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Posted by ブクログ
十二国記のエピソード7。今作は短編集となっています。『華胥』以外は今までのエピソードの続編となっていて、登場人物たちのその後にとてもワクワクしました。『華胥』は才国が舞台で、理想の国を目指し奮闘していたはずなのに、才麟が病に伏してしまう。王の何がいけなかったのか?というミステリー仕立てになっていて、共になぜなのか考えながら読みました。この結末も、現代の政治に通ずるものがあり、そうだよなぁと深く納得した内容でした。
個人的には『乗月』がとても好みで、月渓と青辛のやり取りから、罪を犯すことの苦しさを感じました。
読めば読むほど十二国記の世界に沼ります。
残りのエピソードが少ないことに怯えながら(終わりが近づいてしまう!)次作に進みます!
Posted by ブクログ
ここまで読んできた印象だと、苦難の渦中にある国が多い。
柳国が傾いているという話は本編でも、前回の短編集「丕緒の鳥」でも出てきたけれどいまだに全貌が見えなくて、柳王の人物像だったり、周辺国がどう動くのか気になる。
個人的には悪逆非道だとばかり思っていた芳王が実は完全な悪人ではなかったこと、そんな王を討ち取らなければなからなかった月渓の苦悩、祥瓊を生かした理由が知れてよかった。
早く芳国に新王が登極して、月渓の苦悩が報われますように。
国を治める立場の人が、それぞれ国を良くするために奔走する様子が書かれた短編集。
民衆や官吏視点の「丕緒の鳥」もよかったけど、こちらも十二国記の世界を深く知られて大満足。
Posted by ブクログ
良すぎた なんだこれ
何の小説でもそうなんだけど、できるだけ登場人物の「先」を見てたいから分厚ければ分厚いほど嬉しい人間なんだ、私は。
だからこそ、今までの話のサブキャラのその後を描いてくれる作品があるなんて本当にありがたくて福利厚生行き届いてる〜と思ってしまった
特に「乗月」「華胥の夢」が好き
本編での月渓って綺麗事マンに見えてあんまり好きじゃなかったんだ。乗月読み初めても最後の方までずっと責任を負わない言い訳ばかりで「こいつ…」と思ってた。でも最後、前を向いた祥瓊を知って自身も向き合おうとするのはとても良かった がんばれ月渓
華胥の夢は、ファンタジーとは思えぬ生々しさで…
代替案が出せないなら意見すべきではないみたいな風潮は違うかなと思うが、権力者憎しで政をさして勉強せず反対のことをすればよくなると信じてるのもまた違うよなあと、これは現実の政治を見てても思う。
もちろん十二国記はいろんな国のいろんな時代のいろんな王朝の話があるので、見方は一つではなく、それがまた良いと思ってる。
シリーズを読んでどう取るかは自由だけど、国民の課題図書にしたらいいのでは?とすら。
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