもこんなに複雑なストーリーをきれいに一つの物語にまとめたなぁと思う。
本作を構成するストーリーを僕なりに整理すると次の3つ。
一つは、自分を特別視し、他責思考であった鈴と祥瓊が成長していく物語。序盤、鈴らの自己中心的な感情にすごくイライラさせられるが、それぞれとある出会いをきっかけに変わっていく。
二つ目は、陽子が王として成長していく物語。依然こちらのことを何も知らない陽子は、自分の無力さを感じ、どうしていいかわからなくなる。それでもどうにか前に進もうと頑張っている姿は、思わず応援したくなる。
物語の最後、初勅を発するシーンはほんとにかっこいい!
最後に、誰が敵で誰が味方なのか、和州に何が起こっているのか、麦州の松塾とは何なのかといった謎に包まれた状態がしばらく続き、ページをめくる手がとまらない。その全貌が徐々に明かされていく様はある種ミステリのような面白さがありたまらない。
これら3つのストーリーが複雑に絡み合い、交差していく。物語終盤、三人の少女は出会う。彼女らが共闘するシーンはわくわくするし、ちょっと微笑ましい。
「人は誰の奴隷でもない。他者に虐げられても屈することない心、災厄に襲われても挫けることのない心、不正があれば糺すことを恐れず、けだものに媚びず、私は慶の民にそんな不羈の民になってほしい。」
このように表明した陽子の国が今後どうなっていくのか、見てみたいと思う。
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マジでこれ。十二国記の一節。『生きるということは嬉しいこと半分、辛いこと半分なのですよ。人が幸せであるのは、その人が恵まれているからではなく、ただその人の心のありようが幸せだからなのです。苦痛を忘れる努力、幸せになろうとする努力、それだけが真に人を幸せにするのですよ』
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慶国の女王として即位したばかりの陽子。
そして芳国の王の娘だった慶国の女王として即位したばかりの陽子。
そして芳国の王の娘だった祥瓊、陽子と同じく蓬莱から流されて才国で梨耀に使えていた鈴。
3人の視点が切り替わりながら、少しずつ交わっていきます。
祥瓊と鈴の境遇に同情しながら読み進めていると、実は一方的な被害者というだけではないということがわかってきて、2人の、そして自分の視野がいかに狭かったか気付かされてハッとした。
今までの自分の惰性を指摘されてすぐに受けいられないのもすごくわかる。
政務から離れて街での生活を始めた陽子と、慶国に渡った鈴が出会う場面で終わるけど、今後祥瓊も含めた3人がどういう関係になるのか下巻が楽しみです。
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楽俊と清秀の言葉が、ザクザクと刺さりまくった。
清秀があんな事になってしまったのは本当に悲しいし辛い。
祥瓊とか梨耀とか珠晶とか、良くも悪くもスゴイ女が出てきてハラハラする。
度胸が据わりすぎてる陽子がめちゃくちゃカッコいい。
面白かった。
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風の万里黎明の空、再読。
もう、陽子さん、異界に流されてサバイバルしまくってたのに、王になってからも政治に揉まれていてしんどいことこの上ない。
王という重責について真摯に考えてて偉すぎだよ……というのとやっぱ尚隆に会っておいて正解だったな〜尚隆を見て民意を知る術を学んだんだろうな……尚隆は陽子の真面目さの爪の垢を煎じて飲んだほうがいいくらいだが。
陽子が蓬莱で他人の顔色を窺って生きてきたって言ってるけどこの癖から脱却するのはすごく難しいよね……と思う。
でも陽子はこれを「愚」とし、同じことを繰り返さないために、自分の視野を広げて前に進むために決断したんだね。かっこよ。推せる。
あの堅物の景麒が陽子の市井に降りて暮らすという決断について、最初は苦言を呈していたけど、陽子が今持っている気持ちを一所懸命話すことで最後は「はい」と言ってくれたの、対話じゃん、好き、となる。伝わって嬉しいね。良かったね。
やっぱ変わって行ける人って強いよな。
変わるために、飛び込んでいける人はもっと強い。
祥瓊に対する珠晶の態度大好き。
というか珠晶の高飛車ド正論パンチ大好き。
そういえば芳の麒麟のこと今後触れられることはあるのか……?
「それがそのお涙で一杯の水樽みたいな頭にも理解できたら、靴を拾ってきてはかせてちょうだい」下僕(麒麟)に対する暴言すぎて好きすぎ。
月の影影の海限界サバイバル時代の陽子様を祥瓊と鈴に会わせてドン引きさせましょう!
