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Posted by ブクログ
久しぶりに陽子が楽俊が出てきた!
自分が何も知らないことを自覚し、悩みながらも自分で考えて行動する陽子はかっこいい。
民の中に入り、そこで生活をする。
そして、相手が誰であっても、知らないことを素直に聞けるというのはすごいこと。
なかなかできないことだ。
最初の頃の陽子を知っているから、ほんと成長したなと思う。
きっと慶はいい国になる!
そう信じたい。
楽俊は相変わらず楽俊だ。
自分が不利になるような場面でも、相手がどんな人物でも、許し助ける。
祥瓊は楽俊に出会えて幸せだ。
公主である自分がなんでこんな生活をしなくちゃいけないの?何も知らなかったのよ!
と、自分の立場を全く理解していなかった祥瓊。
それが、楽俊と出会い、行動を共にすることによって学び、少しずつ変わることができている。
これからどうなるだろう。
景王陽子を勝手に目の敵にしていたけど、実際に陽子と会った時、どんな反応をするんだろうか。
今行動を共にしている楽俊が、景王の友人だと知ったらどう思うんだろうか。
海客である鈴。
ずっと自分を悲劇の主人公のように思い、自分を自分で貶める少女。
どうして誰もわかってくれないの?私って誰よりも可哀想なのよ!
こういう人はめんどくさい。
正直、一番関わりたくないタイプかもしれない。
そんな鈴でも、清秀と出会い少しずつ変わってきた。
もう少し長く、清秀と共にいられたら良かったのに。。
人は、出会う人によって変わるんだなぁ。
どんな人でも変わることができる。
みんなそれぞれの立場でがんばっている。
下巻を読むのが楽しみだ。
Posted by ブクログ
個人的な十二国記読み返しキャンペーン・新刊発売おめでとうスペシャルを敢行中です。景王赤子の登極後、物語はそれぞれ異なる立場の三人の視点で代わる代わる展開されます。
社会に暮らしていれば、仕組みや物事の進みように何も思わないではいられない。ましてや辛い環境に陥ればなおさら。そして同時に、その中にある自分の立場において、どうしてこんなに辛い目に遭わなければならないのかと自己憐憫に浸ったり他責したりすることも当たり前。
物語の人物の話を客観的に見ていれば「こんなに愚かな考えをするだなんて」と安全圏から呆れていられるけれど、果たして我が身に立ち返ってみればどうなのだろうか。十二国記はいつも私に、じゃあ自分はどうか?自分の生きるこの世界はどうか?という問いをふと投げかけてくる、そんな存在です。
Posted by ブクログ
実は過去に一巻しか読んでおらず、十二国記がどんな内容なのか、よくわかっていなかった。
で、陽子の話の続きが知りたくて、四巻目を読んだわけだが…。一巻はやはり序章に過ぎないのだなということがよくわかった。
3人の女性視点で描かれるのだが、陽子自身を含め、慶王を巡って3者の思惑が交錯する。当事者である陽子は、その地位に見合うだけの能力が不足していることに悩み、ある女性は海客である慶王をある意味頼り、心の拠り所とする。そしてある女性は自分の地位を剥奪され、慶王を憎むようになる。
それぞれの立場が交錯していくストーリー面白い。陽子は第一巻で成長したように見えるけれど、やはり女子高校生上がりで(それでも肝が座りすぎだが)、本当だったら導いてくれる誰かが必要なところ…。役割が人を育てるとはいうが、いくらなんでもの大任。
そしてそんな悩みなどは梅雨知らず、鈴と祥瓊は割と勝手なことを言う。鈴、祥瓊のどちらも人間的な弱さや身勝手さを抱えていて、たぶん若い頃読んでいたら我慢ならなかったと思うが、歳をとってからだと、自分の身に起こったことで誰よりも不幸だと思い、他者を身勝手に羨むことってあるよね…と共感をしながら読んでいった。異国のことではあるのだが、窮地に立たされた時に人がどう考えて動くのかに興味があるので、そう言った点からもやっぱり面白い作品だと思う。
また、こうした弱き人々だけではなく、至極真っ当な説教をしてくれる人々の言葉も印象に残った。
陽子が王としてどう成長し、2人がどんなストーリーを経て陽子と対面するのか、非常に気になる。
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