十二国記読んで「市井の民の生活を知らない奴に政治はできなくってよ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」になってる。日本の政治家どもにも思い知ってもらいたいな。
陽子が颯爽と妖魔を倒して命を助けてくれたのカッコイイーーー!!!だけど助けられなかった子どもたちが、民がいたことに陽子が胸を痛めないわけないんだよな……もっと早く駆けつけられていたらって考える人なんよ……。
妖魔に襲われてる時に中陽子に助けられたら好きになっちゃいそう。
慶が真面目堅物コンビなのに対し雁ってちゃらんぽらんだらしなコンビだな(悪口)(雁のこと好きだよ)。
陽子が遠甫に世界のことを習っている所陽子って賢〜になる。
祥瓊が外のことを何も知らないで王が虐殺していることを諌めることもしなかったけど、宮中のことなら事情に明るいから王に取り入ろうとするのって……なんか、もし祥瓊の心根が変わらないまま宮中に実行入り込んだとしても上手く行くはずないんだよね……。
楽俊が歩く効果音ほてほてとかほたほたなのいつも可愛すぎ。
祥瓊の印象、怖いギャル。出会い方が違かったら祥瓊と鈴とか相性最悪かも。
楽俊は本当にお人好しなんだからな〜巻き込まれ体質だし。でもこういう人でありたいよな、と思う。十二国記のキャラクターはみんな魅力的だけど、楽俊は尊敬できる人だよ。
「この世界にもやはり被差別者がいる」って陽子が地の文で言葉にしてくれているの、可視化!ってなって嬉しい。
「責任を果たさずに手に入るものなんからねえんだよ。あったとしたら、それは何か間違ってる。間違ったことを盾に取っても、誰も認めちゃくれねえんだ」
楽俊の名言。祥瓊に初めて言葉にして突きつけてくれてありがとう。
芳を旅しながら自国の荒れ具合を思い、芳もそうなってしまうんだろうかとやっと思った祥瓊。やっぱり言葉にして教えてくれる人がいるのといないのでは違うな。祥瓊にとっても楽俊は大切な存在になるだろうよ。
何も知らないままでいて責任を放棄するという罪を犯してきた、でも今気付きを得て変わろうとする祥瓊に「これから知ればいい」「ぜんぜん問題じゃねえ」「焦ることはねえよ」と言ってくれる楽俊、あまりにも光……。
自分の境遇を誰かに哀れんで欲しかった鈴と、最期に自分が死んで鈴が泣くことを「可哀想」と思った清秀……。
やっぱり最後の方面白くて一気に読んじゃったな。下巻で3人が出会うのが楽しみです!
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『月の影 影の海』で王になった陽子、その続編の物語となります。
王になったからと言って、全てが思い通りになるわけではなく、
むしろ異邦人であることをいいことに、イイように転がされています。
本人もそれが分かっているだけに、なおのこと苦しくて、、
というか、景麒ももうちょっとどうにかねぇ、、とも言いたくなりますが。
なお、陽子の他にも二名ほど主人公がいて、全部で三人。
一人は、陽子より100年ほど前に流されてきた海客・鈴、
一人は、先の芳国の公主であった・祥瓊、
実年齢的に「少女」と言っていいのかどうかはわかりませんが、
それぞれの苦悩と向き合い、一皮むけるまでの物語となっています。
終盤に展開されるカタルシスは、相変わらずにが心地よく、一気に。
今のところ、シリーズ中では一番好きな物語です。
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楽俊と清秀みたいな自分の痛いとこを突いてくれる人が身近にいてくれたらなーと思った。あんまり陽子の話は出てこなかったけど、今回も面白かった。2人の種類の違う世間知らずの女の子の話。鈴はこれからの人生まだやり直しがきくし、ねじ曲がってないと思ったけど祥瓊は一筋縄ではいかなさそう。
Posted by ブクログ
面白いが、序章という感じ。でも、相変わらず楽俊が人格者で、自分の生き方を振り返ることができる。自分は悪くないの一点張りである祥瓊への言葉はすごくよかった。彼女の勝手気ままな言動でもやもやしていた自分を激しく首肯させてくれる言葉たちにすっきりした。
ラストはちょっとショックだったので、続きが早く読みたい。
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陽子が登場して喜んだのも束の間、国王として、信頼を得られない状態。
芳国では国王が殺され、その娘、祥瓊は恭国の王宮の下僕となる。
鈴は蓬萊から流され才国に辿り着いたが、彼女も下僕となる。
3人共、試練が与えられ、これを如何に乗り越えられるかを期待する感じで終わった。その為、終始、暗い感じだった。
唯一の救いは楽俊の登場。自己中過ぎるの祥瓊も見放す事はせず、本当にいい奴。
彼が後半のキーポイントになると期待する。
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王として無力な陽子、公主として全てを失った祥瓊、蓬莱から流され仙の下女となった鈴。それぞれに苦難を背負っている。
苦境の中、諦めず懸命に生きる人々と過ごし、不幸に浸って気持ちよくなっていた自分を反省する。
自分がやるべきことは何か?
自らの意思で動き出す。
戦いを経て、真の王として帰還した陽子。
「慶の民に誰かにひれ伏すのではなく、己という領土を収める唯一無二の君主になってほしい、他人の前で毅然と首を上げてほしい」
その証として 「礼伏を廃止」する。
国のあり方から変えていく、陽子の初勅。
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鈴のことも祥瓊のことも自分のこと言われてるのかと思ってグッサグサ刺さる――(-ω-;)―→グサッ!!!
読書を通して言語化されると気付けることもある、いい体験だ…。
それで上巻!上巻はここで終わるんだな!?
つ、つらい!はやく下巻読みたい!!
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オーディオブックで。遥か昔に読んだことはあったが、初勅に悩んでいたことくらいしか覚えていなかったのでとても新鮮だった。抜群に面白い。
世界観の設定も凄いし、何より少女達の弱さ甘さを悪とする、その容赦の無さが凄すぎる。
これを今日にいたるまで、少女達が読み続けているのだと思うと、これまた凄いことだなと思った。
そして陽子が同性の読者から支持される理由も本当によく理解できる。
格好良い。
これから社会にでる少女達だけでなく、社会の荒波にのまれ溺れ息も絶え絶えの大人の自分もまた、心を鷲掴みにされた。
もう一度この作品に触れる機会が得られたことに感謝したい
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シリーズ第4弾です。
audibleにて。
第1弾で慶国の王になった陽子と蓬莱から流れ着いた鈴、芳国の王の娘で公主の地位を失った祥けい、3人の少女のお話。
上下巻なので感想は下巻で。
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3作目に続き手に取った1冊。
とにかく続きが気になる、という言葉に尽きる。
様々な国や登場人物がいるのにも関わらず、ストーリーが際立っているが故に迷子にならない。
今作は1作目ぶりの陽子が出てくる回である。景王となった陽子であればなんでも出来るはずであるが、自身ができないことを素直に自覚し、学びに出る姿は現代人にとっても参考になるな、と感じた。
上巻ということで、下巻に期待する気持ちも込めてこの評価。
Posted by ブクログ
十二国記シリーズ5作目の上巻。
陽子が王に即位してからのお話。
陽子も含め、まったく立場も現在地も異なる
陽子と同世代の女の子、それぞれの視点で書かれてます。
上下巻に分かれてる場合の上巻は
どうしてもクライマックスへのお話なので
ちょっと物足りなくなりガチですが、
私はこのまったく接点のない3人がどうなるのか?
の行く末が気になりすぎてあっという間に読み終わりました。
下巻のどこでこの3人が出会うのか、楽しみです。
Posted by ブクログ
上巻は理不尽と閉塞感がしんどくイラつきもする。
下巻それぞれが「私はこうする」と立ち上がってからの熱量に惹き込まれた。
異なる立場の女性達が皆強く、矜持を持って生きている。
民の視点と、迷いながら王になる陽子が良かった。
Posted by ブクログ
鈴と祥瓊の被害者意識の強さには正直かなり辟易した。
「自分ばかり不幸だ」と思い込み、周囲の痛みを見ようとしない姿には、読んでいて何度も苛立たされる。それでも、この物語が凄いのは、そんな未熟さから決して逃げないところだと思う。
特に印象的だったのは、彼女たちが“世界の広さ”を知っていく過程。自分の境遇だけを見ていた少女たちが、他人の苦しみや現実に触れながら少しずつ変わっていく姿には、不思議と目が離せなかった。だからこそ、序盤の鬱屈した感情が後半に効いてくる。
そして陽子。王になれば終わりではなく、むしろそこからが本当の苦悩の始まりだという展開が重厚で面白い。理想だけでは国は救えないという現実と向き合いながら、それでも前へ進もうとする姿に強く惹かれた。
読んでいてしんどい場面も多いのに、気づけば夢中になっている。人の未熟さを真正面から描きながら、その先にある成長まで描き切る、十二国記らしい力強さを感じる一冊だった。
Posted by ブクログ
蓬莱から流れ着いて梨耀にこき使われる鈴、両親が殺されて里家で虐げられる公主の祥瓊、女王になったが不甲斐ないと悩む陽子三人のお話だった。
三者三様苦しみや葛藤を持ちながら旅をするうちに、自分の恵まれた環境や舐めた考え方に気付いていく様子は個人的に共感させられるところがあった。
最近個人的に仕事などがあまり頑張れておらず甘えた態度をとっていたので、清秀や楽俊の言葉にははっとさせられた。
Posted by ブクログ
なかなかに忘れているもので。
ただ、かつて読んだ時も、この辺りから名前と顔が一致しなくなった気がする…笑
子ども(の見た目の人)を辛い目に遭わせないで!
早く下巻を読まないと。
Posted by ブクログ
「空想ってのは、ぜんぜん労力いらねえもん。いま目の前の問題をどうしようとか、やらなきゃいけないことをやる、なんてのに比べたら、ぜんぜん楽。けど、その間考えないといけないことも、やらないといけないことも棚の上に置いてるだけだろ?なーんにも変わらないし、空しいに決まってるじゃん」